子供の教育・成長・食事・遊び

お友達と仲良く遊べない。ケンカの中で育つものと親がとるべき対応とは

子どもがお友達と仲良く遊んでると思ったら、いつの間にかケンカに!

そんな時焦ってついつい「ケンカはやめなさーい!」と止めたくなりますよね。

でもちょっと待って。“ケンカ=悪いこと”と思いがちですが、ケンカするって本当に悪いことなのでしょうか?

というのも、かつての私も息子がお友達とケンカをし始めたらすぐに止める対応をしていました。

周りのママ友の目を気にするあまり、今思えばほんの些細なことでも「ケンカはダメ」と子どもに押し付けていたような気がします。

その結果失敗したり、ママ友と気まずくなってしまったことも・・。

子どもが小学生になった今だから思う、子ども同士のケンカの中で育つものと親がとるべき対応についてまとめてみました。

ケンカの中で育つもの

子どもがお友達とケンカを始めると止めさせようと割って入るママもいるのではないでしょうか。

それは「子どもに傷ついてほしくない」気持ちだったり、「みんなと仲良く遊んでほしい」と子どもの幸せを願うゆえの行動ですよね。

でも実はケンカから学べることってたくさんあるんです。

ケンカの中で育つものを4つご紹介します!

自己主張は成長の証し!気持ちを伝える大切さ

幼児期のケンカの理由といえば、おもちゃを貸してもらえなかった、取った取られた、仲間に入れてもらえなかった、など様々ですが、そこからケンカに発展するには相手に自己主張できるかどうかがポイントになります。

おもちゃを取られたからといってしゅんとして黙ってその場を去ってしまえば、相手には伝わらずケンカにはなりません。

ケンカになるということは“自分の気持ちをきちんと相手に伝えることができる”ということなのです。

おもちゃを取られたら「返して!」、順番飛ばしをされたら「順番だよ!」と相手に自分の意思を言葉で伝えること。

その能力は幼児期だけでなくこれから先ずっと生きていく中でとても大切なことになります。

大きくなってから急に身につけたいと思っても難しく、小さな頃から子どもたちはケンカを通して相手に自分の気持ちを伝える術を学んでいるのです。

相手の気持ちを考える力

2〜3歳の子どもは自分中心でまだ自分以外の人の立場になって物事を見ることができません。

自分だけじゃなく相手にも気持ちがあることを理解しはじめるのは、4〜5歳くらいからと言われています。

「おもちゃを取られて相手はどんな気持ちだったかなぁ?」「仲間に入れてもらえなくてお友達は嬉しかったと思う?悲しかったと思う?」

子どもに問いかけることで相手の気持ちを想像して考えさせ、そこで初めて相手にも気持ちがあるんだと知ることができます。

最初は「わからない」などと言うかもしれませんが、その都度問いかけて経験を重ねていくことで徐々に相手の気持ちを理解していくようになりますよ。

仲直りの成功体験が自信につながる

ケンカをすると悲しい気持ちや気まずい気持ちを身を持って感じるようになりますよね。

大事なのは気まずい思いをしたその後、「ごめんね」とお友達に謝って仲直りすること。

ケンカをしてしまってもちゃんと仲直りできたという成功体験は、“失敗してもやり直せるんだ”と自分への自信や肯定にもつながります。

自分の力で成功した体験はこの先の人間関係や勉強、スポーツ、どんな時にも前向きにチャレンジしていく力を与えてくれるはず。

また次から「前はおもちゃを貸さなくてケンカになっちゃったから、今度は順番こに使おう」とどうすればケンカにならずに済むかを自分で考えて行動できるようにもなります。

自分の気持ちをコントロール出来るようになる

3歳くらいまでの子どもは自分の欲求に素直で、「このおもちゃで遊びたい」「すべり台でずっとすべっていたい」など自分優先な行動をするのでケンカが起こります。

それが4、5、6歳と成長するにつれて少しずつ自分の気持ちをコントロール出来るようになり、6歳頃になるとただ自分の思いを主張するだけではなくみんなで話し合って自分たちで物事を解決する姿も見られるように。

自分の思いをぶつけ合ってケンカしていたのが
「やっぱりお友達と楽しく遊びたい。どうしたらいいんだろう?」
と考え始め、お友達と仲良く遊ぶために自分の気持ちに折り合いをつけられるようになります。

お友達とケンカに!親がとるべき対応とは?

