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妊娠中にタバコを吸ってはいけない理由!不妊症の原因にもなるタバコ…それでもあなたは吸いますか?

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小学生2人のいるママライターです。

以前、友人と喫煙の話をした際、友人の口から「実は妊娠が分かった後もタバコを止められなくてしばらく吸っていたんだよね」という言葉を聞いて非常に驚いたことがあります。

厚生労働省が行った「平成27度国民健康・栄養調査」(※1)によると、男性のおよそ30%、女性のおよそ8%が習慣的に吸っているという“タバコ”

妊娠中だけではなく、妊娠を望んでいる女性も控えた方がいいといわれていますが、実際タバコが女性にどんな影響を及ぼすのでしょうか。

今回はタバコと妊娠の関わりについてまとめてみました。



恐るべきタバコの成分

タバコには4000種類もの化学物質が含まれていて、その中でも死に至らせる致死性の高い有害化学物質は200種以上、発ガン性を高める原因となる有害化学物質はおよそ50~70種もあるといわれています。

赤ちゃんのニコチン致死量は10~20mgと言われております。これは、タバコ1本分のニコチン量と同じです。つまり赤ちゃんの場合、タバコ1本、もしくは1/2本で致死量に達してしまうのです。

また、喫煙している人はタバコを吸っていない人に比べると、肺がんをはじめ、心筋梗塞や狭心症、脳卒中の死亡リスクが高まるだけではなく、慢性気管支炎、喘息などの呼吸器疾患、歯周病にかかる可能性が高いといわれています。

不妊症の原因にもつながるタバコ

1日にタバコを20本以上吸っている女性は、タバコを吸わない女性に比べると不妊症になる確率が3倍にもなるともいわれています。タバコに含まれる有害化学物質が女性の身体に入ってくると、妊娠する上で重要となる“女性ホルモン”の代謝が阻害され、その分泌量も低下してしまいます。これによって生理が不順になり、卵巣の血流も悪化し、妊娠しにくい身体になってしまう可能性が高いといわれています。

また、タバコは精子の数を減少させ、精子の状態も悪化させるなど、女性だけではなく、男性にとっても不妊症の原因になります。体外受精の確率も、タバコを吸っている女性では0.66倍と低い確率になっています。

妊娠中にタバコを吸ってはいけない理由

妊娠中にタバコを吸うと、タバコに含まれる有害化学物質が胎盤を通過し、お腹の赤ちゃんにもダメージを与えてしまいます。また、ママと赤ちゃんを繋いでいる「さい帯(へその緒)」が細くなり、ママの身体は一酸化炭素によって体内に十分な酸素が送ることができない「低酸素血症」に陥り、血液の循環が悪化。その結果、お腹にいる赤ちゃんの成長にとって必要な胎盤の機能が低下してしまい、赤ちゃんの酸素や栄養が不足し、発育を遅らせたり、早産や自然流産などを引き起こしてしまいます。

現在、タバコが原因で胎児に及ぼす影響として以下のことが考えられています。



タバコが原因で発生する具体的なリスク9つ

1、低出生体重児

妊娠中ママがタバコを吸っていると、タバコを吸っていない人に比べておよそ2倍の確率で低出生体重児が生まれるといわれています。

2、子宮内胎児発育遅延(IUGR)

お腹の中で赤ちゃんの成長が阻害されて、発達が遅れてしまいます。

3、早産

早産になる確率がおよそ3倍も高くなってしまいます。

4、自然流産

流産してしまう確率が1.2~3.4倍に高まってしまうという研究報告があります。

5、周産期死亡

吸うタバコの本数が多ければ多いほど、妊娠28週以降の死産と、生後1週間以内の早期新生児死亡を含む周産期死亡のリスクが高まります。

6、先天性異常

口唇口蓋裂や肢欠損、、肛門閉鎖など生まれつき何らかの障害のある赤ちゃんが生まれる確率が高くなります。

7、前置胎盤・常位胎盤早期剥離

分娩時に大量出血してしまう原因にもなります。

8、発達障害

お腹の赤ちゃんの脳に障害が起こり、産後の赤ちゃんにADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害が起こる可能性を高めてしまいます。

9、小児肥満

お腹の中で赤ちゃんに充分な栄養が行き届かないまま生まれてきてしまうと、10歳までにおよそ2.9 倍の確率で肥満になってしまうという調査結果もあります。

「受動喫煙」にも注意!

たとえ本人がタバコを吸っていなくても、タバコから出る煙を吸う「受動喫煙」によって頭痛、目の痛みやかゆみ、鼻づまりやくしゃみ、咳などの症状が出ることもあります。また、受動喫煙でも肺がんや虚血性心疾患などの死亡リスクが高まるといわれています。

これ以外にも、受動喫煙が原因と考えられるものとして、1歳までの赤ちゃんが何の予兆や原因もなく突然亡くなってしまう「乳幼児突然死症候群」、15歳以下までの小児にいたっては、喘息や気管支を発症するという研究報告もあります。

自分のためにも家族のためにもやめたいタバコ

交通事故による死亡者が年間およそ1万人にいるのに対し、タバコによる死亡者は年間およそ20万人いるともいわれています。それだけ、タバコの害は身近なものだといえます。タバコは様々な病気へのリスクを高めるだけではなく、不妊症の原因になったり、お腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼします。

それに加え、タバコに含まれる有害化学物質は女性ホルモンの分泌を低下させ、しわやくすみの原因となる“メラニン”が増やし、肌荒れや老化の進行を早めるなど、女性にとっては決して嬉しいとはいえないことばかり。

はたして、そのことを分かった上でもタバコを吸い続けることができるのでしょうか?自分の身体だけではなく、家族の健康を守るためにもタバコと今後どう関わっていくのか、きちんと考えてみましょう。

参考:※1”国民健康・栄養調査結果の概要|厚生労働省”(2017/1/30アクセス)

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