子供の教育・成長・食事・遊び

うちの娘が問題児!?「困ってます…」と保育園の先生に呼ばれ、言われた時の話

みなさんのお子さんは保育園や幼稚園に楽しく通っていますか?入園前までは親の目の届く範囲で遊んでいましたが、いざ「保育の場」に子供を預けると、親は日中の子供の様子を見ることができません。

園や先生たちのことは信用しているし、頼もしく感じてはいるものの、「うちの子は楽しく過ごしているだろうか?」と不安に感じることもありますよね。

私の娘は5歳になり、今年の春から年長にあがります。

夕飯の時には、お友達のお話を沢山してくれる娘ですが、実は入園して間もない頃から、私は5回娘のことで保育園から呼び出されています。

楽しい保育園生活が一転、娘が問題児なの?これから大丈夫なの?と不安な日々に。

今回は、初めて先生からお話を聞いた頃から今日までのことをお話しますね。

楽しそうな園生活が一気に不安に

娘はとても保育園が気に入っており、入園初日もぐずることなく、ササッと私の手を放し、ニコニコしながら玄関に入って行ってしまったので、親としては少し寂しいくらいでした。

その後も、先生からは「今日はこんな様子でしたよ」と詳しく娘の話を聞いていたので、私は「この保育園に預けてよかったな」と心から思っていました。

他の園と比較はできませんが、お迎えに行くと毎日必ず先生が園児の様子を保護者に楽しそうにお話してくださるので、先生たちについてもとても信頼していました。

3歳の年少から入園して、2か月がたった頃、いつものように娘のお迎えに行き、先生のお話を楽しみにしていたのですが、その日は私の期待とは違いました

「○○ちゃん(娘)は、入園初日から毎日ニコニコして通っていて、本人もとても楽しそうです。
ですが、ちょっと、集団で行動することが、少し難しいようです。詳しくお話したいので、お時間ありますか?」

人見知りしない娘が、集団行動ができない?

まさかのお話でした。と言うのも、娘は赤ちゃんのころから一度も人見知りをしたことがなく、初対面だろうと、老若男女問わず話しかけ打ち解けるタイプでした。

児童館では私が促したわけでもないのに、初めて会った小学生のお姉ちゃんたちに交じってボール遊びをしていた娘です。

誰かと一緒に行動することに抵抗があるようには見えていなかったので、先生からのお話は、本当に驚きだったのです。

私は先生と個人面談の日取りを決め、その日まではずっとソワソワするしかありませんでした。

私が引っかかっていたのは、「集団行動」という点です。

その頃は、私も知識があまりなかったので、「集団行動ができない」=ひょっとして障害があるのでは?!と結び付けてしまい、ネットや書籍で調べ始めました。

しかし、いろいろ調べても、素人の私にはっきり判断できるわけがなく、様々な情報が入ってくるたびに余計な心配が増えるばかりでした。

その結果、娘にもっとしっかりしつけるべきかもしれないと思い、娘の生活習慣に対してそれまでよりも厳しく言うようにもなり、しょっちゅう怒っていました。

いよいよ初めての面談

面談の日、保育園の相談室で先生のお話を聞くことになりました。

先生曰く、娘の保育園での様子は以下のようでした。

・よそ見をしていることが多い

・指示したことをするのに時間がかかっている

・指示内容は理解しているが、気が散ってしまいフワフワしている

・トイレなどの待ち時間の途中で他ごとに気をとられ列から外れるので、結局トイレが遅くなる(トイレの時間が終わってから自分が行っていないことに気が付くので、みんなが待つことになる)

・自分だけが遅れてしまったことがわかると大号泣してパニックになり、先生が付きっ切りで話を聞く時間が必要になる

滅多に泣かない娘が大号泣?!

まずびっくりしたのが「娘が大号泣する」という点でした。

娘は今まで駄々をこねたり、自分の希望が通らないということで大泣きすることはほとんどありませんでした。

転んだり、痛い思いをしたときは泣くのですが、普段私が叱っても泣かないので、こちらの気が抜けてしまうほどです。

なので、先生からの「教室で大号泣してしまい、泣き止むまで15分以上かかることがあるんです」というお話は信じられませんでした。

先生のお話をまとめると、集団行動が苦手というより、「気が散りやすい性質」が集団行動の規律を乱すきっかけを作っているようでした。

しかし、我が家は夫・娘・私の三人家族。しかも夫は平日夜中まで仕事で不在のため、私と娘の二人きりの時間が多くを占めています。

そんな少人数の家庭で「集団行動」について教えようとしても無理があります。

先生も同じように考えていて、「ご家庭では今まで通りの過ごし方をしてください。保育園では、どんなふうにすれば○○ちゃんが過ごしやすくなるか工夫しながら様子を見ていきます」と言ってくれました。

また、定期的に児童の発達や成長の様子を見に来る発達専門の先生に見て頂くことも決まりました。

これって障害?親はどうすればいいの?

