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小学校の英語教育義務化とは?メリット・デメリットと親が知っておくべきこととは?

みなさん、英語は得意ですか?
恥ずかしながら私は英語に苦手意識があり、外国の方に道をたずねられてもモゴモゴとしてしまうような始末です。
一般的には中学校1年生~高校3年生の6年間も英語の授業を受けてきたというのに「英語はできない」という方が多いのではないでしょうか?
今までのように実践的ではない英語の勉強システムを変え、小さなころから「使える英語」を身につけていくことを目的とした小学校英語教育義務化

今回は私のような英語まるっきりNGママ&英語ペラペラ先輩ママの意見を元に、英語教育義務化のメリットとデメリット、そして私たち親がするべき子供へのフォローなどをご紹介していきます。

2020年からスタート!小3からの英語教育義務化

実は現在でも行われている小学校からの英語教育。
すでに行われている内容は、小学校5年生から「外国語活動」という名で一週間に1コマ英語に親しむ時間をとるというものです。

小学校外国語活動について
平成23年度より、小学校において新学習指導要領が全面実施され、第5・第6学年で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。  外国語活動においては、音声を中心に外国語に慣れ親しませる活動を通じて、言語や文化について体験的に理解を深めるとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、コミュニケーション能力の素地を養うことを目標として様々な活動を行います。


【引用URL】
小学校外国語活動サイト文部科学省2019/03/11

アルファベットを書いてみたり、英語の曲を聴いたり歌ったりなど、楽しみながら英語に親しんでいくという外国語活動。
今までは他の教科のように点数をつけられることもありませんでした。

しかしこの「外国語活動」のスタートが2020年からは小学校5年生から3年生に早められ、小学校5年生からは英語が正式教科として枠を取るので、もちろんテストも実施されますし点数もつけられるようになります。

小学校3年生から始まる内容については今のところ現行の外国語活動と変わらない方針で、読み書きよりも「聞く・話す」といった、実践的な英語をメインに、歌やゲームで楽しみながら学んでいくようです。

英語教育義務化による素晴らしいメリット

早い段階から英語教育が義務化されることによって、

  • 幼いころなら恥ずかしさが少ない
  • 早期教育だからこそ英語耳が育ちやすい

など、とても大きなメリットを得ることができます。

「恥」を知る前に英語をはじめられる

この記事を読んでいる多くのママさんは英語教育のスタートが中学校1年生だったのではないでしょうか。
かくいう私も中学校1年生から英語を学んだのですが、単純に恥ずかしくはありませんでしたか?

中学校ともなると思春期真っただ中、男女の意識も芽生えるころです。
授業で一人立たされ、クラスの皆の前で英語を言う…思い出しただけで恥ずかしくなってしまいますね。

そしてこの時期は、なぜか発音が良いことを馬鹿にされたりもします。
本来であればとても素晴らしいことなのですが、このような心理が英語の習得の足かせとなっているのです。

思春期に入るか入らないかの小学校3年生ころからの英語教育がいかに子供にとって良いことかは簡単に理解できますよね。

LとRの聞き分け!英語耳が養われる

子供の英語教育関連で「英語耳」という言葉を聞いたことはありませんか?

簡単にいうと、ネイティブな英語を聞き取る能力のある耳が英語耳と呼ばれています。
日本人に難しいとされるLとRの聞き分けなどが代表的ですね。

この英語耳というのは、単純に「英語を聞いた回数」がすべてだと私は考えています。
これは日本語でも英語でもかわりませんが、聞きなれない単語は聞き取りにくくて当然なのです。

英語ペラペラ先輩ママの意見

「Happy birthday」や「strawberry」「chocolate」あたりの言葉は、どれだけ英語に自信がない人でも聞き取れますよね。

しかし、「Light」と「Right」を聞き分けられる人がどれだけいるでしょうか?
また、乗る「bus」とお風呂の「bath」は言い分けられますか?

幼少期から英語教育を受けていた英語ペラペラな先輩ママは「聞き取り・発音は体育みたいなものだ」と語りました。

縄跳びのように、または自転車のように、最初はできないものも何度もトライしていく中でコツを掴み、できるようになっていくのです。

つまり話せば話しただけ、聞いたら聞いただけ英語能力は向上するということですね。

最初に言った「Happy birthday」や「strawberry」が聞き取れるのは、それだけその言葉に触れる機会が多かったからです。

小学校3年生からはじまる早期教育は強制的に英語に触れる機会を増やしてくれますので、多いに効果を期待することができるでしょう。

英語教育義務化で加わるデメリット

ここまで英語教育義務化で得ることのできるメリットについて話してきましたが、もちろんデメリットもゼロではありません。

  • 一教科増えることによって他教科の負担が増える
  • 英語教室など通う子との格差が生まれる

この二点はデメリットというより、心配するべき点というのが正しいかもしれません。

他の教科の時間が減る?勉強は大丈夫?

