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0歳予防接種のスケジュールがもっと楽になる?田辺三菱製薬が開発している五種混合ワクチンとは?

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田辺三菱製薬が五種混合ワクチンを開発している、というニュースをご存知ですか。

この五種混合ワクチンの登場により、ワクチン接種の回数が減り、複雑な赤ちゃんの予防接種スケジュールが立てやすくなる見通しです。



五種混合ワクチンとは?予防できる病気は?

五種混合ワクチンは、五つの病気を予防するためのワクチン。従来の四種混合ワクチン(破傷風とジフテリア、百日せき、ポリオを予防)と、ヒブワクチン(ヒブ感染症を予防)を合わせた五種となります。

いずれも、国・自治体により接種が推奨されている定期接種のワクチンです。では、五種混合ワクチンで予防できるのはどんな病気なのでしょうか。それぞれの病気についてひとつひとつみていきましょう。

予防できる病気1、破傷風とは?

破傷風とは、破傷風菌が傷口から体内に入ることによって起こる病気で、痙攣や開口障害(かいこうしょうがい)などの症状があります。

第一期の接種は生後3ヶ月~。生後12ヶ月までの間に三回、追加一回接種します。それぞれ最初の三回は20~56日間、追加は三回目から6ヶ月の間隔をあける必要があります。

予防できる病気2、ジフテリアとは?

ジフテリア菌が主に喉に感染して起こり、眼球・横隔膜などの麻痺、心不全等の症状があらわれる病気です。日本国内での感染が確認されたのは、1999年が最後となっています。

第一期の接種は破傷風と同じく、生後3ヵ月~。生後12ヵ月の期間に三回、20~56日までの間隔をおいて接種し、さらに6ヶ月以上あけて追加一回接種します。

予防できる病気3、百日せきとは?

風邪のような症状ですが、咳が次第にひどくなり、コンコンと強くせき込んで最後に息を吸い込むというような特徴があらわれます。感染症法に基づく届出義務のある感染症です。

破傷風、ジフテリアと同じ回数・間隔で第一期は生後3ヶ月~接種します。



予防できる病気4、ポリオとは?

ポリオウイルスによるウイルス感染症。感染すると腸で増えたウイルスが脊髄に入り込み、麻痺をおこすことがあります。麻痺への有効な治療はありません。

ポリオウイルスは、糞口経路または口口経路で人から人へ感染します。

日本国内ではすでに発生していませんが、世界的にはまだ流行している国もあります。予防接種をすることは、現在の日本国内の状況を維持することにつながります。

2012年以降は、すべて不活性化ワクチンになっており、五種混合ワクチンにも不活性化ワクチンが入っています。破傷風などと同じように、初回接種は生後3ヶ月から20日~56日の間隔をおいて三回、その6ヶ月以降に追加一回を受けます。

予防できる病気5、ヒブ感染症とは?

ヒブとはヘモフィルスインフルエンザ菌b型の略。ヘモフィルスインフルエンザ菌b型に感染すると、進行によっては髄膜炎・肺炎・敗血症・化膿性の関節炎などがおこります。

特に髄膜炎の危険性が高くなっています。

初回接種は生後2ヵ月~生後7ヵ月の間に27~56日の間隔を開けて三回。追加は、初回接種後から7ヵ月~13ヵ月の間隔を開けて追加一回です。

接種回数を減らすことができ、赤ちゃんの負担が減る(6回→3回)

上記五種のワクチンをすべて接種するためには、従来の四種混合ワクチンとヒブワクチンの場合、0歳で両方あわせて計6回ものワクチン接種が必要でした。推奨されている予防接種である定期接種を全部あわせると、13回も。

集団接種のため日程が固定されている予防接種もあり、一回逃してしまうと、スケジューリングを新たにやり直さなければなりません。体調の変わりやすい赤ちゃんですから、これは大変なことです。

接種回数が減れば、この負担が軽減されるでしょう。

五種混合ワクチンなら3回で済むことになる

これまで6回だったワクチン接種が、五種混合ワクチンなら3回で済むことになるそうです。つまり、0歳のワクチン接種は、定期接種すべてが13回から10回に減ります。

同時にスケジュールの確認、移動、接種後のケアなど保護者の負担、接種を受ける赤ちゃん本人の負担も減るというわけです。

また、田辺三菱製薬によると、五種混合ワクチンは生後二ヶ月からの接種をめざしているそうで、実現すればより早期からのワクチン接種が可能になります。

ワーキングマザーの仕事復帰にも影響

感染の予防のため、保育園入園前のワクチン接種が推奨されています。またワクチン接種が済んでいた方が、入園後も安心です。保育園入所のためにも、ワクチン接種は大切なのです。

また、職場復帰後にワクチン接種を受ける場合。集団接種の待ち時間、接種後の様子見の今回待機時間などを考えると、ワクチン接種のたびに会社を休む必要があるかもしれません。

何度もとなると難しいのが残念ながら現状です。ワーキングマザーにとって、接種の回数が減るのは、産後の職場復帰の助けになるのではないでしょうか。

五種混合ワクチンはいつから?

田辺三菱製薬によると、平成32年に国の承認をとることを目指しているそうです。待ち遠しいことですね。

この記事のまとめ
  • 5種混合ワクチンが承認されると接種回数が6回から3回に減り、赤ちゃんへの負担やスケジュールが楽になる。
  • 5種混合ワクチンで予防できる病気はヒブ感染症、破傷風、ジフテリア、百日せき、ポリオの5つ。
  • 5種混合ワクチンは田辺三菱製薬が開発しており、平成32年承認を目指している。

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