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効果てきめん!2歳男の子のしつけの方法〜心理士の育児アドバイスや書籍の方法を試し1年間悩んだママの体験談〜

ママは2歳の男の子のしつけの方法に迷っていませんか?
子どもの大事な成長期ですが、何でも嫌がったり癇癪を起こしたりして、どのように教えればよいのかわからず悩んでしまいますよね。

ママがわが子への向き合い方やしつけ方法を明確に決めると、育児が少し楽になりますよ。

こちらでは、心理士の育児アドバイスや数々の育児書の方法などを試してきた私が、効果的だった方法をご紹介します。

2歳男の子のしつけの難しさとは?

子どもの大事な成長期ですが、何でも嫌がったり癇癪を起こしたりして、どのように教えればよいのかわからず悩んでしまいますよね。

ママがこの時期のわが子への向き合い方を決め、頭の混乱が解消されると、育児が少し楽になりますよ。

まずは、2歳の男の子のしつけはどうして大変なのかを見てみましょう。

どう対処してよいのかわからない

2歳になって急速に発達する「自我」に、対応を迷ってしまうママもたくさんいるでしょう。
子どもの健全な発達であるとほとんどのママは知っていますが、どのような対応やしつけをすればよいのか難しいですよね。

例えば、夕食の材料を買いに出なければならないのに、子どもがお着替えをイヤイヤする時はどうでしょうか。
ママは買い物に行かなければ夕ご飯を作れなくなってしまうのに、どのように言い聞かせても激しく嫌がられると、対応の仕方に困ってしまいますよね。

2歳は日々の生活に対する規律や概念がままならないことや我慢が難しいことに加え、男の子は興味があることへの執着や衝動を抑えきれず、中断されるのが苦手という傾向があります。

何をしても効果が感じられない

優しく諭しても厳しく伝えても、すぐにはしつけの効果が表れないのが「イヤイヤ期」の特徴です。
子どもの状態に対して対策をしても思うような結果が得られないと、ママがしているしつけが正しいのか判断がつかないため、迷ってしまいやすいのですよね。

私は自分が一定期間継続しておこなうことに対して、変化や結果が得られないということが、2歳の育児の難しさにつながっていると感じます。
ママの今までの人生でも、何をやっても状態が変わらないという経験は少なかったのではないでしょうか。

しつけ方法の混乱が迷いとなり、自信を持って育児ができなくなってしまうのかもしれませんね。

想像できないことをしでかす

2歳になって身体を動かすことが上手になると、子どもは衝動で動くようになってきます。
とくに冒険心が旺盛な男の子は、異性であるママの想像を超えるいたずらや危険行為をすることもあるでしょう。

男の子がママの予測を超える行動をするのは、その性質によるところが大きいようです。(※1)
ママとは性別が違うことによる傾向と言えますね。

最近ママは「もう!」「あ~あ」「何でこんなことをするの!」と言うことが多いのではないでしょうか。
私は息子が2歳の頃、口癖になっていた時期があります…(汗)

【参考文献】
(※1)原坂一郎『男の子のしつけに悩んだら読む本』株式会社すばる舎 2010/11/25

そもそも「しつけ」とは何か

2歳のしつけについて考えるにあたり、しつけとは何かについて明確にしておきましょう。
情報を明確にしておくと混乱によるイライラが緩和し、ママの感情のコントロールにも役立ちますよ。

子どもの社会勉強

しつけと一言にいっても目的はさまざまですが、共通しているのは社会性を身につけるため、規律や思いやりの心を育てることでしょう。
「優しい子になってほしい」「大きい声で挨拶ができるようになってほしい」など、各家庭でのアイデンティティがありますが、それらは幼稚園や保育園、小学校などの小さな社会を見据えたママやパパの願いですよね。

しつけを始めることは、コミュニケーションなどの社会性を教え始めるということです。
つまり、しつけとは、ママやパパの経験や知識から、子どもが円滑に小さな社会で学べるよう「教えること」です。

2歳のしつけにおいては、社会レベル1の子どもに、社会レベル80のママやパパが、規律や思いやりなどを教えます。
レベル80の人がレベル1の人に物事を教えるのは、もどかしさからイライラすることがあって当然ですよね。

