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【チャイルドコーチングを学んだママが発信】子どものやる気スイッチを押す声かけ〜怒らなくても子どもが自分で行動するようになりました!〜

怒っては後悔・・・を繰り返していませんか?

突然ですが、これを読んでいるパパ・ママの皆さん。今日何回子どもを怒りましたか?

ふと思い返すと、
「あぁ、また今日も怒っちゃった」
「そう言えば私、朝からずっとイライラしてる」

そんな気がして、落ち込んでしまう日もありますよね。

本当はもっと笑顔で子どもと接したいのに、もっと優しいママでいたいのに、それが出来ないと情けなくって、明日は笑顔でいよう!と思うのですが、やっぱりガミガミ怒ってしまう・・・。
私も娘が3歳になるまでは、毎日イライラ、ガミガミ!思い通りにいかない日々に、ついにノイローゼになってしまいました。

しかし、チャイルドコーチングを学び、今は以前に比べると怒ることが減りました。

娘に対してイライラも減り、二人でいる時間をとても楽しく過ごせるようになったのです。

今回は、「チャイルドコーチング」や心理学、そして私の経験から学んだ、子どもを怒らずにやる気にさせる声かけ方法を、ママたちが困りがちなシーン別でお伝えしたいと思います。

毎日必死に頑張っているパパやママが少しでも気持ちが楽になってくれたら嬉しいです。

イライラしても落ち込まないで!気づいた自分に〇をつけよう!

さぁ、さっそく子どものやる気スイッチを押そう!と、言いたいところですが、その前にお伝えしたいことがあります。

それは、「怒っちゃってもいいんだよ」ということです。

もちろん、怒らずに過ごせたら素晴らしいかもしれません。でも、私たちは人間。完璧には死ぬまでなれないのです。

だから、「あ!また怒鳴っちゃった。私、ダメな母親だ」なんて思わないでください。

怒っちゃったと、反省しているだけですごいことです。

明日はもっと優しくいようと思っただけでも、素敵な母親です。

仮にまた怒ってしまったって、昨日よりは回数が減ったり、丁寧に注意できたら、それは大きな成長です!

まずは頑張ったママ自身に声かけを!

子どもも親も、最初から完璧を目指さなくていいんです。

うまくいかなくても、決して自分を責めないでくださいね。

まずは、ママが自分を認めて、許せるようになってください。

他人に対して厳しくなっているときは、自分に対しても厳しい目を向けているときです。

自分に完璧を求めるあまり、「私はこんなに頑張っているんだから、あなたも頑張りなさい!」と、相手にも完璧を求めてしまうのです。

イライラしてしまったときは、ママが自分に厳しくなってしまっている時。そんな自分に気が付いたら、ぜひご自身に声をかけてあげてください。

「頑張りすぎじゃない?大丈夫?」
「毎日よくやってる。きっと疲れてるんだね。ちょっと休もうか」

あなたが、頑張りすぎている友人に声をかけてあげるように、自分に声をかけてください。

このように、ママ自身が自分を大切にすることができて、初めて子どもや家族に前向きな声がけができるようになるのです。

この記事を読んでいる時点で、あなたはもう十分頑張っています。変わろうと努力している証拠です。そんな自分に花丸をつけてくださいね!

では、ここからは、どんな場面で、どんな声がけをするといいのか、具体的にお伝えしていきます。

全部できなくてもいいので、やれそうなところから参考にしてみてくださいね。

シーン1 子どもが遊びをやめない

小さいお子さんは、まだ時間の概念もよくわかっていませんし、夕方近くになっても夢中で遊んでいますよね。

そんな時に「もう帰るよー」と言うと、大泣きされて、結局予定より遅く帰宅する羽目になる!なんてことは、どこのご家庭でもよくあることです。

ママとしては、夕飯の準備や家事がどんどん遅れてしまうので、つい怒って無理やり連れて帰るということもあるのではないでしょうか。

また、もう少し大きくなると、ゲームや友達との遊びをなかなか切り上げないということも出てきますね。

「いつまで遊んでるの!早くやめなさい!」
「5時までの約束でしょ!やめないならゲーム捨てるよ!」

ついついそんな命令口調で伝えてしまっていませんか?

