命名・名前

男の子の名前で「ゆたか」漢字194選と由来のヒント

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『ゆたか』の響きは、昭和20~30年代の長い期間、ランキング上位に入るほどの人気を保持しつづけてきました。

第二次世界大戦終結後の深刻な物資不足から高度経済成長期に突入し、人々のライフスタイルが大きく変化を遂げた時代。「豊かさ」を強く求めていた人が多かったのかもしれません。

第一次ベビーブームが起こったのもこの時代です。

男の子に多く名づけられてきた『ゆたか』の響きが、今、また注目を集めています。昔は『豊』と一文字で表すことが多かった名前ですが、今は名付けの幅が広がり、様々な漢字を使って個性を表すことができるようになりました。

イメージごとにまとめてみましたのでご覧ください。



思いやりをイメージする『ゆたか』48選

最近の傾向として、男女関わらず『優しさ・思いやり』をテーマに名前を考えるママが増えています。そんなママたちの希望に沿う名前の数々をご覧ください。

優しさ・思いやりを感じさせる名前

佑高・佑孝・佑多可・優・優和・優可・優高・優孝・侑高・侑多可・侑多和・温高・温孝・温大和・温多可・友多可・友孝・友妥可・優妥可・優妥和・友妥和・祐孝・祐妥可・祐高・宥孝・宥多和・宥高・宥妥和・宥右・優右・侑右・温右・結右・結孝・結妥可・結妥和・癒右・癒孝・癒妥和・癒妥可・祐妥和・祐孝・祐多和・祐高・寛・寛妥和・寛和・寛孝

『佑・侑・祐・祐』、この4つの漢字には、すべて「助ける」という意味があります。人を助ける、神の助け等成り立ちには様々ありますが、いずれも相手を思って行動する、相手に優しい心をかける、そのようなニュアンスで使うことができる漢字ばかりです。

『宥』の字も同じような意味で使うことができますが、意味としては“とがめない・許す”なので、寛大な心を持った子を想像して使うと良いでしょう。

その「寛大」という言葉に使われている『寛』は、人名読みに「ゆたか」がありますので、一文字で表記することができます。

家の中でゆったりと過ごしている山羊の姿から成り立ち、“ゆったりとした・広い・ゆとりがある”という空間の状態を表す漢字です。

転じて、“ゆるたか・ゆったりしている・のんびり・くつろぐ”という、人の様子や心の状態を表して用いられるようになりました。

女の子には「寛子・寛美」など、男の子には一文字で「寛(ひろし)」のように昔から多く使われてきた漢字のひとつです。

心が穏やかな人柄を表す名前にはぴったりなので、「おおらかで優しく思いやりを持った子に」「人の失敗を認めて許すことのできる温厚で寛大な気持ちの持ち主に」のような由来を持たせることができます。

『癒』は、病気や傷を治すことを表してできた漢字です。症状が穏やかになる、そういった意味を持ちますが、最近は「癒し系」という言葉から感じ取れるように、穏やかでのんびりとした人柄というイメージの方が強いかもしれません。

「思いやりの心を持ち、優しさにあふれた人生を過ごしてほしい」「穏やかな性格と雰囲気で多くの人に親しまれる存在に」という願いを込めてみてはいかがでしょう。

豊かさをイメージする『ゆたか』26選

昭和の時代に人気が高かった『豊』のように、豊かであることに結びつく名前をご紹介します。

豊かさに結びつく漢字の名前

豊・豊可・豊多可・豊珂・豊宝・有高・有多可・有他珂・裕・裕高・裕珂・裕宝・裕多可・邑多可・邑宝・邑多迦・湧高・湧宝・湧多珂・豊太可・湧太加・富・富可・富珂・富宝・富多可

『有』の字は、右手を表す「ナ」+肉を表す「月」で、右手で肉を持つ形が文字になりました。その様子から“存在する・所有する・持ち続ける”という意味が生まれました。

物がある、つまり豊かであることに直結して使うことのできる漢字であると言えそうです。

「存在する」という意味を含めて、きっと誰もが知っているであろう親しみやすさも、この漢字の魅力です。ストレートに「豊かな人生になりますように」「豊かな心の子に」と願いを込めて使うことができます。

『珂』の字は、「王」が入ることから、宝石の一種であることはご想像の通りだと思います。清浄なエネルギーを持つ石とされる“白メノウ”を表します。

透き通るような白さを持ち、気品が漂う白メノウ。愛や幸せを象徴する石として、古くから装飾品やお守りに使われてきました。

豊かさに結びつけて使う場合は、「豊かな愛情に包まれた幸せいっぱの人生になりますように」と願いを込めるに相応しい漢字だと言えそうです。

同じく宝石をイメージする『宝』は、特定の宝石を指すのではなく、“貴重なもの・価値のある物・大切なもの”という素敵な意味を持つ漢字です。

「子に過ぎたる宝なし」という言葉をご存知でしょうか。「子供は、どんなに高価で値打ちのある宝石よりも、優れた価値がある」という意味のことわざです。

子供の人生や未来が豊かになるように、と願いを込める名前ももちろん素敵ですが、「我が子によってパパ・ママの人生がとても素晴らしい宝になる」という想いで使うのもまた、素晴らしい由来の名前になりそうです。

健やかなイメージの『ゆたか』16選

健康な体、元気で強い心は、きっと何よりも大切なもの。『健やか』であればこその人生ではないでしょうか。子供が丈夫にすくすくと成長してくれるようにと願いを込めて考えた名前をご紹介します。

健やかな成長に通じる名前

悠高・夢高・夢太可・悠健・夢健・遊健・由健・悠高・悠多快・悠太快・遊高・愉高・由高・夢多叶・夢太叶・夢汰可

『遊』の字は、「楽しむ」「交流する」という意味を持ちます。訓読み「あそ(ぶ)」は日常で多く用いられるため、ご想像通りと捉えて良いでしょう。

この漢字を分解すると、「辶」は足を運んで道を進むことを表します。「斿」は人が風になびく旗を持っている様子を表しています。

一説では、“霊を宿した旗竿”を表し、その力によって“守られながら歩いてゆく”という成り立ちも目にしました。

ただ楽しみ交流するといった意味合いだけでなく、狩りや農作業を「野遊び」と呼んで用いたように、自然の生命力との結びつきに由来して使うこともできるでしょう。

自由に楽しむことができるのも、命があってこそのこと。「人生を思う存分楽しめるように、健康に気遣いながら生きてほしい」と願いを込めて使うこともできそうです。

『健』の字は、「健康・健全・健勝」などの言葉からイメージできる通り、“体が丈夫・元気がある”という意味を持つ漢字です。

立てることを意味する「廴」と、筆を表す「聿」の組み合わせで「建」となり、主に大きな建物を指して使われますが、そこに「亻(にんべん)」を付けて、人の体がしっかりと立つ→力強く丈夫であると転じていきました。

丈夫であることから、明るくはつらつとした様子が伺えますね。この漢字を用いるときは、ストレートに「病気をせず健やかに育ってほしい」と願いを込めるのがおすすめです。



自然をイメージする『ゆたか』32選

外国人から見た日本の美しさとして、最も目を引くのが「自然」だそうです。

四季がはっきりしている日本の自然が見た目に美しいのはもちろんですが、その四季折々の姿を美しいと感じることのできる感覚もまた、優れた日本の心であると言えそうです。

そんな自然にちなむ漢字には、植物や気候そのものを表すもの以外に、自然の美しさや雄大さが目に見えるように感じ取れるものもたくさんあります。素敵な名前に結び付けてみてください。

自然にちなむ漢字の名前

夕高・夕鷹・夕田霞・夕天・夕田夏・柚多夏・柚大霞・柚高・夕田禾・柚田禾・夕太海・遊多海・遊大河・遊天・遊大霞・柚多霞・柚天・夕峻・雄峻・悠峻・柚峻・由峻・夕田榎・由大樺・豊樺・豊楓・有大樺・有太楓・雄大樺・雄多楓・雄太霞・有太霞

日本には美しい言葉がたくさんあります。時刻を表す言葉もそのひとつ。朝ひとつをとっても、夜明け・早朝・黎明・暁・東雲・曙などがあり、夕方は宵・夕暮れ・日暮れ・薄暮・黄昏時などとも表されます。

いずれの言葉も、その時間帯に見える景色や風情が巧みに表現され、美しさを感じ取る心の在り方が繊細であることが伺えます。

その中から『夕』を取り上げると、その形は“三日月”が原形だとされています。

山に月が沈む様子、月が半分だけ見えている様子など捉え方は色々あるようですが、薄暗くなった頃に月の穏やかな輝きに目を向けてそれを美しいと感じる心が表現された素敵な漢字ですね。

1日の活気が落ち着く夕方は、陽ざしも穏やか。「優しく穏やかな人柄の子に」「落ち着きのある子に」と願いを込めることができます。

また、翌日の晴れを予感させる赤々と燃えるように輝く夕陽は情熱的。先ほどとは反対に「情熱を持って取り組める夢を見つけてほしい」等と由来付けることもできます。

『霞』は、朝や夕方に空がぼんやりと赤く見える様子を表し、転じて“ほんやりと見える”という意味でも用いられます。幻想的な世界を感じさせる、非常に美しい漢字です。

気象用語として使われることはなく、主に和歌等、文学表現上で用いられることからも、風情を感じさせますね。

『霞』を使う和歌

◆春霞 たなびきにけり 久方の 月の桂も 花や咲くらむ(紀貫之)

春の空に霞がたなびいている。月にあると言われる桂の花も、今頃花咲いているのであろう。

◆春のきる 霞の衣 ぬうきをうすみ 山風にこそ みだるべらなれ(在原行平)

春が着る霞という衣は、横糸が薄い。山風に吹かれると、着物が破れ、ほころびてしまいそうだ。


◆山桜 霞の間より ほのかにも 見てし人こそ 恋しかりけれ(紀貫之)

山桜が霞の間からかすかに見えた時のように、少しだけ見えたあの人のことを恋しく思っています。

くっきりハッキリと見えないからこそ豊かな想像力が感じられる、とても美しい和歌ですね。

そんな『霞』を使う名前には、「まだ見えない未来に希望を持ち、人生を楽しみながら歩んでほしい」「想像力を豊かに、何事もプラス思考で前向きに進んでほしい」のような由来を持たせることができます。

勇ましいイメージの『ゆたか』32選

男の子らしく、勇敢な気持ちで高見を目指す!そんな勢いを感じさせる名前をご紹介します。

男の子らしい勢いのある名前

雄嵩・結嵩・有嵩・優嵩・有崇・雄崇・由崇・悠崇・悠隆・有隆・雄隆・雄高・雄鷹・有鷹・悠鷹・悠峻・有峻・雄峻・由矯加・有矯加・有矯哉・由矯哉・有剛・雄剛・悠剛・有喬・雄喬・由大喬・有大架・雄多架・雄多加・豊架

『嵩』は、「山」+「高」で、そのまま“山が高くそびえている様子”を表します。どっしりと構える大きな山をイメージし、安定感を持たせる由来に結びつけることができます。

また、高い山の頂上をイメージすると、強い挑戦心や成功につなげて使うこともできます。「夢の頂を目指して、猪突猛進、男らしく突き進んでほしい」と願いを込めてみてはいかがでしょう。

『隆』の字も、同じく“高さ”を表します。漢字を分解すると、部首は「阝(こざとへん)」。これは、“小高い山にある集落”を表す説と、“神が天と地を。上り下りするはしご”を表すがあります。

つくりは、足跡を表す「夂」と、草が伸びる様子を表す「生」の組み合わせです。上からかかる足の重さを押しのけて、草が力強く成長することを表しています。

小高い山が盛り上がることと草木の成長を合わせて“高い・盛ん・栄える”という意味になったのか、神の力により草木が成長することからそのような意味が生じたのかは定かではありませんが、“力強く逞しく成長する”という意味は、そのまま男の子の名前に使うことができますね。

「上を目指して大きな成果を残せるように努力を惜しまず頑張れる子に」「上へ上へと確実に成長できますように」のような素敵な願いを込めると良さそうです。

旧字体では「生」の上に「一」を加え『隆』と書きますが、こちらは人名に使うことはできません。ご注意ください。

知性をイメージする『ゆたか』40選

人生を要領よく進めて行けるような、賢さを表す名前をご紹介します。

賢さを表す漢字の名前

有高佳・有多佳・豊佳・完佳・完・完嘉・豊嘉・由多嘉・由高・由貴・由大嘉・諭大佳・諭多可・諭貴・諭高・諭大嘉・適高・適完・適大佳・適多歌・豊歌・由大歌・有貴・優貴・悠貴・悠尊・有尊・豊尊・豊朗・有朗・由朗・諭朗・有尭・豊尭・諭尭・碩・碩佳・碩嘉・諭碩・豊碩

『朗』の字は、「郎」と並んで昔から男の子の止め字によく使われてきた漢字です。元の形は「月」と「良」を組み合わせて「朖」と書かれ、“良い物を選び取る”という意味がありました。

「良い月」から転じて「月が明るいこと」→「明るくほがらか・はっきりしている」という意味を持つようになり、形も歴史の中で「朗」へ、さらに現在の「朗」へと変わっていきました。

『朗』」は旧字体であり、同じ意味で使うことができますが、大元の『朖』は都使うことができません。

性格が明るくほがらかであること、小さなことにこだわらず広い度量で人や物事に向き合うことのできる人を「明朗闊達」や「明朗快活」といった言葉で表しますね。

周囲から親しみを持たれ、信頼感も厚い、そんな素敵な男の子をイメージして使ってみてはいかがでしょう。

「明るく朗らかな笑顔で要領よく周囲と円満に関わっていける子に」「人を明るく笑顔にするような魅力を持ち、強い信頼を得られる子に」
のような願いを込めても良さそうです。

『完』は、「完全・完璧」など、日常の中でもよく目にする漢字ですね。この漢字には、“欠けているところがない・全うする”という意味があります。

最後までやり遂げる責任感、それに至る努力などを想像して使うのがおすすめです。

「忍耐力と責任感で自分の仕事を全うできるよう努めてほしい」「探求心を持って様々なことを突き詰めて考え、多くの知識を身に付けてほしい」
と由来付けると素敵な名前になりそうです。

『碩』は、人名読みを用いて一文字で「ゆたか」と読ませることができます。使われる頻度が少ないため、新鮮な印象を与える名前になりそうですね。

この漢字は、固く中身の詰まった『石』と、頭を表す『頁』の2つの文字の組み合わせで成り立っています。学問が広く深いことを「碩学」というように、“中身の詰まった頭”から転じて、“優秀・大きい・充実・立派”という意味を持つようになりました。

知的で賢いイメージの名前には相応しい漢字のひとつです。「多くの知恵を習得して優秀に学問を修めてほしい」「知識を深め、立派な未来を築いてほしい」のような由来で使うことができます。

名付けは子育ての第一歩

子育ては、いつから始まると思いますか?パパ・ママとして初めての仕事。それは『名付け』であるのかもしれません。

決して簡単ではありません。

名前は、使える漢字と常識的な考え方が最低限クリアできていれば、たいていは受理されるでしょう。

しかし、名付けには人それぞれの考え方がありますから、決定に至るまでの道のりには、多くの困難が訪れることもあります。命名本を手にしてもネットで調べても、想いに沿う名前はそう簡単に決められるものではないのかもしれません。

親としての成長

悩みながら一進一退を繰り返す名付け。そう、それは実際の子育てと同じです。「我が子に幸せになってほしい」、そう願うからこそ悩みが生じるのです。

夫婦で意見が食い違うこともあるでしょう。画数が合わない!と振り出しに戻ることもあるかもしれません。その壁をひとつひとつ乗り越えながら考える名付け。子育てと同じく、親としての成長がもう始まっているのかもしれませんね。

愛に満ちた名前を!

そんな苦労があるからこそ、ようやく本当に素敵だと思える名前を見つけたときの喜びはひとしおです。

親としての成長を実感しながら夫婦で協力して考えた名前は、きっと愛に包まれた素敵なものであるはずです。既に始まっている子育ての第一歩、そう考えて子供の幸せを願い、夫婦で名付けを楽しんでくださいね。素敵な名前に出会うことができますように。


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