妊娠・出産

【妊婦さんが知っておくと便利】妊婦が葬儀に参列する際に気を付けることとマナーとは?

妊娠中は心身ともに穏かにゆったりと過ごしたいものですが、突然の不幸はいつ訪れるかわかりません。

葬儀に参列することになった場合、体調のために注意すべきことや、周囲へのマナーとして知っておきたい事項がいくつかあります。

“もしも”のときに慌てないよう、知識として覚えておきましょう。

葬儀の参列はOK?NG?

訃報の知らせを受けたとき、まず頭をよぎるのは、妊婦さんが葬儀に参列しても良いか否か、という点ではないでしょうか。

色々な迷信も飛び交っていますが、結論は参列自体はOK。しかし、時期によっては控えた方が良い場合もあります。

迷信には根拠がない!

妊婦さんが葬儀に参列すると「産まれてくる赤ちゃんに黒あざが出来る」とか、「お腹に鏡を入れておくと大丈夫」「骨を拾ってはいけない」などという迷信があります。

迷信だとわかっていても、気分の良いものではありません。

しかし、これら迷信のすべては、確信がありません。

葬儀という体にも心にも負担のかかる場面で妊婦さんに悪い影響があっては困る、という思いから、昔の人が妊婦さんを参列させないために言い出したことであろうと推測できます。

従い、近しい人が亡くなった場合に体調も良く、葬儀に参列したいと考えた場合には、迷信を理由に控える必要はないのです。

参列はOK!ただし…

葬儀に参列すること自体は、全く問題はありません。

しかし、葬儀という場面は大勢の人に囲まれるのですから、体力的、精神的な負担は相当なものになるはずです。

体調に悪影響を及ぼすことは今後の妊娠生活にも支障をきたしかねませんので、無理は禁物です。

また、つわりのある時期、いつ何が起こるかわからない臨月は極力参加を控える方が無難です。

安定期の、体調が優れている時期に限って参列できると考えておくと良いかもしれません。

参列する場合の注意点

葬儀に参列することになった場合、次の点に注意をしましょう。

遠出になる葬儀への参列

遠方で葬儀が行われる場合は、日帰りや、夜遅くの帰宅等、体に負担のかかるスケジュールは避けたいですね

早めに出発し、数泊できる余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。

パパの仕事の都合等でどうしても日にちに余裕が持てない場合は、体への負担を考えて無理に参列する必要はありません。

また、飛行機やバス、電車などの公共交通機関を利用しなければならない場合は、事前に医師に相談して許可を得ることも大切です。

休める場所を確保

葬儀会場には大勢の人が集まり、会場の空気が澱んだり、室内温度が高かったりと、具合が悪くなることを想定しておきましょう。

気分が悪いな、疲れたなと感じたときは、その程度が大きなものでなくても、すぐに体を横にして休むことが大切です。

そういった状況に対応できない環境であれば、参列そのものを控えた方が良いかもしれません。

お手伝いは極力控えて!

ご近所や親戚が亡くなった葬儀では、近しい人が葬儀のお手伝いをすることがあります。

ここ数年ではぐっと減りましたが、地域によってはその風習がまだまだ残っています。

特に女性が動かなければならない場面も多く、その中で「自分だけ何もしないわけには…」と、ついお手伝いをしてしまいがちですが、妊婦さんは特別だと考えて、極力お手伝いは控えるようにしましょう

精神的なショックにも配慮が必要

葬儀に参列するべき人が亡くなったときほど、精神的なショックは大きいものです。

きちんとお別れしたいという気持ちも大切ではありますが、そのショックが気持ちに負担をかけ、情緒不安定になってしまう恐れがあります。

特に妊娠中はホルモンバランスが崩れていますので、塞ぎ込んでお腹の赤ちゃんに悪影響が及ぶ可能性も否めません。

ショックを受けないようにすることは難しいため、葬儀への参列ではなく、別の方法や時期を変えるなどの配慮も必要かもしれません。

病原菌に感染するリスク

たくさんの人が集まり換気が不十分になりがちな葬儀会場では、病原菌に感染するリスクが高まることも覚えておきましょう。

マスクをしての参列はマナー違反ではありませんが、挨拶やお焼香の際には外すのが礼儀だと考える人もいます。

短時間であってもマスクを外すことにより病原菌に感染してしまうと、妊娠継続に悪影響があるかもしれません。

付き添いがいると安心

親族等ではなく、友人の葬儀に参列する場合、ママが1人でと考えることもあるでしょう。

しかし、何があるかわからない妊娠中は、1人よりもパパや母等に付き添ってもらっての参列が安心です。

妊婦さんに相応しい喪服のマナー

次に、参列することになったときのために用意しておきたい、マタニティ用喪服の選び方についてご説明します。

合わせて、準備が必要な小物類についてもお話しします。

フォーマル感のあるワンピース

使うか使わないかわからないマタニティ用の喪服を、妊娠初期からわざわざ購入される方はとても少ないものです。

普段から使える、ちょっぴりフォーマル感のある黒または紺系のマタニティワンピースを1着用意しておくと安心です。

葬儀は急なことですから、妊婦さんの服装については周囲も理解してくれるはず。喪服にこだわり慌てて購入する必要はありません。

即日発送のレンタルを活用

手持ちの服では補えない!という場合は、レンタルサービスを利用するのも方法のひとつです。

翌日の午前中に配達してくれるレンタル会社であれば葬儀には十分間に合います。

ただし、地域によっては間に合わないこともありますので、配送日数はしっかり確認してくださいね。

京都かしいしょう

東京・大阪・名古屋であれば、16時までの注文で翌日午前中に届きます。

3泊4日とレンタル日数に余裕もあり、返却も簡単です。

葬儀場や貸衣装専門店でレンタル

インターネットでのレンタルでは間に合わない!という地域の方もいますよね。

慌てずに、まずは葬儀場に問い合わせしてみてください。

貸衣装の専門業者と提携しており、喪服を貸してくれる葬儀場も少なくありません。

場所と日時を指定してすぐに届けてくれるので楽に利用できます。また、近くに貸衣装の専門店がある場合は、そちらに問い合わせるのも方法のひとつです。

マタティ用がない場合もありますので、もしもに備えて事前に聞いておくと良いでしょう。

用意しておきたい小物類

気温の変化に対応できるよう、黒系のカーディガンやショール等があると安心です。

冬場は冷え対策にカイロもおすすめです。

靴はローヒールの物を普段から1つは用意しておきたいですね。

また、臨月が近い方は夜用のナプキンや、万が一の備えとして保険証と母子手帳は持ち歩きましょう。

参列しない場合のマナーもあります

葬儀に参列する場合の注意点についてお話してきましたが、妊娠中であることを理由に参列しないのも正しい選択肢であると言えるかもしれません。

体調や周囲への配慮として参列しないと決めた場合であっても、大切にしなければならないマナーがあります。

時間と内容を選んで参列

一般的には夕方~夜にかけて行われる通夜、その後の通夜振る舞い、翌日の葬儀・告別式、そして火葬場でのお別れが行われます。

最近では初七日の法要を繰り上げて告別式の日の午後に行われることも増えました。

その儀式すべてに参列せず、例えば通夜の日にお焼香だけで失礼させてもらったり、比較的体調が優れやすい午前中の告別式のみに参列する方法もあります。

葬儀は故人とのお別れの儀式ですから、参列するか否かよりも気持ちが大切だととらえて、負担のないよう考えてみましょう

日を改めて仏壇をお参り

大勢の人が集まる場所に行くことが不安だと感じる妊婦さんは、無理をすることはありません。

葬儀が終わりご家族が落ち着いた頃にご自宅に伺い、お仏壇にお参りをさせてもらうのも良い方法です。

その場合は相手先の都合を伺ってから弔問するよう注意してください。

弔電を打ち、香典を送る

外出を控えたい妊婦さんは、香典を送るだけで済ませても良いでしょう。

知人や親族等、周囲に参列する人がいる場合は預けて渡してもらうのも方法のひとつです。

香典は必ず送らなければならないものではありませんが、送ることで形として気持ちを伝えることができます。

また、会社関係や親族など近しい方が亡くなった場合は、香典に加えて弔電を打つのも良い方法です。

弔電とは?

弔電とは、親しい方が亡くなったときに思いを送るためのお悔やみ電報です。

一般的なのはNTTが扱う弔電で、インターネットや電話(115)で24時間申し込むことができます

サンプル文例があったり、オペレーターに相談に乗ってもらいながら文章を決めることができるので難しいことはありません。

遅くても告別式に間に合うように送るべきという時期が決まっているため、間に合わない場合は弔電を諦め、お手紙を書いて送るのが一般的です。

大切なのは『気持ち』です

突然の訃報に慌ててしまい、ショックで気が動転して正しい判断ができないこともあります。

しかし、まずは落ち着いてどうすべきかを考えましょう。

大切なのは参列するかしないかではなく、気持ちです

ゆっくりとあたたかな気持ちで故人を偲びながら自身の心に整理をつけ、大切な思い出として心に刻みましょう。

儀式を済ませることだけに翻弄せずに、最も大切にすべき思いを忘れないようにしたいですね。

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