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そろばんを習うと頭が良くなる!と言われる理由(そろばん塾経営者の発信)

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ここ数年、そろばんの良さが大きく見直されてきています。昔は計算道具のひとつとして考えられてきたそろばんですが、最近は、そろばん学習を続けることで脳のキャパシティーが広がることが注目を集めています。

「そろばんを習うと頭が良くなる!」と言われる、その理由を紐解いてみましょう。



そろばんは『脳』を育てる道具です!

『そろばん=計算道具』という時代はもう古い!今は、『脳』を育てる道具のひとつであると考えられています。

『そろばん』は『左脳』を活性化!

右手の指先を使うときに『左脳』が活性化されます。論理的思考で物事を処理する左脳。漢字の練習や計算、文字や言葉を使うこと、物事の成り行きを予測して考えることも、主に左脳の働きにより進められます。

右手の指先でそろばんをパチパチと弾くことは、こういった左脳の働きを活性化させることに結びつくのです。

『暗算』は『右脳』を活性化!

一方で『右脳』は、感覚脳とも言われ、イメージする機会が多ければ多いほど強化されます。そろばん学習では、道具であるそろばんを弾くだけでなく、そろばんを脳裏にイメージする『珠算式暗算』ができるようになります。

繰り返して練習することで右脳が活性化され、五感が鋭く、感性や情緒、ひらめきや発想力などが豊かになるのです。

両脳のバランスが大切!

もしも左脳だけが強化されれば、直感を信用せず理屈にこだわる、いわゆる『頭の固い人』になってしまう可能性があります。

反対に右脳だけが強化されれば、直感だけで物事を進め、道理にこだわらない『責任感のない人』とも言われてしまうかもしれません。

従い、左脳と右脳の両脳のバランスを保つことが大切です。左脳も右脳も活性化させることのできるそろばん学習は、そのためにとても理想的な習い事であると言えるのです。

脳が育つと勉強ができるようになる!

そろばんを教科にすると、算数の分野に入ります。しかし、そろばんで育てた脳は、様々な分野において大きくその力を発揮します。

計算以外のどこで役立つ?

そろばんが出来る子は、脳内でイメージする珠算式暗算を使って計算できますから、計算のスピードは基本的に速いです。

必要な計算が出てくるたびに、頭の中で数を数えたり、ひっ算を書き出す必要がありません。集中力や正確さも身に付くことから小さなミスが少なくなります。

算数以外にも、理科では物事を分析する力が発揮されますし、国語では豊かな想像力で場面を想像する力が発揮されます。

繰り返し努力して覚える漢字でも、早いうちに覚え方のコツを分析したり、記憶力が高まることで社会も好成績を望むことが可能です。

勉強に大切なこととは?

各教科それぞれで、高い能力を発揮することのできる『そろばん脳』ですが、学校で学んだことをしっかり自分の力として身に付ける、様々な力が育つことも魅力です。

教わるだけでなく、しっかり耳を傾け頭に残す集中力。必要か不要かの情報を分析する判断力。必要な物事を覚える記憶力。そして、絶えず日々の勉強と向き合う精神的強さ。

これらすべてを、そろばん学習で身に付けることができるのです。

そろばん学習も勉強も自分との闘い!

そろばんは、自分との闘いです。目標を持ち、それに向かってコツコツと努力することが結果を大きく左右します。

そういった力は、「よし!頑張ろう!」と思うだけでは、なかなか身に付きません。小さな頃から日々の積み重ねの中で、少しずつ培うものなのです。

勉強を始め、就職や資格取得、受験…子供たちはこれからの人生の中で、様々な困難にぶつかることがあるでしょう。

その壁とひとつひとつ向き合い、自分の力でしっかりと乗り越えて行く気持ちの強さもまた、そろばん学習を通して身に付けることができるはずです。

『頭の良さ』を育てるそろばん学習

『頭が良い』と『勉強ができる』との違いを知ることで、子供の将来の可能性の広がり方が大きく異なります。

高学歴=『頭が良い』?

日本で最高峰の東京大学。その他、名門と言われる数々の大学を卒業した高学歴者たち。

勉強はできるけれど、卒業後、社会に出たときに「仕事ができない」と言われる人も少なくない、という話を聞いた方は少なくないと思います。

偏差値が高く勉強ができる、それと『頭が良い』とはイコールで結びつけることはできないのです。

本当の意味で『頭が良い』とは?

難しい問題を解くことができるのは、それ相当の知識があってのこと。しかし、それを解釈すると、「正解がある問題を解くことができる」ということです。

社会に出て仕事をすると、多くのことに正解はありません。そこで役立つのが、想像力、発想力、コミュニケーション能力、そして柔軟性。

どんな問題を課されても、自分なりの答を模索しながら、周囲にとって『正しい』ではなく『良い』とされる結果を考えて行動しなければなりません。

それは、いくら難しい問題をたくさん解こうが、養うことはできない能力です。

相手の気持ちを察する能力、その場所の雰囲気に応じて対応できる柔軟な態度、人が考えもつかないようなことを発見する豊かな発想力など、そういった力を備えた人を、本当の意味で『頭が良い』と言うのではないでしょうか。

そろばん学習は『頭の良さ』を育てます!