やはり娘は何か障害があるのだろうか?保育園の先生たちは何十人何百人の子供たちを見てきているはず。

そんな先生たちがうちの娘を見て違和感を持ったのなら、やはり何かしら一般の3歳児とは違うのかもしれない。

私はどうすればいいんだろう。

帰り道では、先生から聞いた話が何度も何度も頭の中で繰り返されて、気分は沈むばかりでした。

2回目の面談 「発達の先生」の見解

先生から初めてお話を聞いてから、家庭では対策がないまま、一か月半が過ぎました。

そして、市が各保育園に定期的に派遣している、子供たちの発達の様子を見てアドバイスをくれる先生(以降「発達の先生」とします)に様子を見てもらう日が来ました。

発達の先生たちは一日かけて全クラスを見て、保育園から特に注目してほしいと事前に聞いていた子供を中心にすべての子供の様子を見ながら、成長や発達、子供の心理状態などについて、保育園に対してアドバイスをしてくれます。

そのアドバイスを受けて、また保育園の担任の先生からお話を伺う日を設けることになりました。

これは障害ではなく「特性」!

担任の先生と発達の先生が2時間ほど娘の活動を見て気になったのは、以下のような特徴でした。

・様子を見る限り、障害ではなく子供の特性。特に病院で検査する必要はない

・先生の指示が一回で頭に入らない。周りの様子を見て、なんとなくマネして行動する

・待ち時間に特にきょろきょろしがち。列から出て、すべきことを忘れて他ごとをしてしまう

・何をすべきかわかっていないときに、先生が早くやるよう言うと泣き出してパニックになる

・大泣きはするが、泣き止むとけろっとしてすぐに気分を切り替えることができる

・絵カードを使って指示しているが慣れてきてしまって効果が上がらない

・痩せ気味の為か、ぴたっと体を止めることができない。歩き方や姿勢が崩れやすい

・「タオルを出して」だけでは行動ができない。「カバンを開けて」「タオルを出して」「カバンを閉めて」と細かく指示すると理解しやすい様子

園での対策は?

これらのことを踏まえて、発達の先生から保育園の先生に向けての提案は以下のものになりました。

〇キョロキョロしている時に指示しても入ってこないので、先生に注目させるよう手遊びなどをしてから伝える

〇待ち時間の間も「今はトイレに並ぶ時間だよ」と度々声をかける

〇行動に自信がつくよう、些細なことも褒める。自信がつくと、自主的に行動にうつしやすくなるため

〇手先を使ったり、物を持って運ぶなど、バランス感覚を身につけさせて、体のふらつきを直す

〇お手本になる子を指して「あの子と一緒にやってみよう」と行動させる。お手本の子のマネをさせる

「このような対策を園で取りながら、また経過を見てお伝えします」と先生に言われました。

特に、発達の先生が「障害ではなく、特性です」と伝えてくれたことは、ひとまず私の心配を軽くしてくれました。

我が家でできる対策

先生からのお話を聞いて、我が家でもできることがあればやってみようと思い、娘が無理せずできることから取り入れてみることにしました。

対策その1 バランスボール

体のふらつきは、以前から少し気になっていました。

走るときも体の軸が安定していないようで、右左に揺れながら走っていたし、親ながら「娘は運動音痴な気がする・・・」と思っていました。

そこで、我が家では子供用のバランスボールを購入してみることにしました。

ボールに取っ手がついており、その取っ手を両手で持ちながら、ボールの上にお尻を乗せて、足で弾ませながら進むのが海外の子育て番組で紹介されていたので、取り入れてみようと思ったのです。

早速、アンパンマンのバランスボールを購入し、娘にやり方を見せて教えたものの、娘の力ではうまく弾むことができず、半年以上経ってやっとうまくボールに乗ることができるようになりました。

