1歳~3歳児 4歳~6歳 子供の健康・食事 授乳・母乳・ミルク 離乳食

幼児食開始時期の目安と幼児食5つのポイント!子供が好きな3大メニューの栄養バランスを整えるアイデアもご紹介

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

離乳食も完了期になると、色々な食材を食べられるようになりますね。家族と一緒に食卓を囲み、同じ物を食べるようになると、ママの食事作りが一気に楽になります。

しかし、噛む力も消化能力もまだ未熟。すぐに大人と同じように…とはいきません。従い、食事の内容も『幼児食』として、大人とは分けて考える必要があります。

今回は幼児食の内容や注意点を踏まえ、子どもがおいしく楽しく食べられる幼児食についてまとめてみました。



『幼児食』とは?『離乳食』との違いは?

そもそも『幼児食』とはどのような内容の食事なのでしょうか?離乳食と比較しながらご説明します。

「離乳食」と「幼児食」栄養源の違い

『離乳食』の主な栄養源は、母乳やミルクです。食事と、母乳・ミルクを平行して与え、徐々に食事の比率を高めて行くという期間。食べ物に触れること、慣れることを目的とし、固さや種類を考慮しながら、母乳・ミルクから食事へ移行するためにステップアップしていきます。

一方で『幼児食』は、主な栄養源が食事になります。母乳・ミルクからの栄養補給を終え、1日3回の食事を摂るリズムに慣れること。きちんと食べて必要なエネルギーを補給するだけでなく、幼児の体に合った食事内容で丈夫な体を作ることを目的とします。

幼児食は定義がない!?だからこそ大切に!

離乳食は、月齢ごとに適する食材や固さ、調理法などがきちんと定義づけられ、本やネットでも数多く紹介されています。

それに比べ幼児食は、離乳食完了期後から5~6歳頃までという位置づけで、内容も薄味・油分控えめといった程度。知らないママも多くいます。

そのため、離乳食を終えたからといってすぐに大人と同じ食事に移行してしまうご家庭もあります。

しかし、小さな子供の消化吸収能力や噛む力はまだまだ未熟。その時期に体に負担をかける食事を与えてしまうと、消化器官が弱ってしまったり、栄養過多・栄養不足や肥満に繋がる恐れがあります。

だからこそ、離乳食と大人食の間にある『幼児食』を、ママが大切に考えてあげなければならないのです。

いつから始める?幼児食の開始時期の目安

離乳食完了期が終わると同時に始まる幼児食。その目安は子供自身にあります。よく観察しながら、ゆっくり進めて行きましょう。

離乳食完了期が終われば幼児食

離乳食が完了期に入ったら、主食は軟飯(なんぱん)になります。その軟飯を、前歯だけでなく歯茎や左右の歯全体を使ってモグモグと噛んで食べられるようになれば、幼児食へ移行する目安と覚えておきましょう。

その時期は、だいたい1歳半~2歳頃に迎える子供が多いようです。

離乳食の進め方は、月齢ごとの説明が多くありますが、個人差が大きいもの。1歳で上手に噛める子もいれば、2歳までかかる子もいます。焦らずゆっくりと、子供の成長を見極めながら進めましょう。



こんなことに配慮して!幼児食5つのポイント

幼児食では、次の各項目に配慮してください。食事作りから食べるまでの中で、心がけたい点をまとめてみました。

1.薄味で味覚を育てよう!

味については大人に関しても同じことが言えますが、濃いものに慣れてしまうと薄味を受け付けにくくなります

子供の味覚は大人の2倍ともいわれ、濃い味にもあっという間に慣れてしまいがち。香辛料を多く使った刺激の強いもの、調味料が過度に使われたものは、どうしても塩分が高めになってしまい、高血圧や糖尿病などの引き金となることもあります。

薄味を基本とすることで、素材そのもののもつ旨味・甘味が引き出され、調味料に頼らない豊かな味覚が育つのです。子供の一生を左右する味覚を育てる時期ですので、できるだけ長い期間、薄味を保つことが大切です。

2.脂質の多い食事には要注意!

好きなものはよく食べ、嫌いなものは手を付けない…そんな子供は決して少なくありません。子供は正直ですから、当然と言えば当然かもしれませんね。

ハンバーグや揚げ物など、油分の多いメニューは子供が好みやすく、ママもまた、「喜ぶから」「よく食べてくれるから」との理由で、油分の多いメニューを作ることが多くなりがちです。

おやつもこの時期には欠かせない栄養補給源。そこに甘いカステラやチョコレートを用意すれば、食事に加えておやつの脂質・糖質で、必要以上にカロリーを摂取することになります。

幼児期に必要なカロリーは大人の半分。大人でもカロリー過多になりやすい時代ですから、家族みんなで気を付けて行きたいですね。

3.栄養はバランス良く!

ビタミンやミネラル、カルシウムや鉄分など、体に良い栄養素はわかっているけれど…。食事は1日3回もあり、その都度計算しながら作ることはママにとって大変な負担ですよね。大切なのは、その『バランス』です。

これから紹介する考え方で献立を作れば、簡単にバランスの良い食事にすることができます。

以下3つの栄養素を取り入れることを考えれば自然と栄養バランスは整います。

【主食・主菜・副菜を取り入れよう】

①主食=エネルギー(ごはん・パン・麺)

②主菜=たんぱく質(肉・魚・大豆など)

③副菜=ビタミン、ミネラル(野菜・果物)

この3つが献立に入っているか?をチェックすると良いです。具体的に例を挙げます。

【具体例】

「パン+牛乳」と考えてた献立に”副菜”を追加。

 サンドイッチ+牛乳+野菜サラダ

「おむすび+唐揚げ」と考えていた献立に”副菜”を追加。

おむすび+唐揚げ+野菜のお味噌汁

「うどん+果物」と考えていた献立に”副菜”を追加。

五目うどん(肉野菜入り)+果物

このように、3つの栄養素を頭に入れながら献立を考えれば、気軽に取り組めるような気がしませんか?お肉だけでなくお魚を使ったり、海藻を加えることができればなおバランスが整います。

4.おやつも食事のひとつです!

この時期は、おやつも大切な栄養源です。食事で不足しがちな栄養素やエネルギーを補給するためのおやつです。

スナック菓子や甘いケーキ類は、栄養源というよりも趣向品。楽しむためのものであり、日々口にするのに適するものではありません。幼児食としてのおやつは、おむすびやふかし芋、ムシパンなどが良いでしょう。“特別な日”だけのとっておきおやつに慣れてしまわないよう、注意することも大切です。

5.食べる楽しさやマナーも教えよう!

幼児食において大切なことは、食事の内容だけではありません。食事が楽しいと思えるような環境作り、自分で箸やスプーンを使って食べる、姿勢を正して行儀よくといったマナーを教えることも大切な時期です。

子供は「楽しい!嬉しい!」と感じることには意欲的になります。決して叱ったりせず、楽しい環境とともに教えて行くと、マナーも自然と身に付けられることでしょう。テレビを見ながら口に入れるだけ…、嫌いなものは食べ残してもいいや!という癖は付けないよう気を付けましょうね。

子供に人気の3メニューをアレンジするアイディア

子供が好みやすいメニューを取り上げ、その栄養バランスをより整えるアイディアやレシピをご紹介します。

①ハンバーグ

ハンバーグは柔らかくジューシー。子供の定番人気メニューですよね。しかし、脂質が多くて食べ過ぎには注意したいものです。ただ、次のような工夫により脂質を減らしたり、栄養価を高めることができます。

【おからハンバーグ】

いつものハンバーグに使うお肉の半量を、おからに変えるだけ!お肉の油分を半分に抑えながらも栄養価は高く、満腹感もあります。善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用もあります。おからはとても安く購入できるので、お財布にも嬉しい食材です。

【豆腐ハンバーグ】

豚の挽肉300gに対し、豆腐半丁(200g)を使います。豆腐はしっかり水切りをし、混ぜたハンバーグの種に加えるだけ。おからと同じく油分を抑え、腸内環境を整える効果の他、ハンバーグをふっくら柔らかく仕上げてくれます。

