授乳・母乳・ミルク

【母乳増やしたい方必見】私が1日2㏄から650㏄まで母乳量を増やした方法~母乳のメリット・デメリットとは~

「やっぱり母乳育児がいいらしいよ」
「免疫力にも母乳が…」

など、周りはとにかく母乳・母乳…。

そりゃ出るなら母乳で育てたいけど、出したくても出ないのよ!なんて言いたくなりませんか?

私も母乳育児に夢を抱いていましたが、産んで10日経っても1日に2㏄しか出なかったため、助産師も首をかしげミルクを進めてきました。

どれだけ頑張っても母乳は出ないし胸は青あざだらけ、乳首はズタボロで血が止まらない…それでもやはり諦めきれない母乳育児

評判の良い母乳外来やマッサージへ通い、集めた知識で1日2㏄→650㏄まで母乳を増やすことに成功!

精神論やポエムのような情報はいらない!母乳のつくられるメカニズムを理解すれば母乳は増やせます。

今回はあなたに私の知識と経験をすべてお伝えします。

母乳は受注生産、まずはホルモンを増やす

そもそも母乳がどうやって作られるのかですが、簡単にいうと、

・プロラクチン
母乳をつくるよう命令するホルモン
・オキシトシン
母乳を乳首から出すよう命令するホルモン

という2つのホルモンが大切になってきます。

このホルモンたちはママが赤ちゃんと授乳を通して触れ合うことで分泌されます。

産んでしばらくは、このホルモンがまだしっかり働いていない状況なので母乳が出なくて当然なのです。

吸わせて増やすプロラクチン

まずは母乳をつくりだしてくれるプロラクチン。

「母乳を増やすには、とにかく吸わせるしかない」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

実はこれが科学的に証明されており、母乳が出ていても出ていなくても関係なく吸わせることによってプロラクチンの分泌が増え、増えた分だけ母乳をつくるように命令してくれるのです。

つまり母乳は「受注生産」だということですね。まずは吸わせて吸わせて、とにかく注文をしましょう。

ハグして増やすオキシトシン

次に、作られた母乳を外に押し出す役割をはたすオキシトシン。

オキシトシンはママだけが持っているものではなく、実は性別や年齢問わずみんなが持っているものです。

このオキシトシンは別名・愛情ホルモンとも呼ばれており、幸せを感じたときに増えることがわかっています。

赤ちゃんを抱きしめたり、人と美味しい食事をしたり、感動的な映画をみるなど、とにかくあなたがハッピーである必要があるのです。

子育て中は大変なことの連続で一日一日が精いっぱいかと思いますが、赤ちゃんと沢山スキンシップをとり心を豊かにする行動を心がけましょう。

深夜は母乳のゴールデンタイム

母乳は一日中フル稼働で作られていますが、そんな中でも夜中は母乳量を増やすチャンスタイムです。

いわゆる「母乳のゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯で、この時間を上手に使うことが鍵となります。

