とても可愛らしい女の子の名前『なな』。
ななみ・ななえ・ななこ・ななか…というように、語尾に一文字足した名前も定番ですよね。
一文字漢字にすると『七』のみですが、二文字で表記すると様々な名前を作ることができます。
ここでは、二文字で素敵な由来のある『なな』を、イメージごとにご紹介します。
自然をモチーフにした『なな』45選
草木や花のように、すくすくと成長することを願いながら、自然をモチーフにした名前をご紹介します。
草花の成長にちなんだ名前
菜々・菜奈・奈菜・七菜・名菜・菜那・菜成・七花・苗々・七苗・苗菜
『菜の花』『野菜』『一汁一菜』という熟語に使われるように、『菜』には、おかず・野菜という意味があります。女の子に多く使われる漢字でもありますね。
春にキレイに咲く菜の花畑を想像し、可愛らしいイメージで使うのはもちろんですが、体の成長に欠かすことのできない“大切なもの”という由来から名づけることもできます。
また、植物が成長する力強さにちなみ、すくすくと元気に、大きく育ちますようにとの願いを込めて使うのも良いでしょう。
(他にも、花にちなんだ名前を、「誕生月の花言葉から考える女の子の名前!1月~12月まで各月ごと解説」や「女の子の名前に「花の名前」を使った素敵な名前200選」で、詳しく紹介しています。)
果物に関連する名前
梨々・梨菜・奈々・名奈・奈那・成奈・七奈・七梨・奈梨・奈梨・名梨
『奈』は唐梨(ベニリンゴともいう)と呼ばれるバラ科の果物です。
「大」「木」「示」の3つの文字から成り立っており、“大木を祀る”という意味もあります。
さらに、「小」の部分は3本脚を意味しており、どのような場所であっても安定しているという意味でも名付けには最適の漢字です。
『梨』は果物の中でも非常にみずみずしく、甘くて艶やか、かつサッパリとした爽やかな印象があります。
“果物”だけでなく、春先に咲く梨の花は、白くて可愛らしく、清楚な雰囲気があり、女の子の名前にはぴったりの漢字です。
自然の雄大さを表す名前
夏々・夏名・七夏・南夏・南凪・凪々・七凪・七夕・七星・七空・夏空・波七・波々・七波・夏波・波凪・波南・南波・七渚・夏渚・南渚・渚々・渚波
『夏』『南』『波』『渚』は夏の海や空を連想させる、元気で明るいイメージのある漢字ですね。
夏生まれの女の子にはピッタリです。
『凪』は、波が落ち着いた海の様子を表すので、海の雄大さと温和で穏かな印象を持ち合わせます。
七月生まれであれば、七夕にちなんだ名前も趣があって良いと思います。
(他にも、夏にちなんだ名前を、「夏生まれの女の子に「夏を感じさせる」かわいい名前601個集めてみた」で、詳しく紹介しています。)
落ち着いた印象を与える『なな』16選
温和でゆったりと穏かな印象を与える名前をご紹介します。
穏かな意味のある漢字を使う名前
和々・名和・天和・天々・央々・七央・和央・央々・名央・名天・天央・名那・那々・那天・那央・那和
『和』は、訓読みで『なごむ』と読みます。心が和む、その場の雰囲気が和むなど、気持ちが落ち着いた様子を示します。
『央』には“真ん中”という意味があり、「多くの人と関わる中で、人の心に寄り添える女の子に育ってほしい」という由来を持って名付けることができます。
『天』には様々な意味があります。
その中でも「世の中・生まれつき・自然の」という意味にちなんで、「時の流れに任せ、自然体で穏かに」という願いを込めて名付けると素敵ですね。
女の子の名前の留め字としてよく使われる『那』にも、“ゆったりとして、美しい”という素敵な意味があり、おすすめです。
『なな』と命名するコツ
漢字や単語の意味は、良い方向で捉えましょう。
日本人であることを誇りに!
最近は、海外でも通用する名前を!と考えて、子供の名前を付けるご家庭も増えていますね。
外国語で『nana』というと、あまり良い印象を与えない意味が出てくると思います。
しかし、漢字で表記する場合には、漢字ひとつひとつの意味をしっかり理解し、素敵な由来を持って名付ければ何の問題もありません。
漢字にはそれぞれ深い意味があり、それを組み合わせて考える名前は日本人だけの良さ。
そこに誇りを持って、素敵な名前を考えてあげましょうね。
小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。