出産

緊急帝王切開になる9パターンとかかる手術費用についてのお話

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これから出産を迎える人にとって、気になるのが出産方法。自然分娩はどんな痛みか?耐えられるのか?などの不安があると思います。

しかし出産方法が緊急で変わる事もあります。その一つに緊急帝王切開があります。

今回は緊急帝王切開になる状況がどんな時か、またその際の費用はどれほど掛かるのかについてまとめてみたいと思います。



どんな時に緊急帝王切開になる?

赤ちゃんやお母さんの体に何らかの問題が起こり、生命が危機的状況になった時に行われます。

緊急帝王切開になる「赤ちゃんに異常がある時」3パターン

どのような状況に赤ちゃんが陥ったら帝王切開が必要になるのか、その状況、症状についてみていきます。

1、胎児機能不全

妊娠中、分娩中に起こる合併症です。赤ちゃんの呼吸や循環機能に何らかのトラブルが起こり、酸素が十分に赤ちゃんにいかずに赤ちゃんが弱ってきてしまう状態です。

主な原因はへその緒が圧迫されることや、胎盤の機能が低下することで起こることが多いです。

2、臍帯下垂と臍帯脱出

本来、赤ちゃんの頭は子宮口にしっかりとはまった状態で産道を通ってきます。しかし、その赤ちゃんと子宮口の間に隙間があると、赤ちゃんよりも先に臍帯(へその緒)が出てきてしまいます。

破水前に臍帯が下りてきてしまうことを臍帯下垂、破水後に臍帯が出てきてしまうことを臍帯脱出といいます

先に臍帯が出てきてしまうことで、赤ちゃんに十分に酸素がいかず、胎児機能不全に移行する危険性があります

3、回旋異常

赤ちゃんは出てくるまでに何度も向きを変えて、回転しながら産道を進んできます。これを回旋といいます。

しかし、この回旋がうまく行えない状況になってしまうことがあります。児頭骨盤不均衡や子宮筋腫、低置胎盤、巨大児・低体重児の場合などに起こりやすいです。

緊急帝王切開になる「お母さんの体に異常がある時」6パターン

もともとお母さんに異常がある場合や、妊娠・出産の経過の途中で何らかの異常が起こってしまう時です。

1、微弱陣痛

微弱陣痛とは子宮収縮が弱い、陣痛の継続時間が短い、陣痛間隔が長いなどで、陣痛が始まってから長い時間が経過しているのに分娩があまり進行していない状態のことです。

2、遷延(せんえん)分娩

規則的な陣痛が始まってから赤ちゃんが生まれるまでに初産婦では30時間以上、経産婦では15時間以上かかっても赤ちゃんが生まれないことを遷延分娩といいます。

3、分娩停止

自然分娩が進んでいる中で、何らかのトラブルによって分娩が進行しなくなった場合をいいます。この場合母子ともに危険な状態になるため、すぐに帝王切開になる場合があります。

4、常位胎盤早期剥離

赤ちゃんが生まれるよりも先に胎盤がはがれてしまい、子宮内で大量に出血が起こることをいいます。

赤ちゃんは胎盤を通して酸素や栄養を受け取っているため、 分娩前に子宮がはがれてしまうと、赤ちゃんに十分な酸素がいきわたらず、赤ちゃんが危険な状態になります。

また母体は大量出血により危険な状態になるため、直ちに帝王切開を行う必要があります。



5、重症妊娠高血圧症候群

もともと血圧が高くなかった人が、妊娠の経過で血圧が高くなってしまうことで、妊娠中毒症の一つです。

血圧が高くなることにより胎児発育不全、常位胎盤早期剥離を起こす頻度が高くなります。

従って必ずしもこの症状があるため帝王切開になるわけではありませんが 程度によっては直ちに帝王切開になる場合があります

6、切迫子宮破裂

妊娠中、分娩中に起こる子宮裂傷のことです。

過去に帝王切開をしたことがある方、無理な分娩誘発、巨大児、多胎妊娠などの場合にまれに起こることがあります

切迫子宮破裂は子宮が破裂しそうになっている状態のことであるため、その兆候が見られた場合には直ちに帝王切開を行います。

帝王切開の費用は?

帝王切開は手術であり、保険が適応されます。

そのため、 支払いは3割負担ですみます。また高額な治療費がかかった場合には、高額医療制度の対象にもなるため、後日払い戻しがあります。

それ以外に保険の適応にならないものは自己負担になりますが、自然分娩時にかかる費用と差ほど変わりはないので緊急帝王切開になったからといって心配することはないです。

ご自身で加入している保険プランに適応するものがある場合には保険会社に請求できますので、確認するといいと思います。

まとめ

妊娠・出産はいつ何が起こるかわかりません。順調に経過していても、突然様々なトラブルが起こる場合があり、結果、緊急帝王切開になる場合があります。

予防していても起こってしまった場合、慌てずに、落ち着いて対応できるように、知識としてこのような情報を持っていることはとても役に立つと思います。

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