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育児中のイライラは子どもだけが原因じゃない?原因と私がオススメする解消法5つの手順

あなたは、育児中のイライラがどうしようもなく辛いと感じたことはありませんか?
毎日のように「イライラ」と戦い、まるで出口の見えないトンネルの中にいるようだと感じていませんか?

こちらでは、育児のイライラを「自分の課題」として捉え、解消してきた私が、イライラを根本から解消できる方法をご紹介します。

育児や夫婦関係など、家庭の問題の原因は、その人の「育ち」に起因することが多いようです。

もしかしたら、そのイライラの原因は、ママの過去にあるのかもしれません。

イライラの原因はママ側にある?

手のかかる年齢の子どもを育てるママのほとんどが「イライラ」という苦痛を味わったことがあるでしょう。

その「イライラ」が正常な範囲であればよいのですが、歯を食いしばってしまうほど、あるいは子どもに手を上げてしまいそうになるほど強い苛立ちの場合、親子で苦しい思いをすることもあります。

こちらの記事は、育児のイライラについて「こんなはずじゃなかった…」「まるで人格が変わってしまったようだ」などと強い困惑を感じているママに、その原因が「ママの育ちにあるかも」ということを可能性の一つとして考えていただきたいと思い、ご紹介するものです。

人格形成の土台となる幼少期や思春期の経験は、良くも悪くもママの育児に影響を与えるものなのです。

イライラの根本の原因は?

例えば、子どもが歯磨きをしないことで、ママがイライラしているとします。
よくあることですが、そのイライラに直結する原因は何でしょうか?

「歯磨きしないと虫歯になるから」「早く寝ないと生活が乱れるから」などさまざまな理由があると思いますが、もしかしたら「ママの言うことを聞かない」ということに腹が立っているのかもしれません。

子どもには何度も繰り返し教え、少しずつ習慣として身に付くよう促すことが必要ですよね。
またそれが「育てる」ということでもあるでしょう。

しかし、それがわかっているのに「言うことを聞かない」ということに猛烈に腹が立ってしまうママもいます。

そのような場合、根本にある理由は、ママの幼少期や思春期の体験によるものであることがあるのです。

こちらでは、ママの子どもの頃の体験によって、子どもにイライラしてしまう原因をご紹介します。

「良い子」だったママ

実は「良い子」だったママほど、育児でイライラしやすいという傾向があります。

ママはどんな子どもでしたか?
また、お母さんとはどんな関係だったでしょうか。

自分が良い子だった、または一生懸命に良い子になろうとしていたママに聞いてみたいことがあります。
それは「人に認められたいでしょ?」ということです。

是非ママ自身の心に問いかけてみて欲しいと思います。

大好きなお母さんに愛されようと、一生懸命顔色を見ている子どもだったママにとって「親の言うことを聞かないわが子」はどう見えるのでしょうか。
それは、ママの心の奥底にある潜在意識という場所で「ずるい!」となってしまうこともあるのです。

これは、ママの心の中に「未完の感情」(※1)があるということで、決して恥じることではありません。

【参考文献】
(※1)心屋仁之助『光と影の法則』株式会社 経済界 2009年4月6日

支配する親に育てられたママ

娘を支配しコントロールする母に育てられたママもまた、子どもに過度な苛立ちを抱きやすいです。

あなたのお母さんは、ありのままのあなたを愛してくれたでしょうか。
条件付きの愛情によって、あなたをコントロールしようとしていませんでしたか?