勉強ができること、それと仕事ができることは、イコールにはなりません。

しかしながら、やはり勉強ができることは大切。子供がどのような道に進みたいかと夢や目標を持ったとき、やはり大切なのは『基礎学力』です。

ある程度の基本的な勉強があれば、定められたラインの試験に立ち向かうことができます。であれば、勉強ができて、さらに仕事ができる、まさに『頭が良い』と言われる大人になってほしいものですよね。

脳全体を活性化させ、勉強だけでなく様々な場面に柔軟に対応できる脳を育てる『そろばん学習』は、まさに子供の将来性を高める理想的な習い事であると言えるでしょう。

そろばん学習以外の経験も必要

そろばん学習をすることで『頭が良くなる』ことは間違いありません。では、そろばん学習だけを必死に黙々と続けていれば、本当に頭が良くなるのでしょうか。答は『NO!』です

プラス『人間性』も必要!

たとえば、幼少期から毎日のようにそろばん塾に通い、決められた時間を精一杯練習し、自宅でも毎日個人練習を続けたとします。

友達と外で遊ぶ時間を削り、必死に黙々と練習を続け、グングン上達し、素晴らしい結果を残すことができるかもしれません。

しかし、子供時代には『遊び』も大切な学習のひとつです。そろばんのことを忘れ、気持ちを開放し、多くの友達と関わり、喧嘩をしたり笑いあったり、はしゃいだり。

そういった経験も、人間性を養うためには絶対に必要であることを忘れてはいけません。

メリハリをつけて!

我が子の将来を思い、「そろばんを習わせよう!」と考えるのであれば、わき目もふらずそろばん一直線の生活を送ることは避けてください。毎日取り組むことはもちろん大切です。

1日1時間と決めたら、その時間は集中して取り組みながらも、メリハリを付けて同じくらい『遊び』の時間も大切に考えましょう。何事も『バランス』を保つことで、脳と能力、心と人間性を上手に育てていくことができるのです。

そろばん塾経営者は高学歴が多い!?

さて最後に、タイトルにあります「そろばん塾経営者に高学歴が多いかどうか」についてお話します。

『高学歴』とは?

そろばん塾経営者、となるくらいですから、幼い頃からそろばんを習い、自ら練習し、そろばんの練習を積み重ねてきた経験があります。そのため、基本的な学力を身に付ける脳を持っていることは間違いないと言っても過言ではありません。

実際に、東大生や京大生にはそろばん段位取得者が多いという情報(※1)もありますし、珠算式暗算を重ねて経験した子供の知能指数が大きく上がったという調査結果(※2)もあります。

しかし『高学歴』であるかは、また別の話です。『高学歴』とは、難関と言われる学校を卒業したり、高度な教育を受けて高い学位を持つ人のことを言います。

たとえ強いそろばん脳を持っていても、高学歴ではないままそろばん塾を経営している先生も多くおり、「高学歴である先生=良い教室」にはならないと捉えるのが正しいのです。

良い教室の選び方

経営者・指導者の学歴が判断基準とならないのであれば、どのような教室を良いと判断して選ぶことが大切なのでしょう。

それは、やはり先生の人間性にポイントが置かれるのではないでしょうか。子供が習い事に通い、それを続けるためには、先生との相性も大切です。

子供1人1人をよく見て、その子に合ったわかりやすい指導をしてくれる先生、子供のやる気を引き出してくれる先生、練習内容だけでなく人として心の在り方や礼儀を教えてくれる先生…そういった先生に出会うことで、子供たちの実力も人間性も大きく伸びていくはずです。



幼少期から始めたい!

子供にそろばんを習わせるには、子供の性格・やる気と相談しながら、できるだけ早いうちに始めることが理想です。

脳の容量が増大!?

幼少期に始めることで、子供が情報を受け入れることのできる脳の領域が広がり、知識の容量が増大すると言われます。

小学生になり、学校での勉強がスタートする前に脳を活性化させることは、学校の勉強に不自由しない脳を予め準備しておくと考えることができます。

子供のやる気が最も大切

いくら早い時期に始めた方が良いと言っても、そこに子供のやる気がなければ、脳の成長どころか、心が吸収していきません。知識をしっかり実らせるために、やる気は絶対的に必要です。

そろばん教室に体験に連れて行くのも良いでしょう。子供のやる気を引き出してくれる先生、子供が興味を引く教室を探すことも大切です。

何歳まで続ける?

一度始めたら、できるだけ長く続けさせたいと考えるのが親心。しかし、将来につなげるためには、辞め時も重要なポイントのひとつです。

脳科学では、12歳までに続けたことは一生の記憶として脳にインプットされると言われます。従い、小学校卒業まで続けさせるのが理想的。

中学生になると部活動など自分で選んだ道に専念させなければ、どちらも中途半端になる可能性があります。もちろん、本人がそろばんの道を選んだ場合は、その道一筋に専念させるのも素晴らしい選択です。

一方で、「早いうちに脳を鍛え、小学校4年生頃からは本格的な受験勉強に取り組ませるのが一番の近道だ」と言う意見(※3)もあります。

辞め時についてはお子様と充分に相談のうえ、最良の方法をよく考えて決めていけると良いですね。

将来の可能性を広げてくれるそろばん学習。高学歴にこだわるだけでなく、脳の発達、人間的な成長を目的に、習って損はありません。子供がある程度の年齢になったら、習い事のひとつとしてぜひ考えてみてくださいね。

【参考文献】

参考:※1“やっぱりそろばんは、すごい!”「edu 2010年9月号」
参考:※2「学力の新しいルール」(陰山英男 著、文芸春秋)
参考:※3「京大個別会 右脳教育そろばん塾ピコ」(2017/7/21アクセス)


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