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ゴールデンエイジとは何?子どもの運動神経を伸ばしたい!ゴールデンエイジ時期とアプローチ方法をご紹介

子どもには、外遊びやスポーツを意欲的に楽しめるようになってほしいですよね。
ママやパパが、子どもの幼少期にアプローチできる「運動神経を伸ばす方法」とはどんなことでしょうか?

こちらでは、子どもの運動神経向上のために大切な「ゴールデンエイジ」と運動神経を伸ばす方法についてご紹介します。
子どもが自信を持ってスポーツができるようになるよう参考にして下さい。

ゴールデンエイジとは何?

ゴールデンエイジとは、人生の中でもっとも運動能力が伸びる時期のことを示します。

ゴールデンエイジは、運動能力の発達段階によって、2つの「プレ・ゴールデンエイジ」と「ゴールデンエイジ」の3段階に分けて捉えることが可能です。

それぞれの発達段階で、さまざまな運動を取り入れ、身体の動かし方を学んでいくことが望ましいと言われていますよ。

その中でも、身体を動かす能力として欠かせない神経系の発達は、5歳~8歳でおよそ90%が完成します。

「プレ・ゴールデンエイジ」の時期に作られる土台をしっかりと固め、「ゴールデンエイジ」で開花させるのが望ましいと言えるでしょう。

ゴールデンエイジとはいつ?

「ゴールデンエイジ」とは、スポーツ技術の習得に1番適した時期です。

もっともスポーツに大切な神経系が作られる時期であり、ルールのある競技や専門的な身体の動かし方を身につけやすいですよ。

そして、ゴールデンエイジの準備段階である「プレ・ゴールデンエイジ」は、さまざまな動きを取り入れ、好奇心を満たしながら成長を加速させ、スポーツの土台となる身体づくりをするのが理想である時期です。

それでは、それぞれの発達段階や年齢別に、詳しく見てみましょう。(※1)

【参考URL】
(※1)(城後豊、武田安宏)、プレ・ゴールデンエイジにおける運動能力を促す「KIDラダー」の開発(北海道教育大学学術リポジトリ)、(国立大学法人 北海道教育大学)、2018.02.18

プレ・ゴールデンエイジ3歳~6歳

3歳~6歳は子どもの総合的な能力が飛躍的に成長する時期です。
これほど急速に能力を身につけやすい時期は、この先のゴールデンエイジにはないので、さまざまなことにトライしたい「第1次プレ・ゴールデンエイジ」だと言えます。

プレ・ゴールデンエイジの成長を促すためにはポイントがあります。
まず心得ておきたいポイントは、年齢が幼い子どもほど、右脳(感性)が活発であるということです。(※1)

ママやパパが「これが発達によい」と思う方法を、子どもの意思に反して促すと、この時期の爆発的な成長を妨げてしまう可能性があります。
例えば、砂場で指先を使って遊ぶより、ジャングルジムで手足を鍛えた方が、運動神経の発達によいということはないのです。

第1次プレ・ゴールデンエイジでは、子どもの「やってみたい!」が増えるように、ママやパパがたくさん提案して、子どもに選ばせるのがよいですよ。
筋力はさまざまな遊びの中で自然に発達していきますので、脳の発達が促されるようさまざまな体験を提案し、子どもが興味を持つことを一緒に楽しんであげるのがおすすめです。

子どもならではの感性を活かして加速的に発達するよう、ママやパパは「指導」ではなく「提案」をしましょう。

【参考URL】
(※1)速読、記憶術の応用(SP速読学院)、2019.02.18

プレ・ゴールデンエイジ5歳~8歳

3歳~6歳の第1プレ・次ゴールデンエイジと同じように、運動の総合力が飛躍的に上がる時期ですが、さらに難しい動きにも対応できるようになるでしょう。
この第2次プレ・ゴールデンエイジの時期に、さまざまな運動能力(身体の動かし方)を養うことで、その後のスポーツの能力に差がつくと言われています
(※1)

ゴールデンエイジにおこなうスポーツの基礎練習の時期と捉えるとわかりやすいのではないでしょうか。
また、この時期に運動が苦手でも、問題ありません。

ママやパパに見ていてもらえるという安心感や自己肯定感、できるようになった時の達成感を味わい、ゴールデンエイジ本番に開花する準備をしている期間です。

子どもが楽しんでいることをママやパパが応援してあげると、さらに意欲的に取り組むようになり、将来の糧となるでしょう。

【参考文献】
(※1)ワイズスポーツ&エンターテイメント 山本晃永/川島浩史『どんな子も運動神経が必ずよくなるトレーニング』日東書院本社 2016/4/26

ゴールデンエイジ9歳~12歳

プレ・ゴールデンエイジで、運動が好きになり、遊びに没頭してきた子どもは、身体の土台がしっかりと作られていることはもちろん、スポーツ競技に大切な達成感を知っています。
この達成感という喜びの感情と自信があることで、厳しいスポーツにも向上心を持って挑むことができるようになるでしょう。

子どもが応用力を身につけ、スポーツ競技に夢中になって取り組むようになるまでの道のりには、ママやパパの環境づくりや関わりが大事なのです。(※1)

一流のアスリートには、幼い頃の両親の教育やコミュニケーションに感謝を述べる人が多いですよね。
ママたちもテレビでそのようなインタビューを見たことがあるのではないでしょうか。

第一線で活躍するスポーツ選手は、両親との密接な関わりや関心を持って育てられている傾向があるのでしょう。

【参考文献】
(※1)白井 一幸『わが子を一流選手にするメンタル・コーチング』PHP研究所 2010/5/13

ママやパパができるアプローチ

こちらでは、親子の関わりが大切な「プレ・ゴールデンエイジ」に、ママやパパができるアプローチをご紹介します。
子どもの健やかな成長を支えてあげましょう。

靴はぴったりサイズを履かせよう

子どもは新しい靴を買ってもすぐに履けなくなってしまいますよね。
購入する時にサイズを迷うママも多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、子どもの運動面や健康面を重視するなら、ぴったりサイズの靴を与えるのがおすすめです。

靴のサイズが合わないと、正しい歩き方がしにくくなります。
間違った歩き方で生活すると、外反母趾、内反小趾(※1)といった骨の変形を引き起こし、子どもの運動能力に影響が出るのです。

しかし、ぴったりサイズといっても、誤差ゼロでなければならないということはありません。
私は、サイズ測定をおこなってから販売している、子ども靴の専門店で「子どもの靴の選び方」を聞いてまいりました。

子どもの足のサイズ測定をおこなう店員によると、誤差5mm以内が望ましいとのことでした。
すぐにサイズアウトしてしまいますよね…(汗)

幼児期だけでも数多くの靴が必要になりますが、フリマやセールなども利用して、ぴったりの靴を与えてあげるのがよいのではないでしょうか。

【参考URL】
(※1)外反母趾研究所 みどり整体院、2018.02.19

「体幹」を鍛える遊びを促そう

スポーツが好きなママは「体幹」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
体幹とは四肢と頭部を除いた身体の約半分を占める部分で、運動能力に欠かせないバランスや自由な身体の動きの向上を支えます。(※1)

ほとんどのスポーツ選手は体幹に注目し、トレーニングに取り入れていますよ。
スポーツ競技の身体の動きの幹となり、鍛えると運動能力の底上げとなります。

実は、プレ・ゴールデンエイジの時期も、遊びの中から日々体幹を鍛えているのですよ。
さらに、ママやパパがプレ・ゴールデンエイジの時期に、体幹に注目した遊びを取り入れ一緒に楽しむことで、本格的なゴールデンエイジでの能力を底上げすることができるでしょう。

