1歳~3歳児 生後0ヵ月~12ヵ月 育児の悩み・疑問

赤ちゃんがなんでも口に入れる理由

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赤ちゃんは、おもちゃやタオルなど、手に触るものを何でも口に入れたがりますよね。物だけでなく、自分の手や足までを口に持って行きます。ばい菌が口に入ることを気にして、止めさせたいと考えるママも多いのではないでしょうか。

しかし、口に何でも入れたがる行動は赤ちゃんに備わった赤ちゃんならではの能力が関係しているのです!



なぜ口元に!?2つの理由

赤ちゃんは、なぜ何でもすぐに口元に持って行くのでしょうか。硬くて噛み心地も悪く、決して味などしないおもちゃを、なぜ頻繁に舐めるのでしょうか。

「これは何?」探求心の表れ!

赤ちゃんは、色々なものに興味深々!生後3カ月頃になると、手で物を掴めるようになるため、気になるものがあれば口に入れることも多くなります。それは、赤ちゃんの好奇心が旺盛な証拠。「これは何?」と気になるものがあれば口に入れて何であるのかを確かめる。赤ちゃんにとっては自然な行為であり、探求心の表れなのです。

口周りが発達している証拠!

目で見て手で触る、それだけで済まないのはなぜでしょう。それは、生まれてすぐから、おっぱいを飲むことで鍛えられた口周りの筋肉が、目の視覚や手・指の触覚よりも、ずっと発達しているからなのです。また、毎日口や舌を鍛えているおかげで、物を口に入れて確かめることで、それがどのような物なのかを判断する能力も備わっているのです。ママのおっぱいを毎日口に含んでいますが、マッサージをして柔らかくなれば飲みやすいと感じていますし、哺乳瓶でも乳首を変えれば嫌がることがあります。それは、まさに口による物の認識力、判断力が高まっている証拠なのです。

脳の刺激に良い効果がある!

赤ちゃんが物を口に入れるという行為は、脳の発達にも良い効果があります。

刺激がたくさん!

口に含んだものを、舌や唇、歯茎を使ってよくよく確かめます。硬さや柔らかさだけでなく、味はどうか、匂いはどうかを考えます。噛んでみたり、舐めてみたり、口に入れて手を離してみたり。感じて考えることにより、脳はたくさんの刺激をうけ、どんどん発達していきます。ですから、物を口に含むことは、赤ちゃんの成長に欠かすことのできない大切な行為なのです。

赤ちゃん特有の能力『共感覚』!

大人は視覚や聴覚が発達していますので、目や耳から得た情報をもとに、それが何なのかを判断することができます。ところが、赤ちゃんは目や耳の機能がまだまだ未発達。

1つの機能だけを使って判断することが難しいのです。では、どのように物事を判断するのでしょう。それは、赤ちゃんに備わっている『共感覚』が役立っているのです。『共感覚』とは、1つの器官で得た情報を、あらゆる感覚を使って察知すること。

たとえば、おもちゃのボールを口に入れることで、それが丸い形で柔らかいというだけでなく、明るい色で、甘い匂いがして、心地良い温度があることまでをも察知するのです。

つまり、口に入れることにより、まだ発達していない視覚や聴覚、味覚などもしっかり使っていることになります。この能力は脳が未発達であるがゆえに備わっている赤ちゃん特有の能力で、様々な感覚を養うためにも必要なこと。生後半年~8カ月くらいには自然に消えて行くことがほとんどです。

免疫力を高める効果もある!

衛生的な面で心配されるママもいると思いますが、実は、免疫力を高める効果もあるのです。

細菌が体を守ってくれる!?

赤ちゃんが10カ月間過ごしてきた子宮の中は、無菌状態です。産まれた瞬間から、赤ちゃんは様々な細菌にさらされます。空気中の細菌はもちろん、パパやママの皮膚に存在する皮膚常在菌もあります。

家庭の中にいるたくさんの細菌の中に、体に有害となるものはほとんどいないと言われており、反対に体を守ってくれるものがたくさんあります。

赤ちゃんがそれらの菌に触れることで、細菌に対する抗体ができ、免疫力が高まって行くのです。ですから、おもちゃを舐める、手足を口に入れるという行為は、赤ちゃんが自分自身の免疫力を高めるために必要であると受け止めましょう。

清潔を保つ必要は?必要以上の殺菌は×

赤ちゃんが何でも口に入れることは、免疫力を高める効果もあることをお話しました。しかし、あまりに汚れている物は、やはり清潔を保つ必要があります。その程度とは!?

