育児の悩み・疑問

新生児が寝ない…経験したママが原因と対策を調べてみた。

周囲のママたちから聞き取りしていても、まっぷたつに分かれるのが新生児の睡眠についての意見です。

ものすごく寝てくれて手がかからない。こういった方、いらっしゃいますよね。うらやましい限りです。

筆者である私の娘たちは違いました。上の娘などは、この傾向は生後2日に満たないうちから始まったのです。

やがて激しい夜泣きの発生、そしてそれが2歳を超えて継続という、あの長く苦しい格闘! 同じようにお困りのママさんたちも多いことでしょう。

そこで今回は新生児が寝ない原因の解説と、少しでも早く穏やかにおやすみしてもらう対策についてご提案を致します。

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目からウロコ!新生児が寝ない理由

新生児とは医学上、生まれて4週間までの赤ちゃんと定義されています。ただ、一般的には生後1ヶ月までの赤ちゃんを指していいます。

赤ちゃんが生まれてくるまでの間、その対面を心待ちにしながら、育児書で育児の予習をしていたという方も多いでしょう。

私もその1人でした。育児書にはたいてい「生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごします」などという記述があります。

3、4時間おきの授乳はつらそうだけど、それさえクリアすればあとは寝ていてくれるのね! このように高をくくっていたのは私だけではないかもしれませんね。

1日のほとんどを寝ていてくれるはずの新生児がなかなか寝ない場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。次にその理由をご説明します。

新生児が寝ないのはあたりまえだった!

新生児がご飯を食べなくても誰も疑問に感じません。
新生児がお喋りをしないことに対して不思議に思う人もいないでしょう。

それはなぜか。

それは、生まれたばかりの赤ちゃんが心身ともにあまりに未発達であることを誰もが知っているからです。

ママの胎内で刺激もなく穏やかに羊水に揺られていた環境は、出生を境に激変します。

脳も五感も未熟な赤ちゃんは大パニック。不安で不安でたまりません。

ほとんどを寝て過ごすというのは、生理的に睡眠が多く必要だから寝ているだけなのであって、基本的には人間の生活スタイルすべてにおいてぴかぴかの初心者。

まだまだ自分ひとりでは何もできないのです。それは睡眠も同じこと。

睡眠もまた、食事や言葉と同様に練習を要するものです。訓練し、獲得し、定着させていく類いのものなのです。トイレトレーニングならぬ、睡眠トレーニング。

寝つきの悪い、およびあまり寝ない新生児に対しては、この意識が必要となります。

大人と完全に別!新生児の生体リズムとは?

人間がある周期でくり返す起床→睡眠→起床→睡眠の活動を生体リズムといいます。大人はこれをおおむね24時間のうちに、一定のリズムでくり返しています。

一方、新生児は3~4時間おきに起床→おっぱいなど→睡眠といったサイクルをくり返しているばかりで、1日24時間という安定的なリズムを得ていません。

大人の脳内では視床下部が体内時計の役割を果たし、日の出や日没に合わせて心身が対応するようになっていますが、赤ちゃんにはまだそれができないのです。

朝が来たから起きるとか暗くなったから寝るといった概念もありませんし、不安や不快に対する免疫もないですから、寝るどころではないという子も当然多くいるでしょう。

新生児の生体リズムはいつまで続く?

個人差がありますが、この生体リズムに変化が起きてくるのは、夜の睡眠がちょっとずつ長くなってくる生後3、4ヶ月あたりとされています。

生後6ヶ月ほどになれば、夜の睡眠がぐっと長くなり、お昼寝の時間も安定してくるでしょう。

新生児睡眠トレーニングのやり方

トレーニングといっても、か弱い小さな赤ちゃんにスパルタ訓練はNGです。

なんで寝ないの?と怒鳴りつけるなどというのはもってのほか。

では、どのように睡眠という毎日の習慣を覚えさせるのでしょうか。

肝心なのは、睡眠だけを切り取らず、生活全体の流れの一環として「ねんね」をとらえることです。

生活にはリズムがあるのだということを、身を持って学ばせてあげましょう。

しかし、それにはママ・パパの規則正しい生活も必要です。

職業や都合はそれぞれですので無理はいけませんが、「睡眠が安定してきたら、赤ちゃんにはこのくらいのリズムで寝起きしてほしい」というサイクルへと自分たちの生活スタイルも合わせるくらいが望ましいでしょう。