【参考URL】
(※1)(藤本鎮也/吉田一也/佐藤慎一郎/秋山純和)、体幹と理学療法、(人間総合科学大学 保健医療学部 リハビリテーション学科)、2019.02.19

ママやパパも一緒に楽しもう

子どもが1番成長する瞬間とは、どのような時間でしょうか。
それは、興味がある遊びを楽しみ、好奇心を満たしながら「集中している時」でしょう。

つまり「もっとやりたい!」と全力投球している時です。
この状態をスポーツ競技などにおいては、ゾーンに入ると言います。(※1)

このゾーンに入っている状態を長く保つことで、加速度的に学び、運動能力の向上につながります。

そして、プレ・ゴールデンエイジの時期に集中して遊ぶためには、ママやパパのアプローチが抜群の効果を発揮しますよ。
まず、子どもが挑戦していることの実況をしてあげましょう。

このようにすることで、コミュニケーションを取りながら遊ぶことや言葉の発達が促されます。
さらに、子どもの挑戦が成功した時に一緒に喜んであげると、子どもは大きな「達成感」を覚えます

そうして得た達成感が自信となり、喜びの感情から集中力が上がっていくのです。

【参考文献】
(※1)白井 一幸『わが子を一流選手にするメンタル・コーチング』PHP研究所 2010/5/13

年齢別おすすめの運動

プレ・ゴールデンエイジには、前述したような「体幹」が鍛えられる遊びがおすすめです。

そして、この時期の子どもたちは、ママやパパと一緒に遊ぶことや、見ていてもらえることが大好きですよね。

是非、ママやパパもこの時期の子どもの、いちじるしい発達を楽しみながら日々を過ごして下さい。

また、現代では子どもの運動能力の低下が問題視されています。(※1)
これは核家族化などの時代背景が原因と考えられますが、子どもの外遊びの少なさが直接的な要因であるようです。

子どもの運動神経をよくするには、プレ・ゴールデンエイジの時期に外遊びを増やすことがもっとも効果的だと言えます。

それを踏まえ、ご紹介する遊びを参考になさって下さい。
こちらでは、子どもが集中して楽しめるような、体幹を鍛える遊びをご提案します。

【参考URL】
(※1)「子どもの体力向上のための総合的な方策について」(平成14年9月30日)、(文部科学省)、2019.02.19

1~2歳

1歳を過ぎると、長い時間外遊びができるようになりますよね。
公園でさまざまな遊具に触れ、興味を示す遊びをとことん楽しませてあげましょう。

裸足で砂場

裸足で遊ぶことは、運動神経やバランス感覚の向上に効果的だというのはご存知でしょうか。
そのような効果に着目し、裸足教育を取り入れている保育園や幼稚園もありますよ。

さらに、足の裏ではっきりと地面の感触を感じることで、緊張感を和らげる効果もあります。
人見知りや場所見知りをしてしまう年齢の子どもにも、おすすめの方法ですよ。

探検

1歳~2歳は「歩く」という動作がもっとも成長する時期です。
歩行が上達するとともに、体幹も強く鍛えられ、バランス感覚も掴んでいくでしょう。

子どもが少しずつ歩き出したら、興味の赴くままに探検させてあげるとよいですよ。
ママやパパと一緒に、土や砂、芝生など、多くの種類の地面を歩き、虫や花などの発見を楽しんで下さい。

子どもがまだ歩かない、歩きたがらないというママも、焦る必要はまったくありません。
ママが抱っこして楽しく探検することも、子どもの運動意欲を高めるためのアプローチですよ。

3~4歳

動きがより活発になり「これやりたい!」という意思もはっきりと自己主張できる3歳~4歳は、工夫して遊ぶことが得意になりますよね。
ダイナミックな遊びも取り入れていくと、ますます発達する時期でしょう。