夜23:00~朝5:00が勝負のカギ

「母乳は受注生産、まずはホルモンを増やす」の項目でも説明したプロラクチン(母乳をつくる命令を出すホルモン)。

そして夜23時~朝5時は、そんなプロラクチンが多く分泌されるゴールデンタイムなのです。

眠くて辛いところですが、このゴールデンタイムにどれだけ授乳回数を稼げるかが母乳量を増やすことに直結します。

もちろん赤ちゃんが長く寝てしまった時などは少なくなりますが、私は22時・24時・2時半・5時の4回授乳していました。

もちろん昼間に沢山吸わせることも必要。ですがゴールデンタイムはその効果が倍近くなります

隙あらば睡眠をとる

「昼間も深夜も頻回授乳をしなさい」と「しっかり寝ないと母乳が作られない」。

どちらも母乳を増やすためには必要なことですが、そんなこと言われても頻回授乳をしていたら睡眠時間なんてとれない

「どうすりゃいいのよ!」と思いませんか?私は思いました。

しかし、こればかりは旦那様やお母さまにチカラを借りるしかありません。

とにかく生活のすべてを人に任せてあなたは育児に専念し、赤ちゃんが寝てる時間にあなたも寝る生活をするのがベストです。

理由があって人を頼ることができない方は、家事をある程度放棄しましょう。

食事はご主人に買ってきてもらって、洗濯だって溜まってからでいいんです。掃除機だって毎日かけなくても死にません。

そんなものよりあなたの睡眠の方がずっと大事!なんでも後回しにして、とにかく寝ましょう。

母乳=血!大切な栄養分

まず大前提として、母乳は血からつくられています。つまり血が足りていなければ母乳は増えません。

出産にともなう出血により、とくに出産後は血が足りていませんので母乳を増やすためにも血を増やす必要があります。

また血であるということは、母乳の元となる血液をスムーズに運ばなければいけないことから血流も大切になってきます。

血を増やすために必要なもの

人間の身体が血をつくりだすためには1日に必要なカロリーに+350kcalが必要だと言われています。

妊娠で増えてしまった体重を一刻も早く戻したいところですが、ダイエットは卒乳後にしましょう。

そして血液は約9割以上が水分でできていますので、水分不足でも血液は増やせません。

血をつくるにあたり「鉄分・タンパク質・ビタミンC・ビタミンB12」などは特に大切になってきます。

そしてなによりエネルギー源である炭水化物を多くとることが必要とされます。

具体的な食材であげると、

米・うどん・パスタ・じゃが芋など芋類
野菜(特に根菜)・果物
肉・魚・卵・乳製品
貝類・海藻類

などが血をつくるのに積極的な働きをしてくれます。

血流をよくするためにも温かい食事をとり、身体を温めることを心がけましょう。

また、コーヒーや紅茶・緑茶などタンニンを含む飲み物は食事と一緒にとることによって鉄の吸収を阻害してしまいます。

ハム・ソーセージやスナック菓子などに使用されている添加物も鉄の吸収を阻害してしまいますので控えましょう。

飲み残された母乳は絶対に搾りとる

母乳製造工場が受注生産だという話はしましたが、この母乳生産工場ははっきり言ってサボり魔です。

飲み残しの母乳があると、「このくらい飲み残されているなら次回から少なく作ろう」と判断されてしまいます。

赤ちゃんに授乳が終わったら、片胸ずつしっかり母乳を搾り出しましょう。

毎回母乳タンクが空っぽになることによって、次回からさらに多く、その次はもっと多く母乳が作られるようになっていきます。
逆に増えすぎてしまったと感じた場合は、搾ることをやめれば生産は減ります。

自分でできるおっぱいマッサージ

おっぱいをマッサージしてあげることで、つまりなどを取りスムーズに母乳を出す手助けができます。

まず、あなたの乳首は柔らかく伸びていますか?乳首が硬いと赤ちゃんが母乳を吸いづらく、吸える量が減る=母乳のつくられる量も減ってしまいます。

自分で触ってみて硬いと感じるようであれば、

まず親指・人差し指・中指の三本の指先で乳首をつまみ、ゆっくりと揉んでほぐしていきましょう。

次に、片胸ずつ両手でもち、グーっと上に持ち上げます。

持ち上げた状態を3秒ほどキープしたら、その状態のまま手をはなし、おっぱいを落とします

これを3セットずつ、両胸おこないます。

これらは授乳していないときにするマッサージですが、授乳前に毎回やっていただきたいマッサージもあります。

まず両手のひらで両胸を外側から、胸を寄せるように中央へ向かってグーっと押します。

そのままぐりぐりと手を動かし、胸を中央に向かって押し合わせます

繰り返すことでどんどん効果があがりますので、授乳前には必ずおこなってください。

母乳のメリット・デメリット

語りつくせないほどある母乳のメリットですが、その中でも初乳(出産~10日間のみ出る濃い母乳)のもつ免疫力は素晴らしいものです。

夜中に泣く赤ちゃん相手に焦ってミルクをつくりに走る必要もありませんし、ミルク代の心配もありません。

そんな母乳の大きなデメリット、それはミルクと比べるとどうしても赤ちゃんが「寝ない」ということ。

母乳は消化がいいのでお腹がすき、夜中でも何度も起きておっぱいをせがみますよね。

しかしミルクは寝る前にたっぷり飲んでいれば、母乳よりずっと長く寝てくれます。

母乳育児のママさんからしたら「寝てくれる」というのは何より魅力的ではないでしょうか。

また、母乳だからという理由で禁止していた食べ物や飲み物も、なにも気にせず好きなように食べることができます。

とはいえ母乳で後悔しているママさんが少ないということは、デメリットを大きく上回る幸せが母乳育児にはあるのでしょう。

母乳の呪いがあなたの母乳を止めている

最後にどうしてもお伝えしたいことが、

「母乳にこだわりすぎないで!ミルクもとても良いものですよ。」ということ。

母乳を増やす方法を調べるために見ているのに、何を言っているんだと思われるかもしれません。

ですが、「母乳を出さなきゃ」「量を増やさなきゃ」というプレッシャーがストレスとなり、あなたの母乳量が増えるのを邪魔しているのかもしれません。

頭の中が母乳一色になってしまっているようでしたら、一度リフレッシュさせてあげることをお勧めします。

卒乳したら終わり、今だけの愛しい時間を

母乳を増やすためには、

・母乳に必要なホルモンを増やす
・深夜のゴールデンタイムを逃さない
・血を増やして血流を良くする
・残った母乳は毎回空になるまで搾り取る
・よく寝ておっぱいマッサージ

が必要だということがおわかりいただけたかと思います。

これだけ苦労して母乳量を増やしたところで、軌道に乗り始めてから1年もすれば卒乳。

私はなんのためにあんなに頑張っていたんだろう?と考える日もあります。

しかし我が子が卒乳をはたしてから早数か月、何度も思い出すのは私の胸元にもぐりこみ必死に母乳を吸う姿。

どれだけ苦労したとしても、あの一瞬の幸せな光景のためだったと思うと何一つ後悔はありません。

子供はあっという間に成長し、あっという間に卒乳。いつも過ぎ去ってから気付く貴重な時間。

授乳という、この上ない母と子のスキンシップを味わえるのは今だけです。

どうかあなたの愛と母乳で、赤ちゃんの心もお腹も満たされますように。応援しています。

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