1歳~3歳児 生後0ヵ月~12ヵ月

赤ちゃんの抱きグセを気にしなくていい理由5つ

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赤ちゃんが泣けば抱っこをして泣きやます。でも置けばまた泣く。常に抱っこをし続けなければいけない状態が続くことを『抱きグゼが付く』と言うことがあります。

そう考えるのは特に年配の方に多く、おじいちゃん・おばあちゃん世代に言われた経験のあるママは少なくないと思います。しかし現在は、抱きグセが付くことは悪いことではなく、かえって「たくさん抱っこをしてあげた方が良い」と、医学的にも証明されています。その内容を詳しくご説明します。



『抱きグセ』とは!?なぜダメだと言われてきたの?

なぜ『抱き癖』という言葉が生まれたのでしょう。そこには時代背景が大きく関係しているようです。

ママが忙しかった…

昔の女性は、結婚をすると、その家にとっての『働き手』の1人として考えられてきました。出産をしてママになっても、家のことはしっかりこなさなければならなかったのです。

そのため、「赤ちゃんのお世話にばかり時間を取られるのは良くない。」「抱き癖が付くから少しくらい放っておきなさい」と言われることがありました。

『赤ちゃんは泣くことが仕事!』が常識だった…

「赤ちゃんが泣くのは元気な証拠!」「泣くことで成長する。」という考え方も、ひと昔前の育児では常識でした。赤ちゃんの泣き方が弱かったり、あまり泣かなければ、「具合が悪いのでは??」と、体調を管理するバロメーターになっていたのかもしれません。

確かに、言葉を話せない赤ちゃんの体調を知るためには、泣き方をよく見極めるのは大切なことかもしれません。その時代に子育てをしてきた今のおじいちゃん、おばあちゃん世代の方が、「泣かせなさい」と言うのにも正当な理由があってのことなのかもしれませんね。

子育てはみんなでするものだった…

現代の子育ては、パパとママがその一手を担うもの、そう考えざるを得ない社会環境にあると言っても過言ではありません。しかし昔は、子育ては家族だけでなく、ご近所さんや地域全体ですることという考え方が当たり前でした。

そのため、誰が面倒を見ても泣かないように、“慣れさせる”ためにも、泣いたらママがすぐに抱っこすることを、とがめられたのです。

『抱きグセ』の理由がわからないまま…!?

このように、『抱きグセ』という言葉は時代が生み出したものであり、年配世代の子育ての常識となってしまっているのかもしれません。もしかすると、「本当に良くない」「抱きすぎは悪い」ことの理由はわからないままに、軽い気持ちで口にしてしまっているのかもしれませんね。

『抱きグセ』なんて気にしないで!5つの理由とは!?

時代が変わった今、『抱っこ』についての考え方も見直されています。現代では、とても大切なこととして、医学的にも証明されています。抱っこがもたらすたくさんの効果をお話します。

1.『抱っこ』は赤ちゃんの気持ちを受け止めます

赤ちゃんは、お腹がすいたりおむつが汚れたり、暑い・寒い・かゆい・痛い!といった訴えがあれば泣きます。

それら物理的な理由だけでなく、「寂しい・悲しい・怖い・不安…」というような、精神的な理由があっても泣きます。赤ちゃんは言葉で気持ちを伝えることができません。泣くことでしか、感情を表現できないのです。

その赤ちゃんが泣くことを止めてしまったら、「寂しい、不安…」といった気持ちはどこへ行ってしまうのでしょう。人は気持ちを吐き出さなければ、大人でさえも心の病気になってしまいます。まだまだ小さく弱い赤ちゃん。泣けば抱っこをしてあげることは、赤ちゃんの気持ちを聞き、受け止めてあげることとして重要なのです。

2.『抱っこ』は赤ちゃんに安心感を与えます

赤ちゃんは『抱っこ』により、ママの匂い、肌の温かさを体全体で感じます。お腹の中にいるときに聞いていた心音を、肌の密着により聞くことで安心します。特に生まれたばかりの赤ちゃんは、外の世界の様々なことに慣れていません。見慣れない物や聞きなれない音に敏感に反応し、「怖い!」と感じることが多々あります。