対比をはっきりさせる

世にいう「入眠儀式」

効果的に睡眠へいざなうための行動を意味しているようですが、最近ではよく耳にする言葉です。

これは特別な行動だけにあてはまるものではありません。ごく当たり前の自然なことから始めてみましょう。

明暗の対比

明るいうちはお昼寝はするけれど、本格的に眠るのは夜だ、という認識を何となく持たせるため、昼間の室内は明るく保ちましょう。

朝日をしっかりと浴びさせたり、昼寝の時も真っ暗にしないでおきます。

そして、夜は段階的に照明を暗くすると良いですが、就寝する部屋はなるべく暗くしましょう。

はっきりと対比を表すことで、新生児は徐々に、「あ、寝るんだ」というふうに意識ができるようになります。

時間も毎日まちまちにならないよう、規則正しくすると効果があります。

動静の対比

昼間の明るいうちは、赤ちゃんにたくさん話しかけてあげたり、音楽を聞かせたり、さまざまな音に触れさせてあげていますよね。

テレビやスマートフォンなどは赤ちゃんのコミュニケーション能力の成長に支障が出るおそれがありますので注意が必要ですが、お喋りや音楽はおすすめできます。

しかし、ねんねの時間になったら、静寂を意識しましょう

子守唄・オルゴール・メリーなどの音以外はシャットアウト。

ベッドに置くと不安な様子であれば、ママの腕に抱いてあげ、静かに(胎内をイメージして)ゆらゆらしてあげます。

静けさの中で鼓動を聞かせてあげれば安心します。

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パブロフの犬戦法

これは筆者である私が友人から伝授してもらった方法ですが、いま思うと入眠儀式のひとつです。

これは、ねんねをする部屋に入る前に過ごしている場所、リビングなどで、これからねんねのお部屋に行くというタイミングで、毎日同じ音楽をかけるというものです。

それは、ねんねのお部屋に移ってから赤ちゃんが寝つこうが寝なかろうが構わず毎日続けます。

ちなみに友人はホルストの組曲「惑星」の第4曲、有名な「ジュピター」を、演奏も毎日まったく同じものをかけていたそうです。

私はジャズが好きですので、アン・サリーがうたう蘇州夜曲をかけていました。私自身もゆったりした気分になれて良かったと思います。

そうこうするうち、この曲を聴けば赤ちゃんは条件反射的に「これから寝ます」という雰囲気になりスムーズに寝るようになる場合もあります。

月齢が進み、まだ寝たくない状態でこの定番曲をかけてしまって逆効果になることもあるかもしれませんが、私の友人の娘(もう成人していますが…)は、今でもジュピターを聴くと眠たくなります。

「外部要素」を揃える

外部要素とは、食事トレーニングでいうところのベビーチェアやカトラリーといったその行動を助けるツールにあたります。

睡眠時には、ぬいぐるみやメリーやモビールが赤ちゃんを安心させることがあります。

鼻がつまりがちな赤ちゃんには傾斜のついた枕で快適性を上げてあげられますし、ベッドメイクも少し胎内を意識して、赤ちゃんを包み込むようなスタイルにする、というのも効果があるかもしれません。

くれぐれも危険のないものを選んであげてくださいね。

ナイトランプもついて、多機能なこちらのメリーはおすすめです。

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寝ない場合の対処法

「人間ていうのはしっかり寝るものなんだ」と赤ちゃんが何となく頭と体で覚えるときまで、寝つきの悪さや夜泣きは続きますが、これに対処する方法をいくつかご案内しましょう。

眠れる状態かどうか確かめてみる

寝つきが悪くて、しかもぐずったり泣いたりが続く場合は、赤ちゃんが「不快」「不安」を訴えているサインかもしれません。以下のことをチェックしてみてください。

お腹が空いていないかどうか。母乳が足りていないということはないですか?睡眠前の1回だけはミルクに変えてみるのもおすすめです

衣類は過不足ないですか?暑すぎたり寒いと不満を訴えることがあります。手足に汗をたくさんかいていないか、または冷えていないか見てあげましょう。

虫さされや湿疹など痒そうなところはないですか?

発熱の予兆として不快で泣くこともありますので、様子の変化に気をつけましょう

お腹が張っていたり、ゲップをしそびれて不快ではないですか?うんちがちゃんと出ていないと、お腹が張って苦しくて眠れないことも。うちの娘はこれが多かったです。うんちが出シブっている場合には、綿棒浣腸が効果的でした。

綿棒浣腸の解説とやり方についての動画をご紹介します。

やっぱりコレ?おひなまき

胎内から刺激に満ちた外界へ出てきたばかりの赤ちゃんに安心をもたらすものは、やはり胎内環境に似た状態をつくってあげることかもしれませんね。

狭い胎内で身を屈めていた赤ちゃんのために、入眠までの間、きゅっとタイトなおひなまきをしてあげるのも良いでしょう。

おひなまきの解説をしている動画をご紹介します。

注意も必要な横向き寝

新生児は仰向けに不慣れです。不安を覚えて泣きじゃくるということは大いにあります。

必ずママ・パパの監視のもとにという前提つきですが、眠り込むまで横向きにしてあげると気持ちよく寝入ってくれることがあります。

しかし、そのまま放置してうつぶせになってしまうと、危険なこともあります。入眠後は仰向けに姿勢を直してあげてくださいね。

まとめ

黙っていても熟睡していてくれる赤ちゃんを持ったママは、寝かしつけの苦労についてはラッキーだったといえるでしょう。

しかしながら、「たいへん」は誰にも平等にふりかかりますよね。

睡眠は楽でも食事がたいへんだとか、吐き戻しが激しいとか、熱をよく出すとか、子育ての苦労はそれぞれで、周囲がスムーズに育児をしているように見えるのは錯覚です。

みんなたいへん。自分だけがつらく思えるのは、単に隣の芝生が青いというだけなのではないでしょうか。

赤ちゃんが睡眠を獲得するまでは、ある程度ママは自分の睡眠時間を犠牲にしてつき合わなくてはなりません。

これを全くなくすことはできないのです。

いつまでこれが続くのだろうと、本当に叫びだしたくなる夜もあるでしょうが、ママだけを頼りにしてくれるのは、ほんのわずかな間です。

どんなに「今だけだよ」と励まされても「そんなの高みの見物的コメントだ」と私も当時は反発的な気持ちでしたが、実際にそうでした。

娘たちが、何の苦もなくさっさと眠るようになった今では、小さな新生児を抱いているママさんを見ると、うらやましくて仕方がありません。

今の「苦しみ」も、見る人から見れば羨ましい濃密な時間。あまり自分を追い詰めないよう、周囲の協力を得ながら乗り越えましょう。

参考にしたURLと書籍は以下のとおりです。

出典:http://www.ikomaiin.com
0~1才 1週間で子どもがぐっすり眠れる!/主婦の友社刊

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