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【実体験】言葉の発達が遅くて幼稚園落ちた…言葉が遅い子には発達センター&幼稚園がおすすめな理由とは?

こんにちは。言葉の発達の遅れにより、定員割れしている幼稚園の面接に落ちた経験を持つ、3歳児の母です。

こちらでは、幼稚園入園に不安を感じているママに、発達センターと合わせて通う方法をご提案します。

さらに、わが子の言葉の遅れを気にしているママの参考になるような情報を、私の経験を交えてご紹介したいと思います。

発達の遅れの理由や状態は?

まず最初に、発達の遅れにはどんな理由があり、どんな状態なのか見てみましょう。

ママの目的は、子どもの言葉の発達を促し、円滑な幼稚園生活を送れるようになることではないでしょうか。

そのための第一歩として、どんな理由や原因があるのか知っておくと対応しやすくなりますよ。

子どもの個性

言葉の成長が遅いということは、尊重されるべき個性であると共に理由があります。

それはママやパパからの遺伝、生まれ持った趣向や人との関わり方、または身体的な理由などです。

このような理由を子どもの欠点として改善を試みるのではなく、コミュニケーションの楽しさを教えることだと捉えることが重要なのではないでしょうか。

幼稚園や保育園での生活だけではなく、友達や家庭などの人が築く幸せは、コミュニケーションからできていますよね。

言葉の発達をママやパパが促すことは、人生の基盤である人との関わり方を教えることだと言えるでしょう。

概念の理解不足

意味のある二語文や三語文で会話をするためには、物の概念が備わっていることが重要です。

発語が遅い2、3歳の子どもに対し、よく「言葉を溜めている」という表現がされますよね。

それを詳しく言い換えると、物事の概念の理解となる材料を蓄積しているということです。

時計を見て「とけい」と答えることは、聴力や視覚など五感が発達していれば可能です。

しかし、時計を見て「さんじだからおやつだよ」と言うためには、時間や時計の概念が必要になります。

物事の概念は、複数の物事から共通点を導き出すことの繰り返しで身につきます。
例えば、時計に対しての理解には、以下のような情報を与えることが必要になるでしょう。

「朝7時になったから、カーテンを開けるね!」
「おやつの時間はまだかな?時計を見てみよう!」
「針が8時を指しているね。そろそろパパが帰ってくるよ。」

ママの発言やジェスチャー、外の明るさ、食事のタイミングなど、さまざまな情報から共通点を見つけ、時間や時計の概念として身につくのです。

人間の脳は、非常に複雑にできていますよね。

言葉の発達を促すのにあたり、「概念の理解」はとても重要だと言えるでしょう。(※1)

【参考URL】
(※1)、(梶川祥世/今井むつみ)、乳幼児期の言語発達を支える学習メカニズム:音声から意味へ、(玉川大学学術研究所/慶應義塾大学環境情報学部)、2019.02.08

生まれた月

早生まれの子どもは、同じ年度に入園の子どもたちと比べて、発達が遅い傾向がありますよね。

子どもの月齢で平均的な発達であれば、幼稚園生活に大きな壁はないでしょう。

幼稚園側も早生まれの子は毎年入園してくるので、補助の先生をつけるなどのケアは整っている園がほとんどです。

しかし、早生まれで月齢の平均より遅れていると、同時入園の子どもと大きく差がつき、園側の対応が追いつかない場合があります。

わが子は2月生まれで言葉の発達に半年以上の遅れがあったため、園側の対応が追いつかないと判断され、面接で不合格となりました。

身体的な問題

言葉が遅い理由は、身体的な要因を含めて多岐にわたり、ママの判断が難しいことがあります。

発達障がいの兆候が見られママが不安になっても、まだ幼い子どもの場合、医師であっても診断が難しいこともあるでしょう。

また、発達障がいではなく、聴力の問題であることもあります。

ママが不安を感じたらそのままにせず、発達心理士または小児科医師などに相談するのが良いでしょう。(※1)

【参考URL】
(※1)(森貞直哉)、こどもの言葉と発達の見方・促し方、(神戸大学大学院医学研究科内科系講座/小児科学分野こども急性疾患学部門)、2019.02.09

家族との会話

現代の子どもは、昔よりも言葉の発達が遅いという傾向があります。

これには、核家族化により会話の機会が減っているという原因があるのでしょう。

ママが専業主婦という家庭では、ほとんどの時間を母子で過ごしますよね。

子どもと会話をするときは目線を合わせてというのが基本ですが、育児以外にも家事をしなければいけないママは、毎回そのようにはできません。

昔は家庭の中に、お姑さんや祖父母など、ママ以外の大人がいました。

さらに、兄弟も多かったという時代背景があり、子どもが家庭内で多くの人と会話する機会があったのです。

現代的な背景が色濃く、ママが忙しいほど、子どもの言葉の遅れが顕著である傾向があるのでしょう。

ママだけで頑張ろうとせず、パパも積極的に育児に参加する必要がありますね。

発達センターってなに?

発達センターはどんな対応をしてくれるところなのでしょうか。
また、どんな子どもとママが通っているのでしょうか。

上記に挙げた理由による言葉の遅れに対し、どこまで対応できる施設なのか気になりますよね。

こちらでは、発達センターについて、総合的にお答えします。

地域の福祉事業

発達センターとは、児童発達支援、医療型児童発達支援などを行う福祉事業です。

ママたちの中には「障がいの診断がされてから通う場所」との認識をしている人も多いのですが、子どもの発達の相談に乗り、子どもに合った方法を支援・指導してくれる場所です。

心理士によるアドバイス

私が発達センターに初めて足を運んだ日は、心理士さんが対応してくれました。

私の頭の中には「育児書に載っているようなことを言われるのだろう…」という少しひねくれた考えがあったのですが、目からウロコの情報と具体的なアドバイスが得られました。

発達センターとは、専門家が子どもに直接発達を促す場所だと思っていたのですが、ママにとっても勉強になる場所です。

手軽に利用できる

発達センターに実際に通うには手続きが必要ですが、数分で書き上げることができる程度の書類です。

相談だけなら、契約書などはいらないので、母子手帳などの身分証明書を持って行くだけで済みました。

電話で予約する時は緊張するかもしれませんが、基本的にはママや子どもに安心感を与えてくれ、手軽に利用することができる場所ですよ。

さまざまな悩みに対応している

実際に相談に行くのに、葛藤があるというママも多いのではないでしょうか。
「発達センターに行くほど遅れていないかも…?」と考えているママもいると思います。

実は私もそのように考えていました。
しかし、言葉が遅いことに不安を感じているママには、ぜひ1度訪れてみることをおすすめします。

お住まいの地域がどれだけ発達事業に力を入れているのかにもよりますが、総合的なママの悩みにお答えしてくれるセンターもたくさんあります。

子どもの成長に対しての、どんな悩みでも相談に乗ってくれますよ
上記で挙げたような、さまざまな理由による発達の遅れに対応してくれる施設です。

ママ次第で活用の幅が広がる

初めての発達センターの利用は「総合窓口」と思って間違いないでしょう。
子どもの様子をみながら、ママの悩みをじっくりと聞いてくれ、然るべき検査、指導に導いてくれます。

発達センターは、ママの希望が通る場所なので、「こうしていきたい!」という希望が出てきたら、ぜひ伝えましょう
もちろん、医師によって許可される指導内容もありますが、ママと子どもに負担がないよう、ママの意思は伝えていくと円滑ですよ。

心理士や言語聴覚士、保育士と力を合わせて、子どもに合った指導を考えられる施設です。
ママ自身の精神的な問題の相談にも応じてくれますよ。

発達センターを利用した体験・結果

発達センターを実際に利用した体験や結果をご紹介します。

発達の遅れの原因がわかる

子どもの状態やママへのカウンセリングから、言葉の遅い理由を考察してくれます。
子どもの状態やその施設の方針にもよると思いますが、私は1時間半くらいの間、カウンセリングを受けたり、発達速度の目安となるマークシートの記入をしたりしていました。

そして、必要性があれば、委託医師に施設で検診をしてもらいます。
私が通うセンターでは、ママが心理士と相談中は、同室で保育士が子どもを見ていてくれるので、ゆっくりと対策を聞くことができます。

具体的なアドバイス

言葉が遅いということの対策として、具体的なアドバイスが貰えました。
当日はメモ帳を用意することをおすすめします。

「お返事ができるようにしたい!」
「会話のキャッチボールができるように…」

などママの希望も複数あると思いますが、一つ一つ解説し、方法を提案してくれます。

ためになることばかりでしたが、一番効果を感じたのが、心理士に提案いただいた「家族の実況中継」です。
子どもやパパ、ママ自身の行動や感情を、子どもが聞き取れるように実況するのです。

物事の概念の理解が深まり、2か月後には別人のように言葉が増えました。

しっかり結果が出る

発達センターに通いだして、さまざまな悩みが解決しています。

まず、一番の悩みだった言葉の遅れに対しての悩みがなくなりました。
今では子どもが「言葉は便利なもの」と学び、自ら意欲を見せています。

言葉の遅れの理由、おむつが取れない理由など、さまざまな理由を詳細に知ることで、対策が立てられますよね。
そして、ママが日々頑張っていることが、どのように子どもに作用し、どのような成長を促すのかということを知ると、頭が整理されイライラしにくくなるのです。

育児は正解がないから、悩むものですよね。
一時的にでもママの中で正解を作ると、心が楽になるのかもしれません。

子どもが楽しんでいる

発達センターは、子どもに言葉を教え込む塾のような場所ではありません。
楽しそうに通っている子どもがほとんどですよ

発達に関する指導も、子どもの自己肯定感がしっかりと育つよう、個性を尊重した指導です。

幼稚園と発達センターの併用方法

発達センターで言葉の発達を促しながら、幼稚園にも通う方法をご紹介します。

障がいの有無に限らず、発達センターで利用を認められれば可能ですよ。

まずは幼稚園に相談

まずは、発達センターに電話をする前に、幼稚園の先生に相談してみましょう。

面接前である場合、園側も受け入れを迷っている場合もあるので、ママの協力的な考えを伝えておくのも大切でしょう。

幼稚園教諭から発達センターをおすすめされると、ママは焦ってしまうかもしれません。

私も園長先生からそのように言われたとき、頭を鈍器で殴られたようなショックと焦りを感じました。

しかし、実際に発達センターに通ってみると、そんなにハードルの高いところではないとわかります。

言葉の発達が平均範囲内の子どもが通ったとしても、楽しく良い学びがあるところでしょう。

個別相談

定期的に子どもの様子を見て、成長や次の対策を相談できます。

心理士によるアプローチで、子どもの発達が促されますよ。

個別指導かグループ指導かは、ママの考え方や施設の方針にもよるでしょう。

わが子は集団生活に緊張感や不安が見られなかったので、より言葉の発達を促すことができそうな、心理士による個別相談を選択しました。

グループ指導

幼稚園での生活のほか、グループ指導でも集団生活を取り入れることは、言葉のアプローチだけではなくさまざまな発達が促されるでしょう。
マナーや日々のルーティーンが苦手な子どもや、お友達との付き合いが苦手な子どもにも良い影響が期待できそうですね。

しかし、グループ指導は人気があるので、地域によっては定員の空きが出るのを待たなければならないこともあります。

子どもやママに合わせた頻度

通う頻度は、ママや子どもの成長に合わせて選択できます。

体調不良はもちろん、用事や幼稚園関係のことでも、事前に電話すればお休みOKですよ。

ママや子どもに無理がない頻度で利用しましょう。

発達センターの注意点

こちらでは、発達センターを利用するにあたっての注意点をご紹介します。

心理士との相性

福祉の育児支援事業すべてに言えることですが「役に立たなかった」という意見も多数あります。

私自身、発達センターに限らず、たくさんの心理士や助産師の相談室を利用してきましたが、ママや子どもとの相性があると感じます。

多くの地域で、相談できる人は一人ではありません
しっかりとカウンセリングの時間を設け、個性を見極めてくれる心理士が、子どものためによいのではないかと思います。

ママや子どものストレス

発達センターはママと子どものための施設です。
発達センターでストレスを溜めてしまう場合は、無理に通う必要はないでしょう。

発達センターでの指導は有効な手段ですが、子どもを導いて子育てをしていくのはママですよね。
ママにとって育児についての学びがあり、楽しんで通うことができないと、望んだような結果は得られないのではないでしょうか。

その場合は、企業の育児相談室や、プレイセンターなどの相談サービスを利用することもできます。
子どもと一緒に、ぴったりの方法やアドバイザーを見つけられると、ママは楽になるでしょう。

地域によって差がある

福祉の子育て支援事業の内容は、地域によって差があります。
目的は「ママと子どもの手助け」であり同じなのですが、保育士や心理士などの人員、施設の規模、グループ指導の定員数や空きなど、発達センターによって異なります。

こちらの記事では「発達センター」としてご紹介していますが、「こども発達支援センター」や「児童福祉発達センター」など、名称が違うこともあります。

地域の発達センターが、ママの悩みを解決するのに役立つのか、見極めるつもりで面談してみると良いのではないでしょうか。

ママと子どもに合った方法を見つけよう

言葉が遅いことで幼稚園入園を悩んでいるママに、幼稚園&発達センターで効率よく発達を促す方法をご紹介してきました。

ママの悩みを解決する方法や利用できる施設は複数ありますので、子どもの発達に関する一つのアプローチとして考えていただけたら光栄です。

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