そんなときのママの抱っこは、赤ちゃんを安心させてあげられる最も効果のある行為なのです。

3.『抱っこ』は豊かな感情を育てます

ママの抱っこは、赤ちゃんに安心感を与えるだけではありません。

赤ちゃんは、寂しいことや不安なときだけでなく、嬉しいときや楽しいときにも抱っこをしてほしいと思います。それは「気持ちを共感してほしい」と考えるからです。

赤ちゃんは日々の成長の中で、様々な感情の芽生えと出会います。その気持ちを抱っこで包み込み、共感して育ててあげることは、やがて好奇心となり、赤ちゃんの心を強く逞しく培うことにつながるのです。

4.『抱っこ』は自立を促します

抱っこにより得られる安心感=「大丈夫!」という気持ちは、赤ちゃんが子供へと成長する『自立』を促します。

いつも不安に駆られていれば、自立できないのは当然のこと。安心と自立を繰り返すことで、徐々に心が成長していくのです。

赤ちゃんが1人遊びをするようになるのは、9カ月頃からという場合が多いのですが、その前の段階で抱っこによる安心感を得られなければ、なかなか1人遊びをするようにはならないようです。

いつまでも「ママ!ママ!」とママから離れない子供は、乳児期の抱っこが足りないのかもしれません。

5.『抱っこ』は人への信頼感を育てます

赤ちゃんが泣けば抱っこをする、この繰り返しを続けることが『抱きグセ』(=悪いこと)を作り上げてしまうというイメージを持たれる方もいることでしょう。

確かに、何度も繰り返しているうちに、赤ちゃんは「泣けば抱っこをしてもらえる」と考えるようになります。しかし、これは決して悪いことではありません。

むしろ、ママへの『信頼感』を作るためには良いことなのです。最初のうちはいつも抱っこをしてくれるママに対しての信頼感。それはやがて、パパやおじいちゃん・おばあちゃんへの信頼感、優しく抱っこをしてくれる人への信頼感、人への信頼感へとつながって行くのです。

これを『基本的信頼感』といい、将来的に良好な人間関係を築いたり、社会性が身に付くことにも大きく影響すると言われています。



抱っこをしない方が危険!

『サイレントベビー』という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。抱っこをしないことにより、大変危険な状態を引き起こしてしまう可能性があります!

『サイレントベビー』とは?

赤ちゃんが泣いても、何らかの理由により抱っこをせず、長時間放置していまう…これが続くと、赤ちゃんは意思を伝えるために必要な『泣くこと』をしなくなります。

「泣いても聞いてもらえない」という諦めから、自分の意思を伝えようとしなくなり、泣かない、笑わない、目を合わせない、反応しない、無表情…それが『サイレントベビー』です。じーっと蛍光灯だけを見つめるその姿から、『蛍光灯ベビー症候群』とも呼ばれます。

『サイレントベビー』になるとどうなるの!?

「赤ちゃんが泣かなければ、ママは楽!」そう思っていると大変危険です。

自分の欲求を聞いてもらえないのですから、繊細な心の内側にどんどん気持ちを閉じ込めてしまいます。ママからの愛情を感じることができず、心を閉ざしたまま。精神的な部分が成長していきません。成長過程において、言葉の未発達、情緒不安定、暴力的など、様々な弊害が見られるようになります。

我慢や聞き分けは必要ありません!

赤ちゃんが泣いても放置することにより、「聞き分けが良くなったわ!」「ちゃんと我慢できるようになった!」というのは、大きな間違いです。言葉を話せないうちは、我慢や聞き分けは必要ありません。愛する我が子を『サイレントベビー』にさせないためにも、『抱きグセ』の心配は全く必要ないのです。

『無理して抱っこ』は逆効果!

