料理・レシピ

ピーマン嫌いを克服するオススメレシピ5選&裏技2つ(栄養士&調理師の資格を持つ3児のママ発信)

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栄養士と調理師の資格を持つ3児の母です。中学1年、小学4年、小学1年子どもを育てています。

今回はピーマンが苦手なお子さんでも食べられるコツや、おススメのピーマン料理をご紹介したいと思います。

後半では、ピーマン嫌いを克服する裏技も2つ紹介してますのでご参考ください。



なぜ子どもはピーマンが嫌いなのか

時代は変わっても、苦手な野菜ランキング常連のピーマン。私の住む市でPTAの団体が小学1年生から中学3年生までの子ども364人にアンケートを取ったところ、ピーマンが苦手と答えた子は70人で2位でした。

なぜ子どもはピーマンが嫌いなんでしょう?そう聞くと、ほとんどの子どもは「苦いから!」と答えるとはずです。

子どもは大人より3倍味覚が優れているといいます。

そもそも『苦味』は、人間の本能として毒だと感じるものであり、苦味がおいしいと思えるようになるのは、味の経験を積んだ人達になります。

甘み、塩味、うまみ、は赤ちゃんでもおいしいと感じられますが、苦味や、腐ったものを連想させるため拒絶する本能が働く『酸味』は経験を積まなければおいしいと感じられないのです。

なぜピーマンは苦いのか

 実は数年前まで解明されていなかったピーマンの苦み成分ですが、お茶の水女子大とタキイ種苗が共同研究した結果、ピーマンに含まれるポリフェノールの一種である「クエルシトリン」と、香り成分に原因があると解明されました。

本来クエルシトリンは苦味ではなく『渋み』を感じさせるものですが、これにピーマンの香り成分が加わることで苦味として感じるということです。

それぞれの成分が重なり合って、あの苦みが生まれているんですね。( ※1) 

嫌いなものを子どもに食べさせるべきなのか

 お母さんによって意見が分かれる、嫌いなものを無理して子どもに食べさせるのか問題

「嫌いってことは体が求めてないんだから、食べさせなくてもいいんじゃないの?」とか「無理やり食べさせてトラウマになったらどうするの?」とか、それぞれ考えがあるとは思います。

でも先にお話ししたように、苦みや酸味は経験を積んでこそおいしく感じられるようになるものであり、経験を積む機会が失われれば、いつまでもおいしく食べられないという事になってしまいます。

アレルギーなどの理由は除き、ピーマンに関してはあまり小さい子に無理やり食べさせるのはどうかとは思いますが、小学生にもなれば経験させてもよい味ではないでしょうか。

特にピーマンはビタミンが豊富で、ピーマン1個でレモン1個と同等のビタミンCが取れると言われています。しかも通常加熱調理に弱いビタミンCが、ピーマンの場合は他の栄養素との組み合わせにより熱にも強く、料理にいろどりを加えてくれる貴重な食材となります。

ピーマンの苦みを軽減させるのはどうすればいいのか

 では子どもが食べやすいよう、ピーマンの苦みを軽減させる方法をいくつかご紹介したいと思います。

下処理を丁寧にする

ピーマンの苦味成分「クエルシトリン」は、おもに種の辺りに多く含まれているため、まずピーマンを縦半分に切った後、種を含めて、ピーマンの内側にある白い筋状の部分をすべて丁寧に取り除きます。面倒かもしれませんが、手で簡単に取れますので、ひと手間がんばってみて下さい。

縦に切る

 ピーマンは縦に切ることによって細胞が壊れにくくなり、苦み成分が外に出るのを抑えることが出来ます。輪切りや乱切りを避けて、縦に細切りにすると使いやすいのではないでしょうか。

素揚げする

 ピーマンの苦み成分は油に溶けるため、揚げたり炒めたりすると苦みが軽減されます。ひと手間ですが、ピーマンは素揚げしてから料理に使うというのも方法の一つです。

パプリカで慣らしてみる

 皆さんがよく知っている緑色のピーマンと大きくてカラフルなパプリカは、品種違いの同じ野菜です。

パプリカは苦みが少ないので、まずはそちらで慣らしてみるのもいいかもしれません。

実は通常のピーマンより栄養価が高いパプリカ。肉厚で切りにくく値段が高いという面もありますが、使ってみてはいかがでしょうか。



ピーマン嫌いを克服するオススメレシピ5選

 

