出産

帝王切開になるケース8つと手術の流れ!経験して大変だった3つのこと(帝王切開はラクじゃない!)

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

出産は命がけで辛いもの。

でも「帝王切開はラク」と言われたりしますよね。。。

本当に帝王切開はラクなのでしょうか?

今回は筆者も経験した帝王切開の出産について「帝王切開になるケース」「手術の流れ」そして「帝王切開も立派な出産」だということをお伝えしたいと思います。



帝王切開とは?

そもそも帝王切開とはどのような出産のことを言うのでしょうか?

簡単に申し上げると、お腹を切って胎児を取り出す方法です。自然分娩と違い帝王切開は手術で医師が行います。

帝王切開になるケース

妊娠中や出産時にママか赤ちゃんに何らかの問題が起こると帝王切開での出産となります。

自然分娩で産みたいと思っているママにとっては、帝王切開は辛いかもしれません。

筆者もそうでした。

しかし、母子が無事に出産を終えることが1番大事ですので、帝王切開も立派な出産と受け止め頑張りましょう。

では、帝王切開になるケースを詳しく見て行きましょう。

ケース①胎位の異常(逆子など)

胎児は通常頭を下にした状態でお腹の中にいます。しかし、何らかの原因で逆子などの胎位異常が見られた場合、36週までに治らない時は、予定帝王切開での出産となります。

筆者は、この胎位の異常が原因で予定帝王切開での出産となりました。

ケース②巨大児

赤ちゃんがお腹の中で大きくなりすぎた場合、帝王切開での出産となる場合があります。

出産する病院や施設によって異なりますが、4000gを超える巨大児の場合は、帝王切開での出産になる可能性が高いです。

ケース③胎児機能不全

巨大児とは反対に、赤ちゃんが小さく胎盤機能の低下が予想される場合は、出産中に赤ちゃんの状態が悪化してしまう恐れがあるので、帝王切開での出産となります。

ケース④前回の出産が帝王切開

前回の出産が帝王切開だった場合は、子宮破裂の恐れがあるため帝王切開での出産になる可能性が高いです。

前回の出産が帝王切開だった場合でも、ママの骨盤や胎児に問題がない時は自然分娩での出産が可能な場合もあります。どうしても自然分娩にこだわる方は、医師とよく相談の上、決断してください。

ケース⑤前置胎盤

胎盤が子宮の下方に付着し、産道をふさいでいる状態の前置胎盤では、陣痛により子宮と胎盤の間の血管が破裂し大出血を起こすリスクがあることから、予定帝王切開での出産となります。

また、妊娠後期になると子宮の収縮により出血することがあるので、緊急帝王切開となる場合もあります。

ケース⑥児童骨盤不均等

ママの骨盤腔と比べて胎児の頭が大きい場合は、経膣分娩が難しい為、帝王切開での出産となります。

ケース⑦多胎妊娠

双子や三つ子などの多胎妊娠は、出産時のリスクが高いことから帝王切開での出産になるケースがほとんどです。

ケース⑧その他

上記でご紹介したケース以外にもエイズなどの感染症や子宮筋腫、高齢出産などさまざまなことが原因で帝王切開になるケースがあります。

帝王切開での出産になるケースは、出産時の母体や胎児のリスクを軽減させるためです。まずは、出産方法にこだわるよりも、自分の体やお腹の中の赤ちゃんの命を優先して考えるようにしましょう。

帝王切開の手術の流れ(筆者の予定帝王切開のケース)

帝王切開になるケースをご紹介しましたが、帝王切開が決まるとどのような流れで手術が進められるのでしょうか?

ここでは筆者が経験した予定帝王切開の流れをご紹介したいと思います。

手術の日を決める

34~35週ごろになっても逆子が治らなかった為、手術の日程を医師と決めました。

もともと38週で帝王切開の予定でしたが、36週の検診の日に子宮頚管が短いとのことで、検診の次の日に入院&手術をすることになり、すごくドキドキしたのを覚えています。

(子宮頚管とは?)
子宮と膣をつなぐ部分のこと。

予定帝王切開という名前ですが、あらかじめ決めていた日に必ず帝王切開の手術を行うのではなく、検診での状態を見て急遽早められる場合もあります。

だいたい37週~38週の間に行われるケースが多いです。いつでも入院ができるように、入院準備をしておきましょう。

手術の前日

帝王切開は手術ですので、飲食は前日の夜から禁止です。筆者が出産したのは夏でしたので、水も飲めない状態だったのが辛かったです。

手術前

帝王切開の手術を始める前に、剃毛や点滴、浣腸などの処置が行われます。手術室に行き、ベッドの上で導尿カテーテルを入れたり、モニターをつけたり手術を行うのに必要な処置が行われます。