娘は少し体が小さかったので、ボールのサイズが合っていなかったのかもしれません。

対策その2 お手伝い

手先を使うことがいいとのことだったので、お手伝いにも積極的に参加してもらうことにしました。

トマトのヘタをとったり、レタスをちぎったりすることから始め、できたらちゃんと「手伝ってくれてありがとう!」とお礼を言う。

慣れてきたら、一緒にパンやケーキも作るようになりました。これは娘の自信にもつながったようで、今では朝ご飯を作るのは娘の役割になりました。

ただ、着替えや歯磨き、トイレなどは取り掛かるのが遅いままで、私もついつい「早くやりなさい!」と叱ってしまうことがあります。

対策その3 チャイルドコーチング

そして、もう一つ我が家でやれる対策として、チャイルドコーチングの資格をとることにしました。

娘を無理に正そうとするのではなく、娘のやる気を引き出して娘自身が解決していけるように、そのサポートができるように知識をつけようと思ったのです。

このチャイルドコーチングを学んだおかげで、私は娘に対して怒鳴ったりイライラすることが本当に減りました。

娘を注意することより、認めることが増えると同時に、私自身も「母親としてこれでOK」と自分を認められるようになりました。

この頃から、ママ友たちから「いつも楽しそうだね」「子供と遊ぶの上手だね」と言われるようになりました。

年少で3回目の面談

2月になり、あと少しで年中を迎えるタイミングで担任の先生からまたお話を聞くことになりました。

「○○ちゃんは春に比べるといろんなことが自分でできるようになりました。保育園のルーティンに慣れて、自分で予測を立てて行動することもできるようになってきました。
しかし、まだ気が散ったり、疲れやすい様子があり、その時は行動がなかなか進まないのが現状です。
また、年中になることで環境が新鮮になり、気が散りやすくなる可能性もあります。
年中からは今以上に自主的な行動がメインになってきますので、ひょっとすると新しい担任からも面談をお願いするかもしれません」

そして、先生はこんなことも心配していました。
「年少クラスでは、もうみんな『○○ちゃんはゆっくりな子』と認識して、手伝ってくれたり、教えてくれる子もいます。
しかし、クラス替えで初めて○○ちゃんと友達になった子はそんな気質は知らないので、怒ったり注意してくることもあると思います。
そういうことが多くなると『○○ちゃんがいるから遅い』というイメージがついてしまう可能性もあります。」

つまり、娘の気質があだとなって、友達関係が悪くなるかもしれないということです。

そして春が来て、年中組の新しい環境になってすぐ、担任の先生が心配したとおりのことが起こってしまったようです。
6月に新しい担任の先生から面談を申し込まれました。

入園してから4回目の面談 先生「困ってます」発言

先生は相談室に入って早々に「○○ちゃんですが・・・正直困ってます」とため息交じりに話し始めました。

先生の内容をまとめると以下のようになりました。

・新しい環境に興味が行ってしまい、先生の話を聞いていないことが多い。

・今までと違うルーティンになると「なんで昨日と違うの?!」と怒って泣いてしまう。

・トイレに行くのが遅く、それに待たされる他の子供たちが○○ちゃんに直接怒ってしまい、泣いてしまう

・グループで何かするときに「私は疲れたから休んでるね」と1人で休もうとする。

特に娘は外で走ったりすることが苦手なようで、追いかけっこやかくれんぼをみんなでやっていると、開始5分で休みたいと言い出すそうです。

新しい問題登場?娘の協調性

帰宅してから話を整理してわかってきたのですが、今娘が抱えている問題は、年少の頃とは変わってきている気がしました。

「気が散りやすいことで集団行動がとれない」が年少の頃の問題だとしたら、年中の問題は「集団行動の規律を乱すこと」が問題になっています。

気が散っていることが問題なのではなく、単独行動をとろうとすることが問題になっているようです。

年中からは特に協調性を重視した生活を送れるように、春先はお絵かきやねんど遊びのような「個」の遊びではなく、鬼ごっこやゲームなど、みんなでやる「集団」遊びが中心です。

そのため、娘の得意なお絵かきなどより、苦手な外遊びが続くことが多く、気が進まないことが増えているのかもしれない。私はそう感じました。

そのように先生に伝えたのですが、「そうかもしれませんが、だからといって自分だけ休むというのが癖になってしまうと、これから社会にでたときに大変です。」と、あくまでも協調性をもっと持ってもらいたいという意見を頂きました。

5回目の面談 やっぱり問題児なの?

そして、年中になって2回目の面談を持ち掛けられたのは1月でした。

先生は「○○ちゃんはとても楽しく過ごしています」と話し出したものの、表情はまったく笑っていなかったので、「あ、多分まだ変化が見られないんだな」とすぐにわかりました。

先生は娘の協調性を伸ばすために、友達と遊ぶことを促すようにしていたそうです。

娘は「おままごとをやる」と決めたら、一緒に遊ぶ子がいようがいまいがおままごとをします。

そこで、先生は「○○ちゃん、みんなが遊んでるブロックを一緒にやってみない?」と誘ってみるのですが、娘はなびかないようで、自分が決めた世界で遊び続けるのだそうです。

年中になると、鉄棒や運ていの練習も行います。それも同じように誘ってみても、あまりやる気にはならないのだそうです。

「やってみよう!という気持ちをもってもらうために、他のお友達の様子を見て、興味をもってくれるといいんですが、なかなかうまくいきません」と先生は言っていました。

先生はため息交じりに最後にお話しをしてくださいました。

多分年長になっても、小学生になっても、同じように面談することがあるかと思います。
特におうちで何か対策をする必要はありませんが、また面談があるかもしれないという心づもりだけはしておいてください。

これって本当に「問題」ですか?

