子供の教育・成長・遊び

読み聞かせが2歳児に与えるいい影響とオススメ絵本!正しい読み聞かせのコツとは?

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二歳頃のお子様は、難しい時期と言われます。

そんな時、絵本の読み聞かせが育児に何かを与えてくれるかもしれません。

二歳頃のお子様への、読み聞かせの効果、コツ、そしておすすめの絵本についてご紹介いたします。



読み聞かせは学力向上に効果あり!?

三菱総合研究所が行った調査で、絵本の読み聞かせに積極的だった家庭と、消極的だった家庭のこどもにそれぞれ学力テストをしました。(※1)

すると、読み聞かせに積極的だった家庭の方が、平均正答率が高いという結果になったのです。

経済格差をクリアする可能性も

小学生でも中学生でも、全教科・問題種別においても、結果は同じ。

この結果から、「絵本はこどもの学習に効果がある」ことがわかります。

また、あらゆる可能性を考慮した上で分析を行ったところ、上記の結果に家庭の社会的経済状況は関係していないこともわかりました。

つまり、絵本は経済格差による教育格差や、その先の学歴格差、生涯賃金格差などを解消してくれる可能性を持つということです。

生活習慣をテーマにした絵本

絵本の効果がわかったところで、二歳頃におすすめの絵本を紹介していきます。

二歳といえば、イヤイヤ期。

「魔の二歳児」と呼ばれるこの時期のしつけに悩む保護者も多いのではないかと思います。

そんな時、基本的な生活習慣をテーマにした絵本を取り入れることで、うまくいくかもしれませんよ。

おふろでちゃぷちゃぷ

あひるさんに誘われた男の子が自分でお支度をして、おふろに入るお話。

ただこれだけなのですが、あひるさんのリズミカルな語り口調、おふろへ向かう男の子の楽しな様子、そして泡のおふろの気持ちよさそうなこと。

魅力的な描写にあふれています。

いわさきちひろさんの虹のような色づかいは、読み聞かせている保護者の心にも優しく響くものがあることでしょう。

    【おふろでちゃぷちゃぷ】

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    作:松谷 みよ子/絵:いわさき ちひろ
    出版社:童心社

ねないこだれだ

永遠のテーマ、「こどもが寝ない!

そんな時に登場してもらうリーサルウエポンが「ねないこだれだ」。

一見、まったく救いがなく絶望的とも言えるお話なのに、なぜかこどもは大喜び。

それもそのはず、著者のせなけいこさんは「おばけの国へとんでいってみたい」といった、こどもの気持ちによりそったものとして描いたそうなのです。(※2)

古くからある絵本なので、読んだことのある保護者もいるはず。

そういえば私も、おばけの国にあるおばけの家に招かれることを想像していたような気がします・・・

共有体験になるのも良いですね。

それでもおばけが怖くなってしまったら、ほぼそっくりおばけがユーモラスに活躍(?)する「おばけのてんぷら」でフォローできます。

    【ねないこだれだ】

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    作・絵:せな けいこ
    出版社:
    福音館書店

    【おばけのてんぷら】

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    作・絵:せなけいこ
    出版社:ポプラ社



語彙を増やすことに役立つ本

こどもの語彙が急激に増える「語彙爆発」という現象があります。

日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所の「折れ線近似による語彙爆発開始時期の推定」によると、語彙爆発は平均生後614日目、つまり20.2ヶ月で開始することがわかっています。

また、語彙爆発開始の前後には、1ヶ月でこどもが新たに獲得する語彙数の平均がそれまでの5.4語から25.0語に増加することもわかりました。(※3)

つまり、二歳になる頃に語彙爆発が起き、語彙が飛躍的に増えるということです。

こどももきっと新しい言葉との出会いを楽しんでいることでしょう。

そこで、語彙を増やすような内容の絵本をおすすめいたします。

ことばのべんきょう4冊セット

くまちゃん一家の身の回りのことを通して、生活習慣、挨拶、固有名詞、動詞、季節など、幼児に必要なことが全て学べるといっても過言ではない4冊セットです。

なにしろ昭和に描かれた絵本なので、今では馴染みのないものも登場します。

だからこそそこにある言葉やふるまいはこどもに受け継がせたいものでもあります。

    【ことばのべんきょう4冊セット】

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    作・絵:かこさとし
    出版社:福音館書店

ぐりとぐらのしりとりうた

人気者の「ぐりとぐら」のしりとりは、しりとりをつないで短い「うた」になっています。

ことば遊びは語彙が増えるきっかけ。
しりとり遊びを通じて、いろんな言葉を楽しみましょう。

    【ぐりとぐらのしりとりうた】

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    作:なかがわりえこ/絵:やまわき ゆりこ
    出版社:福音館書店

読み聞かせのコツは「会話」をすること

東京大学大学院教育学研究科教育心理学コースの授業「情報化と教育」で作成されたホームページを参考に、読み聞かせのコツについて考えてみました。(※4)

「これなあに?」

二歳前半の読み聞かせのコツは、絵本に描けれているものを指さして「これなあに?」と聞いてあげること。

そうしてあげるだけで、語彙爆発の時期にあたるこどもの言葉の獲得を促進します。

ママ
これなあに?
2歳の子供
○○〜!
ママ
はい、○○だね!

一歳〜二歳の時期ではこういった、「質問、応答、確認」というパターンを繰り返すことで、会話を成り立たせることができます。

こういった会話パターンを繰り返すことが有効で、パターンを記憶すると、やがてこどものほうから

「これなあに?」

と会話パターンを利用して、自ら進んで学ぼうとする様子が見られるようになるそうです。

内容以外にも「決まり」を学べる

絵本の内容以外にも、学ぶことがあります。

本の扱い、本のきまりなど、本の周辺についても保護者に教わることで、身につけることができるのだそうです。

落ち着きがなくても大丈夫

二歳~三歳にかけては、落ち着きの無さを感じることもあるでしょう。

身体を動かしたり、声を出すこともあります。

しかしそれは、絵本の内容の模倣であったり、共感であったりするもので、ごっこ遊びへの発展の可能性を秘めています。

聞いていないようですが、絵本の世界に没頭し、楽しんでいるのだそう。

こどもの様子をよく観察しながら、読み聞かせをしてあげましょう。

絵本のひとときは親子の時間

娘は絵本が大好きでした。

私も、読み聞かせで娘と楽しい時間を過ごすことができました。

二歳頃はもちろん、小学校受験の前後に心癒されたのは、娘との絵本の時間でした。

絵本はお子様だけでなく、保護者のことも救います。どうぞ、読み聞かせで良いひとときを。

【参考文献】
(※1)「絵本の読み聞かせが、子供の学力を伸ばす――全国学力・学習状況調査からの示唆 荒木啓史 / 教育社会学・比較教育学」(※2)東洋経済オンライン 名作絵本「ねないこだれだ」の意外な真実(※3)折れ線近似による語彙爆発開始時期の推定(日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所)(※4)東京大学大学院教育学研究科教育心理学コース「読み聞かせってなあに」


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