1歳~3歳児 授乳・母乳・ミルク 生後0ヵ月~12ヵ月

フォローアップミルクって何?必要なの?いつからいつまで?飲ませ方は?(管理栄養士の2児ママの発信)

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

離乳食をすすめていくと、気になってくるのがフォローアップミルク。

産院でサンプルをもらったり、店頭で見かけたりしたものの、「飲んだ方がいいの?飲むならいつからどうやって?」など、悩んでしまう人も多いです。

この記事では、管理栄養士の私がフォローアップミルクの疑問にお答えします。本当に必要かどうかの判断基準、飲ませ方なども紹介します!


\\家計に優しいコスパ最強クレンジングオイル//

フォローアップミルクって何?

フォローアップミルクとは、ひとことで言うと「離乳食で足りない栄養を補う」ためのもの。

離乳食も後期になると、遊び食べや食べムラなどが出てくる赤ちゃんも多いです。

私も二児の母なのでよくわかりますが、お母さんがどれだけバランスの良いご飯をつくっても、食べてくれるかどうかはまた別の話…。

そこで、不足しがちな栄養をプラスする目的で考え出されたのがフォローアップミルクというわけです。

粉ミルクとどう違うの?

フォローアップミルクは、ビタミン・ミネラルや鉄分などがバランス良く加えられています。

粉ミルクとの違いは、つぎのようなもの。

【粉ミルクと フォローアップミルクの違い】

・鉄分やカルシウム・ビタミンなどが多い
・糖質や脂質は少なめ
・タンパク質が多く含まれている
・値段が安い

しかし粉ミルクと同様に、牛乳を加工した乳製品です。そのため、牛乳アレルギーのお子さんは飲むことができないので注意しましょう。

いつからいつまで?

明治や和光堂など、多くのメーカーで推奨されている時期は生後9ヶ月~3歳。離乳食が三回食になって、しっかりリズムがついてからです。

フォローアップミルクにはタンパク質が多く含まれています。そのため、9ヶ月より前の赤ちゃんには負担になってしまいます。

3歳までとしているのは、3歳になればほぼ通常の食事がとれているから。逆にカロリーが多すぎて肥満になってしまう可能性もあるので、少しずつ牛乳やお茶などに変えていきましょう。



フォローアップミルクが必要かどうかの判断基準

結論から言えば、フォローアップミルクは、離乳食できちんと栄養がとれているなら必要ありません。

本来、栄養は自然で作られた食べ物からとるのが一番です。メインは離乳食とし、フォローアップミルクはあくまで食事の補助として使います。

また、1歳前だけど母乳の量が減ってきた…という場合に、代わりに食後に飲ませることもできます。

とくに足りないのは鉄とカルシウム

しかし、必要な栄養がきちんと取れているかなんてわからない…と悩んでしまいますよね。3食それぞれで主食・野菜・タンパク質を食べているなら、ほとんどのお子さんは大丈夫と思います。

離乳後期~2歳ごろに、とくに不足しがちな栄養素は、鉄分とカルシウムです。

たとえば、1~2歳の子供の鉄の摂取量の平均は、3.3mg。推奨量は4.5mgなので、7割ほどしかとれていないことになります。

出典:(平成24年国民健康・栄養調査報告より)

生後半年くらいまでは、お腹の中でお母さんからもらった鉄分がまだ残っていると言われています。

しかし、半年を過ぎて離乳食になると、100%食事からとる必要がでてきます。

また、カルシウムは骨や歯を作る栄養素。一年に身長が10cm近くも伸びるこの時期にはかかせません

鉄分のはたらきと多く含む食品

【鉄分】 

はたらき…血液中で全身に酸素を運ぶはたらきをする、脳の神経系の発達をスムーズにする。

足りないと…貧血になる、発達に遅れが出ることがある。

多く含む食品…レバー、肉、赤身の魚、納豆、小松菜・ほうれん草、海藻など

母乳の場合、お母さんも鉄不足になりやすいです。離乳食・大人の食事ともに、鉄分を多く含む食品をとるよう心がけましょう。また、野菜や果物に多いビタミンCは、鉄の吸収を促進してくれます。

「鉄分といえば貧血対策」と知っている人は多いですが、実は神経や運動機能の発達にも影響します。身体の動きや言葉などが大きく成長するこの時期はとくに、意識して摂っていくことが大事です。

カルシウムのはたらきと多く含む食品

【カルシウム】

はたらき…骨や歯をつくる、出血を止める、筋肉を動かす

足りないと…骨や歯が十分に成長しない、脳神経の興奮を抑える

多く含む食品…牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、小魚、青菜、大豆製品など

子供の成長に欠かせないカルシウムは、離乳食ではチーズやヨーグルト、しらす・小松菜などから摂ると効果的です。

おやつに牛乳入りのパンケーキやビスケットを利用してもいいでしょう。

カルシウムの吸収を良くしてくれる栄養素は、ビタミンDです。ビタミンDは、鮭やしらす干し、干しシイタケ、卵黄などに多く含まれます。

牛乳をあげてもいい?

牛乳はカルシウムは多いですが、鉄分はほとんど含まれていません。

1歳以降でもお肉や青菜・海藻類が苦手なお子さんは、フォローアップミルクを併用することで鉄分不足を防げます。

牛乳をそのままあげていいのは、1歳を過ぎてからです。

赤ちゃんの腸はまだまだ未熟なので、牛乳に含まれるたんぱく質をうまく分解できません。アレルギーを起こす可能性もあるので、1歳未満のお子さんには加熱して料理に使うくらいにとどめましょう。

フォローアップミルクを飲んだ方がいいのはこんな場合

まとめると、フォローアップミルクを利用した方がいいのは次のような場合です。

・赤ちゃんの偏食がはげしく、青菜やお肉を食べない
・1歳前だが、母乳が出にくくなってきた

また、お子さんが離乳食を食べないのがストレスになっている場合、フォローアップミルクを使うことでママは安心感を得られます。ママが笑顔でいることが、お子さんの発達には何より大切です。

食事の代わりとしてなら通常の粉ミルクを

もし、通常の離乳食をまったく食べないお子さんや、成長曲線を下回るなど発育に不安がある場合、フォローアップミルクではなく通常の粉ミルクを使いましょう。

フォローアップミルクは、食事の代わりではありません。大人で言うサプリメントの位置づけと割り切りましょう。

フォローアップミルクの飲ませ方は?

フォローアップミルクは、普通の粉ミルクや母乳と同じように、食事のあとに与えます。

多くのメーカーでは、一日の量は400mlまで。

1歳のお誕生日が見えてきたら、そろそろ哺乳瓶は卒業しましょう。哺乳瓶は虫歯になりやすいので(とくに上の前歯)、コップ飲みに移行していきます。

最初は小分けタイプのもので様子をみて

フォローアップミルクは、味が気に入らないなどの理由から嫌がるお子さんもいます。

ですので、初めて買う場合はできるだけ小さい量のものにしましょう。メーカーによって成分に大きな違いはありませんが、好みや体質により合う・合わないがあるようです。

もしも便秘になったり、逆に下痢が続いてしまうなど体調に変化があった場合は、いったん中断してメーカーを変えてみることをおすすめします。

料理に使ってもOK

粉ミルクと同じように、離乳食に使ってもOKです。

フレンチトーストやパンケーキ、おやきなど手づかみメニューなどにもどんどん使っていきましょう。

フォローアップミルクは、必ず飲む必要はなし!

フォローアップミルクは、離乳食できちんと栄養がとれていれば飲む必要はありません

偏食が気になるお子さんや、青菜やお肉など鉄分の多い食事がとれない場合などに、赤ちゃんの様子を見ながら取り入れていきましょう。

また、母乳の場合は鉄分不足になりやすいですが、せっかく母乳が出ているなら授乳は続け、フォローアップミルクは料理に使っていくという手もあります。

お母さんと赤ちゃん、両方が笑顔になる方法が見つかることを願っています!



お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします