兄弟・姉妹 育児の悩み・疑問

育てて感じる発達障害児と健常児の育児が難しい理由3つ

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昨今、【発達障害】という言葉をよく耳にするようになりましたよね?

我が家の長男も発達障害です。1歳半検診で発達障害の疑いがあると言われ、地域の療育センターで自閉症スペクトラム・ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されました。

その時すでに次男を出産したばかりで、いろいろな不安に押しつぶされそうな毎日をすごしていました。

幸いと言っていいのか、次男は健常児として順調に成長しています。

健常児でも、男の子の年子の育児は大変だと思います。そこに発達障害が加わり、さらに大変な我が家です!

母になり、10年以上経ちましたが、未だに発達障害児と健常児を同時に育てていく難しさに頭を悩ますことは多々あります。

我が家での失敗談や対処法を交え「発達障害児と健常児の育児が難しい理由3つ」を紹介していきます。



理由1、同じルールを元に育児が出来ないのが難しい

発達障害の特徴として、ルールや時間を守るのが難しいことが知られています。

集団生活が始まると自然に身に付いていくようなことも、発達障害児にとっては大変な事で、何度注意されても、叱られても、なかなか身に付きません。

躾がなっていないなどと言われるときもありますが、躾でどうこうできる問題ではないのです。

叱るべきラインが長男と次男で違う→次男は「お兄ちゃんはずるい!!」という

発達障害の子どもには「出来ないことを叱るよりも、出来ることを褒めて育てましょう」と、療育センターでも、専門書でも言われています。出来ないことも成長とともに出来るようになるから、それまで待ちましょうという感じです。

どこまで目をつぶるか、どこから叱るかは各ご家庭でルールが設けられることでしょう。

例えば、遅刻はしない・宿題をやる・使ったものは片づけるなど、ごく当たり前のことも、長男は出来ない日があります。

もちろん何度もやるように声は掛けますが、気持ちが乗らない時は出来ないのです。無理にやらせようとすればパニック状態になり、それどころじゃなくなるので、ある程度でこちらが諦めます。

そういった状況を次男は「お兄ちゃんはずるい」と思うのです。

『次男は出来て当たり前のこと』が、『長男は出来なくても仕方がない』になるからです。

小学3年生の次男に「お兄ちゃんは発達障害だから出来ないこともある」と説明しても到底納得できるわけがありません。

「ちゃんと出来ないなら叱るべきだ、叱ってほしい」と何度も言われてきました。次男は自分がやるべきことを学び、実行しているわけですから、気持ちは分かります。

でも、長男は支援学級のため、登校や宿題は無理にしなくてもOKなのが現実・・・叱ってまでやらせることではないのです。

「じゃ、僕もやらない!」と次男がなれば、「あなたはやらなきゃダメでしょ!」と、なんとも理不尽な会話になってしまいます。

成長とともにちゃんと社会性を身に付けていける次男に感動さえ覚えますが、時にそれが彼を苦しめているのです。

いっそのこと、二人とも発達障害児ならこのような悩みは持たなかったのかな?と育児の難しさから弱い気持ちが出てしまうことも正直あります。

でも、育児をしている親たちはみんな何かしら悩んでいる、大変なのは自分だけじゃないと思いながら、一つずつ壁を乗り越えていくしかないのでしょう。

解決策は次男をこっそり褒める

そこで私が実践しているのは次男を褒める時は内緒で褒める。長男の前で次男を褒めることはあまりしません。

長男の自尊心が損なわれないように私なりの配慮です。

「1年間一回も遅刻しなくて偉かったね」とか「宿題もう終わらせたの?すごいね」とか耳元でそっと伝えたり、「いつもいい子だから特別ご褒美!」と夕飯の唐揚げ1つ味見させてあげたりすると、それだけでも彼のモチベーションは上がってくれるので、可愛いものです(笑)

同じルールを元に育児が出来ないのが、発達障害児と健常児の兄弟の育児です。

どちらかに合わせると、どちらかの負担が大きくなったり、可能性を狭めてしまったりすることに繋がります。

兄弟で差別しているのではなく、それぞれに合った育児をしていると思うようにするといいと思います。



理由2、発達障害の兄弟がいると健常児も疑われる

兄弟で発達障害を持つ確率は割と高いと言われています。

それは遺伝が原因ではないかという説があるからです。

しかし、完全に解明できているわけじゃないことにもかかわらず、『兄弟で発達障害を持つ可能性が高い』と言われれば、健常児でも疑われてしまうのです。

先生から言われた「弟も自閉症じゃないか?」

「感情のコントロールが出来ていない。それは自閉症の特性ではないか?」

これは学校の先生から言われた言葉です。

ある日「お友達と喧嘩をして怒りがなかなか収まらないので保健室で休んでます」と学校から連絡がありました。

後日学校へ出向き、校長先生と相談室の先生とお話をしたところ、「感情のコントロールが出来ていない。それは自閉症の特性ではないか?」とのことでした。長男と同じ病院への受診を勧められ、とても不安になりました

しかし、よくよく状況を聞いてみると、次男の言い間違いを何時間もバカにし続けた子がいて、それに我慢できなくなり怒鳴ってしまったとのこと。

暴力を振るったわけでもなく、むしろ何時間も耐えていたのに、そのことはスルーです。親として、学校の対応に怒りを覚えましたが、ここは冷静に言われた通りにすぐさま受診をし、「健常児と診断されました」と学校に伝えました。

私も次男も健常児と診断されたことで、不安は無くなりましたが、きっとこの先も同じようなことがあるのだと思います。

「障害者への偏見はやめましょう」と教える教育者への不信感

障害者への偏見はやまめしょう・みんな同じ人間です。と学校で教育しているにもかかわらず、生徒たちよりも、周りの先生が偏見をもっているのでは?と思う出来事でした。

「遺伝で発達障害になる」と言われれば、私も次男は大丈夫か?それ以前に私自身が発達障害なのか?など悩んだりもします。

しかし、根拠がない事に振り回されて、不安になっていても仕方ありません。もし不安になったら専門医に見てもらうといいでしょう。

健常児と診断されれば今までの不安は無くなりますし、万が一発達障害と分かっても、その時からその子の特性に合った育児が出来るわけですから、損はないと思います。

理由3、長男、次男それぞれのストレスへの対応が難しい

上記でもお話した通り、同じルールのもとに育児が出来ないと、それぞれストレスが溜まります。また、親も完璧ではありませんので、対応を間違うこともあるでしょう。

兄弟でも、出来る方ばかりに頼ってしまったり、褒めてしまったり・・・けして個別の対応では間違っていないことも、二人いる場所で行うだけで、問題になります。

兄弟でも一つ屋根の下での生活に限界がある

発達障害があっても、些細なことまで敏感に受け取ります。

小さい頃は『とにかく褒めてやる気を出させる』・『怒らず笑顔で指示する』で対応出来ていた事も、成長と共に「馬鹿にしている、笑われた・・・」など、本人の受け取り方も変わってきますし、思い通りにならなかった・失敗したなどの事はただ泣いていた(癇癪も)のが、身近にいるに人に当たるようにもなったりもします。

発達障害のある長男からすると、勉強や習い事、家事のお手伝いも難なくこなす弟と、何をするにも時間が掛かったり、上手くいかない自分との違いにのストレスが溜まります。

時にはそれで自信を無くしたり、次男への嫉妬になったりします。

一方、次男は兄弟でルールが違う事や、親が長男の支援をしているところ、例えば着替えや宿題の手伝いなど、年齢的に一人で出来て当たり前な事を手伝うと愛情が長男への方が大きいのではないかと不安になるようです。

また、長男からの嫉妬で意地悪をされたり、時には八つ当たりで暴力を振るわれたり、理不尽な要求を押し付けられたり、一緒にいる時間が長いほどストレスが溜まります。

長期休みは特にストレスがたまる

特に夏休みなどの長期休暇になると、1日中兄弟で過ごす日も多くなりますから、互いのストレスが溜まり、小さな事でも爆発して大喧嘩に発展しまう事も多々あります。結果、家族みんなのストレスがどんどん溜まり、悪循環に陥ります。

我が家では、そのうち兄弟どちらかが、または止めに入った私が大怪我をするのではないかと思うほどにひどい兄弟喧嘩をするようになってしまって、心身ともに疲れ果てた時期があります。

解決策→週3のデイサービス利用で喧嘩が減った

学校・病院・役所・児童相談所・・・色々なところに相談しましたが、すぐに助けてくれるところは有りませんでした。

役所ではいくつかデイサービスとショートステイが出来る施設を紹介してくれましたが、定員がいっぱいで、すぐに利用できるところは無く、空きが出るのを待つ状態でした。

児童相談所では、「すぐに動いてくれるのは警察しかないので、危険を感じたら迷わず警察を呼ぶように」と言われました。私はそうなりたく無いから対応してほしかったのですが・・・

この体験をしたことで、現在は週3回のデイサービスを使用しています。内、1日は日曜日にしています。次男が一人になる時間の確保のためです。

長期休みにはショートステイも利用できるように手続きをしましたが、まだ利用はしていません。デイサービスの利用だけで、大喧嘩が劇的に減ったからです。

私は問題が大きくなる以前からデイサービスもショートステイも発達障害児が利用できることを知っていましたが、長男だけ短時間でも施設に預けることが可哀想なのでは?

親が出来る限り面倒を見るべきでは?との思いと、人様に迷惑をかけてしまうのでは?との思いがあり、利用しようと考えてもいませんでした。

でも、今ではその考えが間違っていたと思います。兄弟でも離れている時間が必要だと良く分かったからです。

もっと早くその事に気付いていれば、子供たちにも私自身にも余計な負担を掛けなくて済んだことでしょう。

頼れるところに頼るのは悪い事ではないです。家族みんなが少し心に余裕が出来ただけで、悪循環から抜け出すことが出来ましたから!

親の限界が来てからの行動ではなく、子供達の限界が来る前に行動することが大切です。地域にもよると思いますが、施設の利用もすぐに出来るわけではないので、早めの対応が必要だと思います。

親だって初めての連続!悩みは尽きなくて当たり前

発達障害児と健常児の育児は確かに難しいです。難しい点を並べたので、良い事が無いように思えてしまいますよね?

でも、それぞれ違った可愛いさがありますし、兄弟の仲が悪いわけではありません。むしろ、お互いの事が大好きです。

どんなに喧嘩をしても、好きだとお互いに言っています。時には助け合い、時には慰め合い、時にはふざけ合い大笑いをしている普通の兄弟と変わりないところもいっぱいあります。

大変な事があるからこそ、小さな成長でも嬉しく感動する事が出来ると思います。育児は子供の成長と共に悩みは変わっていきます。

それはどのご家庭でもそうでしょう。親だって分からない事だらけ・・・10歳と9歳のお母さんをやるのは初めてですから(笑)

来年になっても、11歳と10歳のお母さんは初めて・・・いつまでたっても、初めてのお母さんです。

この先もまだまだ悩みは尽きないと思います。

同じ悩みを持つ方々も、無理しすぎず、周りの人に助けてもらったり、相談に乗ってもらったりしたがら、共に頑張っていきましょう!

怒ったり泣いたりしていた日々が笑い話になる日が来ますように・・・


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