出産

帝王切開後の自然分娩VBACのメリットとリスク

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

帝王切開で出産し、次の出産で自然分娩にチャレンジすることをVBAC(ヴイバック:Vaginal Birth After Cesareanの略)といいます。

芸能人の中でも坂下千里子さんや木下優樹菜さんがVBACで出産したと公表されています。

成功すれば何も問題はありません。ただし、時には命に関わる出産になってしまうこともあります。

そのメリットとリスク、VBACを検討している人にはきちんと知っておいてもらいたい。今回はそんなお話です。



自然分娩を諦めなくてもいい?

何らかの事情で帝王切開になってしまった前回の出産。

ほとんどの病院では次の出産も帝王切開になります。

ですが病院によっては、いくつかの条件をクリアすることでVBACにチャレンジすることができます。

出産方法に対する思いは人それぞれですが、「自然分娩で産みたい!」と思っている人は多いですよね。

私も1人目を帝王切開だったので、自然分娩に対する憧れのようなものがあります。

2人目が出来た時のことを考えてVBACを検討したこともあります。

VBACのメリット

自然分娩の感動

VBACを経験した多くの人が「良かった」と語るのは、やはり、≪自然分娩ができたこと≫。

それによって得られる感動はとても大きなものです。立ち合い出産もできますしね。

また、産まれてすぐの赤ちゃんを抱っこすることもできます。

産後の身体の回復が早い

お腹を切る帝王切開と違い、自然分娩は身体の回復が早いです。

出産後数時間すれば歩けますし、食事もとれます。

産まれた赤ちゃんのお世話、そして上の子のお世話と、退院後は忙しくもなりますから、身体の回復が早いというのは大きなメリットです。

入院期間が短い

病院にもよりますが、帝王切開よりも2~3日入院期間が短くて済みます。

上のお子さんのことを考えると、これも助かりますよね。

分娩費用が安い

出産育児一時金もありますから、自然分娩であれば費用はそこまでかかりません。

ただし、帝王切開の場合でも医療保険が下りれば安く済むこともあります。

次の出産もVBACにチャレンジできる可能性

VBACの条件に、【帝王切開の経験は1度のみ】というものがあります。

今回VBACが成功したからといって次回も必ず成功するとは言えませんが、チャレンジする可能性は残すことができます。

VBACのリスク -子宮破裂-

VBACのリスクで最も心配なのが子宮破裂。

帝王切開での出産は、子宮に直接メスを入れるので傷が出来ています。

妊娠をし、お腹が大きくなるにつれ子宮壁が薄くなり、陣痛によってこの傷が裂けてしまうことで起こるのが子宮破裂です。

予測が難しく、陣痛が来ていざ出産、とならないとわからず、分娩中でもすぐに気づけないこともあります。



子宮破裂が起こる確率

帝王切開の経験のない妊婦さんで子宮破裂が起こる確率は1万~2万人に1人、対してVBACでは1,000人に1人、もしくは100人に1人というデータもあります。

子宮破裂が起こった場合

出産は緊急帝王切開に切り替わります。

子宮からの出血が多い場合には母体の命に関わることもあります。

ほかにも、術後の感染や腸閉塞のリスクも高まりますし、出血が止まらなければ子宮摘出もありえます。

胎児も臍帯圧迫により低酸素状態になると、17分以内に分娩しないと脳障害が起こる可能性があります。

ほかにも、胎児心拍異常、胎児死亡、新生児仮死・死亡、脳性麻痺や精神遅滞などの後遺症が残る可能性があります。

VBACでなく帝王切開にするメリットとリスク

これを反復帝王切開といいます。

メリット

何より子宮破裂を避けられること。

子宮摘出になれば、もう妊娠することもできなくなってしまいます。

あとは胎児に障害が残る可能性も少なくなります。

また、予定帝王切開になるので、出産時の予定が立てやすくなります。

これは上の子の預け先を決める時に便利ですね。

リスク

まず術後の合併症のリスクがあげられます。

更に次の妊娠、となればそれは必ず帝王切開になりますし、帝王切開を繰り替えすことで胎盤が傷に癒着してしまう可能性が高まります(全治胎盤・癒着胎盤)。

ただし、4人5人と出産するのでなければこのリスクは心配しなくてもいい、という産婦人科医の意見もあります。

正しいお産なんてない

VBACにチャレンジするか、帝王切開にするか。

それぞれのメリット・リスクの何を重視し、どう出産に臨むかは人それぞれです。

私は主人と話し合い、「2人目も帝王切開」と決めています。

VBACについて調べると自然分娩への憧れが再燃しますが…お腹の赤ちゃんにリスクを負わせることはできない、と。

上の子の大きくなっていく姿も側で見ていたいですし。

自然分娩も帝王切開も、どちらにしてもママと赤ちゃんが無事でいることが1番。

そのためにも大切な人たちときちんと話し合ってください。

その結果として最善のお産を選択できますように。

この記事を書いたママ

mico

1歳の息子(別名:怪獣くん)相手に日々奮闘中。息子のおもちゃやら服やら色々作るの好きです。でもO型だから見えないところは大ざっぱ(笑)


お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします