離乳食

レンチンで時短!離乳食の電子レンジ活用術まとめ(管理栄養士の2児ママの発信)

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慣れない離乳食作りは、とっても大変。

一回に食べる量が少ないうえ、がんばって手間暇かけて作っても食べてもらえなかったり…。そんな時、ママが辛くなってしまう前にぜひ取り入れてほしいのが電子レンジ調理

なぜなら、離乳食作りがストレスになるくらいなら、ママたちには少しでも楽して欲しい。食事の時間を楽しいと思っている子ほど、好き嫌いの克服もスムーズに進みます。

そこで今回は、電子レンジで離乳食をつくる際の注意点や、便利な時短ワザをまとめました。

調理にかかる時間を減らして、ゆったりした気持ちで赤ちゃんと接しましょう!



電子レンジを使うメリット

まず最初に、電子レンジを使うメリットをお伝えします。

時短になる

 
一番のメリットは、時短になること。

すべての材料をやわらかく・細かくしないといけない離乳食は、手間も時間もかかります。

離乳食作りで疲れてしまったママが無表情でご飯をあげるより、レンジ調理でかんたんに作って、赤ちゃんに笑顔で食べさせてあげる方がよっぽどいいです。

今は、離乳食のレンジ調理の本もたくさん出ています。赤ちゃんがいちばん好きなのは、やっぱりママの笑顔。

手抜きだなんて思わずに、使えるものはどんどん使ってほしいです。

洗い物を減らせる

忙しい毎日、洗い物は少しでも減らしたいですよね。

とくに離乳食の時期は、食器を洗うカチャカチャする音で、せっかく寝た赤ちゃんが起きてしまうことも…。

たとえば野菜の下ごしらえは、普通にやると材料を切って、鍋でお湯をわかして茹でて、ザルにあげて、とたくさん洗い物が出ます。

レンジ調理なら、包丁・まな板・耐熱容器があればおしまい。ラップの消費量がやや増えますが、そのまま捨てれば良いだけなのでおすすめです。

栄養素を保てる

レンジ調理のほうが、茹でるよりも効率よく栄養素を残せます

実は栄養素は、お鍋の加熱でも失われます

ビタミンには、水溶性(水にとけやすいもの)と脂溶性(水には溶けにくく、油にとけやすい)の2種類があります。

たとえばブロッコリーに含まれる水溶性のビタミンC、ビタミンB群などは、茹でることで40%程度にまで減ってしまいます

しかし、蒸したりレンジ加熱をした場合は、ほぼ90%のビタミンを保持できるという研究結果があります。

(無水調理によるブロッコリーのミネラル・ビタミンの変動)

緑黄色野菜に多いβカロテンは脂溶性で熱にも強いため、レンジ加熱でなくなることはありません。

また、淡色野菜のキャベツなども、茹でるよりレンジで蒸したほうがビタミンの流出を防げ色も鮮やかです。

しかし、すべての野菜がレンジ調理に適しているわけではありません。また後で解説します。

電子レンジ調理のデメリット

つぎに、電子レンジ調理のデメリットと、その対策をお伝えします。

加熱ムラができやすい

電子レンジ調理の一番の不満は、均等に温めることができず、食感が悪くなってしまうことではないでしょうか。

まんべんなく加熱するコツは、材料の大きさを揃えること。また、加熱を2回に分け、途中で一度上下を混ぜることも大切です。

離乳食は、すべて加熱したものを与えることが大前提。加熱が不十分だと、食中毒や下痢を起こしてしまう可能性もあります。

そのため、下ごしらえの時点でしっかり火を通しておくことが大切です。

加熱しすぎてしまうことも

電子レンジの加熱具合は、機種や設定によって大きく変わります。そのため、レシピ本などに書いてある加熱時間はあくまで目安。

多くのレシピでは600wですが、初めてチャレンジするときは、書かれている時間の8割を目安にして、足りないようなら様子をみながら再加熱しましょう。

対応していない食器もある

陶器でつくられた食器なら、電子レンジでも問題なく使えます。しかしプラスチック製容器のなかには、レンジでチンすると溶けたり、変形してしまうものがあります。

プラスチック製の容器を使うときは、かならず「電子レンジ対応」と明記されたものを使いましょう。

また、シリコンスチーマーも便利です。ラップ不要でしっかり密閉できるうえ、加熱後も本体が熱くなりにくいのでおすすめです。



離乳食に役立つ時短ワザ

ここからは、レンジで作れる離乳食の例を紹介していきます。

おかゆ

毎日食べるおかゆは、いざという時にストックが切れた!というケースも多くあります。

そんな時は、大人のごはんからおかゆを作る方法が便利です。

【作り方】
1.耐熱容器にご飯と水を入れ、フタをせずに沸騰するまでレンジで加熱。時間は量によって変わりますが、吹きこぼれないように見張っていましょう。
2.レンジから取りだしたら、フタをして10分蒸らします。フタはラップでOK。
3.月齢に合わせてすりつぶして完成。

専用のおかゆクッカーは、なくても構いません。

ただし、商品によっては計量機能や吹きこぼれ防止機能がついているものもあるので、あればより楽に作れます。

蒸しパン

手づかみ食べに便利な蒸しパンも、電子レンジで作れます

【作り方】
1.薄力粉80g、ベーキングパウダー4g、砂糖10gをボウルで混ぜます。
2.牛乳または豆乳100mlを加え、さらに混ぜます。
3.シリコンカップの6~8分目まで入れて、レンジで1分~1分半チン。つまようじを刺してみて何もついてこなければ、中までしっかり火が通った証拠です。

