おでかけ・旅行

【元総合病院に勤めていたママが伝える】 旅行先で子供が体調不良になった時の対処法と必需品

旅行先での、急な体調不良。焦りますね。時にそれが子供であれば、なおさらです。
 
我が家の娘は、現在7歳ですが、娘が、初めての海水浴に出かけた3歳の時に、旅行先で眼科にお世話になったことがありました

夕方、海水浴からホテルに戻ると、片目のまぶたが腫れていて、だんだん腫れが酷くなってきました。しかし、機嫌もよく、元気も良い。

その日はお盆休み中。ホテルの方に近隣の医療機関を教えていただいたり調べたりしましたが、当日は受診することはできませんでした。

主人と2人、どうしたものかと様子を見て、結局翌日受診できる眼科を探し、ホテル近くの眼科のクリニックを受診しました。

診断は、「海水浴で雑菌が入り、炎症を起こしたのでしょう。」とのこと。

お盆休み明け初日の眼科のクリニックは大混雑でしたが、薬を処方してもらい、安心しました。

慣れない地域で医療機関もわからず、そんなときに限って体調不良。そんな時、どうしたら良いのでしょうか?

*なお、これからご紹介するのは、あくまでも元気なお子さん向けです。持病がある場合は、必ず主治医に相談ください。

休日や夜間に受診するかどうか、悩んだ時には?

医療機関が開いている時間帯であれば、心配であれば受診することができます。

しかし、子供はよく休日や夜間に体調を崩します

今診察に行くべきなのか悩んだ時、どのように対処したら良いのか悩んだ時、相談できるところがあると、安心ですね。それが、こども医療電話相談です。

こども医療電話相談   #8000
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

この電話は、所在地の相談窓口につながり、小児科医や看護師から、適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けることができます。

なお、一部都道府県では深夜は受け付けていないところもありますので、ご注意ください。

医療機関を探すには?

では、医療機関を受診しようと決めた時には、どのように探せばよいのでしょうか?

1 医療機能情報提供制度(医療情報ネット)で探す

知らない地域で医療機関を探すのは、一苦労です。そんなとき、助けてくれるのが、医療機能情報提供制度(医療情報ネット)です。電話で相談したり、各都道府県のサイトで検索したりすることができます。

医療機能情報提供制度(医療情報ネット)   #7119
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teikyouseido/index.html
*一部対象外の診療科あり

2 各医師会のホームページから探す

全ての医療機関ではありませんが、多くのところが地域の医師会に加盟しています

医師会では、その地域の病院やクリニックなどの情報をまとめて情報提供している場合も多く、一括して調べることができます。

3 (休日夜間の場合)休日当番医・休日夜間診療所を探す

各地により名称はざまざまですが、休日当番医・休日夜間診療所といって各医師会で運営する診療所や医療機関が、休日夜間の診察を行っている場合があります。

インターネットで検索する場合は、「(所在地) 休日当番医」と検索すれば、検索できます。

住民でなくても受診を受け付けているところもあります。

ただし、あくまでも急を要する場合です。また、薬の処方などは短期間の対応になり、精密な検査などは対応できない場合があります。

受診時の注意点

では、救急車を利用するような重篤ではないけれども、受診をしたい場合、どのようなことに気をつけて受診すれば良いのでしょう?

1 症状を説明する時は簡潔に

食事・水分がとれているか、熱・鼻水・咳の症状、ぐったりしていないか、眠れているか、いつから調子が悪いのか、いつから旅行に来ているのか、その他聞きたいことなどを簡潔にメモにしていくと、効率的に落ち着いて話ができます

2 必ず、電話をしてから行きましょう

電話の際には、その医療機関への受診歴や氏名・生年月日・症状・その医療機関までの所要時間などを尋ねられることがあります。

私が総合病院に勤務して救急外来の担当をした時に、一番驚いたことは、多くの患者さんが予め電話をしてから受診されていることでした。でも、それはとても理に適っていることでした。

皆さんが、旅行などで出かける時期は、お正月やゴールデンウィーク、夏休みといった長期休暇の場合が多いでしょう。

そんな時、医療機関でもお休みのところがあります。

医院やクリニックは、お正月やお盆に休診のところが多く、更に医師が学会などの所用で臨時休診ということも見受けられます。

特に気をつけていただきたいのは、お盆休みです。実際、総合病院に勤務していた際に、小児科の医師の指示で調査したところ、地域のほとんどの小児科の医院・クリニックが、8月14日・15日と休診だったということがありました。お盆は、カレンダーでは平日でも、休診の可能性が高いと考えたほうがいいでしょう。

それでは、大きな病院はどうなのでしょうか。いわゆる総合病院は、平日であれば診療をおこなっているでしょう。でも、診察受付時間が午前中のみという医療機関も多くあります。

また、休日や夜間に対応している救急外来もありますが、これはいつでも誰でも受診できるという意味とは少し違います。

確かに、救急車を受け入れるような救急病院は、救急外来自体は開いているかもしれません。

しかし、平日のように多くの医師がいるわけではないので、自分が受診を希望する診療科に対応していない場合もあります。

さらに、救急車などで重篤な患者さんが先に来院していたら、どうなると思いますか?

医師から「診察までに長時間お待たせするかもしれない。」という指示がでることもあります。体調が悪い中、長時間診察を待つことは、とても辛いことです。

受診する側が一番避けたいのは、対応できない医療機関に行ってしまう、ということです。

それに、わかっていれば長時間待つところではなく、他の医療機関を探すこともできるでしょう。

ですから、電話をしてから受診するということは、自分たちが効率的に受診をするための必要な手段だと考えてください。

なお、インフルエンザなどの感染が疑われる場合、待合室が別に設けられている場合がありますので、どこに行ったら良いか予め電話の際に指示を受けてください。

3 現金を持参しましょう

旅行には、現金は持参すると思いますが、受診には現金を持参してください

まず、日頃はこども医療費の助成により、医療機関窓口での支払いがない場合でも、地域外や指定医療機関以外の場合は、支払いが発生します

医療機関によっては、クレジットカードの利用ができない場合もあります。

また、休日夜間の救急外来では、会計の計算ができずに後日精算となる場合もあります。

会計の人が不在なので、金額が確定できないということです。

そういった場合「預り金」が必要になることがあります

病院指定の金額を一旦支払い、後日精算に出向きます。その時に、足りなければ支払い、多ければ返金されます。

「預り金」は、現金が必要となりますので、覚えておいてください。病院によって金額が異なりますが、1万円あれば安心でしょう。

旅行前のひと工夫

それでは、旅行前に準備できることって、どんなことがあるでしょう。

1 旅行の準備段階で簡単に調べておきましょう

我が家は、娘の眼科の件以外にも、母とお墓参りに行った時に母が縁石に躓いて転倒し、総合病院の外科の診察を受けたり、私自身も旅行先で歩きすぎて膝の痛みが激しくなり、整形外科を受診したりしたことがあります。

また、内科の持病のある親族と旅行に行くこともあります。

娘の眼科の件があってから、我が家は旅行前に簡単にその地域の総合病院と小児科のクリニックを調べておくようにしています。

事が起こってから慌てるより、あそこにあったなと思い出せるほうが、落ち着いて対応できます。

こうするようになってから、なぜか一度も旅行先で医療機関にお世話になったことはありませんが、お守り代わりと考えています。

このお守りは、日々の生活でもするようにしていて、ショッピングセンターなどにある医療機関は、割と土日祝日診療の医療機関が多く、それを通りがかりに見つけた時は覚えておくようにしています。

かかりつけの医療機関が休みの時に受診の必要がある場合など、役立ちます。

2 旅行の持ち物は?

保険証・子供医療費受給者証

これは、あたりまえのことですが、受診には必要です。遠出する場合には、家族全員の保険証を必ず持ちましょう

また、お持ちの子供医療費の指定医療機関の場合、こちらも必要です。指定外の医療機関の場合は、受診の際に立替え払いとなります。

*もし、保険証を忘れてしまった場合どうなるの?(こども医療費の助成対象となる場合)
もし、保険証を忘れてしまった場合、全額(10割)の支払いとなります。

同一月内であれば、後日返金対応してもらえる医療機関もありますが、その場合再度出向いて手続きが必要になります。

遠出している場合は、再度出向くのは難しいでしょう。

全額支払った場合は、まず加入する健康保険組合、国民健康保険の場合はその担当に問い合わせましょう。

そちらで手続きをしてから、こども医療費の立て替え払いの精算手続きになります。

請求期限が限られている場合もありますので、早めに手続きすることをおすすめします。

母子手帳・お薬手帳

お子さんが乳児や幼児の場合は、必須です。

病歴や予防注射の様子など、確認されることが多いです。

私は、たまたま持参しておらず、何度も焦ったことがあり、それからはアプリを活用して管理しています。荷物にならず、とても便利です。活用してください。

体温計

旅行に行くのにできるだけ荷物は減らしたいところですが、使い慣れた体温計があると、気になる時に確認ができます。

普段服薬しているものや、使用しているものは、忘れずに持ちましょう。

直近の身長・体重(メモしていく)

子供は、体格により薬の量が変わることもあるため、身長・体重を聞かれることが多いです。元気な時に準備しておくことをおすすめします。

マスク

特に感染症の多い時期は、医療機関からマスク着用を指示される場合もあります。

現地で購入となれば、ばたばたしますし、感染防止のためにも必要です。あらかじめ親子の分を持っておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

これから、暖かくなり、旅行シーズンとなりますね。家族全員が元気で旅行できることに越したことはありませんが、いざというときに落ち着いて対応できるように、参考にして下さい。

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