【きんぴらハンバーグ】

きんぴらゴボウをハンバーグの種に混ぜ込みます。ごぼうは固く、土臭くて嫌い!という子供が多いと思いますが、ハンバーグに混ぜると食べやすくなります。

子供が食べやすいよう、細かく刻んで加えましょう。食物繊維が豊富なうえ、ビタミンやミネラルも含まれるゴボウ。噛む力を養うためにも、積極的に食べさせたい食材です。

いつものハンバーグにコリコリとした食感が加わった楽しいハンバーグになりますよ!一緒にレンコンのみじん切りを加えたハンバーグもおすすめです。

【ひじきハンバーグ】

ひじきには、子供に不足しがちな鉄分が豊富に含まれています。煮物や炒め物だと子供には敬遠されがちなひじき。ハンバーグに混ぜることでたくさん食べることができます。

ひじきの鉄分は体に吸収されにくいという特徴があるので、ハンバーグにしてお肉のたんぱく質と一緒に摂取することで、その吸収率はグンと高まります。

②オムライス

オムライスは、普通に作るとご飯を炒め、卵を焼き…油をたくさん使います。さらに、ケチャップを加えることで塩分も高めになってしまいがち。ここでは油を使わず、ケチャップも少なめの子供用オムライスレシピをご紹介します。

    【材料】

  • ・米 2合
  • ・玉ねぎ 1/2個
  • ・人参 1/2本
  • ・コーン 1/2缶
  • ・皮なしウインナー 2~3個
  • ・固形コンソメ 1個
  • ・塩 少々
  • ・ケチャップ 小さじ1
    【作り方】

  • 1 お米を研ぎ、みじん切にした野菜とコーン、ウインナー、コンソメを入れ、通常より少しだけ多めの水分量を炊飯器にセットして炊き上げます。
  • 2 炊きあがったら塩を少し加え、薄味に仕上がるよう味を整えます。
  • 3 卵を器に割りほぐし、500wのレンジで20秒加熱します。
  • 4 取り出して混ぜ、さらに20秒加熱。様子を見て10秒追加し、スクランブルエッグを作ります。
  • 5 器にピラフを1食分をよそい、卵を乗せてケチャップをかけたら完成です!

炊飯器でピラフにすることで、油を1滴も使わず仕上げます。ケチャップも、乗せるだけでたったの小さじ1程度に抑えることができます。ご飯にはウインナーを加えているので旨味も出て美味しく食べられます。お好みでミックスベジタブルや他の野菜を使うなど、アレンジしてくださいね!

小分けにして冷凍に!

ピラフは2合を一気に炊き上げるレシピなので、1回分ずつをラップに包んで冷凍しておきましょう。大人メニューがチャーハンの日に出したり、おやつとしても最適です!

③カレーライス

大人用にカレーを作ったとき、野菜やお肉を煮込んだところで取り分けて、子供用の甘いルゥを使うご家庭は多いと思います。

しかし、できれば避けたい市販のルゥ。なぜなら、一般的なルゥに比べると少ないとは言え、油分がけっこうな割合で入っており、添加物も気になります。

難しいと思われがちですが、手作りのカレーは実はとっても簡単!野菜の旨味が詰まった優しい味のカレーライスを作ってあげることができますよ!

    【材料】

  • ・玉ねぎ1/2個
  • ・にんじん 1/4本
  • ・セロリの茎 10cmくらい
  • ・好みのお肉 100g
  • ・にんにく 1/2かけ
  • ・りんご 1/2個
  • ・水 300ml
  • ・かぼちゃ 1/8個くらい
  • ・バター 小さじ1くらい
  • ・小麦粉 大さじ1と1/2
  • ・カレー粉 小さじ1/2
  • ・ケチャップ 大さじ1と1/2
    【作り方】

