子供の教育・成長・遊び

子供に英語を歌で教育するメリット

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幼児期は、言葉の”音”に対して、もっとも耳が柔軟な時期。

この時期に、英語特有のリズムや発音などが自然に体得できる”歌”にたくさん親しむと、無理なく楽しく英語を導入するのに役立ちます。

今回は、英語を歌で覚えることのメリットと、その発展のさせ方のポイントについて、小学校英語指導者資格(J-shine)を持ち、英語がネイティブの女の子を育てる筆者が紹介していきます。



英語を歌で覚えるとフレーズや単語が記憶に残る

小さい頃に歌で英語を覚えておくと、聞いた音のままフレーズや単語が長く記憶されるというメリットがあります。理屈ではなく、体で覚えたことは、簡単には消えません。

私たちは、ふだん情報を得る時に、視覚に頼っている割合がもっとも大きいと言われています。

本来は、一つの感覚だけに頼るのではなく、聴覚や嗅覚など他の感覚も組み合わせて覚えると、自分の感覚として「ものにできる」可能性が高くなります。

ここで、最高のアプローチとなるのが、”歌”なのです。歌は、聴覚にはもちろん、イメージとして視覚にも同時に働きかけるので、自分の中に何かを落とし込むのに大きく貢献してくれます。

筆者の教え子が英語を歌で覚えて苦手を克服した体験談

筆者が中学生に英語を教えていた時のこと。

当時、中学3年生に上がったばかりの女の子が、お母さんに連れられて私のところへやってきました。

英語が非常に苦手だとのことで、レベルを簡単にチェックしてみると、1年生の一番最初のbe動詞のところから曖昧…、という状態です。

英語の文章をリズムよく、繰り返し口ずさむ練習や音読などを交えて教えていき、ほどなく”曜日”のところへたどり着きました。

すると、彼女は突然、「私、これならわかる!」小さな声で手振りを加えながら、なんだかブツブツと歌い始めたのです。

♪”Sunday, Monday, Tuesday…and Monday comes again!”♪

それからはbe動詞と一般動詞の違いなど、今まで長くつまづいていた内容を、スルスルと一気に理解することができたのです。

英語の文法は、最初につまづくとなかなかわからなくなってしまいます。逆に言うと、レンガを積み上げるように一つ一つ基礎を理解していけば、わかるようになるものでもあります。

彼女には、この歌の”comes”の部分が一般動詞で、be動詞とは一緒に使えないものであることを教えました。ただそれだけですが、英文法の基礎は数日ですっかり理解してしまいました。

そして英語が面白いと感じたのでしょう、集中力を増して3年生の夏の単元まであっさり追いつきました。

もし、彼女がこの歌を覚えていなかったら、こんなにサラサラと進むことはできなかったでしょう。

聞いてみると、幼稚園の時に、ネイティブの先生が1日だけ来られて、その時に習ったそうです。

彼女は、小学校時代を通して、全く英語に触れることもなく過ごしてきましたが、この幼稚園でたった一日、楽しく歌った歌だけは、ずっと記憶に残っていたようです。

そしてそのおかげで10年後、英文法の苦手意識を見事に打ち破ることができたのでした。

歌を楽しめてきたら歌詞を見て目で学ぼう

小さい頃から歌で親しんでいると、意味まではしっかりはわからないまでも、イメージと音が残っているので、「あ、あのことを言っているんだな」と、自分が知っていることとつなぎ合わせていくことができるようになります。

また、歌にすると新しい内容を丸覚えするのも簡単です。英語圏では、みんながすでによく知っている歌のメロディに当てはめて、替え歌で覚えることも多いものです。

細かい意味まではわからなくても、たくさん歌に触れて、歌詞をみながら、一緒に歌ってみるようにしてみましょう。

耳で聞き、声に出して歌を楽しめるようになったら、今度は、歌詞の重要単語や、歌詞そのものをみながら歌うように、一手間を加える工夫をぜひ取り入れてみてください。英語への慣れの度合いが加速します。

歌詞を目からの情報でみることに慣れてくると、耳からの情報と合わさって、英語特有の発音がわかるようになります。

例えば、「I have a pen. 」という文章があったとしますよね。これは、「アイ ハブ ア ペン」とは読まずに、「アイ ハバペン」と読むのはみなさんよくご存知かと思います。

「英語では、こう発音するものだ」と英語特有の発音のクセを体に自然と落とし込むことができるのです。



歌と関連させた学び方が学習効率を上げる

次に歌に出てくる人や動物・ものの様子を、体を使って表現してみたり、絵に描き表してみましょう。

次のようなステップで行うと良いでしょう。

まずは、歌を何度も聴きながら一緒に歌って、大体の背景を理解していきます。
     ↓
頭の中でイメージしながら歌うことができるようになったら、体で表現してみたり、絵に描いてみたり、工作するのはおすすめです。

例えば、上に出てきたような、曜日や月名を覚えるような歌では、歌を覚えた後に、単語のつづりをチェックします。自分のカレンダーを手作りして、数字の読み方も同時に練習すると良さそうですね。

歌に出てきたものに関連する絵本を読むことも、歌とともに記憶を補強する助けになります。

ハンプティ=ダンプティの歌だったら、タマゴについての絵本なども合わせて読んでみる。例えばタマゴの殻は、英語でどう言えばいいのか調べたり、タマゴから生まれる動物には、どんなものがいるかを調べてみる。

さらに、紙にタマゴの絵を描いて、色や模様を自由にデザインしながら、色についての表現を増やす。そして、色を表す単語のカードを作り、同じ色を集めてくる遊びなどへと発展させる。

このように、歌を歌うことにプラスして、いろいろな角度から英語に触れる機会をぜひ増やしていってみてください。

我が子と英語との出会いをより素晴らしいものに

イギリスの研究結果では、赤ちゃんの頃から、童謡をたくさん歌ってもらっていた幼児の方が、そうでない幼児よりも、高い言語能力を示したという研究結果も出ています。

歌は、英語を学ぶためのもっともベーシックな方法。歌に少し工夫を加えて、我が子と英語との出会いをより素晴らしいものにしていきましょう!


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