育児の悩み・疑問

反抗期がない子供は将来反動がでるのか?反抗期の必要性とは?

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

娘は小学三年生。現在、生まれてから何度目かの反抗期です。

反抗期なんて遠い国のおとぎ話であって貰いたいというのが本音ですが、成長には絶対必要だという識者の意見もよく目にします。

そんなに必要なら、その必要性をずらっと並べてみようじゃないか。そしてこの反抗期を乗り切ってやろうじゃないか。

そんな気持ちで、反抗期の必要性と将来への影響をまとめてみます。



脳科学的に捉える反抗期

脳科学の分野から反抗期を考えてみましょう。

脳の三つの発達段階

脳科学者である中野信子さんによると、

思いやりの領域=眼窩前頭皮質(がんかぜんとうひしつ)

合理性の判断の領域=背外側部

社会性の領域=上側頭部

といった共感・意思決定・社会的行動に関する機能は発達が遅く、思春期以降~25歳くらいまでゆっくりと成熟していくそうです。

反抗期はその発達段階。

発達段階の脳に必要な刺激、つまりコミュニケーションを多くの相手ととること、多様な価値観に触れることが大切だとしています。

反抗期なんて無い?

一方で同じく脳科学者の澤口俊之さんによると、脳科学的にはごく一部のケースをのぞき科学的には反抗期なんて無いと言います。

というのも、反抗期と呼称されているものは正常な脳の発達段階だからです。

たとえば「魔の二歳児」と言われる第一次反抗期も、脳のコントロール能力が急速に発達したからであって、むしろ脳の成長を喜ぶべきなんだとか。

この第一次反抗期の段階で必要なのは、友人との遊びによるコミュニケーション、そしてしつけだそうです。

反抗期は自立の証

いずれも、反抗期は正常な脳の発達段階であり、必要なものであると言うことです。

確かに、脳が発達しこどもが自分でなんでもやりたがる二歳頃に第一次反抗期、精神的に大人に近づく思春期に第二次反抗期がやってきます。

反抗期は自立のサイン。こどもがやる気になっているチャンスの時期であるともとらえられるのかもしれません。

反抗期の後には

反抗期を経て、こどもは自立していきます。親との関係も、縦から横へ、パートナーの関係に変化します。

自分の意志を持つことが出来るようになります。自分の意志を持つことで、自信や自分の価値を見いだしていきます。



反抗期が無い若者

マイナビが運営する新社会人応援サイトフレッシャーズの会員200人にアンケートを行ったところ、47%が「反抗期は無かった」と回答したそうです。

どういうことなのでしょうか。この調査について、心理カウンセラーの河合一孝さんがこう解説しています。

我慢でやり過ごす

ひとつめにあげられるのは、我慢で自立をやり過ごしてしまうパターン。

兄姉の反抗期を見ていたり、厳しい家庭だったりすると「我慢すれば人生がうまくいく」と覚えてしまうことがあります。

我慢することで自立をしていくため、反抗期らしい目立った特徴や自覚無く終わります。

我慢でやり過ごして、大人になってからの影響は?

この場合、我慢して抑え込んでいただけなので本当には自立できていないこともありえるそうです。

こうなると、 大人になってから反抗期になることもあるそうです。

親との不仲、疎遠、親の期待に沿いたくないという気持ちから結婚や就職を避ける、破滅型の行動、パートナーへの反抗。

我慢して反抗期を抑え込んでいると、これらの危険性があります。

べったりで終わる

もうひとつは、べったりパターン。

自立する必要のない環境でいると、自立のために反抗する必要もないので、一見おだやかに過ぎていくのです。

べったりの、大人になってからの影響は?

この場合、大人になっても自立できていないという問題が残ります。親離れができないままになってしまうのです。

反抗期にしてはいけないこと

反抗期の必要性はわかってきました。わかってきましたが、それでも親はつらいものです。

そこで、せめてしてはいけないことだけでも肝に命じておきたいものです。

魔の二歳児

否定的な言葉で叱りつけると自己肯定感が育たなくなるそうです。

やってみたい、という意志を認めてあげる、一旦は気持ちを受け止めてあげることが大切。

ただし、人を傷つけるようなこと、危険なことについてはしっかりとしつける必要があります。

小学生

低学年のうちは、反論できないほどこてんぱんにやりこめるのは逆効果。

倍々ゲームに発展します。交換条件をつけてのしつけも、見返り目当てになるだけです。

中学年、高学年からは、見守ったり受け入れることも必要です。過度の干渉、失敗の指摘、否定、話を聞かない、などはしてはいけません。

中学生

中学生以降は、本格的な自立に向けた反抗期。対立、過干渉ではなく、むしろ放任しておいたほうがよいということです。

まとめ

ここまで書きましたが、正直、それでも反抗期は苦痛ですし、そんなにうまく対処できる気なんてまったくしてきません。

それならば、親である私自身も反抗期。私も息抜きや新しい趣味をどんどん見つけて、こどもから自立していくしか無さそうです。

【関連記事】
言うこと聞かない…5歳児の反抗期の対処法

中間反抗期の小学生に親が気を付けるべき言動とは?


お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします