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アメリカは年間80万人の子供が行方不明になっていた!その理由とは?

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アメリカでは年間になんと80万人もの子どもたちが行方不明になっているのだそうです。

確かに、牛乳パックの行方不明者広告は有名です。あまりに多すぎるその数字。

誰しもその原因が気になるのではないでしょうか。



年間約80万人、一日約2000人

2013年のこちらのニュース記事。


”Missing Children in America: Unsolved Cases – ABC News”
出典:abcnews.go.com

”Missing Children Fast Facts”
出典:edition.cnn.com


これらの記事にあるように、National Center for Missing and Exploited Children(NCMEC)によるとおおよそ年間80万人の児童が行方不明となり、つまり一日あたりだいたい2000人の行方不明児童がでているというのです。

うち、 203900人は家族による拉致、58200人が親戚でない人物による拉致、115人は見知らぬ他人による誘拐でした。

FBIによると

FBIのNational Crime Information Center(NCIC)によれば、2014年にNCICに登録された行方不明児童は466949人、2015年は460699人でした。

アメリカ司法省の調査

こちらはアメリカ司法省の調査です。
National Estimates of Missing Children: An Overview

出典:ncjrs.gov

この資料では、保護者が居場所を把握していない行方不明児童(caretaker missing)、届け出があった行方不明児童(reported missing)の二つの視点から分析しています。

1999年、届け出の有無に関わらず保護者が居場所を把握していない行方不明児童は1315600人、届け出があった行方不明児童は797500人となっています。

行方不明の理由を見ていきましょう。

家族以外による誘拐

保護者が居場所を把握していない行方不明児童中 33000人

届け出のあった行方不明児童中 12100人

これは意外にパーセンテージとしては低いと言えます。しかし、人数とすればやはり多いといえるので、行方不明児童全体の多さに改めて驚かされます。

在米邦人blogで知ったのですが、アメリカには「アンバーアラート」という警報システムがあるそうです。(逆に冒頭の牛乳パックのプログラムは終了しているそうです)

誘拐事件が起きると、即座にテレビ、ラジオ、ハイウェイの電光掲示板、インターネット、携帯電話に配信される警報のことで、他人による誘拐事件の犠牲となった少女の名前「アンバー」を由来としています。

このようなシステムが必要とされるのがアメリカの現状であると、blogは締められていました。

家族による誘拐

保護者が居場所を把握していない行方不明児童中 117200人

届け出のあった行方不明児童中 56500人

離婚率の高いアメリカ。保護者が居場所を把握していない行方不明児童のうち1/10は、家族による誘拐です。

1932年に制定された連邦誘拐法では、親による拉致は誘拐と見なされていませんでした。

また州法の違いを利用して、自分にとって都合の良い州へとこどもを連れ去ることで、離婚後のこどもの拉致も合法化できたのです。

そこで、1968年にThe Uniform Child-Custody Jurisdiction and Enforcement Act=子どもの親権の扱いを統一する法律案(UCCJA)が登場。

現在では、重大な犯罪とし、厳罰の対象となっています。

多くは愛情によるものではなく、離婚した相手への復讐であるケース。拉致後は23%のこどもが身体的虐待を受けていたそうです。

家出/捨て子

保護者が居場所を把握していない行方不明児童中 628900人

届け出のあった行方不明児童中 357600人

不況のために、家出をしたり家族に捨てられたこども達もいます。その数、全体の約半分。

そして、その多くは性的搾取をはじめとした、危険な状態においこまれていくことも多いのです。

家出の場合、誘拐の犠牲者ではないため捜索システムの網からこぼれ落ちやすいと指摘するジャーナリストもいます。

不随意な失踪

保護者が居場所を把握していない行方不明児童中 198300人

届け出のあった行方不明児童中 61900人

保護者が居場所を把握していない行方不明児童のうち15%が不随意の失踪です。

悪意の無かったケース、その他

保護者が居場所を把握していない行方不明児童中 374700人

届け出のあった行方不明児童中 340500人

保護者が居場所を把握していない行方不明児童のうち、全体の1/4が悪意のない行方不明という結果でした。行き違い、誤解などです。

悪魔崇拝の犠牲?

こんな形で行方不明のこども達の数の多さに説明をつけようという人々もいるようです。

検索「アメリカ 行方不明」

Googleで「アメリカ 行方不明」を検索すると・・・なぜか悪魔崇拝、儀式、などの文字が並ぶページが並びます。

主に、フリーメーソン、ボヘミアンクラブ(いずれも秘密結社的性格をもつ社交クラブ)、イルミナティ(かつての秘密結社)などがそのような目的で児童誘拐をしているというもので、ローマカトリックやエリザベス女王までもが登場することもあります!

陰謀論

陰謀論(いんぼうろん)または陰謀説(いんぼうせつ)とは、ある出来事について、広く人々に認められている事実や背景とは別に、何らかの陰謀や策謀があるとする意見を指す名称である。(出典:wikipedia.org/

儀式を行っているとされるフリーメーソン、ボヘミアンクラブ、イルミナティ、そしてローマカトリック。

いずれも、三百人委員会やテンプル騎士団と並ぶ陰謀論世界のスター達です。

どうやら、児童の行方不明を陰謀論で説明づけようということのようです。

不可解だから陰謀論

陰謀論とは不可解なことを説明づけたいときに登場するもの。

つまり、アメリカでは不可解で不安になるほど、そしてその不安の穴を陰謀論で埋めたいと思うほどに、社会において児童の行方不明が不安とされ、問題となっているのではないでしょうか。



日本でも

日本でも、わかっているだけで乳幼児、義務教育期間の児童、合わせて約5000人ものこども達の行方が不明となっています。

文科省調べでは、一年以上行方の不明な義務教育期間のこども=居所不明児童が705人いるそうです。

さらに、2012年に読売新聞が2012年度に乳幼児(0才~小学校入学まで)を対象に行った全国調査では、4176人が所在不明でした。

これらの数字には、親とともに行方不明となっているケースも含みます。

ここでは調査対象でない義務教育期間を過ぎたこども達の数を含めると、さらに多くのこども達が行方不明になっているということになります。

不況・・・

アメリカの行方不明児童の1/4は家出、捨て子。経済的な問題から発生することが多いといわれています。

日本の行方不明児童も、所在不明になるきっかけは住居を追われるなどの経済的な事情によるケースが多いと言います。

長引く不況。こどもの行方不明の根底には、不況の影が見え隠れしているようでした。

かけがえのない存在

本来、行方不明者数に多い少ないはありません。それぞれに人生があり待っている人がいる、かけがえのない一人、一人なのです。

こども達の無事と安全を祈ります。


この記事を書いたママ

厥日績

ゆったり系私立小学校へ通う娘とゆったり生活中のマイペースな専業主婦です。

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