先生がずいぶんお疲れのようだったので、その場では「きっとそうとうご迷惑をおかけしているんだろう」と申し訳ない気持ちになり、私の想いは何も伝えられませんでした。

でも、帰宅してから先生の話を反芻していると、なんだか妙に納得がいかない気がしてきたのです。これって、面談をするほどの問題行動なのだろうか?

チャレンジしないのってダメなの?

苦手なことに挑戦するのは、基本的に誰もやりたくはないはずです。

やらないといけない状況だからやる、もしくは、苦手なことでもやることでメリットがある場合は挑戦するかもしれません。

自由に遊んでいい時間に、わざわざ気分がのらないことをしたいと思いませんよね?

娘は自由時間に自分の好きな遊びをしていただけであって、他の遊びをあえてする必要はあるのだろうか?と私は疑問に思いました。

「お友達がやってるから」は自分の意思が見えなくなる

また、「お友達がやっているからやろう」という気持ちになってほしいという先生の考え方にも疑問を持ちました。

確かに友達と同じことをやると協調性は身につくかもしれませんが、娘の本心が「楽しい!」と感じていなければ意味がありません。

単純に「友達がやってるからやろう」だけでは、自分で本当にやりたいのかどうか考える判断力が弱くなる気がしたのです。

友達が持ってるから、あのおもちゃが欲しい。

友達が行ってるから、塾に行きたい。友達が無視してるから、私も無視しよう。

そんな風に友達を基準に判断してしまうようになると、将来自分で決めることができなくなる気がしました。

それは、まさに私がそうだったからです。

今は、大人たちが「自分が何をしたいのかわからない」と嘆いて自己啓発本を読み漁る時代です。

自分が本当にしたいことをすることは、そんなに問題なのだろうか?と私は思いました。

メリットがないことに人は興味を持てない

そして、先生の指導で一番引っかかったのが、「友達の様子に興味を持って」「苦手なことにチャレンジしてほしい」ということです。

つまり、友達と一緒にやれば楽しいから、苦手なこともやってみよう!ということです。

しかし、友達と一緒であることにメリットを感じていない娘からしたら、どちらも魅力的ではありません。

トマトときゅうりが苦手な人に、「トマトを食べたらきゅうりもあげるよ」と誘惑しても、絶対に乗ってきませんよね?

どちらにも魅力がないのですから当然です。

もしこれが「トマトを食べたらお小遣いあげるよ」だったら、トマトを食べてみてもいいだろうと思うかもしれません。

娘にとっては、「友達と一緒に」がトマト、「苦手なこと」がきゅうりです。

苦手なもので苦手なものを勧めても、人は惹かれないものです。

先生は、協調性と苦手なことに挑戦する気持ちを同時に娘に教えようとしているようですが、今のやりかたでは難しいような気がしました。

「問題」じゃなくて「個性」では?

これは本当に問題なのだろうか?確かに、他の園児に迷惑をかけてはいるかもしれないけれど、問題というより、娘の強い個性なのではないだろうか。

むしろ、自分のやりたいことをちゃんと貫くって、なかなかできることではありません。

それって、もっと大事にしてもいい個性なんじゃないだろうか。

開き直りにとられるかもしれませんが、私は今の娘がどうしても「問題児」だとは思えなかったのです。

自分の意見が通らないからと言って人を叩いたり、人の悪口を言う子ではないのです。

果たして年長はどうなる?

先生からは「また呼び出されるかもしれません」とお話をされましたが、私は不思議と一年前より不安にはなりませんでした。

私自身がコーチングの勉強をして、知識が増えたことも大きい気がしますが、何よりも、自分の意思を大切にして、それを先生やお友達にもはっきり伝えることができる娘私が尊敬していたことが一番よかったのだと思います。

まだこの世に生まれて5年しかたっていない娘に、全部完璧を求めるのは酷です。

先生の心配も大いにわかるのですが、私は協調性がない娘も、意思を貫く娘も大好きです。

面談があるたびに、娘の個性が発見できると思えば、心も軽くなります。

協調性はもちろん大切。だけど、「協調性だけ」が大切なわけではないはずです。

今のところ、お友達同士の大きなトラブルはありませんし、もう少し長い目で娘を見守っていこうと思っています。

【関連記事】
【チャイルドコーチングを学んだママが発信】子どものやる気スイッチを押す声かけ〜怒らなくても子どもが自分で行動するようになりました!〜

子どもに伝わる正しい叱り方をチャイルドコーチングを学んだママが伝えます!

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします