命名・名前

昭和元年~63年までの人気の名前ランキング【女の子編】

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ヘアスタイルやファッションに流行があるように、名前にも、その時代を思い起こす流行があります。

20世紀の中核となる時代『昭和』。第二次世界大戦の敗北、その後の改革による変動、まるでひと括りには出来ないほど多くの変化があった時代です。

昭和初期と後期では、名付けに対する思い入れも、流行も随分と異なります。その変遷なくしては、現代の名付けの流行がなかったとも言えるでしょう。

今回は、その昭和を大きく4つに分けて、それぞれに流行した名前をランキング形式でご紹介します!



昭和元年~昭和39年の人気名前ランキング(女の子編)

昭和元年~約40年の間は、子の付く名前が圧倒的な人気を集め、そのランキングは大きく変わりありません。

『子』の付く名前が圧倒的人気!

第1位 幸子
第2位 和子
第3位 恵子
第4位 弘子
第5位 京子
第6位 節子
第7位 文子
第8位 美智子
第9位 信子
第10位 悦子

イメージは『幸せ』が主流!

幸・和・恵・弘という上位にランクインした名前に使われる漢字には、心が寛大で落ち着き、穏やかであるとの意味があります。

中でも『幸子』『和子』『恵子』は、30年間もの長い期間、常に上位を獲得するほどの人気を集める名前でした。「幸せな女の子になってほしい」との願いが顕著に現れる結果ですね。

昭和の日本を象徴する『和』!

文子・千代子・幸子といった名前が大正・昭和の時代に多かった女の子の名前。

昭和に入ってから突然ランクインし、即座に上位へと上り第2位にランクインした『和』については、昭和という年号の影響が大きいでしょう。

また、戦争の終結および平和を願っての心情から、『和』という漢字に思いを託したという背景も伺われます。

また、昭和34年に天皇陛下と皇后美智子さまがご成婚されたことで、一気に『美智子』の名前に注目が集まり、昭和50年代まで、『美智子』『智子』の人気が定着し続けます。

昭和40年~49年の人気名前ランキング(女の子編)

少しずつ『子の付かない名前が見え始めたのは、昭和40年代からです。

『美』の付く名前に注目が!

第1位 由美子
第2位 真由美
第3位 明美
第4位 智子
第5位 洋子
第6位 裕子
第7位 由美
第8位 陽子
第9位 久美子
第10位 幸子

美しいイメージの名前が増加

止め字の定番に、『子』だけでなく『美』が使われるようになりました。また、止め字だけでなく、『由美子』『久美子』など、三文字名前の真ん中にも『美』が使われています。

この時代は高度成長期に当たり、テレビやラジオ、漫画や雑誌が大きく普及しました。雑誌『an・an』の創刊もこの頃です。

メディアの影響により、大きな目や長いまつ毛、カラフルなアイシャドウの女性が見られるようになり、戦後の混乱の中から抜け出し幸せな暮らしが定着、『美しさ』を求める余裕が出てきたのかもしれません。

昭和50年~59年の人気名前ランキング(女の子編)

現代の名付けにおいて、『古風』として見直されている名前も!時代が巡っていることを感じさせる結果となっています。

一文字名前も登場!

第1位 智子
第2位 陽子
第3位 裕子
第4位 久美子
第5位 真由美
第6位 香織
第7位 裕美
第8位 恵
第9位 美穂
第10位 愛

明るさをイメージする名前が上位に!

昭和50年代半ばは、『智子』と『陽子』の名前が1位を争っていました。その他にも、明美・直美といった明るく活発、そして知性をイメージさせる名前が多くありました。

第3位にランクインした『裕子』は、『木綿のハンカチーフ』を大ヒットさせた太田裕美さんの影響もあるかもしれませんね。

ここで第10位に入る『愛』は、この後1位へと上り詰め、不動の人気を誇り続けます。同時に、漢字一文字の名前が人気を集め始めます。



昭和60年~63年の人気名前ランキング(女の子編)

昭和60年~63年の間に、『子』の付く名前はほとんど見られなくなり、一文字名前がぐっと増えています。

愛が堂々の1位!不動の人気を保ち続けます。

第1位 愛
第2位 美穂
第3位 恵
第4位 舞
第5位 麻衣
第6位 彩
第7位 香織
第8位 沙織
第9位 友美
第10位 麻美

『愛』は家族愛の象徴!?

昭和50年代の人口推移統計(厚生労働省)によると、日本の景気が低迷すると同時に、離婚件数が上昇していることがわかっています。

それまでは戦争の影響からか、平和や知性、明るさなど、社会的背景に希望を持っての名前が多かったのですが、この頃からは、両親からの愛情、夫婦の愛情など、『家庭』や『家族』に深い思い入れを持って名付ける方が増えてきたのかもしれませんね。

アイドルの人気にあやかる!?

昭和60年代に入ると、響きが重視された名前が増えています。一文字名前が半数を占め、子の付く名前はひとつも見当たりません。

『舞』や『彩』といった、煌びやかな女性をイメージする名前もありますね。個性を重んじる時代、おしゃれを楽しむ時代に進んでいく現代社会の入り口であったことがわかります。

今後の傾向は!?流行は時代を巡る!?

現代、注目を集めている名前は『古風』や『和』を印象付けるもの。名付けの流行は時代を巡っているのかもしれません。

明治時代に人気だった名前を現代風に!?

明治時代、『フネ』『ハツ』など、カタカナ2文字の名前が一般的でした。その頃は、漢字を書くことのできない人が多かったことも理由のひとつです。

その後に『子』のつく名前が増え、キラキラネームと呼ばれる奇抜かつ斬新な名前の流行を経て、現代はまた、古風さを感じさせる名前に注目が集まり始めています。

流行は時代を巡り、またメディアの影響がとても大きいと感じる方も少なくないはずです。

漢字の名前が一般的であるため、カタカナ名前が流行するとは考え難いものですが、響きが明治時代と同じく『都留(トメ)』『亜沙(アサ)』『季世(きよ)』などといった名前が有名人に増えたとしたら、昭和初期に流行した『子』のつく名前も珍しくない時代が来るかもしれません。

今後数年間~数十年間の名前の変遷が、歴史にどのような足跡を残すのかも楽しみですね!


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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