子どもの立場に立って気持ちを知ろうとせず、だめなことをしたら愛情を与えず、母親にとって良いことをした時のみ愛情を与えるという教育も支配です。
そのような支配下で育った人は「子どもは親の支配下にあるのが当然」と刷り込まれている可能性が高いのです。(※1)

小さい子どもにとって、親が権力者であるのは間違いありません。
ママがいなければ、空腹を満たすことさえできない存在です。

その権力を振りかざされると、子どもは決して太刀打ちできませんよね。
親の目にはそう映らずとも、子どもは一生懸命ママを見て愛されようと工夫するものなのです。

支配されて育ったママは、ルールを守らない人や理不尽な行動をする人に罰を与えたいと感じてしまう可能性があります。(※2)
そのような要因により、ママの無償の愛を与えたいという気持ちとは裏腹に、子どもが子どもらしく「ママの言う通りにしない」ということにイライラしてしまうこともあるのです。

【参考文献】
(※1)高橋リエ 『お母さん、私を自由にして!』飛鳥新社 2016/1/26


【参考URL】
(※2)傷ついた親の心が、どのように子育てに影響するのか(ピュアハート・カウンセリング)、2019.02.16

自己肯定感が低いママ

どんなママにも「こんなふうに育ってほしい」「こんな子育てがしたい」という思いがありますよね。
しかし、自己肯定感の低いママは、他人の基準で子どもへの対応を決めてしまうことがあるのです。

そのような場合、ママは子どもをよく見るのではなく、周囲の評価を気にしているので、子どもは苦しい思いをすることになります。
無意識に、子どもの行動や発言が自分の評価になると感じている可能性があるのです。

このようなママは、子どもの頃に他人と比較されたり親の顔色を伺いすぎたりするあまり、過度に人目をきにするようになってしまうという傾向があります。

自分の気持ちや考えに自信が持てず、他人の評価を気にして、子どもにイライラしてしまうのです。
このような状態を「他人軸」と言います。(※1)

他人が自分に対してどのように思うか、どのような評価をするのかを判断材料にして、自分の「正解」を導き出しているのですね。
他人軸の傾向が強いママの特徴の一つとして挙げられるのは、見知らぬ他人であっても良いママだと思われたいため、必要以上に厳しくなったり、家でのしつけとは違ったりすることです。

【参考文献】
(※1)和気 香子『人間関係の整理術』 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2017/6/19

イライラの解消法5つの手順

ママの育った環境が原因で子どもにイライラしてしまう場合に、その感情を解消する方法をご紹介します。
人が育った環境に起因する負の感情は、短時間で解決するのが難しい問題ですが、私がおこなって高い効果が得られた方法をご紹介しますので、参考にして下さい。

①まずママがリラックスして考える時間を作る

まず最初に、ママが日々の自分や過去の自分を振り返る時間を作ることが大切です。
自分の状態やイライラの原因を考える時間がなく、家事育児または仕事に振り回されていると、子どもの手が離れる時期までイライラし続けることになってしまいますよね。

ママの手が必要不可欠である幼児期とは、人の性格や人格の土台となる時期です。
後から後悔しないためにも、ママがリラックスしながら考える時間を作ることをおすすめします。

パパの帰りが早かったり、育児の協力が得られたりする人は、夜間など時間が作りやすいですが、そうではない場合は一時保育という方法もあります。
毎日自分のための時間を取るのが理想ですが、できない場合は二週間に一回はリラックスして自分を振り返る時間を作りましょう。

②現状を確認する

ゆっくり考える時間が取れたら、まず最近のママの育児について振り返ってみて下さい。
必要のないことでイライラしてしまったということはありませんでしたか?

育児をする上でイライラしてしまうことは、ほとんどのママにありますが、過度にイラつくことがある場合は、どんなシーンだったか思い出してみましょう。
(後で書き方を紹介しますが、ノートに書きだすと頭が整理されますよ!)

