出産

日本とは違う!?香港の出産事情ってどんな感じ?

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母親同士で盛り上がる鉄板の話題のひとつ、出産事情。

国内、いや都内限定でもずいぶん違って驚かされるものです。海外で出産した方のお話には、さらに驚くことがいっぱい。

ということで、日本からも多くの駐在員がいる、香港の出産事情について調べてみました。



日本とはここが違う!

日本と香港の出産事情、こんなところが違います。

公立か私立か、それが問題だ

香港の出産での一番の特徴は、私立病院を選ぶか公立病院を選ぶかが非常に重要な選択肢であること。

特に、公立病院を選ぶと、香港のIDカードさえあればほとんど費用がかからない代わりに、検尿のカップさえ自前で用意するほど、検診から出産までのすべてがセルフサービスです。

出産準備品が高い

物価の高い香港。ベビー用品やマタニティ用品、産後のケア用品も例外ではないようです。

デザインも日本人好みとは言えないようで。ベビー用品等は日本で購入するか送ってもらうかがおすすめなんだそうです。

産休は10週間

ワーキングマザーの多い香港。産休制度はどうなっているのでしょうか。

政府の定める産休は出産予定日を間に入れて、10週間。そのうちの6週間は産後に取るように決められています。

つまり、産前2週間~4週間前からしか休むことができず、産後6週間~8週間後には職場復帰しなくてはなりません。

日本の産休が14週間もあり、一年間の育児休業給付金が出ることを考えれば香港のワーキングマザーは相当にハードだと言えそうです。

ショートステイ

産休が短ければ、入院も短い香港。 日本では一週間の入院期間がありますが、これは世界的に見てかなり長い方。

無痛分娩が普及していないこと、体格的に産後の回復が遅いことが理由のようです。

香港では基本は二泊、帝王切開でも三泊か四泊しか入院しないショートステイです。

退院直後の新生児健診

退院がはやいので、日本では入院中にある新生児検診も病院に連れて行かなくてはなりません。

お宮参りまで外には出さないなどという風習のある日本とは随分違います。

風水で帝王切開

風習と言えばこんなことも。風水思想が重んじられている香港では、風水的に良い日や時間に産みたいと希望する人も多いそうです。

そのため、風水のための帝王切開もあるのだとか。

産後は

十分な回復を待って退院し、産後は里帰りをしたり実母が来てくれることの多い日本。育児休暇もあります。

一方、ショートステイで産休の短い香港。中流以上の家庭ではアマと呼ばれる専門のお手伝いさんが住み込みでお世話してくれることが一般的なのだそうです。

入院食はおかゆメイン

入院食はおかゆメイン。日本のふりかけが活躍するそうです。

多民族に対応して、食べられるものなど細かく聞かれるのは香港らしいところです。

出産費用

出産費用は公立病院と私立病院で大幅に異なります。

私立病院がだいたい70万円~150万円かかるのに対して、公立病院はベッド代金×入院日数くらいしかかかりません。

日本円で5000円くらい。これは、18週間以上香港に滞在する11歳以上の人間なら貰える香港IDがあれば外国人でも同じです。

日本の出産費用が平均45万円で、そこから控除や出産一時金などがあるとしても、香港の出産費用はその物価の高さから考えて破格と言えそうです。



公立病院の場合

香港の公立病院の場合を見てみましょう。

言語

英語、広東語、普通語(中国の公用言語)。

とはいえ、病院によっては日本語の通訳者がついたり、ドクターは英語でもナースは広東語のほうが通じやすいなどかなり開きがあるようです。

技術

リーズナブルですが、技術的にはむしろ評価が高いのは公立病院の方です。

私立病院で緊急事態が発生した際の搬送先は公立病院であることからもそれがわかります。

検診

日本では3Dエコーで赤ちゃんの顔、さらには4Dエコーで赤ちゃんの動きまでくっきり視ることができる病院が人気。

香港の公立病院の検診では無料ですが超音波検診の回数は少なく、触診メイン。

そのため自費で私立病院の検診も受けたほうが良いと現地では言われているそうです。

産前講習

日本の病院にある母親講座。香港も産前講習があるそうです。

任意となっていてもこれにでていないと知ることができない情報があったり、ほぼ必須。立ち会い出産可能な病院で希望する場合は必須です。

持ち物

検診から出産、産後までのほぼすべての品は自分で用意し、持参します。トイレットペーパーも持参です!

設備

病院によって違いはありますが、日本人のイメージする清潔、きれいというのは難しいようです。シーツは自分で換える病院が多いようです。

マイナス点

とにかく融通がきかないこと。無痛分娩を希望していても、タイミング良く麻酔医の空きがなければそのまま出産となります。

計画分娩のための帝王切開はありません。

私立病院の場合

では、私立病院はどうでしょうか。

スケジュールを選べる私立病院

風水のために出産に関する日時を気にする人も多い香港。希望の出産日のために計画分娩のできる私立病院を選ぶ人もいるそうです。

私立病院なら麻酔医を予約できるので、自分のスケジュールで無痛の処置が受けられます。

充実のサービス

私立病院のメリットはスケジュールだけではありません。約100万円~と言われる私立病院。

まるでホテルのようなサービスが得られるというのが最大の特徴でメリットです。

日本の病院にもある「手ぶら入院セット」のように、入院中のものは病院が用意してくれます。

おいしい食事、きれいな個室

公立病院では相部屋ですが、私立病院では個室も選べます。日本人にとって、ここは大きいのではないでしょうか。

日本の病院でも、豪華なお祝膳が話題になったりしますが、香港でも私立病院はメニューに工夫を凝らしているようです。

日本語も?

基本は英語、広東語、普通語。しかし病院によっては日本語の通じる病院もあるそうです。

ドクターが病院に来るシステム

日本と大幅に違うのがここではないでしょうか。検診はドクターのクリニックで受けます。

そして、出産の際に入院する病院にドクターが来て、出産となります。

検診

ドクターのクリニックでの検診は超音波検診が毎回あり、日本とあまりかわらない感じです。

予約制でも待ち時間の長い公立病院の検診と異なり、待たされることはありません。

マイナス点

高額である上、日本と違い補助が全くないこと。食事は美味しい!という話も、お値段程では・・・という話も、どちらも聞きました。

越境出産

香港の出産事情で特徴的なのが、この問題。返還後の香港では「一国二制度」として、中国本土とは異なる市民権があります。

将来的な移住、旅行をする場合に有利な香港のパスポートを我が子に、と中国本土から越境出産する妊婦さんが大勢いるのです。

一時は越境出産のためのベッド不足が社会問題になったほど。

現在は公立病院を中心に取り締まりが行われていますが、私立病院の個室は中国本土の富裕層ばかりという話も聞こえています。

爆泊、爆買い、そして爆産みといったところでしょうか。

ところかわれば

私は香港の私立病院で多いと言われる計画無痛分娩での出産を日本でしました。

計画無痛分娩なので、似たような体験はあるかなと思っていましたが、ドクターが病院に来るなど違うことばかりで、驚きでした。

「ところかわれば。」この言葉を改めて実感しました。


この記事を書いたママ

厥日績

ゆったり系私立小学校へ通う娘とゆったり生活中のマイペースな専業主婦です。

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