元保育士直伝!時間がわからない年齢にはタイマー作戦!

時計が読めない年齢の子どもに「〇時までにやめようね」と伝えてもうまくいきません。

そんなときは、元保育士の方に教えて頂いた、スマホを使ったタイマー作戦です!

まず、遊びを切り上げる10~15分前に子どもに声をかけます。

スマホのタイマー画面を見せて
「もうすぐご飯の時間だから、帰る時間なんだ。ママのスマホがピピピって鳴るまでは遊んでていいから、鳴ったら止めにきてくれるかな?」
と伝えてみてください。

子どもが了承したら、子ども自身にタイマーのボタンを押してもらいスタートしましょう。

ポイントは、命令しないことと、子どもがスイッチを押すことです。

ママが勝手に決めて、「はい!スマホが鳴ったから終わりだよ!」では、子どもは納得できずに、きっと怒れてしまいます。

子どもと相談して、二人で決めた約束という形をとると、子どもは受け入れやすくなります。

また、自分でタイマーのボタンを押すことで、子どもには「役割」ができます。

ママにタイマーを任せられているという気持ちは子どもの自信に繋がります。

ボタンを押しに来てくれたら、「忘れずに止めてくれてありがとう!ママ助かったよ!」とママの気持ちを沢山伝えてあげてください。

子どもの達成感も満たされて、きっと素直に遊ぶのをやめるようになると思います。

我が家では、この方法がとても有効でした。

娘は帰宅する際もほとんど駄々をこねたことがありません。

いつもすんなり帰れたので、他のママにも勧めてみたところ、兄弟そろってタイマーを押しに来て、すぐに帰れるようになったそうですよ!

ゲームはルールを話し合って決めよう

よく、「ゲームは〇時間やったらおしまい」「〇時までに切り上げる」というルールは作りますが、その後の「ルールを破った場合のペナルティ」は決めていないことがあります。

また、なぜこのルールが必要なのかということを子どもが理解していないこともあるかもしれません。

親が勝手に「〇時まで」と決めたり、そのルールを破った時、勢いで「守れないなら捨てるよ!」と言ってしまうのは、子どもからしたら、親が勝手に作ったペナルティを押し付けてきたことになってしまい、反発してしまいます。

まず、子どもと話し合って、お互いが納得するルールを作ることから始めましょう。

ルールをつくる理由は、ママの気持ちを伝えて

なぜ長時間ゲームをするといけないのかも、きちんと子どもに説明しましょう。

その際も、「時間を決めないと、どうせずっとやってるでしょ?」と決めつけないよう気をつけてください。

子どもは自分が信用されていない気がして、ルールを守る気持ちすらなくなってしまいます。
「長時間ゲームをすると、目に悪くてママが心配だから」
「夕飯を一緒に食べるために、〇時までに終わると嬉しいな」

このように、ママの気持ちが伝わるように説明してみてくださいね。

「もしルールを守れなかったら」も決めておく

先ほどもつお伝えしたとおり、「ルールを破ったから捨てるよ!」という、突然のペナルティの登場は子どもにとっては想定外です。反発したくなるのもわかりますよね。
なので、ルールを作ったら、一緒に考えておきましょう。

「もし守れなかったら、〇日間はママが預かるね」
「何度も声かけたけど、やめなかったよね?そういう時は、〇日間はお休みだったね」

もちろん最初は嫌がるかもしれませんが、そこで「しょうがないなぁ」とルールを変えては、「渋ればルールは変えられる!」と子どもは学んでしまうかもしれません。

一度決めたルールは親子で守りましょう。
子どもも自分が参加して決めたルールなら、納得できるはずです。

もし改定する場合も、きちんと話合ってくださいね。
(※1)

シーン2 子どもが全然片づけない!

子どもは遊ぶことには集中しますが、お片付けとなると、なかなか進まないものですね。

そんな時「早く片づけない!いつも散らかすんだから!」と怒ってしまうこともあります。

でも、大人でも片付けや掃除が苦手な人がいるように、子どもにとっても片付けって意外と難しいのかもしれません。
どんな言葉をかけると、楽しく片付けができるでしょうか?