③子どもの頃を振り返る

ママが子どもの頃を振り返ってみましょう。
まだママの身長が小さく、お母さんの顔を見上げていた頃を思い出してみて下さい。

小さい子どもにとって、お母さんとは「自分のほとんど」です。
お母さんを見上げた時、どんな顔で子どもの頃のママを見つめていたのでしょうか。

きっと、ママは何かに一生懸命だったはずなのです。
それは、お母さんを笑顔にする努力だったり、もっと関心を持ってもらうための嘘だったり、時には自尊心を守るための拒絶反応から出る反抗的な行動であったりしたのではないでしょうか。

そのような時、子どものためになる母の行動は、子どもの気持ちを聞いて、肯定することだったはずです。
しかし、無意識に子どもと対等になり、子どもの自我と戦ってしまう母もいるのです。

一生懸命頑張ったことが裏目に出て、報われない経験をしたことがあったかもしれません。
一生懸命頑張ってもお母さんに気付いてもらうことや認めてもらうことができないと、子どもは拗ねてしまったり、その状況に無理やり順応しようとしたりするのです。

精神が未熟な子どもにとって、そういったことはとても辛いことですが、母の愛を得ることが最優先なのでしょう…

ここまで振り返ることができたママは、子どもの頃の自分の本音を聞くことができたのではないでしょうか。
その報われなかった体験や押し殺した気持ちが、先に振り返ったようなイライラ(拒絶)を引き起こしている可能性もあると知っておきましょう。

④過去の自分を癒す

このようなママの経験によるイライラを解消するためには、ママが子どもの頃の自分に共感し「辛かったね」と声を掛けてあげることや「辛いに決まっているよね」と共感してあげることが大切です。
子どもの頃に満たされなかった体験が、大人になっても尾を引くというのは、珍しいことでも恥じることでもないのです。

ママも、かけがえのないわが子と同じように、愛されるべき唯一無二の存在なのです。
こちらで紹介したように、ゆっくりと振り返り頭を整理することや、過去の自分を嫌わずに癒すことで、徐々に子どもに対する過度なイライラが少なくなっていくでしょう。

大事なのは、子どもと同様にママ自身を大切にし、自身で肯定することなのです。

子どもにイライラしてしまった日は自己嫌悪に陥り、自信をなくす日もあるかもしれません。
しかし、それはママ自身が「ダメ」なのではなく、おこないだけが良くないだけなのです。

育児と同じ考え方ですよね。

⑤「自分ノート」を作ってみよう

妻や母、仕事など、いろいろな顔を持っているママは、情報を整理する容量が足りないということがあります。
一生懸命考えて、過去の自分と向き合っても、忘れてしまいイライラを繰り返すということもあるでしょう。

そんな時は「自分ノート」に書き出しておくことがおすすめですよ。
私はこの「自分ノート」を5年ほど実践していますが、日々癒され自己肯定感が増していくのを実感しています。

さらに、自分の思いや考えを書き出すということは、心のデトックスになるのですよ。
(※1)

私の場合、以下のような内容を書き出しています。

1:イライラしたこと
2:子どもの頃に苦しかったこと
3:本当はどうしたいのか、またはしたかったのか

たまに、愚痴なんかも書いています(笑)
このノートはママだけのものとし、ありのままに綴って全て肯定して下さい

【参考URL】
(※1)(わかこ)、心のデトックス。書くことで考え方が変わりました(白と色々。シンプルライフで健やかに)、2019.02.16

最後に

学校教育などでも「自己肯定感」を大切にする現代では、子どもの心の成長を大切にできなかった親に対して「毒親」という言葉が出てきました。
それに関する書籍もたくさんあり、有意義な情報を得ることができます。

人の深い悩みは、掘り下げてみると、育った家庭環境によるものがほとんどだという専門家の意見もあります。

しかし、私たちの親世代はインターネットが身近ではなく、他人の育児や最新の研究から推奨される育児を知る術がありませんでした。
どの母親も見本は実母や義母であり、手探りで育児をしていたのでしょう。

毒親といって恨むのも悪いことではありませんが、もしかしたらママのお母さんも、辛い経験をして育ったのかもしれませんね。

まとめ

嫌な記憶を振り返ることは、誰でも辛いですよね。
それでもこのような方法をご紹介したのは、わが子の可愛い時期は、過ぎてしまえば二度と戻ってこないからです。

将来後悔するママが少しでも減ることを願い、ご紹介させていただきました。
大変で辛くて、でも幸せな育児を、これからも一緒に頑張りましょう。

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