  • 1 セロリはみじん切りに、お肉と他の野菜は子供が食べやすい大きさに切ります。にんにくとりんごはすり下ろしておきます。
  • 2 かぼちゃは食べやすい大きさに切ったら、予めレンジ加熱で軟らかくしておきましょう。
  • 3 鍋に玉葱からりんごまでの材料を入れ、弱火でコトコト炊きます。ごくごく弱火で時間をかけた方が、玉葱の甘さが引き立ちます。
  • 4 具が軟らかくなり、りんごの汁気がほぼなくなったところへ、バターと小麦粉、カレー粉を加えて混ぜます。木べらで全体を混ぜてください。
  • 5混ざったところに、水を加えます。粉っぽさが残っている状態で大丈夫です。
  • 6かぼちゃとケチャップも加え、焦げ付かないよう木べらで底からよく混ぜながら煮込みます。
  • 7 次第にとろみが付いてくるので、絶えず混ぜてください。全体に程よい加減のとろみが付いたら完成です。
  • * とろみ加減は、好みで小麦粉の量を増やしたり、水溶き片栗粉を加えるなどで調節してください。
  • * 食べる前日に作っておくと、おいしさ倍増です!

残りも美味しくリメイク!

カレーが残ったら、もちろん冷凍もできますが、こんな風にアレンジしてみてはいかがでしょう。

【カレーが残った場合のリメイクアイデア】

・ホットサンドにしてカレーパン!

・だし汁でのばしてカレーうどん!醤油少々をプラスすると美味しくなります。

・ごはん、カレー、チーズを重ねてカレードリアに!

・マカロニと和えてカレーマカロニに!

辛い刺激もなく優しい味のカレーなので、色々な料理に使って子供の味覚を楽しませてあげてくださいね!

好き嫌いが多い時期…長い目で見守って!


幼児食の時期は、離乳食の時期よりも味覚が発達し、好き嫌いが見られるようになります。

「嫌いなものは絶対に食べない!」と頑固に口をきゅっと結び、好きなものやおやつだけを食べる毎日…そんな子供の好き嫌いに頭を悩ませるママも多い頃ですね。好き嫌いはしないに越したことはありません。

しかし、無理強いして改善されるものでもありません。長い目で見守りつつ、ゆっくり食べられるように上手に促していきましょう。

嫌がっても…形は見えるように!

食べてくれないからと、ミキサーにかけて混ぜ込んだり、出すことすら止めてしまうのは勿体ない!できるだけ形を残したまま、食卓に出し続けることを心がけましょう。

「美味しいわ!」と言いながらパパやママが口にすることで、「ぼくも食べてみようかな…」と、そのうち自然と子供が興味を持つ日が来るかもしれません。そうして食べられるようになればラッキー!というくらいの気持ちで付き合っていきましょう。

一緒に料理をすると食べることも!

2~5歳は、ちょうどお料理にも興味を持つ時期です。幼児食は食育を始めるにもぴったりの時期。一緒にキッチンに立ち、野菜を型抜きで抜いてもらうなど、お手伝いは積極的にやってもらいましょう。自分で作ることで、それを食べることにも興味を抱くこともよくあります。

見た目の楽しさも重要!

幼児食は、見た目の色鮮やかさや形、プレートなども使い方次第で食に関する意識を高めることができます。

子供が喜ぶアイディアを取り入れて

子供は食べ物を口にするとき、味以上に見た目を気にします。見た目にグロテスクなもの、美味しそうじゃない…と感じるものは、食べず嫌いになってしまいます。

食事は赤や緑も取り入れて、彩良く作るように心がけることができると良いですね!それに加えて、子供が好きなキャラクラーの形にしたり、プレートを可愛いものにする等のアイディアが、子供の興味をそそり、やがては食に対する興味を高めることにつながっていきます。

子供にとって食事はとても大切なもの。わかってはいるけれど、1日3回ともなれば、その都度工夫を重ねることは決して簡単ではありません。

時々は手を抜いて、有り合わせの食材で簡単に作る日があっても良いのです。昼食はパンだけで済ませたら、夜は少し手をかけてみたり、具だくさんのお味噌汁だけ作ってごはんにふりかけ、それでも立派な食事になります。栄養バランスは1日のトータルで考えて、無理のない範囲で頑張ってみましょうね!


お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします