初めての出産から月日が経ち、そろそろ弟か妹が欲しいなと考えているママ。
2人育児には大変なこともありますが、素敵なこともたくさんあります!
実際に2人の子育てをしてきた経験から、メリットやデメリットを踏まえて2人育児の魅力をお伝えします♪
2人だからこそできること
1人っ子であっても、それはそれで素敵なことはたくさんありますよね。
同時に、2人だからこそ感じることのできる、また経験できる素敵なこともたくさんあります!
子供にとって4つのメリット
まずは子供たち自身にとって、どのようなメリットがあるのかをまとめてみました。
1.遊び相手がいる
小さな頃は、お互いに遊び相手となるため、寂しい、つまらないといった思いをすることがありません。
性別が同じなら尚更、同じ系統の遊びで毎日を楽しく過ごすことができます。
遊びだけではありません。食事をするときも、出かけるときも、1人より2人。楽しさが倍増します。
パパやママを相手にするより、子供同士の中から学ぶことはたくさんあります♪
2.刺激相手がいる
上の子は弟や妹を見ながらお兄ちゃん、お姉ちゃんらしくいなければ!という責任感が自然と育ちます。
下の子は上の子を見ながら成長するため、とても要領が良くなります。
お互いに、相手の立場を踏まえながら自分の立場を考え、思いやりや気遣いができるようになります。
また、年齢が近ければ近いほど競争相手としても大きな刺激になり、負けるものか!と自然と自分自身を成長させることにもつながります。
3.環境の幅が広がる
お互いに違うお友達ができたり、それぞれの好きなこと、興味のあることも目に入るので、自分だけの世界に留まらず、豊かな経験に結びついて行きます。
弟・妹たちはこんな遊びをしてる!お兄ちゃんがこんな話をしてる!お姉ちゃんがこんなことに興味を持ってる!
など、実際に目にすることで影響を受けることも少なくないでしょう。
4.心強い味方に☆
成長して大きくなれば、兄弟姉妹はお互いにとって心強い味方になってくれます。
女の子2人なら一緒にお買い物に行ったり洋服を共有したりするだけでなく、悩み事の相談相手にもなるでしょう。
男の子2人なら、いざというときに助け合い、パパとママを支えてくれるような関係を築いてくれるはずです。
親にとって4つのメリット
メリットは子供にとってだけではありません。
親にとっては時間的・体力的に大変だと感じることもありますが、良いこともたくさんあります☆
1.気持ちを分散できる
毎日1人だけを見ていると息が詰まってしまいがちなママ。
子供が2人いれば、たとえ叱って自己嫌悪に陥ることがあっても、もう1人の相手をすることで気分転換になります。
1人1人の細かい部分に目が行き届かなくなることが、かえって気持ちの余裕に結びつき、おおらかで穏やかな育児ができるようになるのです。
2.子供の個性が見える
同じ親から生まれる兄弟姉妹でも、それぞれに個性があります。
上の子はこうでも、下の子は違う。下の子はこうでも、上の子は違う。
それぞれの個性を比べることで発見でき、良いところがたくさん見つけられるはずです!
3.親として成長できる
子供が多い分、親として大変なこともたくさんあります。
思うようにいかないこともあります。悩み、考える場面も2人分になります。
忍耐力も付きますし、時間の使い方も上手になります。
大変だからこそ、親としても人としても大きく成長することができるのです。
4.楽しみが倍増!
子供はあっという間に成長します。
特に上の子の場合、ママにとっては何事も初めてのことばかり。
楽しみも大きいですが、右往左往しながらあっという間に毎日が過ぎていきます。
子供が2人いれば、下の子のときには既に経験していることばかりですから、何事も気持ちに余裕が生まれ、ゆったりと楽しみながら向き合うことができます。
幼稚園や学校の行事も2倍楽しむことができますよ♪
2人育児で良かった!体験談
実際に2人育児をされてきたママ、自分自身が2人兄弟姉妹で良かった!という方々の、素敵な経験談を集めてみました。
2人育てて良かった☆体験談
上の子も小学生になっていたので、昼間はゆっくり下の子に接することが出来ました。
上の子が進学で家を出てしまっても、下の子が小学生なので「寂しい」って思う暇がないこと。
あ、あとは学校で使う絵の具・彫刻刃・裁縫セットなどが被らないので使い回せます(笑)
子供たちを見ても、私にどちらかが叱られた時、陰で慰めてるのはもう一人(笑)
私が注意しなくても、一人が悪いことをしたら「それはダメです」と諭してくれたり。
いて良かったと心から思ってる!
出典: mamastar.jp
育児って一人でするとしんどいことも多いですが、ほんの少し手伝ってくれる(おむつを持ってきてくれる、ごみを捨ててくれる)だけでぐっと楽になるんです。
それから、泣いてもおたおたしない自分も理由のひとつです。
さすがに二人目となると、不要な緊張をせず育てることが出来ます。
下の子がしっかりしてくると、上の子と一緒に遊ぶので、ママの負担がぐっと減ります。
料理の間は一人だと邪魔して困りますが、上の子がいると一緒にちょこんと座ってテレビを見ていてくれたりします。
その二人の背中が可愛くてたまらないです。
そうすると、私の時間ができました。
2人が仲良く遊んでくれれば、私が遊んであげる必要がないからです。
こういうとき、兄弟っていいなと思います。
まあ、喧嘩すると大変ですけどねぇ・・・。
2人がニコニコして遊んでたり、甘えてくると本当にかわいいです。
兄弟って楽しいですよ。
そして私自身も二人目が生まれなかったら、もっと上の子に干渉しすぎで親離れできていなかったと思います。
今、5歳と3歳になり、けんかも沢山しますが、お互いを思いやる気持ちも生まれ、とっても仲良しです!
2人で育って良かった☆体験談
双子のように育って、悩みも喜びも何でも共有してきた。
親よりも友達よりも旦那よりも、1番何でも話せる相手。
親も旦那も居なくても全然平気だけど、妹が居なかったら…色々と無理。
出典: mamastar.jp
結婚してたまにしか会えないけど親友のような関係です。
今後親がいなくなるときも兄弟は一緒にいてくれるでしょう。
旦那はお互いに心の支えだけど兄弟はまた違う心の支えになっています。
普段は滅多に連絡取らないけど、そういう存在がいるっていう事が恵まれているんだろうなと思う。
出典: girlschannel.net
昔は夫婦喧嘩してるのを見てて兄妹達で嫌だねぇ〜なんて話して気分が楽になったり。
友達には相談しにくいことも相談できるし、お互い困ったら助け合っている。
兄妹は親が残してくれた宝だと思いますよ。
小さな子供たちは、まだ気づかないかもしれません。
親とも、友達とも違うきょう兄弟姉妹の関係。
いざという時に助け合える人がいることが、どれだけ心強いかを実感している方がたくさんいるようですね。
そんな素敵な関係を築いてくれる2人の親であることに、自信を持って子育てしていきたいものです。
でも…やっぱり大変!心得ておくことは大切
メリットがたくさんある2人育児ですが、やっぱり大変なこともあります。
事前に知っておくことで、上手に対処できることでしょう。大変なこと、そして対処法をまとめてみました。
体力的なデメリット
子育ては本当に体力を必要とします。
子供が小さいうちは、抱っこをしたり、睡眠時間が取れなかったり、体が悲鳴を上げている!と感じることも多々あります。
子供が1人なら一緒にお昼寝したりと対処しやすいですが、年齢差があまりない兄弟姉妹が一緒なら、1人が寝たと思ったらもう1人の相手をしたり、あっちからもこっちからも「ママ!」とせがまれる…
たまには1人でゆっくり眠りたい!いつになったら楽になるの?と、たくさんのママたちが悩んでしまうデメリットです。
両親は遠くに住んでおり、夫も単身赴任中で、近くに頼れる人もおらず、毎日睡眠不足が続く中、平日は私1人で家事や育児、上の子の幼稚園の送り迎えもあり体力が限界に来ていて倒れそうです。
出典: ixil.info
なんとか出産を乗り越えたものの大変なのはそれからですよね。
2人のお昼寝の時間に合わせて横にならないと体持ちません…
買い物行ってきただけで息切れします(ー ー;)
子ども追いかけて体力つくだろうと思いつつまだついていません。
周囲に頼って乗り切ろう!