抱っこにはメリットがたくさんある!そうわかっていても、毎日、何時間も続けれていれば、ママも疲れてしまいますよね。赤ちゃんも日々グングンと成長し、体重も重くなってきます。抱っこのしすぎで腱鞘炎になってしまうママもいるくらい、ママへの負担が大きいのは事実です。

ママの不快は赤ちゃんに伝わります。

「抱っこばかりで疲れてしまう…」「腕が痛い~」、そのような不快な気持ちは、抱っこを通して赤ちゃんに敏感に伝わります。いくらメッリトの多い抱っこでも、嫌々するのでは逆効果。そんなときは、抱っこの仕方を考えてみましょう。

良い抱っことは?

立ち上がって赤ちゃんを抱き上げるのが良い抱っことは限りません。大切なのは、ママの『心』が赤ちゃんと向き合っているかどうかです。抱っこをしながら片手にスマホや、目線はテレビでは、赤ちゃんが満足しません。たとえ座って抱き寄せるだけでも、寝ながら抱きしめて背中をトントンしてあげるだけでも、ママの『心』がきちんと赤ちゃんの方を向いていることが良い抱っこなのです。

もしも、座っての抱っこで赤ちゃんが満足しない場合は、抱っこ紐などを活用しても良いでしょう。

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『抱っこ』はいつまで続く?

乳幼児期にたくさん抱っこをしてあげることは大切。しかし、それがいつまでも続くようであれば、心配があることも…

自然と減っていきます

1歳半頃になると、多くの子供が言葉を使って少しずつ意思を伝えることができるようになり、1人で歩けるようにもなります。抱っこよりも「自分で!」という意思が強まり、自然と抱っこをする機会は減って行きます。それまでの間、しっかりと抱っこをして安心感に包まれながら育った子供ほど、軽い抱っこですんだり、むやみやたらに抱っこをせがまなくなるようです。

子供の成長に任せて大丈夫!

3~4歳頃になっても、まだまだ抱っこは大好き!時々せがまれることは珍しくありません。幼稚園からの帰り道に「ママ抱っこして!」と言う子供に対し、「もう1人で歩けるでしょ!」と拒否する必要はありません。家の中でママの膝に乗って来る子供に、「もう大きいんだから」と言う必要はありません。それは、赤ちゃんと同じ『安心感』を求める『甘え』からくる行動です。子供が必要とするときはしっかり受け止めて、抱きしめてあげてくださいね。

5歳頃になると抱っこを恥ずかしがるように!

多くの子供はだいたい5歳頃になると、抱っこされる姿を人に見られることを恥ずかしがるようになります。その頃になっても頻繁に抱っこをせがまれる場合は、乳幼児期の家庭内トラブルなど、精神的な不安がトラウマとなっている場合があるかもしれません。乳幼児期の育児方法を振り返り、状況によっては専門家に相談することも考えてみましょう。

『抱っこ』しないのは勿体ない!

赤ちゃんの成長はあっという間です。いつまでも抱っこしたい、柔らかな肌に触れていたい、ママはそう思っていても、出来なくなる日が来ます。

抱っこができるのは貴重な時間…

赤ちゃんの体は毎日どんどん大きく成長します。産まれたときにはママの両手にすっぽりと収まるくらい小さかったその体も、1歳になると身長は約1.5倍、体重は約3倍にもなります。「抱っこしたい!」と言っても子供がさせてくれなかったり、重くなって抱っこし続けられなくなったり…。ですから、毎日抱っこできるのは、乳幼児期だけのほんの短い時間。何年も続く子育てにおいて、とても貴重な時間なのです。そう考えると、この時期に抱っこをしないのは勿体ない!ですよね!

『抱きグセ』なんて気にしないで!

いかがでしたか?抱っこにはたくさんのメリットがあり、『抱きグセ』なんて気にしてはいられない!!そう考えられるママが増えることを願ってやみません。親子の大切な『抱っこ』の時間を、思う存分楽しみみながら、たっぷりの愛情で赤ちゃんを包み込んであげてくださいね。


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