帝王切開手術

体を丸めた状態で背中に局部麻酔を打ちます。(臨月の大きいお腹で体を丸めるのがすごく大変でした。)

局部麻酔のため、意識ははっきりとありますが、痛みはありません。しかし、触られている感覚や音は分かる為、今まで経験したことのない違和感があります。あまりの気持ち悪さに気絶する方もいるそうです。

手術を始めてから20分後くらいに産声を聞き、赤ちゃんと対面を果たします。(お腹を切り始めてからは3分ほどで赤ちゃんが生まれます)陣痛こそなかったものの、とても感動し涙が勝手に溢れました。

赤ちゃんの処置をしている間、自分もお腹を縫ったり、手術後の処置が行われますが、何をされているのかまったく分かりません。手術自体は、1時間ほどで終わります。

予定帝王切開では、局部麻酔で行われることがほとんどですが、緊急時は全身麻酔をして帝王切開を行う場合もあります。

帝王切開後

帝王切開の手術が終わるとストレッチャーで病室まで運ばれます。

術後は、母体に異変がないか頻繁に看護師がチェックをします。

帝王切開後すぐは自分で動けない為、看護師やスタッフが着替えなど身の回りの世話をしてくれます。

導尿カテーテルが入っている為、トイレも行きません。

翌日には導尿カテーテルが取れ、自分で歩いてトイレへ行けるようになります。

食事は翌日のお昼から重湯が食べられるようになります。



退院

帝王切開での入院は、産院によっても異なりますが、母子共に異常がなければだいたい1週間前後で退院できます。

帝王切開って楽なの?痛みは?

帝王切開の手術の流れをご紹介しましたが、陣痛がない予定帝王切開は楽だと認識している方も多いようです。

出産方法は近年多様化しており、自分で出産方法を選択できる時代になってきています。しかし、日本ではまだまだ痛みに耐えてこそ愛情が生まれるといった観念が定着しており、自然分娩以外の出産方法を拒む傾向があるように感じます。

結論から申し上げると、帝王切開は楽ではありませんし、帝王切開でも子供に対する愛情は変わりません!陣痛こそありませんが、術後は4~5日痛みが続きます。

自然分娩も帝王切開もそれぞれ大変な思いをして産んでいるのです。

帝王切開で大変だったこと3つ

自然分娩ももちろん大変ですが、帝王切開を楽だと思っている方に向けて筆者が経験した帝王切開で大変だったことを3つご紹介したいと思います。

大変だったこと①術後の痛み

帝王切開は、陣痛がないから楽だと思っている方が多いようです。しかし、陣痛はなくても術後の痛みがあります。

麻酔が効いている間は痛みはなく、出産自体は医師が2~3分で取り出してくれるため、楽だと思われても仕方ないとは思いますが、術後の痛みは4~5日続きます。

そして、痛みがあるからと寝ているわけにもいきません。なぜなら、赤ちゃんのお世話をしないといけないからです。痛みに耐えながらの赤ちゃんのお世話は想像以上の辛さでした。

また、痛みがあっても動かないと傷口が癒着したり、傷の治りが遅いと言われているため、痛みに耐えながら動かなくてはいけません。術後の痛みは、咳をするだけでも寝返りを打つだけでも痛いので、とても大変でした。

大変だったこと②処置が多い

手術前に点滴や剃毛、導尿カテーテルなどの処置をしますが、術後も点滴や抜糸、傷口の消毒など処置が多いです。

大変だったこと③楽だと思われたこと

帝王切開は楽だという世間の認識によって、心無い言葉を浴びせられたことが一番辛かったかもしれません。

産後というものは精神状態も不安定になります。そんな時に言われた何気ない一言でとても傷つきました。

「帝王切開は楽でいいよね」、「ダメージ0でいいね」、「陣痛なくていいよね」など、こういう言葉で傷ついたり悩んでいるという方は、私だけではないと思います。

帝王切開だって立派な出産!

近年増加傾向にある帝王切開ですが、残念ながら正しい情報が少なく、帝王切開について楽だという誤った認識がされているのが現状です。

帝王切開でも母乳はしっかりと分泌されますし、子供に対する愛情も自然分娩の方と変わりません。そして、なにより命を産むということは素晴らしいことです。

自然分娩でも、帝王切開でも、無痛分娩でもどんな出産であれ母子ともに無事で出産を終えるというのが大切です。自分のお腹にメスを入れてお腹の赤ちゃんを無事に産むという行為は、とても立派なことです。

「自然分娩だから偉い」、「帝王切開だから頑張っていない」という世間の認識が少しでも変わっていくことを願っています。


お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします