“琴”や“古都”という熟語から、どこから古風なイメージを感じさせる『ことは』という響き。
さらに、『葉』で終わる名前にすれば、最近人気のある「自然をイメージする名前」にもなります。
『琴葉』は、日本的な情緒が漂う、非常に風流で素敵な名前です。
そんなイメージを保ちつつ、また全く異なるイメージも掘り起こしつつ、様々な印象を与えるたくさんの名前をご紹介したいと思います!
この記事の目次
和の雰囲気を大切にする『ことは』28選
日本の伝統文化に関する漢字を使い、日本らしさを感じる名前をご紹介します。
日本のイメージを意識する”ことは”の漢字と由来
日本のイメージを意識する”ことは”の漢字
琴葉・琴羽・琴派・琴把・琴波・琴端・琴春・琴音羽・古都羽・古都葉・古都波・古都和・古都春・琴和・京羽・京葉・京波・京端・京杷・京初・京春・琴初・古都初・寿葉・寿羽・寿波・寿端・寿杷
日本のイメージを意識する”ことは”の由来
『寿』には“おめでたいこと、お祝い、喜び”という意味があり、とても縁起の良い漢字です。
日本の伝統楽器のひとつである『琴』を使った名前は、和風で古風な印象とともに、伝統を大切にする淑やかな雰囲気も感じられる名前になります。
『古都』は、古い時代に都と位置付けられていた都市のことをいいますが、現在は“歴史的な建物等が残されている場所”という意味に転じて捉えられるようになりました。
世界中に『古都』とされる場所は多々ありますが、特に日本の古都には、京都や鎌倉に代表されるように、伝統や文化、風土等を大切にした、他国には類のない美しさがあります。
「日本の心を大切にする淑やかな女性に育ってほしい」という願いを込めてみてはいかがでしょう。
(他にも、和風な名前を、「女の子の和風な名前283個集めてみた」や「古風でかっこいい女の子の名前を483個集めてみた」で、詳しく紹介しています。)
温かいイメージの『ことは』25選
思いやりや優しさなど、心の温かさを感じる名前をご紹介します。
思いやりをイメージする”ことは”の漢字と由来
思いやりをイメージする”ことは”の漢字
心葉・心永遠・心和・心波・心羽・心都羽・心都葉・思葉・思和・思羽・思波・思端・詞葉・詞羽・詞波・詞和・詞芭・詞環
思いやりをイメージする”ことは”の由来
『思』には、人名用の読み方として『こと』があります。しかしその読み方はとても珍しく使われる頻度が少ないため、とても新鮮な名前に感じられるでしょう。
『心』や『思』は、気持ちが落ち着いた様子や思いやりが深いことを感じられる、とても素敵な漢字です。
『詞』は、『ことば』という読みがあるため、『こと』と使うことができます。
「使う詞のひとつひとつを大切に、思いやりを持って人と接することのできる子に」との由来で名付けると良いでしょう。
大切なものを包み込む意味のある”ことは”の漢字と由来
大切なものを包み込む意味のある”ことは”の漢字
胡永遠・胡永久・湖永久・瑚永遠・湖富羽・瑚東羽・胡十羽
大切なものを包み込む意味のある”ことは”の由来
『胡』を調べると、“顎鬚や・長く垂れ下がった様子・いいかげん”というような、あまり良くない意味が出てくると思います。
しかし、それらは長い歴史の中で転じて生じた意味であり、もともとは“保存・保護”という意味がありました。
左側の『古』は音を表すためのものであり、右側の『月』は、“保存するために多い被せる肉”を表しています。
つまり、「大切に包み込む」というような意味を持って使うことができる素敵な漢字なのです。
『湖』=なくならない水、『瑚』=丈夫な宝石、それぞれ『胡』と同じく「古い物を大切にする」という意味で使うことができます。
女の子に相応しい可愛い『ことは』18選
女の子ならではの漢字を使った名前をご紹介します。
女の子らしさいっぱいの”ことは”の漢字と由来
女の子らしさいっぱいの”ことは”の漢字
琴花・琴華・恋永遠・恋葉・恋都葉・恋都羽・恋羽・小永遠・小都羽・小都花・小都華・恋花・恋華・心都花・心都華・香永遠・香都羽・香都葉
女の子らしさいっぱいの”ことは”の由来
『花・華・恋・小・香』といった、女の子の名前にぴったりの漢字を集めてみました。
「花のように可愛らしい子に」
「女性らしい魅力あふれる女の子に」
という由来で使うことができます。
未来をイメージする『ことは』11選
自分の力で夢を叶える、そんな強さを秘めた名前をご紹介します。
夢をつかむ意味のある”ことは”の漢字と由来
夢をつかむ意味のある”ことは”の漢字
仔都葉・仔十葉・仔飛羽・仔飛葉・采葉・采羽・采悠・采遼・采春・来飛羽・来飛葉
夢をつかむ意味のある”ことは”の由来
『仔』という漢字には、“小さくて細かいもの”の他に、“物事を成し遂げる、やり通す”という立派な意味があります。将来につながる、素敵な漢字であると言えます。
『采』は、現在はきれいな色や美しい姿を意味する漢字と捉えられていますが、もともとは“選び取る、手でつかみ取る”という意味でした。
多くの色や混じった色の中から選び取ることから転じて、現在の意味に至ったのでしょう。
「自分の意思を持ち、夢をつかみ取る子に」
「夢をつかみ、自分らしい色の花を咲かせる子に」
等の由来で使うと素敵ですね。
『ことは』と命名するコツ
平仮名にも、ひとつひとつに意味があります。
ミックス表記という方法も!
『ことは』という響きを漢字にする場合、正しい読みを使おうと考えると二文字で表すことのできる名前は多くありません。
三文字にすると女の子の場合、硬い印象を与えてしまいがちですね。名字とのバランスも考えると、平仮名で表記したり、『こと葉』というように漢字と平仮名をミックスで表記することもできます。
ミックスの名前は珍しく、新鮮な印象を与えるとともに、平仮名の持つ柔らかさを感じることもできます。全体的に丸く、穏かな印象のある名前も素敵ですよね。
ひらがなの意味とは!?
漢字の持つ意味を大切にする名前は素敵ですが、平仮名もまた、それぞれに意味があります。
まず『こ』は、基本形が『己』であり、“すべての要素が凝縮された”という意味があります。「目標に向かい、コツコツと努力を重ねて実現させる」と考えることができます。
次に『と』は、“どっしりと構える土台、おおもと、根っこ”の意味がある『止』から来ている文字で、「自分の本来の姿を見つめる、芯をしっかり持ち大きな成長につなげる」と捉えることができます。
最後に『は』ですが、『波』が基本形です。「感情を上手にコントロールし、人間関係など、様々な物事に上手に対応して行くことができる」という意味があります。
人生を豊かにする素敵な名前を!
子供にとって、名前はこれからの人生を左右するとても大切なものです。
漢字、平仮名、ミックス、それぞれの意味や見た目の印象など、広い視点からじっくりと考え、人生を豊かにする素敵な名前を付けてあげてくださいね!
小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。