子供の教育・成長・遊び

中学生は「勉強させる」より「見守る力を養う」が大切だと思う理由(2人の子を持つ塾経営者の発信)

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小学生のうちは、親が提案した方法を基準に勉強に取り組ませるご家庭も少なくないと思います。

しかし、中学生になると自分自身の考えをしっかり持つようになり、なかなか親の思い通りに事が進まなくなります。思春期という難しい年ごろは、親の口出しを鬱陶しく感じるもの。

そういった年代の子供に対しては、親自身が『見守る力』を養うことが大切だと考えます。



自分のことは自分で決めたい時期

成長とともに、子供は自分で自分のことを決めたいと考えるようになっていきます。それは当然のことで。上手に対応することで、子供はますます健やかに成長していきます。

自己決定力が養われている証拠

子供が親の指示や指摘を嫌い、自分の思い通りに行動したい、自分で決めたい、そう考えるのは心がしっかり成長しているから。

自分の意思をしっかり持っている証拠でもあり、幼いうちから築き上げてきた『自己決定力』がきちんと養われているのだと、親として喜ぶべきことなのです。

反対に、いつまでも親の言うことを聞く子は、傍から見ると『良い子』かもしれませんが、いつまでも人の判断を仰いで自分のことを自分で決められないでいるのかもしれません。

大切なことだけを教えていれば大丈夫!

中学生になると、親からの干渉を鬱陶しく感じます。「勉強したの?」とひと言声をかけただけなのに、「今やろうと思っていたのに!」「言われたからやる気がなくなった…」のような口ぶりで、反抗的な態度をとる子は少なくありません。

無理に勉強をさせようとすればするほど、親子で辛い状態に陥ってしまいます。思いやりのない行動や、物事の善悪などで子供が間違った方法を取ったときにだけ叱るくらいで充分だと考えましょう。勉強は子供自身が必要性を感じたときに始めるはず、そう信じて見守る力が大切です。

勉強以外が楽しい時期でもある!

中学生になると、勉強のレベルがぐっと上がり大変になると同時に、勉強以外での楽しさが増す時期でもあります。

楽しいことがいっぱい!!

中学生になると友達と会話することがとにかく楽しくて!!という時期がありませんでしたか?

学校で毎日会っているのに、夜になるとまた電話で話したい!…今の時代はLINEが主流なので、より便利に友達とのコミュニケーションをとることができます。

さらに、部活動に熱中する子供の中には、忙しくて勉強する余力が残らない…という場合もあります。このように、勉強以外に夢中になることが多い時期でもあるのです。

スマホを持つ子は要注意

スマホを持つ子は、LINEなどのSNSを始め、インターネットの世界にハマってしまうと困りもの。子供の使いたがるままに預けるのではなく、使用時間を制限するなど、勉強時間を確保できるよう親が配慮する必要がありそうです。

自分で決めた目標なら頑張れる!

とはいっても、勉強はやっぱり大切。ここで一番大切にしたいのは、子供自身に『目標』を決めさせる!ということです。しかし、その方法にも親としてやってはいけないタブーがあります。

親が目標を提案しない

「○○中学を受験してみたら?」「1日の勉強時間を決めた方が良いんじゃない?」「勉強はいつしようと思っているの?」など、一見子供に目標を決めさせるよう促すかのような発言ですが、これは親の提案に傾いており、子供が自ら決める目標ではありません

そのため、子供にとってはいくらその通りに応え、勉強しようと机に向かっても、「させられている感」が強く、心から勉強に専念できる意欲を持つことが難しいのです。

子供自身が決める目標とは?

人は何かに興味関心を抱いたとき、自分の中でそれを目標にする力を持っています。たとえば、「こんなことをしたいなぁ…」とぼんやりでも将来の夢が見えてくることがあります。

きっかけは、何かの経験やテレビの番組、先生や友人との会話の中など、どこに転がっているかはわかりません。そのきっかけが子供に訪れたときに「よしやってみよう!」と感じられたら、それが目標になるのです。

その目標は、いくら親が頑張っても、あらゆる角度からチャンスを投げかけても、キャッチする側の子供の心が開いていなければ何の意味もないのです。

目標に向かう力は最強!

子供がふと何かに心を開き、そこに目標が生まれたら、ものすごく強い頑張りを見せてくれるはずです。自分で決めた目標ですから、誰のせいにすることもできません。

失敗したときも、迷ったときも、自分を信じて進むことしかできません。だからこそ最強なのです。

親は「いつ?どこで?」と、期待と不安に駆られるかもしれません。中学生のうちか、はたまた高校生や大学生になってからかもしれません。でも、そういった目標を持てなければ、親がいくら心配しても、子供は意欲的に勉強することはできないのです。



親にできることって…?

親が子供の目標を決めたり見つけたりすることはできませんが、子供自身が目標を見つけるためにできることはたくさんあります。

今の子供自身を認める

まずは、今の子供自身を認めること。部活や習い事、趣味など、勉強以外に夢中になって取り組んでいることがあれば、それを子供の長所として認め、その力を伸ばすよう応援してあげましょう。

そのためにテストの点数が悪くても、子供自身が満足しているのであれば、応援することは間違いではありません。確かに勉強は大切ですが、子供自身が感じる『幸せ』が一番大切です。

たくさんのチャンスを!

子供にたくさんの経験をさせてあげることもまた、親にできることのひとつ。それが勉強に関わることでなくても、経験を積むことが力となり、「やってみよう!」「やれば出来る!」が今後の成長につながる可能性はおおいにあります。

そんな中で子供が夢や希望を見つけることができれば、それが目標となり、自分にとって必要な勉強にハゲむことができるようになると信じましょう。

塾は必要?

中学生になると、塾通いを検討されるご家庭も多いと思います。塾通いの必要性は、その子その子によって違います。周囲の意見に惑わされず、しっかり子供自身と向き合って考えたいですね。

塾で勉強意欲が高まることもある

塾の内容にもよりますが、個別指導塾では子供1人1人に合わせて勉強を進めてくれるため、子供の「わからない」を解決してくれたり、成績向上の喜びを実感できる可能性が高いでしょう。

また、塾の先生によって、子供のやる気を引き出すのが上手だったり、意欲を高め目標を持てるよう指導してくれることもあります。塾全般の良し悪しではなく、先生の質を見て考えるのも方法のひとつです。

さらに、学校の勉強は嫌いでも、塾での勉強が好きだという子供もいます。教え方の違い、取り組ませ方の違いにより子供が勉強に興味を抱き、成績を上げることもできます。

塾に通っていても勉強しない場合は…?

塾に通わせても、勉強をしないという子供もいるでしょう。そのような時は、一度スパッと塾を止めさせるのが良い場合もあります。塾に通うこと自体が大変で意欲を失っている可能性もあります。

塾を止めることで時間に余裕ができ、自分のペースで勉強に取り組むことができるようになるかもしれません。子供と相談して、負担が大きいようであれば検討してみてくださいね。

子供の進むべき道とは?

中学生のうちは一生懸命勉強をし、良い成績を取って内申点も上げる。それが高校選びに結びつき、豊かな将来を迎えるために役に立つ!そう考える方もいるかもしれません。しかし、本当にそうなのでしょうか?

子供が幸せになるために

どのような道に進もうとも、子供自身が感じる『幸せ』が大切です。学校の成績が良い、レベルの高い高校に進学できる、そうなれば親として鼻が高いものです。

しかし、そこに子供の幸せがあるかどうかは別の話です。子供自身が幸せになることを願い、子供の『今』を応援しながら子供を見守ること。

親としてついつい口を出したくなるのは心配するがあまりのことでしょう。見守る力を養うことは、決して容易ではないかもしれません。だからこそ、子供が思春期であるこの時期に、親として大切に考えなければならないことなのかもしれません。

見守る体勢を整えよう

子供の人生は、基本的に子供のものです。親がいくら心配しても口や手を出しても、子供が決めて歩んで行かなければなりません。親は子供の状況を把握し過ぎる必要はなく、常に見守る体勢を整えることを考えましょう。

信頼関係を築いて…

自分で考える力が育っている、そうは言ってもまだまだ中学生です。不安なとき、失敗したとき、頼ってきたら大きな心で受け止め支えてあげてください。

そのためにも、普段から子供に干渉し過ぎず信じること。親子のコミュニケーションを疎かにせず、信頼関係を構築することを大切に考えたいですね。そんな親でいられれば、たまに『勉強の大切さ』を話し合うとすんなり受け入れてくれるかもしれませんよ。


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