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育児中のママに読んでほしい!自立援助ホームについて知っていますか?

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昨年のクリスマス。私達親子は自立援助ホームへバザー品の提供にお邪魔しました。

さまざまな事情で家庭から切り離されたこども達にとっての、巣立ちの前の「家庭」。それが自立援助ホームです。



自立援助ホームとは?

義務教育終了後、児童養護施設を出たこども達はいきなり一人で生きていくことを強いられます。しかし、なかなか世の中に受け入れられないのが現実です。

そこで、衣食住を確保し、就労に必要な保証人の問題を解決するなどの支援の元、 自分で生きていく力を身に付けていくサポートをしていくことを目的とした共同生活の場です。

現在、日本全国に93の自立援助ホームがあります。

第2種社会福祉事業

自立援助ホームは第2種社会福祉事業。

ホームごとの自由度・独自性は高いものの、経済的には補助金で賄えない部分を補うため、自主財源を確保しなくてはなりません。

自立援助ホームのこどもたち

ホームのこども達について。

どんなこども達がいるの?

家庭で暮らすことのできない15歳~20歳のこども達です。

働いて自立するという目標を持ち、仕事をし、中には仕事と学校を両立して共同生活をしています。

どうして?

死別、病気などを理由とする他、近年は虐待による入寮が増えていると言われています。多くは児童養護施設を経由してやってきます。

他には、家庭裁判所・福祉事務所・女性相談所・弁護士から相談があって、入居となります。なかには自分から来るこどももいるそうです。

どんな生活をしているの?

将来、生活していくためのあらゆる基礎を固めています。

お金の管理、家事、生活管理、マナーなど、家庭で身に付けるべきことをホームの生活の中で学んでいくのです。

働いたお金の一部はホームへ入金し、それがホームの維持費になります。そして、憩いの時間。テレビを観たり、お手伝いをしたり、おしゃべりをしたり。みんなで山登りへいくこともあります。

ただの共同生活の場ではなく、家庭なのです。

心のケア

これまでの複雑な生い立ちから、心に傷を負ったこどもが多くいます。その心の傷は、人生を大きく左右するもので、時に道を踏み外すきっかけにもなりかねません。

自分を大切に思うこと、自分の居場所があると知ること。

こども達の心のケアこそ、自立援助ホームがもっとも大切にしていることです。

退寮後は?

ホームを出た後も支援は続きます。

社会を生きていく上で必要とされる助言をくれたり、相談にのってくれる相手をもたないこども達。

ホームはこども達にこれらを与え、人生をサポートするよう努めています。

関わりを絶つことはありません。ホームを出てからこそが始まりであると言えます。

自立援助ホームをとりまく環境

自立援助ホームは、このような状況におかれています。

経済的環境

現在の制度では、前年度の入居者数で翌年度の補助金が決定するため、入居者の増減があるホームにとっては不安定な財源であるというのが実状です。

こどもたちへの十分なケアを行うためには、不十分でもあります。そのため、入居者の入金、バザーの収入、寄付などを自主財源として補っています。

しかし、厳しい経済状況であることがほとんどです。



就労問題

ホームに入居しているこどもたちは15歳~。多くは中卒、高校中退です。

学歴や資格のないこどもたちが就ける仕事は少なく、定収入で不安定な条件です。

短い入居期間

自立援助ホームの入居ができるのは20歳まで。一年程度しかいられないこどももいます。

それは、自立に必要な生活スキルの修得、就労の安定、何よりも心の回復のためにはあまりに短い時間です。

寮費の負担

自立援助ホームに入居するには寮費が必要です。

こども達の少ない収入から寮費、生活費を払ってしまうと、自立までに生活に備えた貯金、学費の貯蓄をすることは難しいのです。

就学支援

安定した就労や夢の実現のためには進学し、学歴・資格を得ることが必要なのが現実です。

そこで、ホームでも大学や専門学校への進学を支援しようという動きがあります。

関わりを持つには

多くのホームでは、このような関わりを求めています。

寄付

自立援助ホームの主な自主財源に寄付があります。

現金での寄付の他、バザー品・日常品・金券・書き損じハガキ・テレホンカードなどの寄付を受け付けていることも。

ボランティア

学習支援ボランティア、バザーのお手伝い、家事のお手伝いなどのボランティア募集があることもあります。

実際にお邪魔して

実際にお邪魔して驚いたのは、私たちが行ったホームは本当に普通の家だったこと。

あまりにも普通の家すぎて、どこかわからなかったほどでした。玄関にはいると、大きな男の子の靴が。カレンダー、時計、花瓶・・・

そこには「お家」の空気がありました。

知っていてほしい

育児中のお母様に知っていてもらいたいと思い、まとめてみました。

この記事を書いたママ

厥日績

ゆったり系私立小学校へ通う娘とゆったり生活中のマイペースな専業主婦です。


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