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実践してよかった!3歳男子に「自分でお着替え」を教える方法とコツ。発達が遅く不器用な息子がトレーニング1週間で習得した方法をお伝えします

ママは子どもの「お着替え」に苦労していませんか?
3歳くらいの子どもは、お着替えタイムがおにごっこになってしまうこともますよね…

子どもが自分でお着替えができるようになると、ママは少し楽になりますよ。
こちらでは、不器用な息子が1週間でお着替えを習得した方法をご紹介いたします。

「自分でお着替え」の下準備をしよう!

子どもが「自分でお着替え」がスムーズにできるよう、下準備をしておきましょう。
お着替えを練習するにあたり大事なポイントは、服選びにあります。

大きめの服がおすすめ

全体的に大きめの服で練習するようにしましょう。
身体にフィットするサイズの服だと、子どもが自分で着るのが難しく、気持ちを挫いてしまう可能性があります。

ワンサイズ上の服で練習すると、成功率は上がるでしょう。
この先でトップスやボトムスなど、それぞれのアイテムのポイントもご紹介します。

ボタンがない服から

ボタンの練習は子どもがめげてしまいやすいので、上手に着れるようになってから挑戦するのがおすすめです。
Tシャツやズボンなどシンプルな服装から始めると成功しやすいですよ。

筆者の子どもが通う幼稚園では、ボタンは4歳が目安となっています。
子どもが自分で着替えができるようになってきたら、大き目のボタンから挑戦するとよいでしょう。

伸びる生地のインナー

下着は全体的に伸びる生地のものがおすすめです。
子どもが自分で着ようと試行錯誤するようになった時、腕の自由度が高い伸びる生地だとストレスを溜めにくいですよ。

西松屋などでも、伸びる生地で薄手の肌着が低価格で販売されています。
数枚セットになっている肌着を買っておくと便利ではないでしょうか。

首周りの広いトップス

トップスは首周りが広く、頭が通りやすいものがおすすめです。
首周りが狭いと、子どもは視界が遮られる時間が長いので、ストレスをため挑戦する意欲を削いでしまう可能性があります。

十分なサイズのものや、首周りの生地が柔らかいものを選びましょう。

足首の周りが広いボトムス

足首の周りが絞られていないボトムスを選びましょう。
おしり部分が膨らみ、足首が狭いタイプのズボンは幼児らしく人気のデザインですが、お着替えを教える時には向いていません。

ズボンを履く時に力が必要なのはもちろん、脱ぐ時も大変ですよね。
自分でお着替えをすることに慣れるまでは、ストレートタイプのズボンがよいでしょう。

お気に入りの柄の靴下

靴下は子どもがお気に入りの柄にしたり、自分で選ばせ購入したりすると、子どもがやる気を持ってくれますよ。
一見簡単そうに見える靴下ですが、滑り止め部分が足の甲にきてしまうこともあり、何度もやり直しが必要になるかもしれません。

好きなキャラクターや乗り物のデザインであれば、ママも子どもにやる気を出させる声かけがしやすいのではないでしょうか。

「自分でお着替え」の教え方

こちらでは私が実践して効果的だったお着替えの教え方をご紹介します。
ぜひ、手順やポイントを見て、「自分でお着替え」の参考にしてみて下さい。

まずは着やすいように置く

子どもに服の着方を教えるための最初の手順とポイントをご紹介します

1.子どもを座らせるかしゃがませる
2.子どもの前に服を着やすいように広げて置く

トップスやインナーなら頭や腕を、ボトムスなら足を通しやすいように、子どもの前に服を広げて置きます。
子どもは服の形がわかることで、スムーズに着やすくなりますよ。

また、床に広げて置くことで、裏表を間違えにくくなるでしょう。

ママやパパも一緒にやる

目の前にお手本があると、子どもは服の着方を学びやすいですよね。
絵本や動画なども効果がありますが、ママやパパと一緒に挑戦することで遊びのように楽しくおこなえます。

ママやパパも子どもと同じように、目の前に服を広げて置いてみましょう。

最初の第一歩は、一緒にいる時間の少ないパパに挑戦してもらうとスムーズな場合がありますよ。
子どもにとって、新鮮味が感じられるのではないでしょうか。

トップスの教え方

さっそく広げて置いたトップスやインナーに挑戦してみましょう。

まず頭を通します。次に片手ずつ袖に通してみましょう。

ここで初めて服の着方を教える時に、1番大切なポイントがあります。
一緒に挑戦しているママやパパは、子どもの頭や腕が服から出る度に、オーバーにびっくりして下さい。

ママやパパの頭が出た時も、びっくりしたり喜んだりするとよりよいでしょう。
このように、最初にママやパパがリアクションすることで、子どもは驚きから楽しさ、そして達成感へと、心が大きく動きます。

この気持ちの変化をもう1度味わいたくなり、意欲的にお着替えを学んでくれますよ。

ボトムスの教え方

3歳だと立ってボトムスを履くのは難しいので、慣れるまでは座ったまま足を通しましょう。

1.座った状態でズボンに片足を入れ、足を通す
2.反対の足も通したら、立ち上がる
3.ズボンを上に引っ張り上げる

足がズボンから出る度に、ママやパパは「足が出たー!」「足がこんにちはしたね!」などと楽しい声かけをしてあげて下さい。
お着替えを教えるポイントは「○○が出た!」という面白さと達成感でしょう。

靴下の教え方

子どものお気に入りの柄の靴下を用意したら、滑り止め部分を下にして、揃えて床に置きましょう。

1.座ったまま片足ずつ履く
2.引っ張って整える

靴下は履いている間に回転してしまいやすく、何回もやり直す可能性があります。
お気に入りの柄の靴下なら、ママやパパも子どもがやる気をなくさないよう、声かけがしやすいですよね。

上級編:アウター

ジャケットやコートなどは、まだ不器用な子どもにはなかなか難しいようです。
私と息子が挑戦した中で、1番確率が高かった方法をご紹介します。

1.ジャケットのボタンやチャックを外し床に広げて置く
2.右手を向かって左側の袖口に通し手を出す
3.アウターを正面に持ってきて反対の手を袖口に通す
(アウターが上下逆で手前にくる状態)
4.そのままアウターを被るようにして頭を出す

片手を通した後、後ろから反対の手を通すことができないので、このような手段を取りました。
手順2では、最初のうちはママやパパの補助が必要になるかもしれません。

手足が短く身体の動かし方も未熟なので、アウターを自分で着るのは大変そうですが、この方法を覚えてから楽しそうに着ています。

「自分で脱ぐ」の教え方

ボトムスを脱ぐのはポイントさえ押さえれば簡単ですが、問題はトップスです。
子どもがやる気をなくしてしまわないよう、最初の「楽しい!」という体験が大切ですよ。

トップスの脱ぎ方

トップスやインナーを脱ぐにはコツが必要です。
最初は子どもが達成感を得やすいよう、補助してあげましょう。

1.袖を持ち、引っ張る
2.片手を抜き下から出す
3.反対の手も同じように下から出す
4.最後に頭から脱ぐ

服がぴったりサイズだと、この方法では難しいです。
伸びる生地のインナーや大きめのトップスで挑戦しましょう。

着る時と同じように、腕が下から出たり頭から脱げたりした時に、子どもが達成感を得られるような声かけをしてあげて下さい。
座っていると難しい子どもは、立ってバランスを取りながら挑戦することもあるので、転ばないよう支えてあげるとよいでしょう。

ボトムスの脱ぎ方

ズボンはトップスなどに比べて簡単です。
着脱の機会が多いので、1番最初にできるようになることが多いのではないでしょうか。

1.ウエスト部分を下げて座る
2.ウエスト部分を爪先側に押して、片足ずつ脱ぐ

バランスが取れる子どもは立ったままでも可能ですが、最初は座って脱ぐようにすると安全ですよね。
自分で脱げるようになると、トイレもスムーズになるでしょう。

「自分でお着替え」のポイント

ここまで「自分でお着替え」の手順を提案してきましたが、こちらではママやパパに役立つ教え方のポイントをご紹介します。
子どもの笑顔が増え、ママやパパが楽しく指導できるようなコツを見ていきましょう。

やり直しすぎない

3歳では着替えができるようになっても、きれいに着ることは難しいでしょう。
しかし、何回もやり直しをさせていると、子どもが挫けてしまうかもしれません。

子どもが集中力を保てそうならやり直しをしても大丈夫ですが、イライラし始めたら中止した方が無難です。
その際は、難しいことに挑戦したという過程を褒めてあげると、子どもは満足感がありますよね。

また、子どもが自分で着た結果、裏表になってしまったり着崩れていたりしても、許容範囲であればそのままにしてあげると、子どもは「1人で達成した!」という気持ちになるのではないでしょうか。

ママやパパの演技力が重要

3歳の子どもに着替えを教えるためには、子どもの集中力ややる気が重要です。
そのやる気や集中力は、教えるママやパパの演技力にかかっています。

子どもがTシャツから手や頭を出せた時に、ママやパパがびっくりしたり喜んだりというアクションをすることで、子どもは遊びのように楽しくチャレンジすることができます。
そのようにしてやる気を出した子どもが「じぶんでやる!」と言いだしたら、その後は急速に上達していくでしょう。

楽しみと達成感が大切

お着替えだけではなく、子どもの成長全般に言えることですが、楽しんで練習し上達して得られる達成感は、子どもの集中力や達成意欲、ねばり強い心などを育てます。

幼児期は自立心が旺盛になっていく時期ですが、それと同時にママやパパへの依頼心もある時期です。
子どもが何かにチャレンジする時は、その都度子どもの気持ちを察して、心に寄り添った対応をしていきたいですよね。

ママやパパへの依存と自立を繰り返しながら成長する3歳という年齢の教育は、「自分でお着替え」に関しても子どもの健全な成長の材料と考えると、よりよいのではないでしょうか。(※1)

【参考URL】
(※1)保育所保育指針解説 序章、2019.02.26

まとめ

家事や育児に追われていると「まだこれができないの?」とぐったりしてしまうこともありますが、幼児期は人の一生の中でもっとも成長する時期です。
ついこの前まで、1語2語出てママをびっくりさせていたんですよね。

改めて思い返すと、わが子が自分で服を着る練習をしているということだけで感動的な成長だと感じます。

毎日続く育児だからこそ「子どもの成長」というママやパパにとって最大のご褒美を享受しきれていないこともあるでしょう。
子どものお着替えも含め、さまざまな成長を見逃さず感じ取るためには、心の余裕を保って過ごすことも大切なのではないでしょうか。

小さな悪魔と形容されるほど大変な時期ですが、かけがえない時期だということを胸に日々過ごせたらよいですよね。

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