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無くしたらどうする?電子版も?母子手帳について

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母子手帳って、何に使うの?


母子手帳の現在の正式名称は「母子健康手帳」。

「母性並びに乳児及び幼児の健康の保持及び増進を図る」法である「母子保健法」により交付が定められている手帳で、その様式は厚生労働省令によるものです。

日常生活の注意・健康管理・予防接種・育児についてなど、妊娠中や育児に必要な情報や知識が記載されています。

妊娠中から出産後まで、常に保護者とこどもの助けとなるものです。

また、妊娠中~出産時の状況、発達や成長の様子、予防接種履歴も、母子健康手帳に残されるので、成長後も役立つことがあります。

出典:厚生労働省 母子健康手帳について



母子手帳を無くしてしまったら?


妊娠中からの継続的な健康記録でもある母子健康手帳。
もしも無くしてしまったら、どうなるのでしょうか。

交付を受けた市町村へ

母子健康手帳の再交付は可能です。

最初に母子健康手帳の交付を受けた市町村(つまり住民票のある市町村)へ「母子健康手帳再交付申請書」を提出し、再交付の申請をします。

出産時や予防接種の記録は?

再交付された母子健康手帳は真っ白です。

予防接種の記録については、市町村によっては調べてくれることもありますので問い合わせてみましょう。

出産時の記録についても、五年間はカルテの保存義務がありますので、出産した医療機関へお願いすることができます。

再交付の期限

再交付には期限があります。
母子健康手帳の対象となるこどもが小学校へ入学するまでが再交付の期限。

紛失したらなるべく早く再交付を申請しましょう。

引っ越したら?


母子健康手帳の交付後に転居をした場合、転居前の母子健康手帳をそのまま使用できます。

転居先での妊婦健康診査受診票の交付などに必要ですので、すぐ出せるようにしておきましょう。



母子手帳はいつまで必要?


母子健康手帳はいつまで必要なのでしょうか。

入学前の就学時検診で提示を求められることから、基本的には小学校入学まで保管しておくことが推奨されています。

我が家では、入学後も、毎年提出する書類に予防接種の記録が必要なので参照しています。

また、最近、はしかのワクチン未接種が話題となっていますが、自分が受けたかどうかわからないという人も大勢いるそうです。

母子健康手帳は、予防接種の履歴をはじめとした貴重な健康の記録です。

将来に渡って保管する/させておくことをおすすめいたします。

電子版母子手帳


このように、母子健康手帳は、いつも手元に置いて確認・提示できるようにし、長期的に保管しておきたいものです。

しかし、形ある物はなんとやら。
何らかの理由により紛失したり汚損する可能性は常にあるものです。

では、形ある物でなかったら?
ということで、母子健康手帳の前身である「妊産婦手帳制度」が発足した1942年から幾星霜、あらゆるものが電子化されている21世紀、ついに母子健康手帳にも電子化の波がやってきたのです。

きっかけは3.11

電子版母子健康手帳とは、従来の母子健康手帳の機能を持たせたアプリやWebサービスのこと。
スマホなどで使用し、記録はインターネットのサーバに保存されます。

きっかけは、2011年の東日本大震災。
母子健康手帳を失った多くのお母様と赤ちゃんを救ったのは、医療機関に残っていたカルテの電子記録でした。

この出来事から、母子健康手帳の電子版が生まれることとなったのです。

電子版のメリット


電子版母子健康手帳のメリットをあげてみましょう。

    ・スマホで使用できるので手軽。
    ・紙媒体の手帳よりも、紛失・汚損・忘れ物といったトラブルが少なくなることが期待できる。
    ・インターネットを通じて、最新の育児情報の配信ができる。
    ・インターネットを通じて、複雑化する予防接種情報の通知ができる。
    ・インターネットを通じて、家族で共有しやすい。

また、将来的には医療機関間のネットワークを通じ情報を閲覧できるようにし、里帰り出産などに対応しやすくなることなどが期待されています。

電子版母子健康手帳のデメリット

一方で、まだ各社がそれぞれに開発している状態で、法的に決められたフォーマットや互換性がないなど、今後の課題もあります。
これについては、日本産婦人科医会が「電子母子手帳標準化委員会」を設立し、とりくんでいるところです。

出典:頑張っています 電子母子健康手帳 – 日本産婦人科医会(PDF)

デジタルデバイド(情報格差)の拡大も心配なところです。

主な電子版母子健康手帳

主な電子版母子健康手帳です。
ほとんどが無料アプリですが、Web版の電子版母子健康手帳もあります。

    母子モ」・・・アプリ版とWeb版があります。エムティーアイ提供。無料。

    妊婦手帳」・・・アプリ版。株式会社博報堂DYメディアパートナーズ提供。無料。

    母子健康手帳アプリ」・・・アプリ版。特定非営利活動法人ひまわりの会提供。無料。

    Melthy」・・・アプリ版。TECHNO ASKA提供。無料。

母子手帳は日本から世界へ


最後にちょっと母子健康手帳のいい話を。

日本独自の制度であった母子健康手帳。
日本へ研修に来ていたインドネシアの医師によりインドネシアでもとりいれられ、いまでは30以上の国・地域で採用されているって、知っていましたか。

日本生まれの母子健康手帳が、世界中の親子の笑顔の役に立てているなんて、嬉しい話ですね。



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