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授乳中に乳首の傷で悩むママへ。痛みを緩和する4つの対策

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母乳育児をする新米ママであれば、誰もが通る道…と言っても過言ではない乳首の傷。

赤ちゃんにおっぱいを飲ませる時間は、ママが母になったことを実感し、赤ちゃんとコミュニケーションをとれる素敵な時間であることには違いありません。

しかし、悲鳴を上げて涙が出てくるくらいの痛み…この痛みは、経験したママでなければわからないほど、本当に辛いものなのです。できることなら、この痛みを乗り越えて最後まで母乳育児を貫き通してほしい、そう願いながら、痛みを緩和させる対策法をご紹介します。



とにかく痛い!痛みの症状は3つ!

ママのおっぱいを吸う赤ちゃんは、口が小さく力も弱いはず…それなのに、どうしてこんなに痛い傷が出来てしまうのでしょうか。その傷には、3つのタイプがあります。タイプごとに症状をご説明しましょう。

1.乳頭亀裂・乳母裂傷

文字通り、乳頭にひび割れたが入ったり、皮が剥けてしまうことを乳頭亀裂(にゅうとうきれつ)、乳頭裂傷(にゅうとうれっしょう)といいます。乳首が痛いだけでなく、出血を伴うことも珍しくありません。

特に生後間もない赤ちゃんには1~2時間置きの授乳が必要であり、ママの乳頭も常にふやけて皮が剥けやすい状態にあります。それでいて、赤ちゃんはママが思うよりずっと強い力でおっぱいを吸います。成長とともにその力はますます強くなり、歯茎で噛んだり、引っ張ったりすることも覚えると、弱っている乳頭はますます傷がつきやすくなります。

2.白斑

白斑(はくはん)とは、乳頭に出来る白い出来物のことをいいます。赤ちゃんがおっぱいを飲むときだけでなく、ママ自身が触ることでも痛みを感じやすく、見た目にも明らかに健康的な乳頭とは違うので、初めて経験するママでもすぐに気づきやすい症状です。

これは、乳腺炎の初期症状のひとつです。乳腺の出口が詰まってしまうことにより、母乳が出て来ることができず、炎症を起こしてしまうのです。

ただ、白斑が出来ても母乳が出る場合もあります。それは、本当の初期であるために、早期に改善することで乳腺炎を避けることができます。

3.水泡・血豆

乳頭亀裂・乳頭裂傷になる前の段階で、水泡(すいほう)が出来ることがあります。いわゆる、水ぶくれ。皮膚でできたとても薄く膜の中に水が溜まっている状態になります。

水泡が出来ただけでも痛みがありますが、その膜が破れてしまうと非常に強い痛みになります。また、破れた箇所から細菌が入ると、痛みだけでなく、細菌性乳腺炎にかかってしまう恐れがあります。また、水泡になる前の段階で、血豆が出来ることもあります。

原因と対策①母乳の飲ませ方

乳頭トラブルにはいくつかの原因がありますが、最も多いのが、母乳の飲ませ方です。特に新米ママの場合、ママも初心者。そして赤ちゃんも初心者です。

最初は上手に出来なくて当たり前。徐々にコツを掴んでいくものですが、次のポイントを知って、正しい飲ませ方であるかどうかを振り返ってみてください。もし気になる点があれば、それを治すだけでもトラブルが改善されることがほとんどです。

乳房を口全体に含ませる。

赤ちゃんは、小さな口でおっぱいにパクッと食い付いたら、そのままの形で一生懸命吸おうと頑張ります。

しかし、口先だけで吸うと、ママの乳頭に負担がかかりながらも、おっぱいがなかなか出てきません。そのため、赤ちゃんはますます強い力で吸うといった悪循環を繰り返すことになります。

飲ませるときは赤ちゃんの口を大きく開いたところへ、乳房全体を含ませるような形をとってください。

赤ちゃんの首の後ろを持ち、ママの乳房にぴったりと顔を付けるようなイメージで行います。飲んでいるときは口先がすぼまずに、上下ともめくれあがる『アヒルの口』のような形で、乳房に吸い付いていればOKです。