かぼちゃやコーン、ほうれん草など、お好きな野菜を加えればバリエーションも広がります。

赤ちゃんだけでなく、ママのおやつにも最適です。

だし

離乳食に必要な「だし」も、実はレンチンで作ることができます

やり方は、耐熱容器に水と昆布・かつおぶしを入れ、レンジでチンするだけ。

これだけで、お鍋と変わらないだしが作れます。

市販のだしポットを使うと、メモリがついているので測る手間が省けます。容器ごと冷蔵保存もできて便利です。

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野菜を柔らかくする下ごしらえワザ

野菜は、レンジで加熱すると水分が失われて、パサパサになってしまったり、一部が焦げてしまうことも。

素材をやわらかくするときは、かならず大さじ一杯程度の水を足しラップをしましょう。この一手間をかけることで、水分がとんでシワシワ・パサパサになってしまうことを防げます。

また、加熱後にしばらくラップをしたまま数分蒸らすことで、よりしっかり火が通ってやわらかくなります

とくに離乳食に使う食材は量が少ないので、余熱調理にすることで失敗を防げます。

かぼちゃ

かぼちゃは、レンチンで加熱が便利な野菜の代表格。甘みもあるので、離乳食にも大活躍します。

1cm×3cmくらいの薄切りにして、大さじ1~2杯の水とともに耐熱容器に入れます。
ラップをして4分半くらい加熱し、その後5分ほど蒸らすと十分柔らかくなります。

ブロッコリー

ブロッコリーに含まれるビタミンCは、水にとけやすく、熱で壊れやすい性質をもっています。

そこで、レンジで加熱した方が茹でるよりも加熱時間が短いので、ビタミンCを多く残すことができます。

ブロッコリーは小さい房にわけて、耐熱容器に入れて水を少し足し、ラップをしてチンします。600Wで4~5分が目安。

じゃがいも

手づかみ食べのおやき作りに重宝するじゃがいも。

皮ごとしっかり洗って、濡れたままラップでぴったり包みます。
中サイズで5分チンすれば、あっという間にほくほくじゃがいもの出来上がり。

あとは、解凍した野菜やツナ・片栗粉をまぜて、成型してフライパンで焼くだけで「手づかみおやき」がかんたんに作れます。

★ほかにも、キャベツ、たまねぎ、にんじんなど離乳食でよく使う野菜はほぼレンジで下ごしらえができます。

加熱ムラを防ぐため、なるべく大きさをそろえるようにしましょう。

電子レンジ加熱しない方がいい野菜も

しかし、中にはレンジ加熱しない方がいい野菜もあります。

たとえばさつまいもは、お鍋を使って大きいまま蒸したほうが甘く、やわらかくなります。

さつまいもを甘くしてくれる「βアミラーゼ」という酵素は、約70℃でいちばん良くはたらきます。電子レンジだと温度が上がりすぎてしまい、この酵素が十分働かなくなってしまうからです。

また、ほうれん草などのアクが強い野菜も、茹でた方が赤ちゃんには食べやすくなります。

ほうれん草には、苦みやえぐ味を感じる「シュウ酸」が含まれています。シュウ酸は水に溶けやすく、茹でることでほとんどなくすことができます。

シュウ酸は身体の中にできる結石のもとにもなってしまいますので、もし茹でない場合でも、ざく切りにして10分ほど水にさらしてから使うようにしましょう。

冷凍ストックだけで調理する方法

赤ちゃんが泣いているときや、お出かけから帰ってすぐのご飯はバタバタしますよね。そんな時こそ、電子レンジ調理がおすすめです。

冷凍ストックの食材を使う場合、常温での解凍は、雑菌が繁殖する可能性があるのでNG。ご飯も野菜・お肉も、凍ったままチンした方が安全です。

材料を全部ラップしてチン

月齢に合わせて、茹で野菜のペーストやみじん切りをまとめて作って冷凍している人は多いと思います。

私は赤ちゃんと2人だけのご飯のときは、ほぼレンチンで作っていました。いろいろな野菜やお肉、お魚などを組み合わせて、あとは各種だしや調味料などで味付けを変えるだけ。

ただし電子レンジは加熱ムラができやすいので、表面がふつふつと沸騰したら一度全体をかき混ぜ、もう一度加熱しましょう。

ベビーフードに“ちょい足し”

お出かけの時などに便利なベビーフードですが、「野菜が足りないな」とか「だいたい同じ野菜しか入ってない…」と思う時はありませんか?

もし家で使う場合、そこにストック野菜やお豆腐をプラスしてみましょう。材料を足してからレンジで温めると、味をなじませることができます。

失敗しないコツは、少しずつ加熱

電子レンジは機種によってクセがあるので、最初はうまくいかないこともあるかもしれません。

失敗しないコツは、加熱時間を記載より少し短めにして、様子をみながら10~20秒ずつ加熱を繰り返すこと。きっと数回繰り返すうちに、だんだんと、家の電子レンジのコツが掴めてくると思います。

離乳食の本は味付けの参考程度にして、楽できるところは、機械に任せてしまいましょう。

ママの笑顔が、赤ちゃんにとってはいちばん効果的な食育です!



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