目の前でケンカが始まると見ているほうはハラハラするし、仲良く遊んでほしい!と思ってすぐに止めたくもなりますがちょっと待って。

すぐに仲裁に入ることで逆に子どもにとってマイナスになることも。

ママは慌てずどんと構えて見守ることも大切です。

すぐに介入はNG。ある程度まで見守ろう

ケンカが始まってもすぐには止めないで見守るようにしましょう。

ケンカは子ども同士の意見のぶつけ合いです。

もし大人がすぐに止めに入ってしまえば子どもたちはぶつけ合う場所を失い、言いたいことが言えず飲み込むようになってしまいます。

それではいつまで経っても自分たちだけで解決する能力は育ちません

ハラハラする気持ちもわかりますが、ここはいっそ子どもたちに任せてママはどんと構えましょう。

ただし大人がすぐに介入したほうがいいケースもあります。

それはどちらかかお互いに手を出した場合

手が出だした時点でケガをする恐れがあるので、その場合は大人が仲裁に入って対応するようにしましょう。

気持ちを聞いて共感する

ケンカの仲裁に入ったらなぜケンカをしてしまったのか、どう感じたか子どもに気持ちを聞くようにしましょう。

「ブランコの順番を代わってもらえなくて嫌だったね」「それは悲しかったね」と子どもに共感して寄り添うように話を聞くことが大切です。

子どもは自分の気持ちを受け止めてもらえた、と感じることで落ち着き冷静になります。

ここで注意したいのが子どもの話を聞くときはママと二人きりで聞くこと

子どもの気持ちを聞いているうちに「それはあなたが悪いんじゃないの?」なんてつい言ってしまう場面もあるかもしれません。

その時にお友達の前で子どもを叱ってしまうと、子どものプライドが傷つく上にお友達から「○○くんは悪い子なんだ」と思われてレッテルを貼られてしまうことも。

そうならないためにも出来るだけ子どもの話を聞くときは、ママと二人きりになってから聞くようにしましょう。

「どうすれば良かった?」とママは解決策を探すお手伝い

子どもがお友達とケンカして「ケンカをやめなさい!」と大人が一方的に止めさせたとしても、一時的にケンカが収まっただけで根本的なところは何も解決していません。

重要なのはケンカをしてしまったけれど、じゃあケンカしないためにはどうすれば良かったかな?を考えさせることです。

「おもちゃをムリヤリ取るのじゃなくて、貸してってちゃんと言えばよかった」「待ってるお友達がいたら、次に貸してあげれば良かった」

自分の頭で考えて答えを出すようにすると、次またケンカが起きそうなときに「あっこの前、これでケンカになっちゃったんだった・・」と思い出しやすくなります。

とはいえ子どもはすぐに忘れる生き物、何度も同じことを繰り返して何度もケンカをすることがあります。

ママは焦らずじっくり見守って、子どもの成長を促していきたいですね。

可能ならママ友とどこまで見守るか決めておこう

子どものケンカに対して、「すぐに止めに入る派」か「子どもに任せて様子を見る派」でママ友のタイプが分かれてしまうと、実際にケンカが起こった時にママ同士モヤモヤする原因になります。

これは私の経験談なのですが、息子が幼稚園児だった頃まさしくそのことでママ友とぎくしゃくしてしまったことがありました。

いつもの公園で子ども同士がケンカを始めて、私はすぐに「ケンカはやめて仲良く遊ぼう」と止めに入ったのですが、ママ友はいつも見ているだけ。

何ですぐに止めないのかな?と正直少しモヤモヤしていました。

ある日同じようにケンカをしだした子どもたちを止めに入ると、ママ友に「少し子どもたちに任せてみない?」と声をかけられました。

そこで仲裁するのをやめて様子を見守っていると、子どもたちは最初こそ口ゲンカをしていましたが最終的に自分たちだけで仲直りしてまた遊び始めたんです!

これにはビックリしました。

ママ友は子どもたちを信じて見守ろうと言ってたんだな、とその時初めて理解したんです

そのママ友のおかげで子どもたちはケンカから学ぶこともあるんだ、と教えてもらいました。

それからはぎくしゃくすることもなく、今でもそのママ友とは良いお付き合いが続いています。

ママ友とわりと何でも話せる間柄なら、「子どものケンカ、どこまで見守る?」と一度話してみるのがおススメです。

ママ同士である程度ケンカのボーダーラインが出来ていれば、子ども同士がケンカしてしまっても気まずい思いをしなくて済みます。

これが初対面や立ち話程度のあまり親しくないママさんの場合は、相手が自分と同じ考えかどうかは分からないので、ちょっと早めに介入するのがベター

子どもに任せることも大切ですが、幼児期の交友関係はママあってのお付き合いであることも多いので、臨機応変に対応していきたいですね。

園でのケンカは先生にお任せしよう

保育園や幼稚園に通うようになるとお友達との関わりが増えてくる反面、トラブルも増えるようになります。

家に帰ってから「今日○○ちゃんにいじわるされたの」「△△くんとケンカしちゃった」などと子どもの口からポロっと話してくれることもありますよね。

お友達とケンカしたなんて聞くと大丈夫なのかな・・・と心配になりますが、家では子どもの話をじっくり聞いてあげて園でのことは先生にお任せしましょう。

子どもが話してくれることを否定せず「それは嫌だったね」と共感してあげることで、子どもは安心して嫌だったことも自分の中で吸収できるようになります。

もし何日も同じ悩みが続くような時は、先生に「相談」という形で「こんなことがあったみたいなのですが、園での様子はどうでしょうか?」と聞いてみるといいですね。

幼児期の子どもはまだまだ物事を自分中心で捉えがち。

子どもが話す内容は認識不足がゆえに事実と違うこともあるので、まずは先生に相談して確認してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?
大人はケンカすることは良くないと思いがちですが、子どもたちは実はケンカによって多くのことを学んでいます。

子どもたちがより大きく成長していけるように、私達大人は暖かい目で見守って対応していきたいですね。

【関連記事】
子供の前で夫婦喧嘩…経験から分かったデメリット5つ

3歳と1歳児の兄弟喧嘩…私なりの対処法

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします