料理・レシピ 離乳食

管理栄養士の私が実際に作った。1〜2歳向けの野菜を使った手作りおやつ4選〜レシピもご紹介します〜

1歳4カ月の娘が最近、急にスティック野菜や蒸し野菜など味付けしないものをあまり食べなくなってしまいました。

もちろん、野菜を使った料理も工夫し始めましたが、その他に、おやつにも野菜を入れる事にしました。

改めまして、こんにちは。息子4歳と娘1歳4カ月のいる管理栄養士ライターです。

今回、そんな私と同じ状況のママさんに、野菜を使った手作りおやつを紹介したいと思います。

なぜ、急に味付けのない野菜を食べなくなったのか?

*理由1:同じ野菜の味に飽きた

今まで、モリモリ食べてたのに急に食べなくなる場合は、単に飽きた場合も考えられます。

この場合は、忘れた頃にもう1度あげてみても良いかもしれません。

*理由2:同じ盛り付けに飽きた

盛り付けがずっと同じだと、またかと言うような顔をする事ありませんか。

スティック野菜の長さや太さ、野菜を今までより少し硬くしてみる以外にも、型を使って、花形や星形などに切ってみるなど、切る形を変えて、料理の雰囲気を変えてみるのも良いかもしれません。

*理由3:自我が芽生え始めたから

厚生労働省の「平成17年度乳幼児栄養調査」の結果によると、偏食が起きる子供の割合は、1歳後半からが高くなり、また、同じ頃に遊び食いやムラ食いも増えていく子供が多いと言う結果が出ました。

この時期の幼児の精神発達は急速に進み、自我が芽生えるため、食に関する場面でも、食欲や食事の好き嫌いが出てきます。

成長するにつれて、落ち着いて来る場合が多いため、長い目で見ていく事が大切です(※1)

*理由4:奥歯が生えてきて、痛いから

この時期の子供は、奥歯が生えてくる場合が多く、それに伴いとても痛い場合があるようです。

野菜を食べないだけでなく、食欲自体が落ちたり、機嫌が悪かったり、熱っぽかったりすると、もしかすると、奥歯の歯ぐずりが原因かもしれません。

1〜2歳のおやつで気をつけたい事は?

1歳から1歳半の離乳食完了期のご飯のそれぞれの目安量については、以下の記事で紹介していますので、参考にしてみて下さい。

管理栄養士ママが1歳3ヶ月(離乳食完了期)の娘に実際に食べさせてる写真付き献立例5つ&完了期の栄養バランスと量について

では、1歳から2歳までのおやつで気をつけたい事をまとめました。

*ポイント1:1日3食の食事で不足する栄養素をプラスする

おやつと言っても、食事で不足しがちな栄養素を補うものと考えましょう。

おにぎり、ふかしいも、牛乳、乳製品、果物など素材を利用する事が大切です。(※1)

今回は、野菜を食事で十分に取れない場合を考え、野菜と牛乳を使ったおやつを特に紹介します。

*ポイント2:間食をする時間を決めて、1日1〜2回と頻度も決めましょう

ダラダラ食いを防ぎ、1日3食を規則的にするためにも、間食をする際には、3食の食事に影響しないタイミングと量に気をつけましょう。(※1)

*ポイント3:菓子類や嗜好飲料は、離乳食を完了してからにしましょう。

菓子類や嗜好飲料をどうしても与えたい場合は、離乳食を完了してからが理想ですが、毎回与えず、適度にしましょう。(※1)

*ポイント4:手作りにする場合は出来るだけ砂糖や塩分に気をつけましょう

市販品のお菓子は砂糖や塩分などかたっぷり入ってたりしますよね。

だからこそ、手作りでつくるおやつは、調節出来るのが良いですね。

それなのに、沢山砂糖や塩分を入れてしまっては、本末転倒になります。

出来るだけ食材の素材を生かしたおやつにしましょう。

野菜を使ったおやつレシピを紹介

野菜を入れたおにぎりなど、食事に出てくる料理ではなく、どちらかと言うと朝食、あるいはおやつとして出すのに相応しいレシピを今回、特に紹介したいと思います。

また、今回紹介するおやつは、食べやすいように1口サイズにカットしましたが、前歯を使って1口量を噛みとる練習をしたい場合は、スティック型に切って、持ちやすいようにしても良いですね。

レシピ1:ほんのり甘い人参パンケーキ(小麦粉バージョン)

こちらは、出来るだけ全て手作りにしたいママに相応しいレシピです。

ホットケーキミックスは、すでに砂糖など甘味料が入ってるので、甘さを調節できませんが、こちらはハチミツを使って調節します。

また、このレシピは甘さ控えめなので、子供が食べなかった場合は、ハチミツの量を少しずつ増やして調節してみて下さい。

注意:1歳未満の子供の場合は、絶対にハチミツは使わないで下さい。これは、ハチミツにボツリヌス菌が混合している事があり、通常の加熱や調理では死なないため、まだ腸内環境が整っていない1歳未満の赤ちゃんには、リスクが高くなります。

<材料(3人前)>
小麦粉 100g
人参(皮をむく)1/2個 (約50g)
牛乳 60ml
卵 1 個
ベーキングパウダー小1
はちみつ 大さじ1
<作り方>
人参は皮をむき、摩り下ろします。はちみつは、牛乳と卵に混ぜ合わせ、はちみつが均等に混ざれば、小麦粉とベーキングパウダーを加えて、さっくり混ぜます。
薄く油をひいたフライパンに生地を流し、弱火で焼きます。
とても焦がしやすいので、弱火が良いと思います。

ポイント:冷凍保存が出来ますが、1週間を目安に使い切って下さい。

<1食あたりの量>
牛乳:20ml
野菜:約15g

レシピ2:簡単人参パンケーキ(ホットケーキバージョン)

こちらは、ホットケーキミックスを使った簡単なおやつです。

今回は人参にしましたが、お好きな野菜をすりおろして、焼いて下さい。

ホットケーキが好きな子には嬉しいおやつですね。また、小麦粉でつくるよりもやはり甘くはなります。

<材料(3人前)>
ホットケーキミックス 75g(約1/2袋)
卵 1/2個
牛乳 50ml
人参(皮をむく) 1/2本(約50g)
<作り方>
人参を皮をむき、摩り下ろします。ホットケーキミックス、卵、牛乳、摩り下ろした人参を合わせ、粉っぽくなくなるまで混ぜます。
薄く油をひいたフライパンに生地を流し、弱火で焼きます。
とても焦がしやすいので、弱火が良いと思います。

ポイント:冷凍保存が出来ますが、1週間をめどに使い切りましょう。

<1食あたりの量>
牛乳: 15g
野菜: 15g

レシピ3:かぼちゃとブロッコリーのケークサレ

ケーキサクレは、フランスから生まれた惣菜のケーキです。

野菜をあらかじめ柔らかくしたり、刻む事で1歳からでも食べやすくなります。

こちらも、野菜は好きなものを入れて下さい

普段、食べる機会のない野菜をあえて入れて挑戦してみるのも良いと思います。

もしかすると、食べてくれるかもしれませんね。

<材料(3人分)>
ホットケーキミックス 75g (1/2袋)
卵 1/2個
牛乳 50ml
粉チーズ 大さじ1
ブロッコリー 25g
かぼちゃ(皮と種を取る)50g
<作り方>
ブロッコリーとかぼちゃを下茹で、あるいは電子レンジで柔らかくします。
柔らかくしたら、ブロッコリーを細かく刻みます。
ホットケーキミックス、卵、牛乳、粉チーズ、刻んだブロッコリー、柔らかくなったかぼちゃを合わせて、粉っぽくなくなるまで混ぜます。
生地をミニパウンドケーキ型、あるいはカップケーキ型に流します。
180度の予熱をしたオーブンで約35〜40分、中に火が通るまで焼きます。冷めたら、スライスして出来上がり。

ポイント:冷凍保存が出来ますが、1週間をめどに使い切りましょう。

<1食あたりの量>
牛乳: 15g
野菜: 25g

レシピ4:ほうれん草の蒸しパン

ほんのりと甘いほうれん草の蒸しパンです。

苦くないので、結構パクパクと食べてくれますよ。

今回は卵を使わないレシピにしました。

見た目がかなり緑色で、苦いかなと思うかもしれませんが、食べてみたら分かりますが、全く苦くなく、ほんのり甘いです。

また、小さいうちから、緑色の野菜を取るようにできたら良いですね。

<材料((3つ分)>
小麦粉100g
ベーキングパウダー 小1
はちみつ 大1
油 小1
牛乳 100cc
ほうれん草20g
<作り方>
ほうれん草と牛乳を合わせて、ミキサーにかけます。
ボールにうつして、ハチミツを加えて、ハチミツが均等になるように、よく混ぜます。
そこに油を加えて、さらによくかき混ぜます。
小麦粉とベーキングパウダーを混ぜ、さっくりと混ぜます。
型に流して、火が通るまで蒸して、出来上がり。

注意:砂糖でなくハチミツを使ってるので、どちらかと言うとしっとりした蒸しパンになります。

ポイント1:ほうれん草を沢山入れると苦味が出てくるので、やや少ないかなと思うくらいの方が食べやすいです。
また、バナナを加えるとさらに甘みが増し、さらに美味しくなります。
今回ほうれん草を使いましたが、他の好きな野菜でも試してみて下さい。

ポイント2:冷凍保存が出来ますが、1週間をめどに使い切りましょう。

<1食あたりの量>
牛乳: 約30g
野菜: 約7g

紹介したおやつを娘(1歳4ヶ月)が食べている様子

1歳4カ月の娘が、今回紹介した人参パンケーキを食べているところを紹介したいと思います。

いつものように、ハイチェアの下には食べこぼしマットをひいて、娘にはポケット付きエプロンをつけます。

さて、甘さ控えめに作った場合、食べてくれるか心配になりますよね。

また、この時期は昨日食べたけど、今日は食べないという事が結構ありますよね。とりあえず、与えてみました。

早速、手をつけて、もくもくと食べてくれて、一安心。

暫くたつと、お腹がいっぱいになったようで、この顔 笑
まだ、しっかりと話せないですが、意思表示が発達しだすので、分かりやすいですね。

ハイチェアから下ろして、暫くたつと、また食べたがるので、もう一度ハイチェアにのせ、完食しました。
完食するとお皿を渡してくるのが、今の娘の流行りです。

最後に

管理栄養士の私が実際に作った。1〜2歳向けの野菜を使った手作りおやつ4選〜のレシピを紹介しました。

この歳のおやつはなるべく甘さ控えめにして、素材をいかしたおやつにしたいですね。みなさんも、ぜひ試してみて下さい。

【参考URL】
(※1)、https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17c.pdf(離乳食) 、(厚生労働省)、2019年2月11日

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