幼稚園・保育園

「保育園落ちた日本死ね」匿名blog問題

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「保育園落ちた日本死ね」匿名blogが話題になり、国会にも取り上げられました。

この問題についてまとめてみます。



「保育園落ちた日本死ね」匿名blogがアップされる

きっかけはとある匿名による2月15日のblog投稿でした。

かなり乱暴な言葉ですが、保育園に入れない怒りを率直に綴ったものでした。

2月18日以降は、blogに追記する形で貼られたリンク先のTwitterで発言を続けています。

出典:https://mobile.twitter.com/hoikuenochita

保育園落ちた、日本死ね

何なんだよ日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。

子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?何が少子化だよクソ。

子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからwって言ってて子供産むやつなんかいねーよ。不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ。

オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ。有名なデザイナーに払う金あるなら保育園作れよ。どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ。ふざけんな日本。

保育園増やせないなら児童手当20万にしろよ。保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。
国が子供産ませないでどうすんだよ。

金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全てを無償にしろよ。不倫したり賄賂受け取ったりウチワ作ってるやつ見繕って国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ。

まじいい加減にしろ日本。
出典:http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

その反響

この意見には多くのお母様方の共感を呼びました。

Twitter、blogで多く取り上げられ、ニュースサイトにも掲載されることになりました。

ついに国会へ

そしてついに、国会で議論されることに。

2月29日の衆院予算委員会で山尾志桜里議員が匿名blogを読み上げ、この問題を取り上げました。

これに対し安倍晋三首相は「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」「日本死ねというのは別だが、大変残念な苦しい思いをしている人がたくさんいることは承知している」と答えました。

野次と本当に女性が書いたのか?発言

国会での質問時に、野次が飛んだこともこの問題を大きくしました。

その後、3月10日のテレビ番組で、野次を飛ばした一人・平沢勝栄議員が野次については謝罪したものの、「これ、本当に女性が書いた文章なんですかね」と発言し、さらに火に油を注ぐこととなりました。



Twitterハッシュタグ「#保育園落ちたの私だ」

「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」という首相の言葉は、お母様方を非常に残念がらせました。

ならば・・・と当事者達が手を挙げ始めます。

それがTwitterのハッシュタグ「#保育園落ちたの私だ」。

保育所に落ちたことを実際にSNS上でアピールし、「今ここで起きている危機」であることを現場から伝え始めたのです。

現在では「#保育園落ちたの 私と私の仲間だ」もあります。

もう諦めて退職したお母様、退職せざるをえなかったお母様、かつての待機児童のお母様などがこのハッシュタグでアピールされています。

スタンディング

さらに3月4日、国会前でのスタンディングも実行されました。

「#私だ」のプラカードを持って、ベビーカーを押したお母様が国会前に集まったのです。

しかし、その場は一般的なデモのような行進もシュプレヒコールもなく、雑談とただ立つだけがほとんどだったと言います。

あくまで保育園に落ちた私の実在をアピールするためのスタンディングだったようです。

署名活動

SNSを通じた署名活動の賛同者は3月8日までに2万5000人以上集まっています。

#保育園落ちたけど政治利用されるのはごめんだ

一方で、こんなハッシュタグも登場。

#保育園落ちたけど政治利用されるのはごめんだ

国会での議論、スタンディングへの応援に、だんだんと政党同士のかけひきや思想信条による運動がからんでくるようになります。

こうなると、問題の本質がぼやけてしまいます。

このハッシュタグは、純粋に「保育園に入れたい」という本質を見失わないために生まれたものです。

blogを書いた本人がインタビューに答える

とうとう匿名blogを書いた本人が登場。

3月10日、メールでの取材に答える形で、本人によるコメントが発表されたのです。

    「東京都内の30代前半、事務職の正社員の女性で、夫と間もなく1歳になる男児の3人家族」

    「4月に復職予定であったのに保育所に不承諾だった」

    「暗い保活」

    「生活がかかっていた」

    「保育所の不承諾通知を受け取ったあと数分で書いた」

    「大勢の人に見られるということを意識していなかった」

    「正直、反応の大きさに驚いている」

と話しています。

ともかく、匿名ではありますが本人が実在し、実際起こっているか確認ができたわけです。

潜在保育士の活躍を

3月7日の参院予算委員会で塩崎恭久厚生労働相は、「ベビーシッターを含めた保育の現場で活躍してもらうことが重要だ」とし、有資格者でありながら現在は保育士として働いていない潜在保育士の活躍が必要であると発言しました。

3月11日には、政府により、保育士の給与を少なくとも2%増加させることを含めた待機児童解消への追加対策の検討が始まりました。

現在、保育士の給与は全職種平均より11万円も安く、離職率が高く復職率が低くなっています。

給与の引き上げにより、潜在保育士の活躍を促そうという物ですが、もともとの給与が低いため、充分でないとの声もあがっています。

本質を見失わずに

大切なのはこども達です。本質を見失わずに、考えるべき問題だと強く思います。


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