一教科増えるということは、当然ですがその分他の教科にあてられる時間が減るということです。
授業時間が減る分、新しいカリキュラム等で調整されていればいいのですが、やはり家庭や塾などで補填する必要性が出てくる可能性が高いでしょう。

特に小学3年生という、日本語もまだあやふやな段階で英語を学ぶことによって、日本語の理解が疎かになってしまうことも懸念されます。
国語は全ての学習の基本であり、説明文を理解できなければどの教科も伸び悩むことになりますので、特に国語は注意して見てあげなければなりません。

子供の負担が増えることが予想されますので、効率よく学ぶためにも親が協力して家庭学習を進めることが必要とされるでしょう。

うちの子ついていける?学習の格差

小学校の英語教育ではALTの導入が年々増加している傾向にあります。
ALTとは簡単にいうと、日本人教師の補助をするために雇われた外国人の指導助手のことを指します。

今までは中学以降では各教科ごとに専門の先生が指導し、小学校では担任が全教科を担当するのが一般的でしたが、ここ数年でその意識も改められ、ネイティブな英語を取得するために海外の人材を雇用するようになったということですね。

ここ数年ではALT雇用数も倍近い数字になり、2020年に英語教育義務化がスタートするころにはほとんどの小学校で外国人の先生がついてくれるのではないでしょうか。

なので、授業とは別に英語教室に通わなければネイティブな発音が身につかないのでは…という心配はほとんどしなくてすみそうです。

また、今までの学習法では「りんご=Apple」や「こんにちは=Hello」のように、全く異なる単語を暗記で覚える必要がありました。
しかし最近の学習法では「聞く・話す」から始めますので、「こんにちは=ヘロー」のように発音を覚えるところから入ることになります。

「こんにちは」を「Hello」にするには暗記しかありませんが、「ヘロー」を「Hello」にするなら、ただスペルに置き換えるだけなので簡単ですよね。

私たちが苦労していたより、ずっとスムーズな教え方に変わってきているようですので、わざわざ英語教室に通わなくても授業自体についていくことは難しくはないでしょう。

小さい子の英語学習にオススメの無料動画

さきほどの項目でも述べましたとおり、2020年スタートの小学校英語教育義務化ではALTが導入されることが予想されます。

外国の方が先生なのでネイティブな発音で指導してくれるとは思いますが、やはり学校なので複数名に一人の先生ということもあり、一人ずつ発音を徹底させる指導をすることは難しいでしょう。

もちろん英語教室や専門の教材などで効率よく理解を深められることが一番ですが、それぞれのご家庭の都合によっては難しいかもしれません。

そこで今回は動画サイトで無料でみることのできる英語教育に有効な動画をご紹介します。

ABC Alphabet Songs Collection Vol.1(Busy Beavers)

アルファベットに親しむのに、こんなに親切で優しい動画はなかなかありません。

所謂「ABCの歌」から始まり、それぞれのアルファベットごとにCなら「C”C”Carrot C”C”Car(シー”カ”キャゥラッt シー”カ”カァr)」というように、アルファベットの発音と実際に使うときの発音をセットで覚えることができます。

カラフルなキャラクター達や覚えやすい音楽・リズムに合わせることで、視覚と聴覚どちらからも学んでいくことができます。
インプットした英語は実際に口に出すアウトプットを行うことで、しっかりと身につけることができるでしょう。

Meet the Phonics Blends-dr(Preschool Prep Company)

アルファベットに慣れ、ある程度使えるようになってきたころに突き当たる壁がこの動画の「dr」のような日本語にはない子音のみの音です。

何も知らない状態で「dr」を見てもなんと読むのかわからなくて当然です。

それをこのような動画で知ることによって「dr」の読み方を知ることができ、見たことのない単語も読めるようになっていきます
dr以外にもblやthなど、英語には子音のみの音がたくさんありますので、動画などで繰り返し発音していくことが肝心です。

番外編:ディズニー英語システム

有名人のCMや無料DVD配布などで名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。

実は私自身、このディズニー英語DVDを所有しているのですが、やはりすごいです。

子供の大好きなディズニーキャラクター達が英語の歌をひたすら歌う内容なのですが、そのクオリティの高さには「さすがディズニー」と言うほかありません。

小さいころ毎週みていたドラえもんなどのOPって、大人になってからもなぜか覚えていて歌えますよね?

それと同じように、レベルの高い楽曲で繰り返し英語を刷り込まれるので、気付いたら覚えてしまっているのです。

ただし、「非常に高額」であることが大きなデメリットですね。

無料DVDでも十分なクオリティがありますので、気になった方はぜひ試してみてください。

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