生後0ヵ月~12ヵ月

赤ちゃんをおんぶして自転車に乗る危険!痛ましい事故から考えること

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ゴールデンウィークも後半に入った2016年5月6日。何とも痛ましいニュースが飛び込んできました。

生後7ヶ月の赤ちゃんをおんぶした母親が、自転車で道路を横断中に乗用車と接触して転倒。

頭を強打した赤ちゃんが、亡くなってしまったという事故。

赤ちゃんをおんぶして自転車に乗ることは、道路交通法上、問題はなかったのでしょうか。

事故について詳しく知り、この問題について考えてみましょう。



事故の詳細

80bicycle

事故があったのは、東京 国分寺市東戸倉。

母親は33歳女性。生後7ヶ月の息子をおんぶしていました。

現場は片側一車線の府中街道。横断歩道はなく、事故当時、信号待ちの車で片側は渋滞していました。

数十メートル先には横断歩道があったものの、母親は信号も横断歩道もない道路を横断。

渋滞で止まっている車から対向車線に出るためセンターラインを越えた時、走ってきた車に衝突。

自転車は横転し、母親は軽いケガを負いました。

その時赤ちゃんは、母親の背中で頭を強打。

心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後、残念ながら死亡しました。

Twitterでの様々な意見

道路交通法上おんぶで自転車は違法?

この母親の行為は、法律的に違反していたのでしょうか。

事故がおこった東京都の道路交通規則では、

「16歳以上の人が、6歳未満の幼児1人をおんぶひもなどで背負って自転車に乗ることができる」

と定められています。

もう一人子供を乗せた3人乗りの場合は、おんぶがNGになる県もあるなど、都道府県ごとに対応が分かれますが、この場合は母子二人だったので、道路交通法上は問題はなかったと言えます。

ただし、抱っこひもなどを使って子どもを体の前に抱いて自転車に乗ることは認められていません。



おんぶして自転車に乗る危険性

法律上問題がないとはいえ、今回事故が起きたことにより、子供をおんぶして自転車に乗る危険性が浮上してきました。

東京工業大学・鈴木美緒助教は次のように語っています。

「お子さんを背負っているということで、自転車に乗っているその方自体の重心が高くなっているというのが、ふらつきやすくなっている原因だったと思います」

出典:フジテレビ系FNNニュース

自転車をこぎ始める時のシュミレーションで、車体が5度傾くと、おんぶしている場合はおんぶしていない時より1.16倍の力で傾いた方に引っ張られる、という実験結果も出ているそうです。

ふらつきやすくなる、ということは、今回のような車への接触外にも、ちょっとした段差につまづいたり、子供が動き出したりするなどで、バランスを崩しやすくなるということです。

今回の事故により、この問題点が明らかになりました。

ヘルメットの必要性

今、自転車に乗っているお子さんは、必ずヘルメットをかぶっています。

それは、平成20年に13歳未満の自転車でのヘルメット着用が義務付けられたからです。

自転車事故のダメージを受ける割合のうち、6割が頭部という調査結果もあります。

頭部を打った場合、ケガだけでは済まず、今回のように打ちどころが悪いと亡くなってしまったり、その後の生活に支障をきたす重大なダメージを受ける場合があるのです。

法律的にはヘルメットなしでも赤ちゃんをおんぶでして自転車に乗ることが問題なくても、安全上は、自転車に乗る限りはヘルメットをつけた方がよいと言えます。

ただし、現段階では、乳児用のヘルメットは製造されておらず、対象年齢は1歳からになっています。

まだ首が座って間もない赤ちゃんに、数百グラムあるヘルメットは首への負担になるという面もあります。

1歳を過ぎ、体つきがしっかりしてきてヘルメットをつけることができるようになれば、自転車の子供用のシートの前側から乗り始めることができます。

どうしても自転車に乗る場合に注意すべき点

赤ちゃんがいて自転車を使う必要が出てくるのが、上の子の保育園や習い事での送迎。

駐車スペースがない場合もあり、手軽に連れていける自転車はママの必需品でもあります。

どうしてもそれしか手段がない、という場合、最低限、速度を十分に落として、いつも以上に慎重になることが求められます。

自分一人で自転車を乗時と同じスピードでは、急な事態に対処できません。もしもの時にすぐに対応できるよう減速するのは必須です。

また、今回の事故において、せめて母親が自転車に乗ったままではなく降りて歩いて渡っていれば、反対車線に飛び出すことなく、迫ってくる車に気づけたかもしれません。

減速する。危ない道は避ける。危険を感じるところでは自転車から降りて歩く。

そんな基本的な事柄を、一つ一つしっかりと守っていかなければなりません。

だれもがわかりすぎるぐらいわかっていることですが、「ちょっとぐらい」の気のゆるみが、今回のような悲しい結果を招くことになります。

危険予測の意識を持つ

車の免許を持っている人は、教習場で「危険予測」について学び、心がけながら運転しています。

この「危険予測」が、ママが子供を連れて外に出る時にはとても重要になります。

常に「赤ちゃんにとって危険はないか」と、ママが危険予測の意識を持つことで、行動が変わってくるからです。

ヘルメットの件でもわかるように、危険な実態がありながらも、法整備がまだ追いつかないこともあります。

ママがどれだけ危険を想像し、自己防衛しておくかに、お子さんの命もかかっているのです。

明日はあなたの身にも起こるかもしれない

今回の事故は、決して他人事ではありません。

子育て中のママにとって、自転車も車も、子供を連れてお出かけする場合の大切な手段です。

急いでいて、赤ちゃんをおんぶしたまま自転車で道を渡ってしまう人にも、普通に道路を車で走行中、飛び出してきた自転車をはねてしまう人にも、どちらにもなる可能性があります。

明日はあなたが加害者や被害者にならないように、危険予測の意識を持ち、子供の安全を第一に考えた行動を日頃から心がけておくことが大切です。

そして、亡くなった赤ちゃんのご冥福を心からお祈り致します。


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この記事を書いたママ

りぃ

中2娘と6年息子の母です。成長した子供と友達のように話せる今は人生の黄金期!大変な幼児期を乗り越えたからこそ見えることをお伝えしていきます。

トップ画像出典: kimotokun.hatenablog.com

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