命名・名前

女の子の名付け人気ベスト10を3年まとめ!2016~2018年分

子供の名前の決め方はいくつかありますが、人気の名前ランキングを参考にするのも方法のひとつです。

名前は時代を映す鏡でもあり、人気の傾向を知ることで時代背景が見えてくることもあります。

今回は最新3年分をまとめてご紹介します。

なおランキング内容は、数々発表されている各サイトの情報を元に、筆者が独自にまとめたものとなっています。

《2016年》女の子の名前人気ベスト10

2016年はキラキラネームが珍しくなくなってきた頃でしょうか。

「陽葵」や「結愛」など、それまでは読めない…と感じられてきたものも、人気名前としてすっかり定着

多くの人が一般的に読めるようになり、「これはキラキラネームになる?」という声も聞こえてくるようになりました。

ランキング2016

第1位 陽葵ひまり
第2位 陽菜(ひな
第3位 葵(あおい
第4位 咲良(さくらさら
第5位 結菜(ゆな・ゆうなゆいな
第6位 さくら
第7位 莉子(りこれいこ
第8位 結衣(ゆい
第9位 結愛(ゆあ・ゆいあ・ゆいなゆうな
第10位 凜(りん

『陽』と『葵』は正しい読み方?

『陽』の字は、表外読みに「ひ」があります。
『葵』はどこをどう見ても、「り」とも「まり」とも読みません。

つまり、『陽葵』と書いて「ひまり」は、正しい読みではないのです。

ここで思い浮かべるのが「向日葵=ひまわり」。これで見ると「り」の部分に『葵』を当てて使うことは誤ったことではないような気もしますね。

また、多くの方が『葵』の字を見て向日葵の花を連想であろうことから、一般的には読まれない漢字と言い切ることもできません。

最近ではこういったイメージや雰囲気を読みに結びつけて名付ける方法は珍しくありません。

『陽葵(ひまり)』という言葉はありませんが、“人気の名前”としてしっかり根付いていると言えそうです。

『陽葵』はキラキラネーム!?

ひと昔前の名前では滅多に見られなかった『陽葵』。

登場したての頃は読める人がいなく、キラキラネームの部類に入るものだったに違いありません。

しかし、時代とともにその人気が高まり、言葉としてではなく“名前”という認識で読み方も一般的に広まりました。

「可愛い!素敵!」というイメージも強く、耳に優しく響く音ですよね。

そう考えると『陽葵』は例えキラキラネームだとしても、「キラキラと輝いているネーム」という素敵な部類に入るような気がしますね。

決して周囲の人を不快にさせるような珍奇ネームではありません。

止め字の定番は『菜』

あきな・ゆいな・りりな・あいな・ゆうな…等、
女の子名の止め字に多く用いられる「な」。

奈・名・那…使える漢字は多々ありますが、特に人気の漢字は『菜』

この漢字には素敵な意味があります♪

野菜やおかずを意味する【菜】

この漢字は、高い木に手を伸ばして木の実を取る様子が形になりました。

木の実の収穫が野菜の収穫へと転じ、野菜そのものを表したり、野菜を使ったおかず=惣菜を意味するようにと変化していったと言われています。

そのような意味を用いて名付ける場合、健康なイメージから健やかな成長を願ったり、一生食べることに困らない豊かな人生になりますようにと由来づけられます。

菜の花のイメージで使う【菜】

ところが、この漢字を使う方の多くは野菜や惣菜ではなく、春に鮮やかな黄色の花を咲かせる“菜の花”をテーマにされるようです。

黄色という色は元気・活発・明るさを連想します。

花の咲く春はエネルギッシュ、小さな花は可愛らしさ、また草原一面に咲く菜の花からは広がり・悠大といったイメージもあります。

このように菜の花ひとつをとっても様々な由来を持たせることができます。

漢字、そして名前というものは非常に奥が深く、追及すればするほど面白さも見えてくるものですね。

《2017年》女の子の名前人気ベスト10

昨年は5位だった『結菜』が堂々第1位になった2017年。

1文字名前も少しずつ増えています。

ランキング2017

第1位 結菜(ゆな・ゆうなゆいな
第2位 咲良(さくら
第3位 陽葵ひまり
第4位 陽太(ひなた・はるた・ようた)
第5位 莉子(りこれいこ
第6位 凜(りん
第7位 さくら(さくら
第8位 結衣(ゆい
第9位 葵(あおい
第10位 杏(あん・あんず・きょう)

植物を表す漢字が絶大な人気!

菜の花をイメージする『菜』の他、葵・莉・杏など、植物を表す漢字の人気が非常に高い女の子

どのような植物なのか、特徴や漢字の魅力についてそれぞれご紹介します。

【葵】の魅力

葵は初夏に咲く花です。花びらは1枚1枚がふっくらとした形をしており、色も様々。大変存在感のある花です。

まっすぐと伸びる茎の先に、太陽の方に向かって咲かせる花から、「タチアオイ」という名前が付いたそうです。

また、「あおい」という言葉は太陽に向かう→空を仰ぐ(仰ぐ日)から生まれたとも言われています。

まっすぐ咲く様子を名前に重ね、健やかに成長してほしい、自分の心に正直に生きてほしいと願いを込めた名前、素敵ですね。

花言葉には「大望・野心・豊かな実り」がありますので、末来に結び付けた由来でも用いることができそうです。

【莉】の魅力

茉莉花(まつりか)という花の名に用いられる『莉』の字は、単体としては意味を持ちません。

茉莉花はモクセイ科の植物で、別名ジャスミンの呼び名の方が有名ですね。

いくつか種類がある中でもアラビア・ジャスミンを表すとされています。

細長くすくっと伸びた花びらが数枚重なり、とても気品ある美しい花です。

観賞用としてだけでなく、芳醇な香りが特徴で、ジャスミンティーやアロマオイル、香水等にも多く活用されています。

花の見た目そのままに、清浄無垢・愛想がよいという花言葉があり、女の子にはぴったりの漢字だと言えそうです。

【杏】の魅力

杏は訓読みで「あんず」。バラ科の落葉高木で、春先に白に近い淡いピンク色の小さな花を咲かせます。

その姿は桜に似たところがありますが、咲く時期は桜より一足早く、春の訪れを知らせる花とも言えるでしょう。

また2月の異名のひとつに「杏月(きょうげつ)」があり、昔から親しまれてきた花であることから古風さも感じられます。

さらに、果実としての「あんず=アプリコット」も有名ですね。

黄色がかったオレンジ色の果実はころんと可愛らしく、その姿から由来を作ることもできそうです。

この漢字は訓読みで「あん・きょう」、訓読みでは「あんず」です。

一文字読みの場合は「あん」が一般的に用いられます。

左右対称でバランスも良いですし、画数が少なく柔らかな印象を与えることからも女の子におすすめの漢字です。

花にちなむ名前は縁起が良くない!?

花は散ってしまうことから、名付けには縁起が良くないと昔の人は言いました。

しかし、木に咲く花は散った後に実がなり、その種から翌年になると再び花を咲かせます。

そういった植物のサイクルを考えると、散っては咲くことが人の成長に重なる部分がありますし、根を張る限り花を咲かせ続けることは強さでもあります。

迷信に惑わされることなく、自信を持ってお子様の名前に使ってあげてくださいね。

《2018年》女の子の名前人気ベスト10

いよいよ、最も新しい名前ランキングです!

ランキング2018

第1位 結愛(ゆあ・ゆいあ・ゆいな・ゆうな)
第2位 結菜(ゆな・ゆうなゆいな
第3位 芽依(めい
第4位 結月(ゆづき・ゆうき)
第5位 杏(あん・あんず・きょう)
第6位 凜(りん
第7位 葵(あおい
第8位 陽菜(ひな
第9位 さくらさくら
第10位 柚(ゆず)

漢字一文字名前が人気上昇中

漢字一文字名前の人気が高まっているのは、男女ともに言える傾向です。

女の子の場合はきれいな花、可愛らしい花を表す漢字が大多数です。

花にちなむ名前はいつの時代も人気がありますが、一文字で表すことに現代的な雰囲気を感じますね。

そんな中で、可愛らしさとは反対、強いイメージのある『凜』が昨年に続いてランクインしています。

この漢字の魅力を下記にご紹介しましょう。

【凜】の魅力

この漢字は「冫」が氷を意味し、身の凍るような厳しい寒さから転じて“寒い・厳しい・心が引き締まる”という意味を持つ『凜』の字が誕生しました。

緊張感のある様子が伺えますね。

緊張感がありテキパキと仕事をこなす知的な女性、芯が強く自分の意見をきっぱりと言える人、真面目で誠実で知的な女性、芯が強く常に成長し続ける人…などなど、様々な由来を持って使うことができます。

また、つくりの下半分が「禾」ではなく「示」である『凛』。

こちらも同じ成り立ち、同じ意味の許容字体です。どちらも人命に使うことができ、画数も同じなので、迷ったときは好みで選んで問題ありません。

『結』は安定した人気漢字♪

それまでのランキングにおいても、安定していくつか登場している『結』。

2018年には3つの名前でランクインしています。

縁を結ぶ、絆を結ぶ、等の言葉で親しまれ、日本的な雰囲気、古風な女性らしさというイメージも強くあります。

この漢字が名前ランキングで見られるようになったのは2000年以降。

現在は女優として活躍する新垣結衣さんが、モデルオーディションにてグランプリを獲得して女優業に進出、活躍する時期と重なっていることから、彼女の影響も大きいと言えそうです。

【結】の魅力

フィギアスケートの羽生結弦選手の活躍により、最近の注目度がさらに増した『結』の字。

「吉」を含むことからとても縁起が良い漢字のように思われます。

この「吉」の部分を紐解くと、お目出たいことを祈る儀式で使われる刃物(士)と言葉(口)だそう。

この“お目出たい”や、儀式によって吉事が訪れることから、優れている・幸せ・良い等の意味を持つ漢字として使われるようになったそうです。

その左側に「糸」を付け加えることで、「良い状態をつなぎ固める」という意味の『結』が誕生しました。

『結』はただ物事を集めてまとめるだけでなく、それらの物事が“縁起の良いもの”に限られて使われているのです。

『結』を使う名前は他にも多数人気☆

素敵な意味のある『結』。ランキング以外に『結』を使った名前をご紹介します。

心結(みゆ・みゆう)・美結(みゆ・みゆう)・結(ゆい・ゆう)・結那(ゆいな・ゆうな・ゆな)・結乃(ゆの・ゆいの・ゆうの)・結音(ゆのん・ゆいね・ゆうね・ゆの)・結有(ゆう)・結香(ゆか・ゆいか・ゆうか)・結里(ゆうり・ゆり)・結実(ゆうみ・ゆみ)・結亜(ゆあ・ゆいあ・ゆうあ)・結絵(ゆえ)・結里香(ゆりか)・結暖(ゆのん)・結希(ゆうき・ゆき)・真結(まゆ)・美結(みゆ・みゆう)・歩結(あゆ)・愛結美(あゆみ)・結沙(ゆうさ)・志結(しゆ)・千結(ちゆ)・結来乃(ゆきの)・結希歩(ゆきほ)・結輝音(ゆきね)・結亜(ゆあ・ゆうあ)・結里亜(ゆりあ)・結羅(ゆら・ゆうら)

女の子らしさは永遠の人気テーマ

どの年のランキングを見ても『花』にちなむ漢字は多く、読みには柔らかく優しい印象を与えるソフト音が多く見られます。

現代風、個性的な名前が昔に比べると増えているのは、名付けの幅が広がっている証拠。

そんな中でもママたちが好むのは、やはり“女の子らしさ”なのでしょう。

女の子には女の子らしい名前を付け、女性として生まれたことを誇りに思いながら幸せな人生を送ってほしい、その願いは時代が変わっても永遠に変わらないテーマなのかもしれません。

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