ママの体力には限界があります。
疲れを感じたときに休まずママ自身が体調不良に陥ってしまえば、子育てどころではありません。
少しくらいならと我慢せず、周囲に甘えて頼りましょう。
パパや両親だけじゃなく、ママ友も同じ悩みを抱えて理解してくれるはずです。
ファミリーサポートのような、自治体の支援サービスもあります。
助けてもらうことに遠慮せず、子育てがひと段落したときにその恩返しをすれば良いのです。
今だけは!と割り切ることで体は楽になり、子育てを楽しむことができるようになりますよ。
どうしても頼れる存在の人が周囲にいない場合、家事代行や時にはデリバリーを頼るのも◎!
精神的なデメリット
子供が2人いると、手のかかることが増えるのは当然です。
1回で済むことが2回になり、思うように進まないことも増えます。
赤ちゃんのお世話&赤ちゃん返りのケア、成長の心配も2人分。
そのため、イライラしてしまい精神的に参ってしまうママは少なくありません。
自分の時間が作りにくくなることでストレスを発散できず、溜め込んでしまいがちになるのは、最も大きなデメリットかもしれません。
里帰り先から家に帰ってきたら、もう手一杯です。
長男はイヤイヤ反抗期に赤ちゃん返りがプラスされ、もう腹立たしいことこの上なく、下の赤ちゃんも新生児期なので夜は2時間と置かずに泣く、昼間もずーーーっと抱っこかおんぶかしていないと、下に置くと大抵泣いています。
育児休業中の為、赤ちゃんをおんぶして洗濯、掃除、ご飯支度と、まあ普通の専業主婦がやるようなことしかやってないんですけど、寝不足のせいでぐったり・・・。
下の子は自己主張が強くなってきて、思い通りにいかないと激しく泣く。夜泣きもする。
ずーっと私の気分が休まらず、常に何かに焦っている気がする。
ただ子供たちはその年齢を考えれば、ごく普通の発達であり、特別に手がかかるわけではないということは、理屈では理解している。
でもなぜだか、私だけがしんどい思いをしているような錯覚に陥る。
頑張り過ぎない!どうにかなる!
わかっているんですよね。
気持ちの面で辛くなるママは、出来ないことやイライラしてしまう自分を責めてしまう…だから余計に辛くなってしまうのではないでしょうか。
こうでなくちゃダメ!という理想を追わず、どうにかなる!と割り切ることも時には大切です。
子供は細かいところにまで一生懸命手をかけなくても、ママがちゃんと愛してあげれば健やかに成長します。
できないことも、時が経てばできるようになります。
自分のやりたいことも、子供が成長すれば徐々にできるようになります。
自分が子育てを頑張らなくちゃというよりも、子供の成長をただただ見守るようなおおらかさを身に付けると楽になります。
そして、そのおおらかさが愛情となり、子供をより一層大きく成長させてくれるはずです。
時間的なデメリット
子供が小さいうちはお世話も2倍。時間もかかります。
食事が終わったと思えばお風呂に入れて、その後は寝かしつけ。
幼稚園に入ると2人分のお弁当作りや送迎に追われ、行事も増えます。
疲れて子供と一緒に早々と就寝してしまうと、さらに時間がなくなります。
仕事をしているママなら尚更ですよね。
バタバタと慌ただしい毎日に、ほっと一息つく暇もない!そう悩むママも多いようです。
夜の数時間(子供が寝た後)がゆういつの自分の時間ですが疲れてるし明日を考えれば自分も早く寝なくては!となります。
(中略)
とにかく子供は思い通りには動いてくれないです。
なので子供中心に時間が動いてるので自分の時間はありません。
(2)片付けても片付けても部屋が散らかってしまい、一日中お片づけをしているような気がする
(3)一日中子どもの世話をしているような気がする
(4)食事も掻き込むように食べており、あまり何を食べたか覚えていない
(5)夜になると疲れて放心状態になってしまい(年のせいでしょうか?)8時~9時くらいに眠くなってしまう
(6)自分の時間が一週間のうち1時間も取れていないような気がする
(中略)
色々タイムスケジュールや主婦の時間簿や主婦日記などで一日の予定を立てたりして余裕を持った生活をしたいと思ってはいるのですがなかなか思うようにいきません。
工夫できることを見直そう!
時間的な忙しさは、子供が小学校に入るとぐっと落ち着きます。
高学年にもなると、忙しかった頃が懐かしくなるくらい時間に余裕ができます。
それまでの間は、特に時間の使い方には工夫が必要かもしれません。できることを次にまとめてみました。
・銀行などの用足しは曜日を決めて一度で済ませれば楽!
・夜の時間はあきらめて子供と一緒に就寝。その分早起きして朝方に時間を作ると頭もスッキリ!仕事も早く片付きます。
・洗濯物はたたまず、カゴを活用!たたむ手間を省きましょう。
・お風呂はパパにお任せしてしまいましょう。
・送迎はママ友と交代で。交渉するとお互いに楽です!
・食事は手抜きしても大丈夫。冷凍食材や作り置きを活用しましょう。
・家族みんながそれぞれ片づけやすい収納方法の見直しを!ママの手間を減らせます。
経済的なデメリット
子供が2人いると、1人よりもお金がかかるのは仕方がないと言えるでしょう。
小さいうちはオムツやミルク代、保育料。
小学生になると習い事や細かな文房具類。
成長するにつれ、教育費など様々な出費がかさみます。
2人分の大学進学までを考えると、びっくりするような金額に!
将来を考えることはとても大切
子供が将来、どのような道に進むかはパパにもママにも予測がつきません。
どんな道であっても、子供の夢を叶えてあげるためにお金は必要です。
2人目を出産したいと考える場合は、将来的な費用までをしっかり考えておくことは大切です。
ただし、高校や大学には奨学金制度があります。
漠然と「どうにかなる!」だけでなく、子供の勉強面をしっかりサポートして乗り越えるご家庭も少なくありませんよ!
2人育児を楽しめるかは気持ち次第!?
育児に悩みは付き物!とは言いますが、その通り。
悩まずにいつも楽しく、楽に子育てできているママなんてそうそういないはず。
2人育児となるとその悩みはより大きくなる!と考える方もいるようですが、気持ちの持ちよう次第で2人育児の楽しみは見つかるはずです♪
ひとつの悩みから悪循環へ…
時間がない!疲れた…。何か1つでも苦痛を感じたら、きっと気持ちに余裕を持つことが難しくなるでしょう。
頑張らなくちゃ!でもできなかった…失敗したと思ってしまうと、悩みが深くなりがちです。
ママたちの多くは、頑張っているのにさらに頑張ろうとする。
そして出来ないことがあれば、まず自分を責めようとする。だから育児そのものが大変だと感じてしまうのかもしれません。
バランスを保てば子育ては楽しめる!
体力に自信のあるママなら思い切り動いて自分も楽しみ、気持ちの面でゆとりが出るように心がけると良いですし、時間のないママなら家事の面で目をつむる…そういった自分なりのバランスを見つけることが大切かもしれませんね。
できないことがあっても、それはママのせいではありません。
人はみんな、出来ないことがあって当たり前。失敗は悪いことではありません。
子供が1人ではなく2人以上ともなれば、より難しくなるのは当然なのです。
そう考えて向き合うことで、子供が増えても子育てを楽しむことができるのではないでしょうか。
1人でも2人でも、子供は宝♪
2人育児には大変なこともたくさんあります。しかし、楽しみもたくさんあります。
それをどう受け止め、どう育てていくかはママ次第。
大変だから1人で充分だと思うのであれば、1人の子供を思い切り愛情いっぱい育ててあげれば良いのです。
大変でも2人欲しい!と思う気持ちがあれば、きっとその大変さ以上に幸せを感じられるはず☆
1人でも2人でも、ママ次第でママも子供も幸になれるはずです!