子供がだーい好きなジュース!でも、お砂糖がたっぷりの甘いジュースは虫歯になりやすいし、肥満の原因でもあります。
与えたくない…というのが、ママにとっては正直な気持ちではないでしょうか。
ただ「ダメ!」と禁じるのではなく、代わりに野菜ジュースを与えてみませんか?
子供が「美味しい!」と喜ぶ人気の野菜ジュースを集めてみました。
この記事の目次
野菜ジュースの選び方&与え方
野菜ジュースは野菜を主原料に作られています。
何となく体に良いイメージがありますよね。
しかし、子供の場合は与え方を誤ると健康を害する恐れがあるため注意も必要です。
年齢に適した野菜ジュース
大人が美味しく飲める一般的な野菜ジュースを子供に与えると、栄養素の過剰摂取になることがあります。
ナトリウムやミネラルを内蔵機能が未熟な幼い子供が摂り過ぎてしまうと、下痢を引き起こしたり、柑皮症と呼ばれる病気になることもあります。
また、野菜ジュースの種類だけでなく、飲ませすぎにより起こることも珍しくありません。
そのため、年齢が低い子供には子供用に作られた野菜ジュースを選んだり、一般的な野菜ジュースを飲ませる場合は水で2~3倍に薄めるなど、気を付けてあげましょう。
柑皮症とは?
野菜ジュースに含まれるニンジンやかぼちゃ、パセリや柑橘系フルーツに含まれるカロテン。
このカロテンの過剰摂取により、手足の裏、ひざや額、指の関節など、顔や体のあちこちが黄色く変色する病気です。
肥満や虫歯の原因に
野菜ジュースの原材料を見ると、野菜だけでなく果物も多く含まれていることがわかります。
美味しい!と感じる野菜ジュースほど果物含有率が高く、ものによっては飲みやすくするために砂糖を加えている場合もあります。
この点を注意して選ばなければ、糖分を過剰に摂りすぎてしまい、肥満や虫歯の原因となってしまいます。
野菜の代わりにはなりません!
野菜ジュースを飲んでいるから、野菜不足にはならない!と考える方も少なくありません。
確かに、野菜が含まれるのですから、ある程度の栄養素を摂取することはできます。
しかし、野菜ジュースはあくまでもジュース。
もぐもぐと噛んで食べる野菜とは、顎・歯・脳の発達に大きな差が生じます。
また、加熱処理される野菜ジュースでは、ビタミンCが破壊されていたりと、十分な栄養を摂取することは難しいのです。
野菜ではなく、あくまでもジュースという概念で捕らえて、食事ではきちんと野菜を摂取するよう心がけたいですね。
時々の“特別”な飲み物として♪
野菜ジュースは、お砂糖たっぷりの甘い果汁入り飲料や清涼飲料水をたくさん飲ませるよりは良いかもしれません。
しかし、飲ませすぎは良くありません。
嗜好品のひとつと考え、外出時やおやつの時に“時々”与える程度に抑えるのが望ましい与え方と言えるでしょう。
普段はお水やお茶を基本とするのが理想。野菜ジュースは特別な飲み物だと教え、常飲させることは避けていきたいものです。
子供が喜ぶ☆幼児におすすめ野菜ジュース6選
幼児期は消化器官に負担をかけず、幼児の発育にぴったりな子供用の野菜ジュースを選んであげましょう。
子供が美味しい!と感じる人気の野菜ジュースをランキング形式でご紹介します。
どのジュースもインターネットで購入できるものばかりです。
第1位 幼児1日分緑黄色野菜(グリコ)
こちらは、なんと22種類もの豊富な野菜を原料に含む、栄養たっぷりの野菜ジュースです。
1パック飲めば、幼児に必要は1日分の野菜(80g)が摂取できるとされています。
野菜本来の風味を感じながら、3種類の果汁を加えて飲みやすさも抜群。
何となく野菜が入っていればいいかな…ではなく、「本格的な野菜の美味しさを、味覚が形成される早い時期に与えたい!」というご家庭におすすめです。
第2位 こども充実やさい(伊藤園)
様々な種類の野菜ジュースを提供する伊藤園からは、6カ月から飲める子供用の野菜ジュースが販売されています。
野菜汁と果汁が1:1の割合で入っており、美味しく飲みやすい味の野菜ジュース。原材料のすべてを国産にこだわっている点が魅力です。
第3位 すくすくやさい野菜100%(カゴメ)
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子供に人気のキャラクター、しまじろうが描かれたパッケージで人気の野菜ジュース。
果汁を含まず、野菜汁100%!ママも安心して与えたくなる配合ですね。
「子供が野菜に興味を持ち、野菜を好きになるきっかけ作りとなるジュース」をコンセプトに、子供が苦手とする酸味と苦みを極力感じさせない味に仕上がっています。
添加物と調味料は無添加。野菜不足&野菜嫌いの子供にはぴったりです。
第4位 フルーツでおいしい野菜ジュレ(森永)
果汁と野菜汁のみで作られたジュレタイプの野菜ジュース。
素材の味をそのままに味わえるよう、着色料・香料・保存料、そしてお砂糖は使われていません。
子供が飲みやすいよう、ストローが付いたパウチタイプのパッケージ。
紙パック飲料のように、押しつぶして漏れてしまう心配がありません。
1歳から飲ませることができるので、ストローの練習にもなる!と好評です。
第5位 こどもスムージー(グリコ)
こちらもパウチタイプの野菜ジュース。
野菜汁を中心に、飲みやすいよう果汁を加えて美味しい味に仕上がっています。
もちろん添加物は含まれておらず、1歳から飲ませることができます。
子供に人気のキャラクターが描かれており、野菜が苦手な子供でも喜んで飲んでくれることでしょう。
第6位 緑黄色野菜&ぶどう100(ピジョン)
こちらは紙パックタイプの野菜ジュース。
ぶどうの味をベースに、トマト・にんじん・アスパラ・ほうれん草・ブロッコリーをブレンドした野菜ジュースです。
割合としては果汁が70%と多く含まれているので、野菜の味が強調されすぎずに美味しく飲むことができます。
2~3倍に薄めれば離乳食が始まったばかりの赤ちゃんにも飲ませることができます。
ジュース感覚で飲める!『青汁』もおすすめ
甘味を強く配合した野菜ジュースとは異なり、青汁は青野菜が主成分。
大人が健康のために飲むものという印象がありますが、子供向けに作られた青汁もあるんです!
こどもフルーツ青汁(ルーティ)
子供が美味しいと飲みやすく、また子供の体の成長に役立つためにと開発された青汁です。
40種類の植物発酵成分、骨や歯を作るカルシウム、そのカルシウムの吸収を助けるビタミンD、そして腸内環境を整える乳酸菌・ビフィズス菌・オリゴ糖がたっぷりと配合されています。
子供のみならず、家族みんなが美味しく飲める味。原料はもちろん、製造環境にもしっかりこだわった安心の青汁です。
公式サイト→https://kids-aojiru.jp/
お家で飲むなら手作りもおすすめ☆子供が喜ぶ野菜ジュースレシピ
市販の野菜ジュースは手軽で外出先でも簡単に飲むことができますが、お家にいるときはちょっぴり手をかけて手作りするのもおすすめです。
子供が飲みやすい、美味しい野菜ジュースレシピ、ご覧下さい♪
子供のための野菜ジュース
みかん汁と煮たにんじんだけを使い、さっぱりと美味しく飲めるジュース。
苦味のある野菜を使っていないので、野菜ジュースを飲んだことがない!という子供でも安心して飲むことができます。
野菜嫌いの子供に!野菜バナナジュース☆
薄い緑は、何と子供が苦手とする野菜第1位のピーマン!
まるまる1個を使いますが、バナナの甘味で苦味を感じず、するっと飲めてしまうレシピです。
投入を使っているのでタンパク質も摂れ栄養いっぱいです!
定番*グリーンスムージー
野菜と果物を使い、レモン汁を加えてさっぱりと仕上げたスムージー。
あっさりとした味で、子供でも飲みやすい味です。
レシピは小松菜を使用していますが、水菜やほうれん草を使ったり、果物もお好みに合わせてアレンジして作ってみてください!
手作り野菜ジュースの注意点
お家で野菜ジュースを作るとき、1歳未満の子供に飲ませる場合は過熱処理をした材料を使いましょう。
ほうれん草などアクのある野菜は茹でてアクを取り除く、果物もレンジ加熱で殺菌する手間を惜しまず作ってあげてくださいね。
また、レシピによってはちみつを使っている場合があります。
1歳未満の子供には甘味をバナナに置き換えるなどではちみつの使用は避けてください。
美味しい☆小学生におすすめ野菜ジュース2選
消化器官がある程度安定してくる小学生時期になれば、大人が飲む一般的な野菜ジュースを飲ませても大丈夫です!
甘いジュースの代わりに野菜ジュースを!
小学生になると消化器官もある程度発達していますから、野菜ジュースによる栄養過多等の心配が減ってきます。
しかし、コーラやサイダー等の炭酸飲料や清涼飲料水といった様々な飲み物を口にする機会が増えますね。
それら糖分の多すぎる飲み物を選ぶ代わりに、積極的に野菜ジュースを飲ませることはおすすめです。
食事で野菜をたくさん食べること、普段の飲み物はお水かお茶を基本とし、子供がジュースを飲みたがるときには野菜ジュースを与えるようにすると良いでしょう。
また、この頃ちょっと野菜不足かしら…と感じるときや、外食が続いて栄養面が心配なとき等は、食事のときに野菜ジュースをコップ1杯程度出してあげるのもおすすめです。
小学生でも美味しい!と喜んで飲むことができ、安全面や添加物にも配慮されたおすすめ商品をご紹介します。
ベジール(オイシックス)
有機野菜や無添加食材など、安心安全で美味しい食材の宅配ネットスーパー、オイシックス。
1本に18種類の野菜だけを閉じ込めた、野菜100%のジュースです。
もちろん添加物は不使用。砂糖も塩も含まれておらず自然の“甘味”のみで美味しく飲むことができます。
国産有機野菜ジュース(ヒカリ)
人参とトマトを中心に、かぼちゃや小松菜、モロヘイヤなどの野菜と果物を合わせて作られた野菜ジュース。
原材料のすべてが国産有機栽培であることにこだわっているところが大きな魅力です。
人参ジュース!という印象が強いですが、人参独特のにおいがないので、野菜嫌いの子供でも美味しくと感じてくれるはずです。
野菜嫌いの克服に♪
野菜が嫌い!という子供はとても多く、また子供の野菜嫌いに悩むママもたくさんいます。
「野菜を食べないから野菜ジュースを!」という考えはおすすめできませんが、例えば1日3回の食事の中で、朝食のときに野菜ジュースを出してみたり、野菜ジュースを使ったパンケーキなどおやつに使うという方法も取り入れてみてください。
お水やお茶代わりにゴクゴクとたっぷり飲ませるのではなく、野菜ジュースを使って上手に野菜嫌いを克服することができれば、という考えでお試しくださいね!