育児・子育てイライラ

罪悪感…私の「上の子可愛くない症候群」の症状と対処法を考えてみた

自分のお腹を痛めて産んだ子は、無条件で可愛いもの。

私はずっとそう思って子育てをしてきました。

でも、なぜか上の子ばかりにきつく当たってしまう。

時には、下の子の方が可愛いと、我が子たちの可愛さに優劣をつけてしまう。

あなたにも、そんな経験はありませんか?

こんにちは。
私は現在、中学1年生と年小児の2人の女の子を育てているママです。

下の子が産まれてからというもの、心から愛しているはずの長女に対して何故かイライラすることが多くなってしまい、上記のような状態になって自己嫌悪することも多々・・・。

なんだか自分が最低な人間のように感じてしまい、これまで周りにもなかなか相談できませんでした。

世間ではこれを「上の子可愛くない症候群」と呼び、実はこのように感じるママは多いんですって。

1人で悩んでいても、なかなかすぐに感情を切り替えることなんてできません。

でも、少しでも状況を改善する方法はありますよ。



「上の子可愛くない症候群」症状の特徴

まずは、上の子可愛くない症候群の特徴を、もっと具体的に10項目挙げてみました。

あなたは、上の子に対してこんな感情を抱いたり、言動をしたことはありませんか?

☑上の子と下の子の可愛さに、明らかな違いを感じている

☑上の子に対し、感情で怒鳴ってしまう

☑上の子に対し、手を挙げてしまう

☑上の子に対し、わざと傷つけるような言い方をしてしまう

☑きょうだいで同じことをしても、上の子だけを叱ってしまう

☑今まで気にならなかった些細なことでも、上の子がするとイライラしてしまう

☑上の子と接することを面倒に感じてしまう

☑上の子がいなかったり、寝ていたりするとホッとする自分がいる

☑上の子の育て方を間違えたと思ってしまう

☑「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから」と言ってしまうことが多い

いかがですか?

私は恥ずかしながら、頻繁ではないものの、全てに心当たりがあります。

そして、自分のこれまでの言動をこのように客観視してみることで上の子に対して本当に申し訳なく、ひどい母親だと猛省します。

今でも当然、上の子のことを心から愛しています。

この気持ちは絶対だという自信があるのに、事あるごとに可愛くない、むしろ憎たらしいと思ってしまうんです。

上の子可愛くない症候群は、一種の育児ノイローゼなのだそう。

そして普通なら一過性のものなので、時が経つにつれ改善していくのですが、真面目なママほどこんな言動をしてしまう自分を責めて、ノイローゼが悪化してしまうと言います。

自分を責めすぎないように。

このような言動を起こしてしまうのには、確かな原因があります。

これからお話する原因をきちんと理解して、少しでも今の状態から抜け出せるよう一緒に取り組んでいきましょう。

上の子可愛くない症候群に陥ってしまう原因8つ

上の子可愛くない症候群になってしまう原因は、いくつもあります。

一つ一つ説明していきますね。

原因その1.より小さい子供を守ろうとするヒトの本能

できることが増えてきた上の子に比べ、まだ小さい下の子は、ママがいないと1人では何もできません。

そんな存在に対してより強い愛情を感じ、「上の子よりも、小さな下の子を守らなくては」と、ママの母性本能・防衛本能がそう思わせるのは、ごく自然なことなのです。

原因その2.小さい赤ちゃんは可愛いと思うヒトの心理

頭が大きく、つぶらな目。

ぷくぷく真ん丸体型の人間の赤ちゃんは、守られなくては生きていけないので、大人が「可愛い」と感じるような見た目で生まれてくるのだそう。

ですから、上の子よりも赤ちゃんな見た目の下の子を可愛いと思ってしまうのも、元々人間に備わっている心理であり、コントロールの難しい本能的なものなのです。
 

原因その3.ママにとって上の子は何でも初体験。下の子は先を想像できる

上の子の成長は、ママにとって全てが、そして現在進行形で初めての体験です。

私も中学生のママとして、娘の身体や心の成長の全てが初体験。

常に新しい問題や壁にぶち当たっては、一つ一つ乗り越えています。

だけど下の子は、2度目の経験。

こういった場合にどのようにしたらいいのか、またこの後どうなるかの予想が、ある程度つきます。

言ってしまえば上の子よりも、育てやすく感じるんです。

ですから、上の子の言動に対して自分自身が理解できないと、「何で?」「どうして?」苛立ちに変わりやすくなります。

原因その4.上の子が自分にそっくりだから腹が立つ

上の子可愛くない症候群に陥りやすいのは、上が男の子より、女の子の場合の方が多い傾向にあるようです。

それはなぜかというと、同性であり、しかも良くも悪くも自分にそっくりだから。

ママの口調や癖、怒った時のふてくされ顔など、自分でも気にしている嫌な部分をまるでそっくりそのまま見ているよう。

だから、どうしてもイライラしてしまうんです。

原因その5.子育ての負担が大きく自分に余裕がないから

下の子が生まれると、上の子1人を育てていた時よりも、単純に2倍の負担がママにかかります。

食事の支度や洗濯にかかる時間も増し、夜は2人をお風呂に入れて寝かしつけるまで、ママが休まる時間はほとんどありません。

当然心に余裕を持てるはずもなく、ずっと穏やかな感情でいるのは難しいと言えます。

時に上の子に対し、八つ当たりのように接してしまうこともあるでしょう。

原因その6.上の子が赤ちゃん返りしてしまうから

下の子が生まれると上の子は、今まで独り占めしていたママを取られたように感じてしまい、「赤ちゃん返り」してしまうというのは、良く聞く話です。

わざとママが困るような言動をしたり、今までできていたことを突然やらなくなったりします。

しかもそれは、上の子が幼児の場合に限らず、上の子がいくつになっても起こる可能性があるんです。

実際、私が下の子を出産した時、上の子は小学校3年生。

もう9歳になるのに、見事に赤ちゃん返りしました。

寂しさからの赤ちゃん返りなので、上の子に愛情をたっぷり注いであげなければ・・・と頭では分かっています。

でも、忙しい時にワガママが爆発してしまうと、どうしても言うことを聞かない上の子が「可愛くない」と思えてしまうのです。



原因その7.ちょうど上の子の反抗期にあたっている

また、2~3歳のイヤイヤ期、小学校低学年頃、そして思春期に訪れる反抗期

赤ちゃん返りと反抗期が重なると、さらに厄介です。

ママの言うことに対していちいち反抗し、自己主張ばかりする上の子。

親でも手をつけられないような状態になることだってしばしばです。

時に、人前でもおかまいなしに暴れます。

そうなると、どうしても上の子に対してマイナスなイメージを抱いてしまうんです。

原因その8.上の子への期待が大きすぎる

上の子だってまだまだ子供。

それなのに、下の子が生まれた途端にお姉ちゃん(お兄ちゃん)という存在になり、ママは、
「おとなしくいい子にして欲しい」
「なるべく手を焼かせないで欲しい」
「お手伝いをして欲しい」

などと、下の子の世話に集中したいがために、こんな期待を抱いてしまいます。

ですが、それはただのママのエゴ。

勝手に期待や理想を押しつけて、思い通りにならない上の子に対してイライラ。

挙句の果てに可愛くないなどと思ってしまうなんて、客観的に見たら本当に可哀想です。

でも私も半ば無意識に、このような期待を抱いてしまいます。

上の子可愛くない症候群の対処法5つ

上記のように、上の子可愛くない症候群の原因が分かったところで、次は少しでも状況が好転するための対処法についてお話します。

以下に挙げる項目全て、私が実践し、一時的にでも効果があったと実感できたものです。

実際に取り組んでみて感じたこともお伝えしますね。

対処法その1.家事を一生懸命やりすぎない

家事も育児も完璧にしようと頑張りすぎると、もっと心に余裕がなくなってしまいます。

まずは程良く家事の手を抜き、少しでもリラックスする時間を確保しましょう。

たまには何をするでもなく、ゴロゴロしながら上の子と一緒の空間にいるだけで、自然に会話が生まれ笑いが起きます。

それだけで愛おしく、楽しい気分になれることに気が付きました。

対処法その2.意識して上の子を褒める

上の子には、つい何でも「できて当たり前」と思ってしまいがち。

でも上の子だって毎日、やりたくないことだって、頑張ってやっているんです。

小さなことでも大げさなくらい、上の子を褒めてあげるようにしましょう。

すると嬉しさからか、不思議と私から促される前に、様々なことを自ら率先しておこなうようになるんです。

対処法その3.上の子と2人きりになってみる

パパがお休みの日やおばあちゃんに頼れる時に、たまには上の子と2人きりになる時間を作ってみましょう。

買い物でも、お茶でも何でもOK.

たった1時間でもいいんです。

下の子から手が離れ身軽になれば、ママの心も落ち着きを取り戻します。

そして何で上の子を可愛くないって感じてしまうのか全く分からないくらい、愛おしい気持ちを抱くことができます。

上の子も、自分だけのママとの時間ができて、とっても満足そうにしていますよ。

対処法その4.上の子にわざとらしいくらいの愛情表現をする

上の子に対し、「大好き」と声に出して伝える。

嫌がって逃げようとしても、無理やりハグをする。

その時は本心じゃなくても、罪悪感があってもいいんです。

声に出したり行動に起こした愛情表現をすることで、失いかけていた上の子に対する大きな愛情を思い出すことができます。

大きくなってもはっきりとママから愛情を受けることで、上の子は恥ずかしそうにしながらも、とても安心しているようです。

対処法その5.上の子の昔の写真や、もらった手紙を読み返す

上の子に対して憎たらしい、可愛くないと思ったら、是非昔に撮った写真や動画、そしてもらった手紙などを見返してみてください。

懐かしさや申し訳なさ、愛しさなど、色んな感情が入り混じりますが、心から泣けて負の感情が洗われていきます。

そして、上の子の可愛さや愛情を、再確認することができるんです。

終わりに・・・

いかがでしたでしょうか? 

上の子可愛くない症候群は、きょうだいを持つママのあるあると言っても良いくらい、多くのママが抱く感情です。

最後に余談を一つ。

実は、私自身が4人きょうだいの長子なんです。

そして子供の頃は、いつも私ばかりが怒られていて、自分は母親から愛されていない子なのだと思ったことが何度もありました。

今思えば、母親もきっと、当時は上の子可愛くない症候群だったのでしょう。

私が2人目を出産する前、ふと母親に、こんな質問をしたことがあります。

「お母さんって4人きょうだいで誰が一番可愛いとか、そうでないとか、正直あった?」
 
すると、こんな答えが返ってきました。

「ないない。みんな同じ。みんな平等に可愛い時期とそうでない時期があったよ(笑)でもみんな平等に大好きだよ
って。

私は、今も上の子可愛くない症候群に悩まされています。

至らないママで上の子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいですが、いつか自分の母親のように、上の子と下の子の可愛さの差がなくなる日が来ると確信しています。

そのために、今の自分ができること。

例え家事はサボったとしても、状況を少しでも改善させるための努力を続けていくのが、ママの務めだと思っています。

上の子可愛くない症候群、一緒に乗り越えましょう!



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