妊婦の健康・食事

マタニティーブルーの症状と対処法

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無事出産したにもかかわらず、一難去ってまた一難。授乳とおむつに追い立てられる産婦に、頭痛・無気力・情緒不安定・不眠が襲いかかって来る超展開!

それが、産後のホルモンの変化によっておこるマタニティーブルーです。

ここでは、日光をあびる、大豆製品・乳製品を摂る、歌うなどを対処法として提案しています。

その理由とは?マタニティーブルーについて、症状、原因、対処法をまとめました。



マタニティーブルーとは?

マタニティーブルーは産褥期精神障害(さんじょくきせいしんしょうがい)のひとつ。

※産褥期とは…さんじょくきと読み、産後の体が回復するまでの期間。

分娩後3〜10日頃に、気持ちが沈んだり、無気力になったりしてしまうこと。産婦の約25%~30%が経験するそうです。一過性で、比較的短期間で改善します。

原因は?

出産前後はホルモンの激しい変化が起こります。特に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が急激に減少。

これが、マタニティーブルーの大きな原因であると言われています。

また、コルチゾールというホルモンの減少も原因のひとつではないかという指摘があります。

産後うつに移行する危険性も

マタニティーブルーから産褥期うつに移行する危険性もあります。

マタニティーブルーは産後すぐに始まり、短期で軽快するのに対し、産後うつは産後二・三週間後に始まり、長期に渡ります。

いつまでも気持ちが回復しない時は、産後うつを疑う必要があります。

マタニティーブルーの症状

マタニティーブルーにはどんな症状があるのでしょうか。

情緒不安定

不安、気分の低下、涙もろくなる、焦燥感などがあげられます。

不眠

眠れないという症状も多いようです。産後疲れ、育児疲れ、なのに不眠という負のスパイラル・・・

食欲不振

食欲がない、食べられないのもよくある症状です。

疲労、無気力、倦怠感

常に疲労感がある、だるい、行動が遅い、やる気が出ないといった症状もあります。

頭痛

頭痛に加えて耳鳴りがおこることもあります。

治療は?

ほとんどが短期間で自然軽快します。ですので、薬の処方などは一般的には行われません。



マタニティーブルーの対処法!

自然軽快するといわれてもしんどい我が身。なんとかならないのでしょうか。

神経伝達物質に注目した対処法

マタニティーブルーの大きな原因、それはエストロゲンの減少。

エストロゲンが減少すると、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった感情に大きく作用する神経伝達物質の分泌・活性化に影響をおよぼします。

そこで神経伝達物質に注目したマタニティーブルー対処法をあげてみます。どれも産後すぐでもできそうな、ほんのちょっとしたことばかりです。

セロトニン

セロトニンの分泌は、エストロゲンの減少にともなって同じく減少してしまいます。

心を安定させ、ストレスを軽減する働きをすることから、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン。

減少してしまったセロトニンの分泌量を回復し、増やすことで、不安、不眠、頭痛、ストレスなどの改善が見込めます。

    【対処法】

    朝、日光をあびることで、セロトニンの分泌が促されます。

    セロトニンの分泌のためには、2500ルクス以上の朝の光が必要です。室内灯では足りませんが、日光なら窓際でも2500ルクス以上の光を浴びることができます。

    昼も夜もない新生児との生活ですが、ちょっと手を伸ばしてカーテンを開けてみませんか。

ノルアドレナリン

エストロゲンはノルアドレナリンの活性化に関与しています。ノルアドレナリンが増えすぎるとイライラの原因になりますが、適度な分泌はストレスへの適応と抗うつ作用があります

    【対処法】
    ノルアドレナリンの素となるアミノ酸であるチロシンとフェニルアラニンを摂取しましょう。

    チロシンは、納豆をはじめとする大豆製品、チーズをはじめとする乳製品、たけのこ、・バナナ、アボカド、ピーナツ、かぼちゃの種に多く含まれています。

    フェニルアラニンは、大豆、乳製品、肉や魚、ごま、アーモンド、ピーナツ、そば。

    大豆製品や乳製品を積極的に食べるようにしましょう。

ドーパミン

ドーパミンとエストロゲンの分泌はお互いに作用しあう関係で、一方が増えればもう一方も増えます。

ドーパミンはノルアドレナリンの前段階である前駆体であり、快の感覚、意欲を司っています。

    【対処法】

    ドーパミンを増やすには、運動や笑うことが有効です。そして、歌うことも。子守歌と一緒に、お気に入りの歌を唄ってみましょう。

時が解決

マタニティーブルーは決して異常ではないですし、個人の努力や資質の問題ではありません。たいていは一過性のもので、時が解決してくれます。

無理に元気を出そうとしなくても大丈夫です。

しかし、あまりにつらい時、長く続く時は、医師、助産師、ナースに相談しましょう。


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