正しい姿勢で飲ませる。

母乳を飲ませるときは、赤ちゃんの顔だけでなく体全体をママに向けましょう。そうすることで、赤ちゃんが満足するまでしっかりと母乳を飲むことができます。

姿勢がねじれていたり、首が横を向いていると、途中で飲むことを止めてしまいがち。遊び飲みにつながり、必要以上にまたおっぱいを飲みたがるようになります。

ママの乳頭はよりふやけやすく、傷の治りも遅くなります。飲ませるときの赤ちゃんの抱き方にも、横抱き・縦抱き・フットボール抱きなどがあります。既に傷が出来ている場合は、その傷に負担のかからない体勢を探してみてください。

左右を平均的に飲ませる。

赤ちゃんを抱っこするときは、ついつい飲ませやすい方に向けてしまうママも多いと思います。

偏った授乳を続けていると、回数の多い乳頭には傷が出来やすく、回数の少ない方は詰まりやすくなってしまいます。一度の授乳でも、時間を見て左右を交代させるよう心がけましょう。抱きにくい方向で飲ませる場合は、授乳クッションを使うと良いでしょう。


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乳頭を軟らかくマッサージする。

赤ちゃんが口に含みやすく、飲みやすい乳頭には、マッサージも欠かせません。授乳前にマッサージをすることで乳頭がやわらかくなり、赤ちゃんが上手に飲むことができます。
乳頭マッサージは、親指・人差し指・中指の3本を使います。乳頭をつまみ、痛くない程度に圧迫。縦横に引っ張ったり、ひねる感じで動かしていきます。わかりやすい動画がありますので、参考にご覧ください。



原因と対策②ストレス・疲れ・食生活

特に白斑においては、ストレスと食生活が大きな原因といわれます。乳腺が詰まらないような食事内容、生活習慣を心がけましょう。

乳腺炎を予防!注意したい食事内容とは?

母乳の成分は、主にママの血液です。そのため、血液を濁らせてしまう食事には注意しなければなりません。

・脂っこい
・糖分や塩分が高い
・高カロリー
・食べ過ぎ
・水分不足

これらの点に注意すると、あっさりとした野菜中心の和食がおすすめ。パンや麺よりも、お米を食べるとサラッとした母乳が出やすくなります。授乳の詰まりを解消し、体調を整えることを目的とした配合のハーブティーもおすすめです。


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ストレスと疲れは大敵!

毎日の育児疲れ、そしてストレス。これらは注意しなければ、見事にママに襲い掛かかってきます。

自律神経やホルモンの分泌に異常をきたして代謝機能を乱し、血中の赤血球の量を増加させて血液はドロドロに…。そのドロドロとした血液から作られる母乳が、乳腺を詰まらせてしまうのです。

乳頭に傷が出来ることで授乳が苦痛となることもまた、悪化の原因…。そうなる前に、日々の疲れをしっかり癒す方法、ストレスを溜め込まない方法を見つけることが大切です。痛みを感じたら、その間は哺乳瓶に頼ることも必要かもしれませんね。

原因と対策③乳房の圧迫

夜中の添い乳や、普段付けている下着が乳房を圧迫している可能性もあります。

添い乳が原因かも…

夜中は添い乳で授乳を済ませてしまうママが多いと思います。体を起こす必要がなく、ママにとっては非常に楽な姿勢かもしれません。

しかし、おっぱいにとっては決して良い姿勢とは言えません。なぜなら、赤ちゃんのくわえ方が浅くなりがちで、さらに乳腺の一部が潰れた状態で詰まりやすくもなるのです。

夜中であってもできるだけ起き上がり、壁によしかかりながら授乳するようにしたいですね。

どうしても夜中に起き上がることが苦痛だというママは、添い乳をした回数だけ、昼間にフットボール抱きで授乳をしましょう。この2つの体勢は、それぞれ母乳が出やすい部位が異なることを覚えておいてくださいね。

授乳に適する下着を選びましょう。

授乳中は、通常よりも乳房が大きくなります。そのため、今までと同じ下着ではサイズが合わなくなっているはずです。また、ワイヤー入りの下着も圧迫の原因です。授乳中は、授乳に適する柔らかい下着を付けるようにしましょう。

主に『マタニティブラジャー』と言われるものであれば、乳腺の発達に伴う乳房のサイズ変化にも対応できます。


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原因と対策④遊び飲みにより噛まれる!

赤ちゃんが成長してからの傷の原因には、『遊び飲み』があります。

授乳をストップさせることも必要

特に歯の生え始めの赤ちゃんは、歯茎のむず痒さや違和感から、授乳中に乳頭を噛んでしまうことがあります。

噛まれた場所が傷になり、悪化するととても強い痛みを感じるようになります。また、授乳中にママが赤ちゃんに向き合わず、テレビや本などに目を向けていると、「こっちを向いて!」という意思を伝えようとして噛むこともあります。

授乳中はきちんと赤ちゃんを見て、噛まれたときには乳房を外して痛いことを伝えることも必要です。遊び飲みをするときは、きっぱり授乳をストップさせて、他の遊びでスキンシップをはかる方法も良いでしょう。

出来てしまった傷を早く治したい!トラブル解消法

傷ができ、痛いままの授乳は本当に辛いものです。しかし、それでも赤ちゃんは、毎日おっぱいを飲みたがります。少しでも早く傷を治す方法、また痛みを緩和させながら授乳を続ける方法をご紹介します。

痛くない飲ませ方を見つける

最も大切なのは、痛くない姿勢・吸わせ方を見つけることです。傷が出来てしまっても、正しい飲ませ方(原因と対策①でご紹介)をすれば傷を悪化させることがなく、授乳を休まずとも傷が次第に完治していくことが多いのです。

上手くいかない場合は、正しい飲ませ方を指導してくれる産院・助産師さんに頼るのも良いでしょう。先輩ママに相談するのも方法のひとつです。まずは、今現在の飲ませ方を見直し、正しい飲ませ方を試してみてください。

また、飲ませるときだけでなく、赤ちゃんの口から乳房を外すときにも注意が必要です。口と乳房の間に指をすっと入れるだけで、赤ちゃんは簡単に口を開けてくれます。無理に引っ張ることのないよう、注意しましょうね。

オイルを塗布

傷ついて弱った乳頭にオイルを塗ることで、乳頭を優しく保護してくれます。下着が摩れて痛い場合におすすめです。

主にオリーブオイルを使いますが、『カレンデュラオイル』は、キンセンカをオリーブオイルに浸したもので、香りも良くリラックス効果もあります。乳頭を殺菌するとともに、傷ついた皮膚の粘膜を修復する効果があります。

傷が深い場合は上からラップを乗せると浸透力が高まります。白斑が出来てしまった場合は、このオイルを塗ることで白斑の芯をやわらかくし、取れやすくします。赤ちゃんに授乳する前には、ぬるま湯に浸したガーゼ等で優しく拭きとってあげてくださいね。


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軟膏を塗布

羊の毛に付着する油から作られた軟膏を塗布する方法もあります。乳頭トラブルに対して、このような軟膏を処方される病院もあります。天然由来の成分で無添加・無香料なので、授乳前に拭き取る必要はありません。

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乳頭を保護するグッズ

乳頭に傷が出来てしまうと、授乳時間以外でも、衣服や下着との摩擦で痛みを感じることがあります。摩擦によりますます傷が悪化すると、いくら正しい飲ませ方を実践しても治りにくくなります。授乳時間以外では、摩擦を防止するためのグッズで乳頭を守ってあげることも大切です。


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多くのママが経験している乳頭トラブル。そうは言っても、やはり痛いのは辛いものです。

毎日楽しいはずの授乳が苦痛になってしまわないよう、飲ませるときの体勢や飲ませ方には最初から注意していきたいですね。授乳を続けるうちに、赤ちゃんは飲み方もだんだん上手になりますし、ママの乳頭も少しずつ強くなっていきます。

あまりに痛いときは我慢をしすぎず、搾乳+哺乳瓶に頼ることがあっても良いと思います。せっかく始めた母乳育児にはたくさんのメリットがありますので、上手にケアしながら、できるだけ長く続けてくださいね!


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