2歳がレベル1だということを、いつも心の片隅に置いて育児ができたらよいのではないでしょうか。

叱ることだけではない

しつけと聞いた時に、真っ先に「叱ること」を考えたママは要注意かもしれません。
子どもの行動の内容にもよりますが、叱ることがベストである場面は多くはないのです。

私がこのように考える理由は、私自身が責任感から強く叱る親であり、息子に負担をかけるママだったからです。

息子が2歳前半の頃は、毎日のように顔を突き合わせて叱り、言うことを聞けなければさらに強く叱っていましたが、結果としてよいことは何もありませんでした。

今振り返ると、まるで新入社員に語彙力や正論を振りかざす、高圧的な上司のようだったと思います。

子どもを育てる上で叱ることは必要不可欠ですが、しつけのほんの一部だと捉えておくと、将来ママが後悔することは少ないでしょう。(※1)

【参考文献】
(※1)岸見一郎『叱らない子育て: アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!』学研パブリッシング 2015/2/10

実体験:2歳男の子のしつけ方法

こちらでは、心理士のアドバイスや数々の育児書を読んだ中で、私が実践し効果的だと感じた「しつけの方法」をご紹介します。
2歳の男の子の育児の仕方を迷っているママの参考にしていただければと思います。

子どもの自我と戦わない

子どもの反抗という自己主張や自我と、戦わないと決意すると育児は楽になります。
しかし、やりたい放題でよいということではありません。

2歳くらいになると「自分でやりたい!」「思う通りにやりたい!」という自我意識が成長していきます。
この過程で「言う通りにしたくない!」という意識が芽生え、ママは困ってしまうということが起こりますよね。

特に男の子は、その性質から危険なことや、落ち着いた子のママに顔をしかめられてしまうかもしれないことをする傾向があるでしょう。
子どものために言っているのに報われないママは、つい本気モードになってしまいますよね。

しかし、このようにママがヒートアップすると、自身も子どもも辛い時期を長引かせてしまうことになります。
まずは、子どもが自我を持ったという健全な成長と、安心して反抗できるママとの信頼関係に安心しましょう

そして、子どもがママに止められたことによって癇癪を起こしたら、落ち着くまで泣かせます

外出先だとこの時間が本当に辛いのですが「子どものためになることをしよう」と考え見守ります。

そして、ママの声が耳に入るタイミングを見計らって、だめだった理由を説明し「次はきっとできるよ!」と励ましてあげましょう。

2歳の1番大変な時期に、ママがこのような方法を取るのは大変なことです。
しかし、ママがその場で声を荒げても、けっきょく同じくらい大変なのですよね。
(私がそうでした…汗)

自我が出てきたことをありがたい成長と意識し、向き合うとよいのではないでしょうか。

言葉を教える

子どもの語彙が広がると、いきなり落ち着くことがあります。
言葉の成長が平均より早い子どもであっても、さらに促すことを試す価値はあるのではないでしょうか。

私の息子は、イヤイヤや癇癪が1番強い時期に「言葉の特訓」を始めました。
特訓と言っても特殊なことをしたわけではなく、心理士のアドバイスの通りに、子どもの行動や感情を実況していただけです。

「かたいゆかで ころんだから ひざがいたかったね」
「ぱぱにしかられたから かなしくて なみだがでるね」

このように行動を実況することを2カ月続けると、いきなり語彙が広がり、別人のようになりました。

そして、言葉は便利だと実感した息子は、癇癪がほとんどなくなりました。
嫌な体験をした時の感情をママに伝えられることで、ストレスが減ったのだと思います。

自我の発達が著しい時期なので自己主張はありますが、「絶対ママの言うことは聞かない!」というような嫌がり方はしなくなりました。

息子の2歳の時期を思い返すと、しつけようと監視しダメだしするより、はやい段階で言葉の発達を促すことや、日常的に会話を増やした方が効果的だったと思います。
親子の会話って、愛情表現や信頼関係のためだけではなく「ママから教わる」ということに慣れることでもありますよね。

子どもの言葉の発達は、母子関係や子どもの心にとって、とても温かい効果があるのですよ。(※1)

【参考URL】
(※1)(近藤万里子/佐々木沙和子/星山麻木)、子どもの言語の発達と母親の関わり.前言語的コミュニケーションを中心とした事例研究、(帝京短期大学こども教育学科/明星大学院教育学部研究科後期課程/明星大学教育学部)、2019.03.01

無理にほめなくてもよい

ほめると自己肯定感が伸び、健全で自信のある子どもになると考えるお母さんは多いのではないでしょうか。
しかし、子どものよいところを探し、無理にほめて伸ばそうとする必要はないのです。

