家族の実話エピソード

ドラマ「ぼくのいのち」生存率0%の病気と戦った家族の奮闘記から学べるポイント5つ

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2016年3月23日に日本テレビ系で放送されたスペシャルドラマ『ぼくのいのち~生存率0%の病と闘った、ある家族の物語。』

我が子がもしも病気になって、生存率0%と言われてしまったら、自分はどうするだろうか。

このドラマを観て、そんな風に考えたママもいらっしゃるのではないでしょうか。

実話を元にしたしっかりとしたストーリーと、子役も含めて実力派の俳優陣が熱のこもった演技を繰り広げ、心に深く残る作品となりました。

その中に、家族が窮地に陥った時にどうすればいいのか、学べる点がたくさんあったので、ご紹介していきます。

※この記事にはドラマの結末も含まれているので、まだ録画を見ていない方や、結末を知りたくないという方は、スルーして下さいね。



ストーリー~実話に基づいたフィクション

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このドラマは、実話をもとにして構成されたフィクションです。

5人家族で幸せに暮らしていた4歳の川田祐平くんは、100万人に一人というガンの一種である「胚芽腫」にかかります。

治療のために、母から生体肝移植を行うことを決意。

一度は回復したものの、手術後、ガンが再発。

「再発した場合の生存率は0%」と医師から告げられた両親が、どう困難と立ち向かっていくのかを描いたドラマになっています。

細かな設定や台詞などはフィクションが入っていますが、祐平くんがICUでも気丈に「アイーン」(志村けんのギャグ)をするところや、手術前に祐平くんが幼稚園の運動会で走ったり、両親が医師に治療方法を提案をするところも、すべて実話だそうです。

「涙なしには見られない」感動の声が続々

家族が窮地に陥った時に学べる点5つ

このドラマの中には、家族が窮地に陥った時にどうするべきか、学ぶべき点がたくさんありました。

学べるポイント①「ママ、泣いてたら元気にならないよ」

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病院で一人で過ごさなくてはならず、淋しくて泣いている祐平くんに、木村佳乃さん演じる母美智代さんが「泣いていたら元気にならないよ」と言ってあげていました。

ママの言葉を聞き、病気と戦うことを決意した祐平くん。

強くなった祐平くんは、今度はママが泣いている時に、この言葉をかけるてあげます。

「ママ、泣いてたら元気にならないよ」

4歳の祐平くんの大人びたような笑顔とこの言葉が、このドラマの一番の泣かせどころでした。

病気になった子供が一番つらい思いをしている。だから母が強くならなければならない。そう自分を追い詰めてしまうこともあります。

でも、実際には子どもと親といっても人対人。子供の何気ない言葉から、親が励まされることもあるのです。

窮地に陥った時こそ、周りの素直な言葉に耳を傾け、助け合える気持ちを持つことが大切だということを、このシーンに学びました。

学べるポイント②夫婦で納得いくまでケンカする

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母親役の木村佳乃さんと父親役の北村一輝さんは、とにかく「リアルな夫婦」に見えるよう、過剰な演技をおさえ、両親の気持ちになりきって演じていたそうです。

息子の病気の発覚、生存率0%という残酷な告知、そして再発。次々に起こる困難に、いつもは明るい母も、時に泣き、時に悲観的になり、夫とぶつかります。

その時、二人は思いっきり言いたいことを言い合い、ケンカをするのです。

子供の前ではそんな姿が見せられないからこそ、二人っきりになった時に本音をぶつけあう。

でも、最後には夫婦二人で抱き合って喜ぶ姿を見て、祐平くんが「恋人同士みたい」とからかうほど仲の良い二人。

本音をぶつけあったからこそ、困難を乗り越え、絆が更に深まることがある。納得がいくまでケンカすることも、時には必要なのです。



学べるポイント③他人の言葉を鵜呑みにせず、自分たちの考え方を貫く

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生体肝移植後、再発した場合の生存率は0%と医師から告げられる祐平くんの両親。

0%とは、再発した場合2年以内にすべての患者が死亡している、という残酷な数字なのです。

普通の両親であれば、ここで諦めてしまうでしょう。

ただ、川田夫妻は、悩みぬいた末に、ある決断を下します。

まだ当時例のなかった方法で、生体肝移植後に大量の抗癌剤を投与し、その後、自家末梢血幹細胞移植するというものです。

一縷の望みはあるものの、成功例もなく、死の危険を伴うこの治療方法をとるという時、母は医師にこう伝えます。

「生存率ってなんですか。あの子の病気が治ったら、0%から何十%かにあがるんですか。

祐平は、データの数字を上げるために病気を治すわけではありません。

あの子に生存率なんて関係ない。

私たちは、あの子の命を、生きる力を信じます」

一番我が子を見てきているのはママです。人の言葉に左右されず、自分の信じることを基準に決断を下すことも大切です。

「この子には生きる力がある」と信じ抜いた祐平くんの両親。

強い心が、時に私たちに奇跡を見せてくれるのです。

学べるポイント④子供が困難と戦いやすい伝え方をする

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「あなたはガンで、手術しなければならないの」

「抗がん剤の副作用で、髪が抜けてしまうの」

子供はそう言われても何のことかわからず、ただ恐怖だけが先に立ってしまうことでしょう。

ドラマの中で、祐平くんのお父さんお母さんは、子供にわかりやすいように

「祐平のお腹の中には悪い虫さんがいるから、それをやっつけよう!」

と伝えます。

また、丸刈りのベッカムの写真を見せて

「今から父ちゃんが祐平をベッカムにしてやる!かっこいいぞ!」

と、髪を剃ることもかっこいいイメージとして伝えて、子供の心理的な抵抗を和らげています。

それを聞いてお兄ちゃんも一緒に髪を剃ることになり、家族で祐平くんの気持ちを支えていました。

単なる言葉だけの問題ではなく、心から明るく笑っていられることがポイント。

子供がどうしたらいいのか、子供の目線で伝えると、子供も困難に立ち向かいやすくなります。

これは普段の生活でも、役立つポイントと言えます。

学べるポイント⑤大変な時こそ他の兄弟にも目を向ける

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ドラマの中で、祐平くんの手術をどうすればいいのか悩んでいる母の元へ、兄の真人くんが幼稚園の友達をケガさせたという連絡が入ります。

それでも謝らない真人くんを、お母さんはつい叩いてしまいます。

でも、真人くんは友達から「祐平くんが死んでしまうんじゃないか」と言われたことに腹をたてたことを担任の先生から聞き、謝るお母さん。

兄といってもまだ幼稚園児です。弟が心配な気持ちがあっても、まだまだ自分で自分をうまくコントロールできず、行き過ぎることもあります。

家族の誰かが窮地の時には、他の誰かが知らず知らずのうちにガマンしていることがあります。

大変な時こそ、他の兄弟がどんな思いをしているのかを、考えることが大切。

難しいことですが、だからこそ、忘れずに心にとどめておきたいことです。

ドラマの結末~担当医のつぶやき「君は強いな」

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数々の困難を乗り越えてきた祐平くんとその家族。

危険を伴った自家末梢血幹細胞移植は、無事成功。

ドラマの中では佐々木蔵之介さん演じる肝臓移植の権威の先生は、始終無表情で「生存率0%」を何度も口にするのですが、最後には、祐平くんの生命力に感服。

治療後、丁寧に「ありがとうございました」という彼に、先生は

「君は強いな」

とつぶやいて、微笑みかけます。

そして先生は、両親に厳しいことばかり言ったことを謝って、こう言います。

「祐平くんに、生存率などという言葉は不要でした」

生存率0%というデータと、それにとらわれている医師の躊躇。

そんなものを吹き飛ばすほどの祐平くんの強さがあってこそ、初の成功例となりました。

気になる祐平くんのその後は

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このドラマの元になったのは、実在の川口祐典さん。

幼いころ時に過酷な経験をしましたが、その後元気に成長し、現在は高校生となって、青春を謳歌している姿がドラマの最後に放送されていました。

ドラマ放送後、ご本人がツイッターでメッセージを送っています。

ドラマから学ぶことが道標に

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子供を持つと、ドラマの何気ない一言にも、自分と重ねあわせて心打たれることがあります。

何気なく見て「泣けるドラマだったな」で終わらず、もしも自分が窮地に陥った場合、どんな風に考えたらいいのか、どんな行動をとればいいのか、自分に置き換えて考え、たくさんの学べるポイントを心にしまっておきましょう。

それが、あなたとお子さんにとって、いつか未来を示す道標になってくれるかもしれません。


この記事を書いたママ

りぃ

中1娘と5年息子の母です。成長した子供と友達のように話せる今は人生の黄金期!大変な幼児期を乗り越えたからこそ見えることをお伝えしていきます。

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