育児の悩み・疑問

中学生の反抗期とどう向き合うべきか考えてみた

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第二次反抗期と呼ばれる中学生の反抗期。いわゆる“思春期”です。

小学5年生から始まる子供も多く、中学生の間にピークを迎えると言われます。

大人に向かう狭間で葛藤する子供の正常な反抗…とは言えども、その対応に悩むママたちは少なくありません。

子供がこの反抗期を乗り越えるために親ができること、対応の仕方についてまとめてみました。



第二次反抗期(思春期)とは?

早ければ小学5年生頃に始まる第二次反抗期

“思春期”や“春機発動機”という呼び方もします。

“思春期”ってどんな時期?

「春を思う時期」と書いて思春期。「春」は春夏秋冬の中で最も最初であり、芽吹く季節を表します。

人生においての春。つまり大人になる第一歩を歩み出しす時期と解釈するとわかりやすいでしょうか。

それまでの人生で色々な経験を重ねながら成長してきたことで自分自身を客観的に見ることができるようになります。

そのせいで、当たり前ですが自分が人とは違うことに戸惑ったり、自分のこんなところが嫌!と意識して思い悩むようになります。

心の問題だけでなく、体つきも変わります。女の子は女性らしく、男の子は男性らしく体が急成長するため、その変化に戸惑いも生じます。

思春期にありがちな言動

思春期を迎えた子供たちは、様々な変化を見せます。また、性別によってもその変化は異なります。

女の子の変化

・自分の居場所を家庭内より友人関係の中に求めようとする。
・体が丸みを帯び、自分の体型、身なりを気にするようになる。
・親を無視するなど、関わることを避けようとする態度が見られるようになる。

男の子の変化

・髭が伸びたり背が伸びたり体に変化が表れ、異性を意識したりおしゃれを気にするようになる。
・親に向かって暴言を吐くなど、反抗的な態度をあからさまに出すようになる。
・イライラしていることが多い。

自立に向かってもがく時期

男女に共通して言えることは、大人になろう、自立しようとする時期だということ。

学校や部活動など親が見えない部分に重心を置いた生活に意向し、家庭外での人間関係が広がります。

そのため、親のことを鬱陶しいと感じるようになるのが大きな特徴です。

だからといって心の中はまだ子供

親と向き合って真剣に話し合おう、解決するためにはどうしたら良いのか、という考え方には至らず、反抗という形で歯向かう態度を見せるようになるのです。

自分自身がわからない!

悩み、考え、頭の中はいつも大忙し

イライラしたり、親に反抗的な態度をとってしまう自分にも戸惑っているはずです。

親に対してだけでなく、学校というルールに縛られた生活や、先輩後輩や先生という上下関係、勉強と部活の両立等、思うことがあっても我慢しなければならない、思い通りにならない、そんな思いにストレスを抱え込みます。

しかし、どう対処して良いか自分でもその方法を見つけることができずにいます。

思うことがあるけれど対処できない、大人になりたいけれどなれない、そんな感じでしょうか。

とにかく、この時期の子供は、破裂しそうでできずにいる、チクリと刺したらあっという間にパンクしてしまうような、繊細な心を持っています。

思春期にありがち!NGな親の言動

思春期という時期の対応は、親にとっても非常に難しいもの。

小さなことでガミガミ言いたくないけれど、言わなければそのまま非行に走ってしまうのでは…と心配にもなりますよね。

そんなとき、これだけは!というNGな言動を覚えておくだけで、子供の心を傷付けたり、誤った道に進むことを回避できるでしょう。

1.口うるさく怒る

思春期の子供は、自分の居場所を友達関係の中に求めるため、親とは距離を置きたがります。

それなのに、様々なことで子供の領域に介入し、口うるさくガミガミ言っては、聞く耳を持つどころか鬱陶しい!と反抗心を逆なでするだけです。

まずは喧しく怒ることをストップしましょう。

2.価値観を押し付ける

昔と今では社会環境が異なり、子供たちの価値観や常識も変わっています。

その事を知り、自分自身の経験が正しいという上で子供にお説教することはおすすめできません。

確かに言っている事は正しいかもしれませんが子供の可能性を潰すことにならざる得ませんので避けましょう。

3.友人関係に口を挟む

子供がどのような友達と、どんなことをして楽しんでいるのか、親としてとても心配になるのは当然です。

悪い道に足を踏み入れないか、悪影響を受けないかと考えてしまうものです。

しかし、子供が選ぶ友達を否定することは、子供を信用していないのと同じこと

今まで物事の善悪を教えながら育ててきたのであれば、子供も友達の良し悪しや付き合い方を考えながら、また失敗しながら学ぶでしょう。

4.勝手にさせる

叱ると反抗するからと言って、勝手にさせることもまた良くはありません。

放任主義だと言って関心を持たなかったり、突き放すような態度でいれば、子供は必要とされていない・居場所がない・自分に価値がないと考えてしまいかねません。

また、ゲームやインターネットも好き放題使わせていると、思わぬ事件に巻き込まれたり依存症になる可能性も否めません。

許す、許さないの線引きはある程度必要です。

中学生になり、行動や考えがしっかりしてきたと言えども、まだ大人ではありません

根底では親がきちんと支えてあげなければならない時期であることを忘れないでください。

思春期の子供にはこんな対応を!

中学生にもなると、大まかなことは自分で考え、決めていくことができます。

しかし、まだまだ親の支えは必要です

影武者となって子供の成長を温かく応援しましょう。

子供の言動には裏がある!?

思春期の子供は素直ではなく、思いのすべてをそのまま見せてはくれません。

本当は謝りたいのに反抗的な態度をとったり、勉強しなきゃ!とわかっているけれどやる気が出なかったり…。

そんなとき、子供の言動だけではなく心の中をそっと覗いてみてください

もちろん見えるものではありませんが「本当は何を考えているのだろう」とひと呼吸おいて考えてみるだけで、子供の表情から言葉とは違う心の内が見えることがあります。

いつもと違う様子に敏感に気づけるようになります。

見た目だけで判断せずに、子供の言動の裏には何かが隠れていると、良い意味で疑ってみることも必要です。

そうすることで、ガミガミと口煩く怒る回数をぐっと減らすことができるでしょう。



子供の価値観を認める

中学生になると、男の子も女の子もおしゃれに興味を持ち始めます。

今までと違う雰囲気の洋服を身に付けたり、女の子ならメイクをしたり。

朝からヘアスタイリングに何分もの時間をかけることもあるでしょう。

子供の欲しがるもの、趣味、生きたい場所、やりたいこと。

それらは親の価値観と違っているかもしれません。

それでも認めてあげることは、子供を1人の人間として認めていることにつながります。

「こんな洋服、派手だわ!」「そんなことをして、何になるの!」などと咎めずに、やりたいことができる幸せを存分に感じさせてあげましょう。

常に許し、味方になる

色々なことが自分の力でできるようになる時期ですが、まだまだ失敗することもあります。

悩み、苦しむこともあります。

反抗的な態度を取り、器を大きく持っているつもりの親でも、傷付くことがあるかもしれません。

それでも、親は子供の味方でいましょう。

周囲から疑いをかけられたり、嫌な思いをさせられることがあっても、親だけは子供を信じてあげましょう。

最終的には親が助けてくれる、そういう信頼関係を築いておくことで、子供は道を踏み外しそうになったときに親の顔を思い出し留まることができるはずです。

話をするときはタイミングを見て

子供に伝えたいことがあるときは、思い立ったその場ではなく、タイミングを見ることが大切です。

興奮しているとき、イライラしているときに何を言っても、聞く耳を持ってもらえません。

考え事をしているときなら、鬱陶しいと思わせるだけです。

子供の心の様子を見て、チャンスを見計らって話をしましょう。

そうすれば、たとえ反抗されたとしても、心にはきっと届いているはずです。

また、会話の中で「〇〇しなきゃ!」「○○はダメじゃない?」のように、子供を否定したり強い助言はおすすめできません。

会話の基本は2つ

子供の言葉をしっかり聞く。
意見は求められたときにだけ言う。

これで充分なのです。

決定権は子供にある

親として最良の道を子供に用意してあげたい気持ちは多々あると思います。

人生経験が豊富な大人ですから、子供の判断がどのような未来につながるかを想像する力も、子供より親の方が豊かであることは間違いありません。

しかし、親の敷いたレールの上を歩く子供に、何の学びがあるでしょう。

何をするか、どう考えるか、様々な決定権は子供に譲りましょう。

親はほんの少しのヒントを与えるだけで充分です。

間違えたときには修正できること、人生には何度もやり直す機会があることを教えることは必要です。

「こんなこと、やめた方がいいわ!」「あなたには無理よ!」と、頭ごなしに否定することは避けたいですね。

きちんと叱る

子供にとって、親は親です。それ以上でも以下でもありません。

最近は友達のように恋愛相談をしたり、一緒にショッピングを楽しむ親子もいますよね。

たとえそうであっても、“親”という立場を忘れないようにしましょう。

約束を守らない、人を傷つける、社会的ルールを破る、嘘をつく、物を壊す…こういった事態が見られたときには、たとえ反抗されても厳しく叱らなければなりません。

さらに、叱りっぱなしではなく、その後のフォローも忘れないでください。

反省している様子があればしっかり認め、以前と違うなと感じたことがあれば言葉にして伝えましょう。

子供の手本であろう

親は子供にとって、一番のお手本です。

良いところも、そして悪いところも、子供はよく見ています。

例えば、子供にはスマホの使用時間を制限しているのにパパは布団の中でスマホをいじる…。

無駄遣いはダメ!と言うのにママは自分の洋服を惜しまず買ったり…。

子供に指摘する前に、まずは自分がお手本となっているか見つめ直してください。

大人だからという理不尽な理由を付けて、子供に禁じていることはしないように注意しましょう。

そして、子供に指摘されたときには誤魔化さず、素直に謝ることも大切です。

親がどのような姿勢で失敗と向き合うか、自分の非を認めるか、子供に態度を持って教えてあげましょうね。

失敗もする、非もある、完璧な親じゃない親であれば、子供は心を開きやすくなります。

まとめ

子育て中は、その時その時で悩みが尽きることはありません。

中でも思春期は、最も大変な時期と言っても良いかもしれませんね。

しかし、思春期であることを踏まえた上で愛情ある接し方をしていけば、子供はしっかり乗り越え、素敵な大人になることができるはずです。

「こんなことがあって、大変だったのよ。」親子で笑って話せる日も来るでしょう。

今の子供自身を、そして子供の未来を信じながら、ゆったりとした気持ちで見守ってあげてくださいね。



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