除菌・殺菌スプレーの必要性

除菌や殺菌効果のあるスプレーやシートで赤ちゃんのおもちゃを拭いてあげることは、全く必要ありません。これらの商品は、風邪のウィルスなど、体に有害なものを排除することを目的として作られています。

しかし、通常生活するうえで赤ちゃんが口に入れるおもちゃ等には、除菌・殺菌する必要のない菌がほとんど。頻繁に使っていると、かえって赤ちゃんの免疫力は高まらず、必要な細菌まで取り除いてしまうため、体はどんどん弱ってしまいます。また、非常に強力な効果のある『薬品』ですので、おもちゃを介して赤ちゃんの体内に入れてしまうことにも抵抗があります。

軽く拭く程度で充分!

たとえば玩具などのプラスチック製品であれば、ときどき軽く拭いてあげる程度で充分です。目立つ汚れやいかにも!という汚れが付いていなければ心配する必要はありません。また、タオル類の場合は、通常の洋服と同じ頻度で洗濯をしてあげれば大丈夫です。あまり神経質になり過ぎることはありません。

いつまで続くの?歯の発達への悪影響は?

赤ちゃんにとっては大切なこと、心配ないとわかっていても、「いつまで続くのだろう…」と気になりますよね。それは、進んでゆく離乳食と関係があります。

味覚の発達と共になくなります。

口に物を入れる行為は、6カ月~1歳前後の赤ちゃんに最も多く見られ、1歳半には自然と見られなくなります。それは、離乳食により赤ちゃんの味覚が発達することと大きな関係があります。

物を口に入れると「美味しい・美味しくない」と感じるようになるとともに、おもちゃを口に入れたときには「食べるものではない」という感じられるようになるのです。また、この頃には先にご説明した『共感覚』も消えてしまい、代わりに視覚や触覚が発達するので、見たり触ることでそれが何なのかを認識できるのです。

遅ければ2歳頃まで続くこともありますが、成長には個人差がありますので、のんびり構えて様子を見てくださいね。

『誤飲』には絶対注意!

赤ちゃんが物を口に入れても心配する必要はありませんが、ひとつだけ、絶対に注意しなければならないのが『誤飲』です。飲み込んで喉に詰まらせ窒息したり、体に有害となる物を飲み込んでしまったり…また、家の中には赤ちゃんの唾液が事故の引き金となってしまうものもあります。

家庭内で誤飲に注意したいもの

おもちゃ以外の物で誤飲してしまう可能性の高いもの、口に入れると危険なものを次にあげてみましょう。

・タバコやその吸い殻
・薬
・金属製品(クリップや硬貨など)
・ボタン電池
・洗剤類
・食品(お菓子など)
・乾燥剤
・ペットボトルの蓋など
・小さなおもちゃ

特に、まだ小さなお兄ちゃん・お姉ちゃんがいるご家庭では、お菓子の食べかけや、スーパーボール・ビー玉・ビーズ等、小さなおもちゃ類があると思います。

それらを赤ちゃんが手にすると、必ず口に運びます。使う部屋を決めたり、後片付けの際にはママが入念にチェックする、物の数を予め把握して管理を徹底するなど、徹底して注意するように心がけてください。

家庭内で危険が潜む場所

誤飲以外にも、赤ちゃんの口に入れないように重々注意しなければならない場所が、家庭内には数多くあるものです。

・コンセントプラグ
・ケーブルやコード類
・ゴミ箱
・引き出しや扉の中

感電の怖れがあるコンセント類は、手の届かないよう家具を配置して隠したり、グッズを活用して安全対策をしましょう。


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ケーブルやコード、紐などは、口に入れたり遊んでいるうちに首に巻き付いてしまうことがあります。また、ゴミ箱、引き出しの中など、赤ちゃんが開けたりひっくり返して、中の物を口に入れることが危険につながります。意外なところに潜んでいる危険にも注意してくださいね。


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夕方が最も危険!

赤ちゃんの誤飲による事故は、夕方5時頃が最も多いという調査結果があります。ママにとっては夕飯の支度等で最も忙しい時間帯であり、赤ちゃんから目を離しやすいことが関係していると思われます。

この時間帯にはお兄ちゃん・お姉ちゃんにも目をかけてあげられなくなりますよね。赤ちゃんをおんぶして家事をしたり、パパに面倒を見てもらう、夕飯の支度前にお片付けを済ませるなどの配慮をすると良いでしょう。

赤ちゃんの成長にはとても大切な『何でも口に入れる』という行為。あまり神経質になりすぎると、ママも疲れがたまってしまいます。危険を回避することにだけ注意を払いながら、その成長を温かく見守ってあげてくださいね!


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