どろんこ遊び

砂場は、子どもの成長を総合的に促すのに最適な遊具ではないでしょうか。
ママやパパがさまざまな提案をしてあげるのがおすすめですよ。

砂場でできる遊びの中でも、3歳~4歳におすすめなのが「どろんこ遊び」です。
砂場に大きな穴を掘り、その中に水を入れて池を作ってみましょう。

その中に足や手を入れてみたり、葉っぱを隠して探し出すのも楽しいですよ。
砂や泥の感触は子どもの好奇心を満たしやすく「集中力」が養われます

また、穴を掘ることや山を作ることは全身運動であり、体幹や筋力が鍛えられます。
さらに、穴や山などの子どもの「成果物」に、水を流すという応用が加わることで、工夫することを覚えますよ。

1歳~2歳の遊びと同様に、裸足で遊ばせるとさらなる発達が期待できます。
ママも靴を汚されないので楽ですよね。

ボール遊び

将来の運動能力を考えるなら、幼少期からボール遊びを取り入れるのがおすすめです。
バスケットボールやサッカーなどの球技には、体幹やバランス感覚、筋力といった身体的な能力のほか、空間認識能力(※1)が必要です。

それぞれの大きさや重さのボールに、どれだけの力を加えれば、どのくらい飛ぶのかということ、またはディフェンスとの距離感やそれに合わせた身体の動かし方なども、空間認識能力の一部です。

ボール遊びを早いうちから取り入れることで、体幹や総合的な筋力アップはもちろん、空間認識能力という球技の基礎を養うことができます。

筆者は3歳の子どもとバスケットボールで遊ぶことが多いのですが、一生懸命にボールを追う中で、日々ボールの大きさや重さに対応できるようになり「負けず嫌いの心」も育っていると感じています。

【引用URL】
(※1)(比護智洋)、空間認識力を育む教材に関する研究 (新潟大学大学院教育学研究科 )、2019.02.19

5~6歳

5歳~6歳になると、一般的な公園の遊具はほとんどできるようになりますよね。
達成感を育むためにも、ママやパパが新たな課題を提供してあげたい時期ではないでしょうか。

ルールがある遊び

おにごっこや色おに、缶けりなど、ママやパパが楽しんだ「走り回る遊び」をたくさん教えてあげましょう。
追われる、または追うことはスリルがあり、子どもが長時間集中して遊びやすいですよ。

プレ・ゴールデンエイジの発達には「夢中になる」ことが大事です。
パパの運動不足解消にもよい遊びですよね。

アスレチック

5歳~6歳くらいの年齢になると、慣れ親しんだ公園の遊具では刺激がなく、達成感を得られなくなってきます。
幼児期に夢中になって遊んでいたすべり台も、子どもがゲームなどをする休憩所になってしまっている光景をみたことがありませんか?

そんな5歳~6歳くらいの子どもには、アスレチック公園がおすすめです。
大人でも少し難しく感じるアスレチックなら、子どもも挑戦意欲が沸くのではないでしょうか。

是非、ママやパパも一緒に挑戦してみて下さい。
近くにそういった遊具がたくさんある総合公園などがあれば、年間パスポートを購入するのもよいのではないでしょうか。

日曜日の定番レジャーとしてもよいですよね。

フィールドアスレチック横浜つくし野コースは、森の中や池の上に造られた丸太の遊具に挑戦していく自然体感型運動施設です。
屋外の風を感じながら時に真剣に時に遊び感覚で乗り越えていくと、自然に全身運動になると共に心地良い達成感が感じられるでしょう。


【引用URL】
フィールドアスレチック 横浜つくし野コース(フィールドアスレチック 横浜つくし野コース 公式サイト)、2019.02.20

まとめ

運動神経向上のために大切に過ごしたい「ゴールデンエイジ」や、スポーツの基礎となる「体幹」に着目した、子どもへのアプローチをご紹介しましたが、ママが取り入れやすいと思う方法はあったでしょうか。

ママやパパとの関わりがより密接な「プレ・ゴールデンエイジ」は、運動神経の発達を促しながら、たくさんの家族の思い出を作りましょう。

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