焼きそば

 ますは初級編です。

 我が家ではいろどりのために焼きそばにピーマンを入れていますが、焼きそばはソースの味が濃く、ピーマンが入っていても気になりません。縦に細切りにして入れることで苦みも抑えられますし、他の野菜もたっぷり入れて作ると子どもも気付かず食べるかもしれません。

スパニッシュオムレツ

 初級2品目。

我が家の子ども達が大好きなスパニッシュオムレツ。

作り方は各家庭で色々あると思いますが、我が家では、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、厚切りベーコン、いろどりにコーンの缶詰とピーマンを入れています。

ピーマン対策のひと手間としては、白い筋を丁寧に取ったピーマンを小さく切り、他の野菜と一緒にバターでよく炒めて下味を付けてから卵と合わせています。

オムレツの具材となることでピーマンの存在を感じませんし、子どもはケチャップをかけて食べるのでなお気にならなくなります。

失敗しないスパニッシュオムレツの作り方としては、フライパン用のアルミクッキングシートを敷いてから焼くとキレイに出来上がりますよ。

回鍋肉(ホイコウロウ)

 初級3品目。

中華料理の回鍋肉をおススメします。

まずキャベツがメインでピーマンが入っている印象が薄れます。味もみそ味で濃いためピーマンが気になりません。ピーマンはひと手間かけて油通しし、肉を多めに入れるとなおいいかも

チンジャオロース

中級編です。

ピーマンがメインとなるチンジャオロースですが、まず縦に細切りにして使うため苦みが抑えられます

そして我が家では通常の緑のピーマンと、赤や黄色のパプリカを半々で入れて見た目もカラフルに工夫して作っています。味も中華でやはり濃いめなので、子どももピーマンを意識せず食べられますよ。

ピーマンの肉詰め

 いよいよ上級編。

ザ・ピーマン料理!ピーマンの肉詰めです。

ピーマン丸ごとの中に肉を詰めるタイプもありますが、我が家では縦半分に切って種や白い筋を丁寧に取り除き苦みを抑え、ひき肉だねを詰めてホットプレートでまとめて焼いています。

コツとしては、まずひき肉を詰める前にピーマンに小麦粉か片栗粉をよくまぶして、焼いた時にピーマンからひき肉がはがれないようにする事

ビニール袋に粉とピーマンを一緒に入れて振ると、簡単にまぶすことが出来ます。

ひき肉だねにコーンをたっぷり入れたり、焼きあがったらに肉の上にとろけるチーズをまぶしたりすると食べやすくなりますよ。
 

裏技2つ!翌日に食べると苦味が和らぐ&一緒に育てる

 私の経験上、ピーマン料理は作った翌日に食べると苦みが和らぎます。

これについては、作ってから時間が経つことによって、ピーマンの苦みの原因となる香り成分が飛ぶからという根拠もあるので、裏技として、ピーマン料理は作り置きするというのも手です。

 それからもう1つ裏技。 それは、子どもと一緒にピーマンを育てる!です。

 プランターで比較的簡単に育てられ、苗から育てると3カ月くらいで収穫出来るため、親子で育てて子どもの手で収穫し、一緒に料理してみたら楽しいと思います。そういった楽しい思い出が、ピーマン嫌いを克服するよい機会になるかもしれませんよ。

ほとんどの子どもはピーマン嫌い

 ピーマン大好き!という子にはなかなか出会いません。もし子どもががんばってピーマンを食べることが出来たら、たくさん褒めてあげて下さい。少し時間はかかるかもしれませんが、楽しくピーマンが食べられるようになるといいですね。

【参考URL】  (※1)(タキイ種苗株式会社)、インフォメーション(タキイ種苗株式会社) 、(タキイ種苗株式会社)、2017.9.17 


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