子供の教育・成長・食事・遊び

チャイルドコーチングの資格をもつママが、やる気を育てる方法や我が家のお手伝い方針をご紹介します

皆さんのご家庭では、お子さんはどれくらいお手伝いをしているでしょうか。

ママもやることが沢山あるし、ぜひ手伝ってもらいたいところですが、実際にはなかなかうまくいきませんよね。

ママ1人でやるより時間がかかるし、やり方もめちゃくちゃ。
うまくできるように指示すると
「自分でやるもん!」と怒り出し、うまくできないと泣いちゃったり、
「もうお手伝いしない!」と不貞腐れる。
残ったのは、前より散らかったキッチンや部屋、そして疲れたママ。

どうすればうまくお手伝いしてもらえるのでしょうか?

我が家の5歳の娘は自ら進んで手伝ってくれることも多く、1人でケーキも作れるようになりました。

どうして娘はお手伝いが好きになったのか、チャイルドコーチングの資格を持つ私が実践している我が家流の方法をお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。

お手伝いは子供を成長させる機会

実は、お手伝いは子供の自己肯定感を育てるとってもいい機会なんです!

子供がやりたいと感じたことを自分で体験し、自分で考ながら結果を出し、自分にもできた!と思えることが自信につながっていきます。

お手伝い以外のことでも、子供が何かに挑戦しよう!やってみよう!と思えることは、とっても大切だと思いませんか?

お手伝いは、『家庭でできるやる気を育てる教育』。ぜひ活用したい機会ですね。

そもそもお手伝いは何歳からできる?

こどもは何歳からお手伝いができるようになるのでしょうか。

あくまでも目安ですが参考にしてみてください。

3歳頃から「手伝いたい!」が始まる

子供が3歳くらいに成長すると、自立心が芽生え、
「自分でやりたい!」
「ママみたいにやってみたい!」

という気持ちが育ち始めます。

「お手伝いしたい!」と言い始めるのもこの頃ではないでしょうか。

きっと、ママが作る料理やお掃除、お化粧などすべてのことが魔法のように見えて、憧れているのかもしれませんね。
(※1)

3歳未満でもお手伝いできる!

お手伝いを始める年齢には個人差があり、3歳4歳になってもお手伝いをしないからといって心配はしなくていいでしょう。

でも、ママが気付いていないだけで、お手伝いはもう始まっているかもしれません。

・オムツを自分で持ってくる

・ママが忘れてしまいそうなことを、覚えておいてくれる

・自分のコップやお皿、小さな椅子を食事の時に運ぶ(運ぼうとする)

・出したおもちゃをしまう

・自分の服を自分で脱ぎ着しようとする

・ゴミをゴミ箱に入れる

こういった行動は、3歳未満でもやっているかもしれません。

今まではママが手伝っていたことを自分でやってくれただけで、ママは助かりますよね。

自分でやろうとする姿勢が見られたら「お手伝いしてくれてありがとう!すごく嬉しいよ!」笑顔で伝えてあげてください。

「お手伝い」という言葉の意味はわからなくても、「これをするとママが喜ぶんだ!」という気持ちは芽生えてくるはずです。

ママが「お手伝いさせなきゃ!」という気持ちになるのはわかりますが、子供が自らやりたい!と言ってくれるまでは、あまり期待せず、やってくれたことには大いに感謝するというスタンスの方が、ママも子供も気持ちが楽だと思います。

では、ここからは子供が「お手伝いしたい!」と言い始めたころからの対応について、6つの方法をお話しますね!

その1 申し出には笑顔で「ありがとう!」

まず、子供が「お手伝いしたい!」と言ってきたら、あなたはどんな反応をしていますか?

「うわぁ、今から?めんどくさい~!時間ないのに~」という心の声がそのまま出ちゃっていませんか?表情にも出ていたりしませんか?

子供はそういったママの表情にとっても敏感です。

ここで困った顔をしてしまうと、「お手伝いしない方がいいんだ・・・」と子供のやる気はしぼんでしまいます

子供が成長して、本当に手伝ってもらいたいときにもその印象が残っていると、子供は積極的に手伝うことに抵抗感を持つかもしれません。

なので、ママのその心の声はちょっと我慢して、まずは笑顔で言ってみましょう。

「手伝ってくれるの?ありがとう!嬉しい!」

子供はこんな風に言われると、「自分はママに必要とされている!自分にも役目がある!」という気持ちになります。

これは、子供の自己肯定感を高め、さらに人を助けたいという思いも育てます。

子供が大きくなってから、「手伝おうか?」と自然に勝手出るようになるには、まず、子供の頃から、「自分も人の役に立てるんだ」という意識を持たせることが大切なんです。

でも、もし本当に時間や余裕がないときは、断っても大丈夫です。

「ありがとう!すごく嬉しいよ!でも、もうすぐできちゃいそうだから、明日はお願いしようかな!」と伝えれば、子供も納得してくれると思いますよ。

その2 子供が体験したいことは何か聞こう!

例えば、ママがホットケーキを作ろうとしているときに、子供が手伝いたいと申し出たら、どうしますか?

子供の年齢にもよりますが、ホットケーキを1から作るのは、子供がやるには難しい工程もあります。

ママも、火や包丁を使うのはやめてほしいときなどありますよね。

こんな時は子供に質問しましょう!
「何をやってみたい?」

まず、簡単に工程を説明し、どの工程をやってみたいのか質問するのです。

子供は粉を計りで計りたいのかもしれないし、卵を割りたいのかもしれません。

生地を混ぜたいかもしれないし、牛乳を入れたいのかもしれません。

どんなことをしてみたいのかを聞き、子供がやりたくない工程をママが引き受ければ、1から全て手伝ってもらうより、断然スムーズに進みます。

子供は自分がやりたかっかことにチャレンジできるので、満足感も得られますね。

もし、ママから見て危険な工程、火や包丁を使うような場合は、子供の思いも尊重しながら、「ここだけママもお手伝いしていい?」と聞いてみましょう。

「あなたにケガをさせたくない」というママの気持ちが伝われば、きっと子供も受け入れてくれます。

その3 子供がどこまでできるか見極めよう!

大人にとっては簡単な作業も、子供にとっては難しいということはたくさんあります

ホットケーキの生地を混ぜるだけと言っても、
『左手でボウルを押えながら、右手で泡だて器をしっかり持ち、それを素早く動かしながら、しかも生地がこぼれないように気を付けながら混ぜる』
という、実は沢山のことを同時にこなさなくてはならないのです。

子供の年齢によっては、なかなか難易度の高い作業です。

しかし、そこでママが全部やってしまっては、子供のやる気はそがれてしまいます。

「本当は僕だってできるのに、ママが邪魔した!」とさえ感じてしまうかもしれません。これでは、子供の自己肯定感は下がってしまいますね

ママはその作業が、子供一人でできるのか、ママが手伝えばできるのか、手伝っても難しいのかを見極めてください。

説明したり、お手本を見せればできそうな作業は子供に任せればいいし、ママがサポートすればできそうなら、サポートを提案してみましょう。

手伝ってもできない、難しい作業は、ママにやらせてもらうようにお願いしてみてください。

生地を混ぜる工程なら、「ママはアシスタントをやらせて頂きます!ボウルを押えますので、混ぜるのをお願いします!」と子供に提案してみます。

ママがボウルを押えていれば、生地はこぼれにくいし、子供は混ぜる作業に集中できます。

結果、混ぜる作業がうまくいけば子供は「自分にもできた!」と自信をつけるはずです。

もし、混ぜる途中で「ママ代わって~」と言われたら、「途中で投げ出さないで!」と叱るのではなく、「じゃあボウルを押える係と交代してみよう」と伝えてみましょう。

慣れない作業ですから、意外と大変だった!ということは大人だってよくあります。

ひょっとすると、ボウルを押えながらママの作業を見ることで、コツも掴むかもしれませんし、そこは寛大になってあげてくださいね。

その4 失敗してOK!

いくらママがサポートしても、少し目を離した隙に子供が失敗してしまうこともあるでしょう。

そんな時、「だからママがやるって言ったのに!」「気をつけなさいって言ったじゃない!」と叱っていませんか?

でも、少し落ち着て思い出してみてください。

お子さんはママを助けたくて手伝っているのです。

もし、自分が誰かを手伝ったときにミスをして、こんな風に言われたら、もう手伝いたくなくなりますよね。

最初から上手にできなくてもいいのです。
「失敗しても大丈夫!ここまではできてるよ!」
「ケガしなくてよかった!これは片づけて、次のことをやろう!」

そんな風に声をかけたら、子供は失敗を恐れず、またやろう!次はもっと頑張ろう!と思えるようになりますよね。

お手伝いをしてもらっているときは、ママもいっぱいいっぱいになってしまいがちですが、もし失敗してしまったら、叱ってしまう前に一呼吸おいて、「大丈夫!」と言えるようになるといいですね。

その5 出来栄えの評価より、「ありがとう!」

私は、お手伝いは人助けの第一歩だと思っています。

助けた人が「ありがとう!助かったよ!」と言ってくれたら、誰だって心が満たされるし、報酬がなくたって充実感がありますよね。

子供のお手伝いも同じです。

大人が「ありがとう!すごく助かったよ!」と言ってくれたら、ご褒美なんていらないのです。

でも、「ここができてないじゃない!」と指摘してしまったら、せっかく手伝ったのに文句を言われているようで嫌な気持ちになりますよね。

子供が手伝ってくれてら、どんな小さなことでも感謝の気持ちを伝えてあげてください。

達成感だけじゃなく、人の役に立つことの喜びを感じることができたら、結果はどうであれまた誰かを助けたいと思ってくれると思います。

その5子供と一緒に振り返ろう

失敗しても、うまくできたとしても、ぜひやってほしいのが振り返りです。

「どこが難しかった?」「どこが楽しかった?」とお子さんに聞いてみてください。

質問されたお子さんは、自分の行動を思い出すことになるので、お手伝いの工程の記憶を定着させることができます

また次の機会があれば、工程を思い出しやすくなるでしょう。

ママはできた結果だけを褒めるのではなく、過程に注目してあげてください。

結果だけに注目すると、子供は「成功したら良い、失敗したら悪い」という概念を持ってしまいます。

そうすると、「成功しそうなことはやる、失敗しそうなことはやらない」という思考にもなりかねませんし、やってみて失敗してしまったら「自分はできない子だ」と、結果だけで自分を評価してしまうかもしれません。

「あそこはとってもうまくいったね!次はもっと早くできそうかな?」
「ここは難しかったのに、最後まで頑張れたね!」

といった過程に対して声をかけてあげると、子供は

「失敗したけど、頑張ったことは認められた!」
「ここは自分の得意なことだから、もっと伸ばそう!」

自分を肯定できるようになっていきます

その気持ちが次のお手伝いや、子供のやる気に繋がっていくのだと思います。

その6 うまくいったからと言って、やらせようとしない

子供がうまくお手伝いをしてくれたら、嬉しいですし、またやってもらいたい!と思いがちですが、子供は「やらされてる」と感じた途端に、やる気がなくなるものです。

ご自身も子供のころは、そうではありませんでしたか?

「お掃除しなさい!」「たまには手伝ってよ!」と言われたら、やりたくなくなっていた記憶が私もあります。

我が家では、娘から「お手伝いする!」と言い出すまでは、なるべく強要しないようにしています。

子供が「自分で」やると決めて、行動に移すことでやる気が育つと考えているからです。

そのお影か、毎日ではなくてもリビングの掃除機も、お風呂掃除も、洗濯物の仕分けも、料理や配膳も、自分からやりたいと言ってくれます

お風呂掃除に関しては、お願いすると「やったー!」と喜ぶほどです。

先日は「お母さんにケーキ作ってあげる!」と言って、自分で材料や道具をだし、ココアケーキを作ってくれました。

娘はまだ5歳なのでオーブンの扱いだけ私が担当して、後はすべて娘に任せました。

完全に娘の目分量で作ったので、ぱさぱさのケーキが出来上がりましたが、二回目はフワフワのとってもおいしいケーキが完成しました。

一回目に失敗しても次もやろうと思ってくれたことが、成長を感じられてとても嬉しかったです。

後片付けも、「私がお皿洗うから、ママは流す係ね!」としっかり仕事をしてくれましたよ!

ママも子供もお手伝いを楽しもう!

いかがでしたか?もちろん、ご紹介した方法全てやれなくたって大丈夫です!ママだって失敗してもいいんですから。

「今日は手を出しすぎちゃったな」「ついつい叱っちゃったな」と思っても、「あぁ、私ダメな母親だ」なんて自分を責めたりしないでくださいね!

ママ自身も、子供と一緒に振り返りながら成長していけばいいと思います

「失敗したけど、楽しかったな」とママが思えたら、きっと子供も同じように思えるようになっていきますよ。

ぜひ、ご家庭で、子供も大人もお手伝いを楽しんでみてくださいね!

【参考URL】 
(※1)【お手伝いは何歳からがベスト?】子どもにお手伝いを頼む【適齢期】と【ポイント】|ウチコト​ 、東京ガス、(アクセス日:2019年1月28日)
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