幼児向けにはコレ!色集めゲーム

子どものおもちゃ、特にブロックや積み木類はとってもカラフル!それを利用して、小さなお子さんでも片づけられるようにゲームにしてみましょう。

「〇〇ちゃんは黄色を集めて箱に入れてね!ママは緑を集めるよ!どっちが早くできるかな?」
といった声がけをしてみてください。

色だけじゃなく、ごちゃごちゃになった部屋の中から「ぬいぐるみを探せ!」「次は車だ~!」とアイテムを見つけっこするのもいいですね。

大人は「片づける」という行為を、「種類を分けて」「集めて」「箱にいれて」「箱をもとの場所に戻す」のように分解し、効率よく組み立てることができますが、子どもには「片づける」という行為をなかなか具体的にイメージできません。

なので、「種類を分ける」や「同じジャンルを集める」のように、行動を小さく分解した状態で子どもに提案すると、小さな子どもでも行動しやすくなりますよ。

最初のうちは、ママが一緒に手伝って、お手本を見せてあげてくださいね。

完成図に近づけろ!そっくりお片付け

完成図、つまり、きれいに整頓された状態を写真に撮っておいて「この写真とそっくりにできるかな?」と声をかけてみましょう!

これなら、片づけた状態が一目でわかるから、ママたちは「これをここに入れて!」のように口出しする必要がありませんね。

写真を壁に貼っておくと、今自分がどれくらい散らかしているのかも子ども自身で気づくことができます。

写真を撮る前に子どもと一緒に、どのおもちゃをどこにしまうのかを確認しながらきれいにしていくと、子どもも写真を見たとき、完成図に近づける方法を思い出しやすくなりますよ。
(※2)

「いつも片づけない」って本当?

「いつも片づけないで!」「毎日散らかして!」と、大人はつい言ってしまいますが、本当に「いつも」「毎日」片付けができていないのでしょうか?

家ではなかなか進まないけど、幼稚園や保育園ではできていたり、小さな子たちの前では率先して片づけたり、一週間の内2日くらいは自分で片づけていたりしていませんか?

しかし、そういうところを大人は見落としがちで、ついついできていないことを過大に伝えてしまうのです。

ぜひ、片付けができた日、できなくても昨日よりは頑張った日があれば、たくさん伝えてあげてください。

「今日は昨日より早くできてる!」
「頑張ってやっていたね!お母さん嬉しいよ!」

こんな声がけをしてみてください。

できているところに目を向けると、子どもは「自分は片づけができるんだ」という自信をもちます。

できないことばかりを伝えてしまうと、「自分は片づけができない人間だ」という気持ちになるかもしれません。

どちらの子が進んで片づけるようになるかは、わかりますよね?

片付けだけでなく、勉強や普段の習慣も、できていることに目を向けてみると、子どもはどんどん自信を持って行動していきますよ!

シーン3 兄弟ゲンカばっかり

我が家は一人っ子なのですが、兄弟のいるご家庭だと
「毎日おもちゃの取り合いだよ!」
「殴り合いもするからハラハラする」

というお話もよく聞きます。

下の子が「お兄ちゃんが叩いた~」とママを味方につけようとし、それを見た上の子が「お前が先にこれを壊したんだ!」と叩いた理由を言いにくること、ありませんか?

「仲良く遊べないならおもちゃ捨てるからね!」「お兄ちゃんが貸せばいいでしょ!」と毎回怒ってしまうママも多いはずです。

どちらが原因かよくわからないこともあるし、ママも困りますよね。

ケンカの目的は「ママからの注目」!

ママがいないときは仲良く遊ぶのに、ママがその場にいるとすぐにケンカが始まるご家庭も多いようです。

これはつまり、「ケンカをするとママが注目してくれる」という認識が子どもの中にあるということです。

もし下の子がこの認識を持っていたら、わざと上の子を怒らせて、それをママに言いつけると自分に注目してもらえると考えているのかもしれません。

上の子でしたら、下の子をかわいがるより、いじめた方がママは注意しにくる。

つまり、自分を見に来てくれると思っているのかもしれません。

これはわざとそうしているわけではなく、本人たちも無意識にやっていることが多いのです。

ケンカはスルーが一番

上記のような認識がある場合、一番いい方法は、「何も言わないこと・注目しないこと」です。

「ちょっとうるさいから、ママはあっちに行くね」とその場を離れたりしてみましょう。

ケンカをしても注目されない!ということに本人たちが気付くと、だんだん回数が減ってくるようです。

もし、どちらかが言いつけにきても、「そっか、痛かったね」「それは悲しいねぇ」と共感はしても、どちらかの味方にならないことがポイントです。

言いつけても味方にはなってくれないということを、ママが態度で示してあげてくださいね。

手を出した方が悪い!って決めつけないで

叩いたり、蹴ったり、大事にしているものをわざと壊したり、子どもは感情のままに手を出してしまうことがあります。

でも、ひょっとすると本人なりに処理しきれない感情が、そうさせてしまっているのかもしれません。

そんなときは、まず、暴力をふるうことはいけないことだと毅然な態度で伝えてください。

「叩いたりするのはよくないよ。」と、冷静に伝えましょう。

「あなたが手を出すって、よっぽどのことあったんだよね。何があったの?」
と、子どもを信頼しているということを伝え、感情を共有するのもいいですね。

もちろんその際も、手を出された側には「痛かったね」と声をかけるのを忘れないでください。

最初から「手を出した方が悪い!」という決めつけをせず、両者の話を聞いてあげるのがいいでしょう。

ケンカしないためにどうする?を子どもに考えさせる

兄弟ゲンカのたびに、親がどちらが悪いかをジャッジしていると、今度は悪いと判断された子が、汚名を返上するためにケンカを吹っ掛け、ケンカが繰り替えされてしまいます。
これを止めるためにも、親はどちらが悪いかは判断しない方がベターです。

代わりに、こんな言葉がけをしてみましょう。

「昨日も同じようにケンカしたよね?どうしたら仲良く遊べそう?」

このように、遊び方やルールを子ども同士で決めさせるのです。

例えば、下の子が上の子のおもちゃを勝手に使うことが原因なら、

「遊んでもいい?って聞いたら許せそう?」

という提案をするのもいいですね。

この時も、「お姉ちゃんが我慢しなさい」「あなたのじゃないんだからしょうがない」というようなルールを押し付けないように気をつけましょう。

子ども同士が納得すればOKです。

また、このルールの話し合いすらめんどうくさい!と子どもが思うようになると、自然に「また話し合うの嫌だから貸すか」という具合にケンカが減る場合もあります。

そういう場面を見かけたら、「いつも貸してくれているね。仲良くしていてママ嬉しいな」という気持ちを伝えてあげてくださいね。
(※3)

声かけの基本は「できていることを伝える」

今回は、よくご家庭で怒ってしまいがちな3つのシーンでお伝えしましたが、きっと他にもたくさん叱ってしまう場面はありますよね。

最初にお伝えしたとおり、もし叱ってしまっても、落ち込まないでくださいね。

怒ってしまったときは、その倍、いえ、何倍でもいいので、子どものできていることについて声をかけてあげてください

子どもは生まれてから成長し続けています。

歩けるようになり、話せるようになり、去年はできなかったことがすんなりできるようになっていたりします。

大人はそんな成長をはじめは喜べるのですが、だんだん「できて当たり前」と感じるようになり、褒めたり喜んだりできなくなってしまいます。

ぜひ、当たり前にできていることを見つけて、伝えてあげてください。

子どもはママが見てくれていることが嬉しいのです。

大人でも、普段何気なくやっていることを「いつもありがとう」と声をかけてもらえたら嬉しいし、続けようと思いますよね。子どもも大人も同じなのです。

ぜひ、お子さんのできているところを探して、たくさん伝えてくださいね!

  【​ 参考​文献】  (※1)(※2)(※3)原田綾子​ 『​子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!アドラー式「言葉かけ」練習帳​』日本能率協会マネジメントセンター​ 、​ 2015年​  

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