厳しいしつけをしていた私は、人の2倍ほめなければいけないと考え、子どもが正しいことをしたらすかさず「すごいねー!」「えらいよー!」とほめていました。
そんな時、相談している心理士から、「お母さん、いったんほめるということから離れましょう!」と言われました。

過剰にほめて伸ばすという方法は、一歩間違えると「条件付きの愛情」と子どもに伝わってしまう可能性があります。
子どもが正しいと認識して行動するのではなく、ママを笑顔にしたいがために頑張るようになってしまうことがあるそうです。

では、子どもの自己肯定感を伸ばすママの行動とは、どのようなことなのでしょうか。
それは、ママがよく見てくれていることや、気持ちに共感してくれることなのだそうです。

つまり、子どもの言葉や行動にママが反応して、時間を使ってくれているという実感なのですね。

私は言葉の成長を促そうと、子どもの行動や感情を中継し続けたことがあります。
そのように時間を費やしたことで、言葉の発達はもちろん「ママに安心して頼れる!」という信頼関係も強くなったと感じています。

大事なのはママの共感と励まし

2歳はママへの依存や自立心、自身の強烈な自我など、子どもにとっても心が大荒れで大変な時期です。
健全にまっすぐに成長してほしいと願うママには、子どもに共感を示す過ごし方をすることがおすすめです。

2歳の子どもに共感を示す具体的な方法は、子どもの気持ちを言葉にしてあげることです。

「かえるの かなしいね」
「おもちゃ ほしかったね」
「ぴーまん たべたくないね」

特に好き嫌いについては、ママが共感の言葉を口にしにくいところだと思います。
私は「たべたくないね」なんて言ったら、よけいに食べなくなると考えていました。

ところが、子どもに共感することを続けていると、次第に子どもは挑戦する意欲が沸くようです。
「たべたくないね」と共感し、少しずつ頑張ろうと励ますことを続けていたある日、子どもが苦手だった食べ物や、初対面の人への挨拶などをするようになったのです。

まるで、挑戦する意欲を蓄えていたように感じました。

子どもによって苦手意識の強弱などの個人差がありますが、ママが生活の中心である2歳の男の子にとって、共感や励ましの効果は絶大なのでしょう。

ママの「関心」が心を育てる

2歳の男の子のママのほとんどは、子どもは親の「関心」を求めていることを実感していますよね。
しかし、ママが子どもに関心を向け、子どもがそれを実感することの心理的効果ははっきりとは知られていないのではないのではないでしょうか。

子どもの発達や教育について、多くの著書を残した心理学者のアルフレッド・アドラー氏は、人は注目されないと悪さをしてでも注目を集めるようになると言います。
そして、そのようにしても注目を集められないと、あきらめて努力をしない子どもになるのだそうです。(※1)

もちろん、可愛いわが子に無関心なママは、ほとんどいないでしょう。
しかし、子どもの気質や月齢、今までの経験などにより、子どもが欲する関心の大きさは異なります。

私は足に絡み付いて泣く息子を振りほどきながらおこなっていた料理を、パパが帰宅してからするようにしたことがあります。
夜しか調理しないので、ほとんど冷凍や作り置きになってしまいました。

そのようにして、1日中子どもに関心が向けられるようになると、嘘のように息子は落ち着きました
何度言っても止めなかったテーブル登りや、イスをなぎ倒す遊びなどに対して、声かけをするだけで素直に止めることが増えました。

子どもが起きている時間に料理をしないことを数か月続けると、私が台所に立っても身体によじ登ってくるということはほとんどしなくなりました。
ママの関心が向いていることに安心し、信頼関係がアップしたのかもしれません。

【参考文献】
(※1)小倉広『アルフレッド・アドラー人生に革命がおきる100も言葉』ダイヤモンド社 2014/02/28

すでにしつけはできている!

私は息子が2歳の1年間を振り返った時、あんなに頑張ってしつけようとしなくても、子どものためになるしつけはできていただろうと思います。
さまざまな方法をカテゴリー分けしてご紹介しましたが、大切なのは
子どもへ伝わるよう関心を示すことと、言葉の成長を促すこと、そして「伝わるように教えること」の3つで良かったのだと思います。

朝が来るのが憂鬱だと感じるほど、2歳の男の子の育児が辛いママもいるでしょう。
こちらの記事で、ママの心の混乱が少しでも解消され、子どもとの楽しい1日が増えることを願っています。

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